大城「やや?命刻くん、それは……」  
命刻「あ、これは……遼子殿が私へとくれたと和服だ。その……似合ってるか?」  
大城「和服かあ、うむ、新鮮だなあ。今手元にカメラが無いのが惜しいくらい似合っとるよ」  
命刻「そ、そうかそれは良かった」  
大城「しかしもう少し良い色つかいの和服は貰えんかったのかな?あまりにも地味過ぎる色でな」  
命刻「……ん、私がこれが良いと言ったんだ。私は地味に生きたいのだから」  
大城「そうかあ、残念だなあ。しかし命刻くん、美代子に生き写しじゃな」  
命刻「美代子…?ああ、前妻の方か。……ふふ、赤の他人な故人と生き写しと言われ、喜んで良いのかどうか……」  
大城「いいでなあ!ところで命刻くん、その和服股下2cmくらいに尺を直していいでな?」  
命刻「止めぃ!!こ、こら、ハサミを持つな!」  
 

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