夕日で茜色に染まる放課後の教室と、二人の肌。  
 
校庭に響く運動部のかけ声と、教室内に響く小さな吐息。  
 
小柄な少女の上に乗る御機嫌な大女。  
 
「いいから降りろー!バカ女ー!」  
「えへへー。良いではないか良いではないかー♪」  
 
水泳の授業の後、更衣室で小柄な少女こと秋山乙女は、下着が無くなっている事に気付いた。  
ダイエットスパイこと綿貫響が予備を貸してくれたが、サイズが全く合わないので返したら、泣きながらどこかに走り去ってしまった。  
仕方なく、午後の授業は直に体育着を穿いて受けた。  
はじめは早乙女の仕業かと疑ったが、さすがにそこまでアレじゃないだろうと考え直した。  
とすると、犯人は一人しかいない。  
まさか昼休みの教室で「パンツ返せ」と言うわけにもいかないので放課後を待つことにした。  
 
「いいからパンツ返せよバカー!つーかまず降りろー!」  
「乙女いい匂いー♪」  
言いながら、鈴音が乙女の制服のボタンをはずすと、水色のスポーツブラが露わになる。  
「やめろー!何考えてんだー!ふざけんなー!」  
右手で乙女を脱がしつつ、左手で自分の制服の胸元を緩めフロントホックを外す。  
たぷんと音が聞こえるような揺れ方をしながら、両の膨らみが乙女の胸の上に乗る。  
「ッ!!」  
前々からその大きさは気にはなっていたが、間近で見ると圧倒される。  
鈴音が何やらもぞもぞと動くたび、乙女のブラと鈴音の制服の2枚ごしに豊かな重みが形を変える。  
「お…重いから…本当に…早くどけよ…頼むから…」  
「えへへーこれなーんだ♪」  
すっかり弱気になった乙女の顔の上に何かが乗せられる。  
 
「わっ…なんだコレ…って私のパンツじゃねーか!やっぱりお前か!!」  
顔の上の下着を取り、下着の異常に気付く。  
「な…っ!?」  
それは人肌に暖まり、湿っていた。  
「乙女のパンツ小っちゃいから窮屈で大変だったんだよー」  
「おま…はい…穿いてたのか!?」  
信じられないといった表情で聞く乙女。  
「乙女のと私のがくっついてるんだーって思ったら授業中なのに何度もイッちゃったんだよ」  
「ば…バカ女!変た…ひゃん!」  
胸元に突然の刺激を感じ、言葉が途中でつまる。  
鈴音の右手が乙女のブラの下に入り込み、小さな突起をつまんだのだ。  
「ほら、あんまり大きな声出すと人が来ちゃうよ。かわいい声聞かれちゃうよ」  
ニコニコと悪魔トークをしながら、クリクリと乳首をいじりまわす。  
「っや…ぁぅ……やだぁ…」  
「真っ赤になっちゃってかわいいなー♪」  
 
「やめ…て…胸…ん…いじらないで…」  
「でも固くなってきてるよ?」  
「バカぁ…なってない…」  
「これでもなってないと申すかー♪」  
鈴音は乙女のブラをずらし、小ぶりな胸を露出させる。  
「や…バカ!見るな…」  
「いただきまーす♪」  
乙女が言い終わらないうちに左の乳首に吸いつく鈴音。  
右手は右の胸をやわやわと揉む。  
「ぅあ!やぅ…ん…はぁ…」  
「ん…ん……ん…」  
「ハ…ぁ…はぁ…」  
初めての愛撫の感触にも慣れてきたか、乙女の呼吸はだんだんと熱を帯びてくる。  
そんな反応を見て鈴音は、突然なぜか口も手も離してしまった。  
「ぇ、なんで…」  
「どうしたの?がっかりした?」  
「しっしてない!いいから離れろよ!」  
「意地っぱりな乙女もかわいい♪ほら、あんまり乙女がかわいいから…」  
ゴソゴソと制服を脱ぎ豊かな乳房を露わにする。  
「私のおっぱいが乙女のおっぱいとちゅーしたいって♪」  
「ちゅー…?」  
「ちゅー♪」  
言って、自分の乳首と乙女のそれを合わせる。  
「なぁ…あ…何…ぁん…」  
「ん…乙女のおっぱい…気持ちい…」  
擦り合わされぐにぐにと形を変える鈴音の乳房と、控えめに動く乙女の乳房。  
 
「乙女…」  
「ん…何…」  
「好き…」  
「え……んぅッ!?」  
不意に重ねられる唇。  
唇を割り、進入してくる舌。  
「んんんーーッ!!」  
進入した舌は無遠慮に口内を愛撫する。  
頬の裏を、  
歯茎を、  
歯の裏を。  
初めは逃げていた乙女の舌も、やがてそれに倣う。  
互いの口内を愛撫し、唾液を交換し、飲み下した。  
「ん…んく……」  
「ふ…ぅ…ん…」  
続けるうちに苦しくなり、乙女は口を離した。  
「ぷは…ッ」  
「息止めてたの?」  
「だって…口…使ってたし…」  
「鼻ですればいいのに…」  
「でも…鼻息荒くなったら…恥ずかしいし…」  
「ッ!………」  
何かを堪えるように俯き震える鈴音。  
「鈴音…?」  
次の瞬間、鈴音は弾かれたように乙女を抱きよせ  
「もー!!乙女わたしのお嫁にするーー!!!」  
「む、むぅぅうう!!」  
 
立ち上がった大女の胸元に引きずり込まれ、  
つま先は宙をかき、やっと落ち着いてきた呼吸をまた塞がれもがく小女。  
「んんー!」  
「ほらぱふぱふー♪」  
「……ぶっは…ッ!ブッ殺すぞおま……」  
いつの間にやら全ての着衣を脱いでいた鈴音の身体を間近で見て、言葉を失う。  
幼児体型とまでは言わないが、決して豊かとは言えない自分の身体とは全く違う。  
「ほら、乙女も起立!」  
「う…うん…」  
怒るも大人しくなるも全てのペースを鈴音に握られている気がした。  
「はいストーン!」  
「あっ…ちょ…」  
スカートをズリ降ろされ、残るはソックスと上履きとブルマのみになる。  
「ブルマにこんなに染みつくっちゃって…」  
「ち…違っ!」  
「教室でおっぱい吸われてそんなに気持ち良かった?」  
「変なこと…言うなぁ…バカぁ…」  
指摘され、ここが教室だと再確認し、急に羞恥心が溢れる。  
「おっぱいでちゅーするのそんなに気にいった?」  
「違…ん…そんなの…しな…ぅう…ぅええ…」  
とうとう泣き出してしまった乙女を見、さすがにイジメ過ぎたかと反省する鈴音。  
「乙女、私のも見てみて、ほら乙女よりもっとビショビショだよ」  
「ん…ひっく…」  
「大好きな乙女に触ったから、こんなになっちゃったんだよ」  
「そんな…」  
涙と鼻水でぐしょぐしょになった真っ赤な顔を、さらに真っ赤にして俯く乙女。  
 
「だから、ね。一緒もっと気持ちよくなろ?」  
「……」  
「いや?」  
「え、…それ…は」  
「私に触るのも触られるのも、気持ち悪い?」  
「違う!そんな事ない!」  
「じゃあ、ブルマ脱いで♪」  
「ん…分かった…」  
おずおずとブルマを降ろす乙女を  
「自分で脱ぐのを見るのもいいなー」とか  
「ノーパンだーってイジメめるのもいいけどまた泣かれちゃうかなー」とか考えながら眺める。  
「脱いだ…よ…」  
「じゃ…またがって」  
椅子に座り、軽く足を開いて乙女を招く。  
「えっと…こう?」  
「違うー。向かい合って…もっと足を広げて」  
「や…恥ずかしい…」  
「ほらほらもっとくっついてくっついてー♪」  
「うん…」  
「はい、ぎゅー♪」  
またがってきた乙女を、今度は窒息しないように気をつけながら抱きしめる。  
「………」  
ぼうっとした表情を浮かべる乙女を、幸せそうにみつめる鈴音。  
「ぎゅってされるの気持ちいいでしょ?」  
「ん……」  
頬を染めながらこくんと頷く。  
 
「じゃあもっと激しいのいくよ」  
言い終わる前に鈴音は乙女の腰を引き寄せ、互いの性器を近づける。  
 
くちっ  
 
濡れた音をさせながら二人の性器が密着する。  
「ッふあ…!」  
「ぅん…!」  
二人の口から同時に漏れる媚声。  
「動くよ…ん…ふ…っ」  
「あ、はぁ…はっ…」  
 
ちゅ、ちゅ、ちゅ、  
 
淫音が教室内に響く。  
「乙っ女のここ、柔ら、かくってぇ…気持ち…い、いよ…」  
「ふん…、うぅ…私っ…も、気持ち…い…ッ」  
「乙女ぇっ…もっかい、ちゅー…ッ」  
「ぅ…ん…あ、ん…ッ…」  
 
くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ  
 
口と、胸と、性器でキスをしながら互いを擦り合わせる二人。  
「かわいい、よ…乙女…ぁっ…かわいっ…い…」  
もう今日で何回目か分からない「かわいい」繰り返す。  
 
「鈴…っ音ぇ…は…ぁ…ん…っ」  
 
くちゅっちゅっちゅっちゅっ  
 
濡れた音の間隔が近くなり、二人の絶頂も近くなる。  
「鈴音っ…わたッし…なんか…来ちゃ、う…ん…んっ…」  
「私も…っ、一緒に…っ一緒に…、ね…?」  
 
ちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっ  
 
「あっぁん、あん…!」  
「ん、ふあ、ぁあ…!」  
 
ちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっ  
 
『っあ、あ、ふあぁぁあああッ!!』  
二人は、同時に絶頂を迎えた。  
 
 
 
いそいそと服を着る二人。  
「なあ、なんで…私と…こんな…」  
「乙女着替えるの遅いー。私もう着替えちゃったよー」  
さえぎるように抗議する鈴音。  
「え、あ…ごめん…」  
「私がいると着替えづらいみたいだから、先に校門で待ってるよー」  
「うん…分かった…」  
 
あんな事をした後だと言うのに…  
いや、あんな事をした後だからこそだろうか。  
鈴音の目の前で着替えるのは、なぜか今はとても恥ずかしかった。  
鈴音の珍しい配慮に、その時は感謝する。  
 
 
しかし。  
 
廊下ではなく校門で待つ、というところに違和感を感じるべきだった。  
 
気がつくと、ブルマと下着がなくなっていた。  
「このっ…大ッバカッ女ーーーっ!!」  
校内中に怒声を響かせる彼女には  
「大声出したら人集まってくるんじゃない?」  
とかそんな判断能力は残っていなかった。  
 
終わり。  
 
 

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