「ただいまー」  
 ベッキーがはしたなく足で教室のドアを開けた。  
 教室にいた玲、姫子、くるみ、一条が目を丸くした。  
 なぜなら今まで小学校に行っていたはずのベッキーが何の前触れもなく  
 戻ってきたのだ。  
 その後紆余曲折があり、ベッキーが教師に戻ったのは言うまでも無い。  
 
 そして話はその後へといく。  
「なんだよ〜いったい」  
 赤面したベッキーがメールで呼び出されたのは誰もいない教室だった。  
 ベッキーが戻ってくるとなって、色々と問題が残ったため教師一同は  
 そっちの処理に忙しく、生徒はさっさと帰されたのだった。  
 だからベッキーは呼び出された意味が分からなかった。  
「ん? 何だ姫子か。いったい何の様だよ」  
 ポツンと一人たたずんいたのは姫子だった。  
 いつものアホ毛が元気なくうなだれている。  
「どうした姫子。体が震えてるぞ?」  
 不振に思ったベッキーが姫子に近寄った。その時だった。  
「うわ〜んっ! 良かったよぅ、良かったよぅベッキー!」  
 いきなり姫子がベッキーに抱きついたのだ。  
「う、うわっ! 何だ、離せバカ!」  
「やだー! 離さないー!」  
 泣きながら姫子はそう叫んだ。  
 ベッキーには全く理解出来なかった。  
「いいから離せっ! でないとまたD組に戻すぞ!」  
「それもやだー! でも離したくないのー!」  
 全くのわがままだった。  
 しかしどういった理由なのか聞いてみないことには、離してくれるとも  
 思えなかった。  
 
「分かったから泣くのは止めろ。それから力を弱めろ。お前は私を  
 つぶす気か」  
 本当に離す気のなかった姫子は必要以上に力を込めてベッキーを  
 抱きしめていたのだ。  
「うぅ・・・・・・、分かっだぁ、ぐずん!」  
 言う通り力を弱めるが、泣くのはなかなか収まらなかった。  
「はぁ、何だって急に抱きしめて、しかもお前が泣いたんだ?」  
「だっでぇ〜、離したらまたベッキーどこかに行っちゃうかもしれない  
 し〜・・・・・・ひっく。だがら〜・・・・・・」  
「バカちんが。なんのために私が頑張ったと思ってるんだ。  
 ここに戻ってこようと思ったからこそ、私はきっかけを与えてまで  
 帰ってきたんだぞ? それが分かったら離せ」  
「うぅ〜、で、でも・・・・・・」  
 ためらう姫子。  
「ほらいい子いい子ってしてやるから」  
 そう言って本当に姫子の頭を撫でるベッキー。  
「うううう、うわ〜ん!」  
 逆に泣き出した。  
「お前はいったい私にどうして欲しいんだ!」  
 さすがのベッキーもこれには困った。  
 突き放しても泣くし、優しくしても泣かれるとは。  
「ベッキー・・・・・・、一つ訊いていい?」  
「ん? ああ、それで離してくれるんだったらな」  
 もはや投げやりなベッキー。なんか明後日の方向を見ていた。  
「ベッキーは私のこと好き?」  
 その言葉の意味する所をベッキーの頭でも多少の時間を要した。  
「・・・・・・・・・・・・・は?」  
 思わず逸らしていた目まで姫子に向ける。  
 すると姫子と目が合ってしまった。しかもその目が真剣だっただけに  
 ベッキーはさらに思考が停止する。  
 
「私はベッキーのこと好きだよ。玲ちゃんも好きだけど、ベッキーの方が  
 もっと好き。大好き。D組に移されてすっごく悲しかった。  
 しかもベッキーが小学校に行ったから私D組の教室で泣いたんだよ?  
 私それくらいベッキーのこと好き」  
「バッ、バカなこと言うな! 私とお前は女同士だぞ! そんなこと  
 小学生じゃなくても分かることだ」  
 顔を真っ赤にしてあわてるベッキー。  
 しかし姫子は首を振った。  
「分かってる。分かってるけど、でも好きなの!」  
 真剣な叫び。それはベッキーの心にも響いた。  
「ひ、姫子・・・・・・。そのな、気持ちは嬉しいぞ、うん。  
 同性とはいえ好意を持たれることに私はやぶさかじゃないからな。  
 でも分かってるんだろ? 私たちにはどうしても越えられない壁が  
 あるんだ。本当に私のことが好きなら、これ以上私を困らせないでくれ」  
 諭すベッキー。見詰め合う二人は本当に真剣だった。  
「ごめんベッキー。私わがままだった」  
「そうか、分かってくれたか」  
 ふぅ、と安堵しかけたベッキーだったが、突然口を柔らかいもので  
 ふさがれた。  
「ん! んふー! ぷはっ! な、何すんだお前!」  
 なんとか口を離したベッキーが一気にまくし立てる。  
「は、は、初めてだったんだぞ! そ、それなのにっ!  
 ちくしょー、離せー!」  
 じたばたと暴れるが所詮小学生の力。高校生には敵わない。ましてや  
 体力に自信のないベッキーなら尚更だった。  
「ごめんベッキー、分かってる。分かってるけどこの気持ちはどうしても  
 止められないのっ! 今日だけでいいから・・・・・・、今日だけで  
 いいから、私と付き合って・・・・・・」  
 ふいに声のトーンが落ちる。寂しさがこもっていた。  
 
「今日だけってお前・・・・・・」  
 怒りは覚えるが、ほんの少しとはいえ自分に非がないわけでもない。  
 ベッキーの心の中で様々な思惑がせめぎあう。  
 そして決まった答えは・・・・・・、  
「分かった。本当に今日だけだからな」  
 キスは突然だったため驚いたが、よくよく思い出してみれば普段から  
 姉にされている。  
 初めてとは言ったが、姉の分もカウントすれば何百回目か分からない。  
 でも、家族以外はやっぱり姫子が初めてだったけど。  
「ありがとうベッキー。じゃあもう一回キスしていい?」  
「・・・・・・、いいけどいい加減離せ。もう離れないから。絶対に」  
「うん・・・・・・」  
 力が緩み、ベッキーの体は自由になる。  
 そして本当に離れなかった。  
 姫子は体を曲げる。ベッキーのあごに手を当て、上を向かせるとキスを  
 した。  
 軽く何度も。チュッ、チュッ、と音が鳴る。  
「ベッキー大好き」  
 そう言って今度は長くキスをする。  
 時間にして三十秒ぐらいだろうか。さすがに息の苦しくなったベッキーが  
 抗議の声を上げようとして口を開けたら、ぬめった生暖かいモノが  
 一気に自分の口へ進入してきた。  
「んむっ!」  
 ベッキーの目は見開かれる。移ったのは珍しく頬を朱に染めて目を閉じて  
 いる姫子だった。  
 チュッ、クチュ、ピチュ、チュパ・・・・・・。  
 ベッキーの口の中で姫子の舌が暴れる。  
「んっ、はっ、んん、チュ、クチュ、あむん・・・・・・」  
 舌や口内、歯や歯茎を丹念に舐められる。  
 
「ぷは・・・・・・。ごめんねベッキー。どうしても我慢できなくって」  
「さ、さすがにやりすぎだっ! ディ、ディープキスなんて・・・・・・」  
 さすがに姉もここまではしなかった。  
「ごめん。でも、付き合ってたらするよ? それに私には今日しか時間が  
 ないんだもん」  
「だからって、していいことと悪いことがあるだろ?」  
 息苦しさや恥ずかしさで顔を真っ赤にするベッキー。  
「じゃあベッキーが今度して」  
 するりと姫子はスカートを下ろした。  
 健康そうな足と、真っ白なパンツが見える。  
 そして姫子はそのパンツすらも下ろしたのだ。  
「な、ななな、ななんんな!」  
 あまりのことに言葉を上手く発せない。  
 そんなベッキーはお構い無しに、姫子はなんと自分の指で秘部を広げた。  
 ピンクの内部がしっかりと見えるのもあるが、そこからトローリと  
 液体がこぼれた。  
 内腿をを伝う水分が床をぬらす。  
「見えるでしょベッキー。ベッキーのこと考えるだけで、ベッキーとキス  
 しただけこうなっちゃうの。ねぇ、ここ舐めてよベッキー。  
 お願い・・・・・・」  
 混乱でベッキーの頭は一杯だった。  
 ベッキーの予定では軽くキスだけして、あとは適当にお茶を濁すつもり  
 だった。それなのに今のこの展開はいったい?  
「ひ、姫子・・・・・・。お前、自分が何してるか分かってるのか?  
 は、早くパンツ穿けって。な?」  
 動作がぎこちない。  
「私達付き合ってるんでしょ? ほら早くぅ〜。凄い疼いてるのぉ〜」  
 グチャグチャとベッキーの目の前で自分の指で慰め始めた。  
 広げられているだけに、指の動きや内壁の鼓動までしっかりと見えた。  
 
「や、止めろって姫子。そ、そんなことするなって」  
 しかし姫子の指は止まらない。むしろますます動きは激しくなる。  
 と、姫子の両手がベッキーの頭を掴み、無理矢理口を十分に湿った  
 場所へと押し付けられた。  
「ちょっ、んぷっ! あ、グチュ、ん、んっ、ピチャ」  
「あっ、いいっ! ベッキーの舌が入ってきてる。舐めて、  
 ベッキーもっと舐めてっ!」  
 無理矢理当てられているので、ベッキーは口はおろか鼻まで湿った。  
「あっ! ダメ! イクッ、イッちゃうベッキー! ふわあぁ!!!!」  
 ベッキーの顔全体に姫子の愛液が噴きかかる。  
 顔を離してベッキーの顔に付いた自分の愛液を舐め取る。  
「ん、ちゅ、くちゅ、ペロ、あはっ、ちゅっ」  
 ある程度舐め終わり、その間ベッキーは放心状態だった。  
「ベッキー気持ち良かったよ」  
 そう言って姫子はベッキーの陰部へ指を伸ばした。  
 そこでは、  
「あはっ、ベッキーも濡れてるよ?」  
 服、というかスカートの中のパンツの上からでも分かる程度に  
 湿っていた。  
「私もお礼に舐めてあげる」  
 パンツを下ろし、産毛も生えていない秘所に舌を当てる。  
「ひゃあ! ダ、ダメェ! 止めろぉ!」  
 ピチャピチャと舐める淫靡な音が響く。  
 姫子の舌は割れ目に沿ったり、かと思えば一気にベッキーの中に  
 入り込む。  
 左手で身体を支えながら、右手で湿った敏感な突起をいじった。  
「あああっ!」  
 瞬間、ベッキーの身体を電気が走った。  
「ふふっ、ベッキーも気持ちいいんだね。もっと良くしてあげる」  
 
 突起を甘噛みすると、指を舌の代わりに進入させる。  
「はあぁぁん! きゃふぅ! ダ、ダメ! あっ! はぅ! んんっ!」  
 過敏に反応を見せるベッキーは何度も身体を逸らせていた。  
「あっ! あっ! んっ! くぅっ、あ、ああ、ああああぁぁ!」  
 プシッ! プシャッ! シャー・・・・・・。  
 ベッキーはあっという間に絶頂に達し、姫子のように愛液を噴いた。  
「ベッキーも気持ち良かったんだね。もう一回二人で気持ち良くなろ」  
 力の抜けたベッキーの身体を横たわらせると、自分も横になった。  
 そしてベッキーの足を広げ、自分の足と交わらせて、お互いの  
 濡れて敏感な秘所をくっつけあった。  
「あんっ!」  
「ひゃうっ!」  
 クチュ、ピチャ・・・・・・。  
 お互いの秘所がぶつかり合う度にいやらしい音が鳴り、  
 それが腰を動かすスピードを速めた。  
 姫子のリードで動かし、姫子は自分の秘所をベッキーの太ももにも  
 擦りつけ、太ももをベッキーの秘所に擦らせて、何度も刺激した。  
「あっ、またイク! ベッキー、私またイッちゃう!」  
「あっ、あっ、あっ!」  
「はぁ、んんっ!」  
「ふあああぁぁ!」  
 お互いの秘所をくっつけ合った状態で再びの絶頂。  
 愛液が二人の中で交わる。  
「はぁ、はぁ、はぁ、気持ち、良かったよ、ベッキー」  
「はぁ、んっ、あぁ、はぁ、はぁ」  
 二回連続ということだからか、ベッキーはもう言葉を話す気力すら  
 残っていないようだ。  
 姫子はうつろな瞳のベッキーに軽いキスをすると、身支度を整え、  
 ベッキーのも整えた。  
 さすがに置いていくわけにはいかないので、おんぶする。  
 
 教室をあとにし、玄関へ向かっていると、姫子の耳元でベッキーが  
 呟いた。  
「おい、姫子・・・・・・。せ、責任、取れよな」  
 視界の端に見たベッキーの顔は夕日よりも真っ赤だった。  
「うん、分かった」  
 姫子はそれだけ言うと、ベッキーを背負い直した。  
 そして二人は何だかんだでイチャイチャ(?)しながら帰った。  
 

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