大城「命刻くん、そのスーツなんだが……」
命刻「?」
大城「いつも同じの着てるなあ。気に入ってるのかな?」
命刻「うむ。お気に入りだ」
大城「でもいつも同じばかりだが、洗濯とかはしてるのかな?」
命刻「問題ない。同じ服が何着もあるからな」
大城「同じ服が何着も……なにやらパタリロみたいだなあ」
命刻「……あなたにパタリロ呼ばわりされるとは思わなかった」
大城「気分転換に違うの着たりとは思わないかな?メイド服とか巫女服とか」
命刻「…何故気分転換にメイド服……いや、私が地味に生きるにはこの服が良いのだ」
大城「勿体無いなあ。命刻くん、スタイル良いのに……」
命刻「…む……」
大城「スーツな命刻くんも映えるが、たまには別なのを着た命刻くんも見てみたいなあ」
命刻「……まあ、そのうちに、な」