玲と響の仲は良い、
その仲の良さはつい最近からなのだが。
ぶっちゃけキスなどとっくの昔にやっている。
「それでさ〜、宮本先生の事何だけれど今だに帰って来れないの?」
二人は諜報部の部室にいた。よく見ると響の手にはペンがあり、机の上にはノートがある。
どうやらベッキーの事を聞き出すつもりらしいが。
「ベッキーは小学校て小学生やっている、それだけだ」
簡単にかわされる。
それどころか玲は響に逆に聞いてくる。
「綿貫の手に入れた情報は何ですか諜報部さん?」
皮肉混じりに言い返す。
「え?えっと・・・・・・・」
思いも寄らない答えに響は言葉を詰まらせ、頭を捻らせる。
「宮本先生が小学校の先生あたりの人に抱き付かれていたくらいしか入手出来ませんでしたよ諜報部は〜」
それを言い終わると机に力無く倒れ込む。
「廃部か?」
玲はさらにトドメをさしてしまう。
「そーよ、やっぱり廃部かしら〜廃部かな〜」
蚊の鳴くような声でほぼ断末魔の叫びを上げる。
それを見兼ねたのか玲は立ち上がり、響に囁く。
「仕方ないな、教えてやる」
その言葉を聞き急に元気を取り戻す。
「本当!?」
「ただし交換条件がある」
そう言うが響の意識はあっちの世界に飛んでしまっていた。
「廃部しなくて済むのかしら〜」
しばらく帰って来ない、そう考えた玲は響の肩を叩き
「綿貫の3サイズは上から88、63、きゅう・・・」
「ストップ!」
モゴモゴ
危うく自分の3サイズをばらされそうになり我に帰る。
まあ、もうバレているけれどな。
「なんで口を防ぐんだよ何を今更わかりきっているのに・・・」
やれやれといった感じで響を見つめる。
「うるさーい!・・・?」
急に黙り込み何を考える。
(何かあったような、なかったっけなぁ・・・)
「あっ!」
響は思い出したらしく玲に問い詰める。
「それで情報!情報って!?」
目を輝かせ玲に迫る。
「いや、聞いてなかったのか?交換条件って言っただろ」
呆れた顔で見ていたが、別の世界に行っていたので仕方がないと思う。
「交換条件って・・・」
ポカンとした顔をして次の言葉を出す。
「悲しいことに情報は何もないわよ・・・」
話しの後半になるほどに声のトーンが下がっていた。
「何も情報だけじゃないぞ」
そういったあと響の唇に自分の唇をかさねる
唇にやわらかい感触
― ― ―
それが玲の唇とわかるためにはは響に時間はいらなかった。
玲の舌は響の口内を犯し歯を歯茎をすべてを舐め尽くす。
お互いに舌を絡めあい唾液の交換をする。
響口か飲み込みきれない唾液が溢れ出す。
「・・・んっ・・・」
しばらく立ってどちらともなく唇を離す。
「ふぁっ・・・」
キスだけで感じているのか甘い声をだす。
「交換成立さてこれだけなら5ー2の名簿くらいだが響は満足しないだろうしこのまま続けさしてもらうぞ・・・いいか?」
続けるつもりらしいが念のため響に了解を取る。
「ん・・・」
顔を赤らめ小さく頷く。
もう一度キスをする。
そしてキスを首筋、鎖骨としていき、自分の痕を付けていく。
いつのまにか響の上着は脱がせれていた。
そしてブラを外し胸に手をかける。
「あんまり見ないでっ・・・んっ・・・」
響の言葉を無視して胸を愛撫する。
「んっ・・・ふっ・・・」
声を出すのは恥ずかしいのか、声を抑えている。
「声出しても誰にも聞かれはしないんだぞ」
響の頭を撫でなだめるように落ち着かせる。
「声出すのを我慢していても辛いだけだ」
玲は響の左胸を揉みだす、そして右胸に吸い付く。
胸の先端を軽く噛んだり舌の上で転がす
「ん・・・やぁっ・・・っぁ」
先程の玲の言葉を聞いていないのか、それとも無意識にか声をやはり抑えている。
「んあっ・・・っ・・・んあぁぁっ!」
ぶるりと響の体が軽く震える。
どうやら軽くイったらしい。
「なんだイったのか」
響を見て見ると、顔が真っ赤で
恥ずかしさのあまり顔を背けている。
「言わないで・・・」
響の顔をこちらに向けさせキスをするそれは軽く長いキス。
玲は唇を離すとスカートに手をかける。
すでにショーツは染みが出来ていた。
「もう、濡れているのか」響って結構エロいんだな」
「玲が・・・上手いから・・・」
先程より顔は赤い。
そんな反応を見せる響をみて玲の我慢の糸がぶちギレた。
「響〜かわいいぞー」
理性も我慢ももはやないあるのは響への愛と性欲のみ。
「れ、玲!?」
いきなり抱き付いてきた玲に戸惑う響、ただ抱きしめられるのが気持ちよくて− − −
「脱がすぞ」
響の返事を聞く前にショーツを降ろす。
「玲っ!はずかしっ・・・」 すべて言い終わるより早くにまたキスこんどは唇をあわすだけの簡単なものだが、響の力を抜くのには充分だった。
「ふっ・・・」
玲が響の秘部に指をはわす
「っあ・・・」
「ここまで濡れるとは思わなかったな」
言葉とクチュリと濡れた音も加わり羞恥心を誘う。
「こっちの方はどうかしら」
クリトリスに軽く触れて皮を剥ぐ
「ふぁぁ、れいっ、イきそう・・・」
そう言うと玲は愛撫を止めてしまう。
「え?なんで・・・」
「だってまだ終わらせるわけにはいけないわ」
そう言ったあとに響の秘部に顔を近づける。
「玲・・・恥ずかしい・・・」
「けれどもっと気持ち良くなれるから」
そして響の秘部に舌をはわす。
「はぁぁっ!ひゃっ!」
最初の羞恥心はどこにやら、声を出し、玲の愛撫に体を任せている。
玲の舌は中に入ったり突起を軽く噛んだりする。
「だ、だめっ!イくっ、んぁぁぁあっ!」
玲の顔に愛液がかかるが特に気にすることなく響の体を起こす。
「情報は全部教えてやるよ」
「ん・・・」
玲の言葉は届いていない今はただ疲れからくる眠気に身を任せて−−−
− − −
「んっ・・・」
目が覚めた体が重い、
そして先程の情事を思いだし顔は赤くなる。
「やっと起きたか」
「うん・・・」
辺りを見回すとなんだか散らばったりしている。「何勝手にあさっているのよ!」
勝手に部室をあさっていた玲に対してキレる。
頭にポンと何かが乗せられる。
「ん?」
それを取り一枚一枚読んでみる。
「今回のベッキーのことに着いてのこと調べられたこと全部をまとめたやつだただし・・・」
「ただし?」
「表には出すなよ」
「何の役にも立たないじゃないかー!」
この時学園中に響の叫びが木霊したしたと言う