───アタシの名前はトーリ。肩に傷を負った武蔵総長兼生徒会長。超無能で愛され芸人のウェットマン<湿った手の男>♪
アタシがつるんでる男友達は異端審問をやってるウッキー、学校にナイショでアコギな商売してるシロ。訳あってバケツヘルムのペルソナ君。
ロリコンオタクの御広敷、やたら不器用そうなノリキ、カレー臭のするハッサン。礼儀正しいイトケン。
歴史オタのネシンバラ、トーグー?の東。尻がエロい正純。ネンジはスライム。
友達がいてもやっぱり学校はタイクツ。今日もエロゲのパッケージ見てたらアマゾネスに吹っ飛ばされた。全裸で。
毎回コレだと天井すぎてオチに飽きが来るよね☆そんな時アタシは一人で青雷亭に行くことにしている。全裸で。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?益荒男ゲージをチャージとも言うかな!
「あーモザイクパターンもっと欲しいなぁ」・・。そんなことをつぶやきながらしつこいキャッチ(警護隊)を軽くあしらう……軽くあしら――無理♪
「いい加減全裸はやめてくれない? 割とマジで」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
キャッチのオッサンはノリいいけどネタの途中で打撃入れてくるから困る。もっと等身大のアタシをじっくりと見て欲しい。
「すいませーん」・・・またか、とゼンラーなアタシは思った。
逃げ出すつもりだったけど、チラっと店員の自動人形の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・やっぱり今までの自動人形とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚(びーすとぱわー)がアタシのカラダの一部に激ってきた・・。
「・・・・(カワイイ‥!!・・これって運命・・?)」
自動人形はホライゾンだった。連れていかれて監禁されるっぽい。全裸で、鎖で。
「キャーやめて!」キックをきめた(正純が)。
「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。インポッシブル(笑)