「ん、くぅ・・・」  
押し殺した声が漏れる。  
冷たい舌が自分の秘所を滑らかに犯していく。  
自分を責める少女の顔はよく見知った物、否、いくら自身で造り上げたとはいえ、こんな顔は、知らない。  
「どうした?ディアナ」  
仰向きの自分の真上から、かけられた声。  
その主も知っているはずの男だった。  
「ふ、あ、至、君・・・はあぁう!!」  
やっとの事で呼んだ名は、すぐに彼女の嬌声にかきけされていった。  
 
 
「それでですね、先生。  
原川さんったら酷いんですのよ?事あるごとに君は馬鹿かって」  
「まあ!それはいけませんわね」  
ここは、ディアナ・ゾーンブルクの借り受けている宿舎の風呂場だ。  
宿舎と言っても、  
VIP用らしく、高級住宅並のものであり、  
一人で生活するには些か広い。  
が、ここを使用する理由がある。  
原川宅に近いから、だ。  
より正鵠を期するなら、これは彼女の夫でもあるオドーの要請でもある。  
(叔父馬鹿、ここに極まれりですわね・・・)  
原川への不平を漏らしながらも、  
どこか楽しそうな教え子を微笑ましく思いつつ、そんな事を考える。  
 
と、唐突にヒオが話すのを止めた。  
時折、ヒオはここを訪れる。ディアナにとっても、この娘同然の教え子と過ごす一時は、  
掛け替えのないものだ。  
大体の場合、先程のようなたわいもない雑談が殆どである。  
が、今のヒオはひどく真剣な、思い詰めた顔をしていた。  
「?、どうしましたの?ヒオ」  
「・・・」  
ディアナの問いに答えず、ヒオはディアナとの距離を詰め、次の瞬間、  
「な!?」  
ディアナの乳房を揉みしだいていた。思いっきり。  
自分の小さな手の平に余る、  
爆乳の感触を楽しむかのように思うさま揉む。  
「くっ、ふぅっ、ヒ、ヒオ?」  
ディアナはくすぐったいような刺激に堪えつつ、声を絞り出す。  
だが、それにも答えず、ヒオは胸を責める。右手で揉み続けながら、左手は屹立した乳首を弄り始める。  
撫で摩り、摘み上げ、捏ねる。  
その刺激にたまらずディアナは声を漏らした。  
「あうっ、いあ、あ、だ、だめぇっ」  
ヒオは、意味も無くこんな事をする娘では無い。  
そう思い成すがままにされていたが、  
ヒオが自分の乳首をくわえようとするにいたって、  
慌ててヒオを引きはがす。  
 
 
 
 

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