時は平成(?)。ある平和な街に突如として侵略を開始した秘密結社「テオロギア」
滅神戦隊・オズレンジャーの活躍で、一度は退けたものの、彼らの戦いはまだ始まったばかり……
ジュジュ「あぁ〜。折角あたしに大役がまわってきたと思ったのにさ〜」
ガルム「……」
ジュジュ「な〜んで足手纏いまでついてくるかね〜?」
ガルム「やかましいぞ小娘。本来ならば俺一人で十分な任務なのに、他に貴様のような考えの浅い者の世話をしなければならないなど、こちらが冗談ではないわ!」
ジュジュ「アラ、世話されるのはあんたの役目でしょ?犬っコロの癖に人間語で喋らないでよ。あそこのペットショップに並べて売られたいのかしら!?」
ガルム「ぐぬぬ……言わせておけば……」
ジュジュ「(無視)アラ、道の先から子供が来るわね。犬っコロ、行くわよ!」
ガルム「フン、小娘が軽々しく俺に指図するな!」
口論しながら、恐るべきスピードで走る二人。どうやら子供は一人ではないようだ。
ジュジュ「多分あの街の子供ね……よし、犬っコロ!あんたあの子達をさらってきなさい!」
ガルム「ぬ、なぜ俺が行かねばならのんだ。小娘、お前行け!」
ジュジュ「バカねえ、あんた、そのための犬でしょうが。喋る犬が説得すればあんなガキ共なんかイチコロよっ!」
ガルム「むぅ……そんなものか」
ジュジュ「そうよ。じゃあよろしくね。あたしは先に街に行ってるわ」
ガルム「フン、せいぜいしくじるなよ」