フィール「この猫耳って、要するに単なる頭飾りなのか?」
トト 「まあそういうことだ」
レオン 「クソネコにゃ本物の耳生やすなんて無理だよなぁ」
トト 「単細胞の分際で侮るか。よかろう、その貧弱な頭脳におれサマの有能さを刻みつけてやる」
アルミラ「待て、そこでなぜ私の方を向・・・」
トト 「てい!」
(どろりん)
アルミラ「・・・尻尾まで」
フィール「ご、ごめんアルミラ。でも結構可愛いよ?ねえレオン・・・レオン??」
アルミラ「絶句するほど変か。おい、にじり寄って来るな。近々見るほどのものではな・・・んっ!」
レオン 「へー、ちゃんと本物の毛皮だぜこれ」
アルミラ「や、やめ・・・触るんじゃな・・・あ・・・」
トト 「うむ。猫は耳を撫でられると、快感に恍惚とする。流石おれサマ」
フィール「解釈間違ってるよ!『恍惚』にしても何か、何だか・・・!?
レオン、顎だのおでこだの口周りだの撫でまくってないで!アルミラも抵抗しようよ!?」
レオン 「いいじゃねえか。気持ちよさそうだし」
アルミラ「か、勝手な事を・・・ぁ・・く、身体に・・・力が・・・ん・・う・・・」
トト 「感覚を繋いだ所為で前頭葉に影響が出たらしいな。姉ちゃんの判断力は著しく低下しておるわけか」
フィール「 何 て や ば い ブ ツ を!?早く取ってあげなよ!」
トト 「生やしたわけだから脱着は不可能だ。一時間ほどで消えるから心配するな」
レオン 「ま心配すんな。可愛い猫ちゃんを抱っこして撫でてやるだけだって。ちなみにそこのクソネコは論外」
アルミラ「お、おまえがそれで済むものか・・・フィール、頼むからこいつを止め・・・んぁ・・・」
フィール(・・・ど、どうしよう?)
→
レオンを止める
アルミラを保護(でもって自分が撫で撫でする)
これはオズレンジャー外伝だ。終わるまでほっとくしかない