「犬神〜」  
「……はい……」  
「なんじゃか細い声出して女の子にでもなってしもうたか?」  
 
 
「………………はい……………」  
 
 
「…いいボケが浮かばない……」  
「先生、そこは突っ込んでもいいと思います」  
 
「…あー、犬神………説明せい」  
「朝起きたら私は…女の子になって居ました。登校の時間になったから遅刻しないように来ました」  
犬神は普段の服装だが胸の膨らみは隠しようがなく女の子だと信じさすに足りた。  
 
「なるほど立派な心がけじゃな。まあ…良し!!」  
「いいんかいそれで!!」  
「ありがとうございます」  
「若いうちに色々と経験しておくのはいいことじゃよ」  
「だから待てってよジイさん」  
 
「犬神くん、なれない事で大変だと思うけど、女の子の事でわからない事があったらなんでも言ってね」  
「ありがとう南条」  
「休み時間には一緒にお手洗いにいきましょうね!」  
南条は犬神の手を取ってしっかりと握った。  
「なぜそうなる?」  
 
「犬神くん女の子姿も似合うっスねー」  
ベホイミの眼鏡の奥が光ったように見えた。  
「おまえ可愛い子だったんだな」  
うきうきとした芹沢が近づいて私を観察する。  
「私も犬神くんが女の子だったらとか思ったりしてましたよー」  
にこやかに話しに入ってきた。  
「何かずれてないか…宮田」  
 
「お前ら…ワシの授業を…授業を…」  
 
 
そうして一時限目が終わった  
 
 
 『二時限目 (南条の常識非常識)』  
 
休み時間、犬神は他のクラスに見つからないようにD組で隠れていた。  
ようやく2時限目のチャイムが鳴る。  
佐藤と北嶋が先生がこないので職員室へ聞きに行こうとしたそのとき、早乙女先生が入ってきた。  
「五十嵐先生は体調不良のため自習ということです、委員長、後は頼んだぞ」  
「「はい」」  
元気に二人が答えた。  
また飲みすぎで倒れているのだろうと生徒の誰もが気にしなかった。  
早乙女先生は犬神は見つけずに教室を出て行った。  
 
程なくして、後ろの席の南条がそわそわしながら小声で話しかける。  
「犬神くん、犬神くん、一緒にお手洗いにいきませんこと?」  
「南条…なんで私が一緒に行く必要があるんだ?」  
「だって、今は授業中ですから他に利用者は居ませんわ、犬神くんもその行かないと困るでしょ」  
赤い顔で俯き髪を弄くりながら南条が言う。  
「……わかった」  
 
犬神と南条は連れ添って教室を出て行く。  
「手を繋ぎましょう犬神くん」  
女の子はどうしてもと言われた犬神は廊下で口論して他のクラスの連中に見つかるのを恐れ承諾した。  
手を繋いで二人は移動し、犬神は最初躊躇したものの女子トイレに入る。  
「さあ犬神くん、ここが女子トイレですわ」  
「いや、なんとなくは判っている」  
簡単に言えば男子トイレの小用の便器がなく全部が個室になっているだけだ。  
「女の子は一緒にトイレに入りハンカチを貸し借りしたり色々する社交場なのです、さあ行きましょう」  
南条が女の子同士の気安さか、トイレ友達が出来た嬉しさで舞い上がっているのか手を強く握ったまま個室に入ろうとする。  
「さあ!」  
「待て、南条!なんで同じ個室に入ろうとするんだ?」  
「女子トイレは混みますから一緒に入るのです、だからきっと気の合うお友達と複数でお手洗いにいくのですわ」  
ぐいっと引っ張られ女の子になった分、力も弱くなっている犬神は同じ個室に入ってしまった。  
「それに一緒ならわからない事でも手取り足取り教えてあげられますわ」  
「南条…」  
冷や汗が流れる。  
「ささっ、早くしましょう」  
犬神のズボンに手をかける南条。  
「待てっ、自分で出来る」  
「残念ですわ」  
「おかしいだろ……」  
おかしいと思いながらも、わくわくしながら待つ南条の目の前でズボンを下ろした。  
「!……な、犬神くん…トランクス!」  
「いや、それは当たり前だろう、着るものがなかったんだし…」  
「だめですわ、そんなの女の子として…ああ、だめなのおおぉぉ」  
大げさな動作をつけてへたりこむ南条。  
ここトイレだぞと内心突っ込む犬神であった。  
「後で着替えましょう!犬神くん!…ハッ、もしかして」  
何条はおもむろにシャツに手をかけ一気に開いた。ボタンがいくつか飛ぶ。  
「…!…さ、さらし……」  
「だから家に女物の下着があるわけないだろう」  
「だめよ、だめよ、だめよー犬神くん!!」  
さらしを掴んでむしるようにとっていく、それなりに存在を主張する犬神のバストが現れた。  
 
「落ち着け南条!」  
南条の肩を持って揺する犬神。  
「はっ…すみません犬神くん」  
犬神の胸に南条の手が伸びていた。  
「女の子の胸ですわね…間違いなく…ああ、わたくし女の子と一緒にトイレデビューですわ」  
「なんで…胸を…揉むな…」  
堪能するように揉みだした手に犬神の口から吐息が漏れる。  
「わたくしにもお友達が…だから…お手洗いでこういう社交が出来るの初めてで嬉しくて…」  
ある意味切ない過去を聞かされ同情も覚えるが…手の動きを南条は止めなかった。  
「ですからっ、わたくし…犬神くんが女の子になった時、これぞ天の恵みと思ったのです、今しかないと!」  
いつのまにか両手で両方の胸が揉まれていた。  
「…ふ…ぅっ……南条……待って…」  
南条の手を掴んで離さそうとするが、胸の刺激に力が入らなかった。  
「犬神くん…」  
南条が犬神の胸にキスをした。そして赤い舌を伸ばして舐める。  
胸を舐められるのが意外なほど気持ちいい事に衝撃を受けながら犬神は力が抜けていくのを感じる。  
「犬神くん…乳首が…」  
言われて見てみると乳首が立っているのに気づく。  
「かわいい」  
南条が口に含み、ちゅぱちゅぱと吸い付く。  
「ああ…」  
これが女性の感覚なのかと嘆息の声が漏れる。  
南条が体から離れ、服を脱ぎだした。  
「人は…裸のお付き合いをして親密になると聞きますわ」  
犬神はドアにもたれ掛かって呼吸を整えようとする、南条が見せた下着姿に目を奪われる。  
「どうでしょう?かわいい下着でしょ。やっぱり女の子ですから犬神くんもこういうのをしないと」  
南条がトランクスに手をかけたのに気づいて犬神は押さえて抵抗する。  
「もう何故ですの?」  
「は、恥ずかしいだろ」  
「なら、」  
南条は背中のホックを外し胸をさらした。  
「どうですか、犬神くんよりはわたくしの方が少し成長してると思うのですけど」  
犬神に体を寄せる。  
犬神よりも小さかったらこうもすっぱりと見せなかっただろう。  
ツンとはったおっぱいとおっぱいを擦りあわせる。  
そして南条の手が犬神のトランクスの上から秘所をなでるように触りだす。  
「南条…やめてくれ…」  
「犬神くん…お願いですわ…一番の仲になってくださいまし」  
「くっ……あぁ……」  
南条の指が秘裂を見つけ出し中へと潜って擦る。  
布ごと擦れる荒々しさが犬神にとってはきつい刺激をもたらす。  
「やめて……」  
女の子っぽい声が口から出て、南条は  
「では、直接…」  
トランクスの中に手を入れ、既にじんわりと濡れ始めた花弁を指でそっと愛撫していく。  
「これが犬神くんのですのね…ほんとに女の子ですわ」  
南条の指がもたらす快感に身を任していると、犬神は南条の唇で唇をふさがれていた。  
耳には水音が聞こえだす。犬神は下腹部の中で漏らしたような感覚が来るのを感じた。  
これが濡れるって事か。  
「犬神くん…」  
南条の指がゆっくり中に入っていく。  
そしてゆっくり動く指に、犬神はその衝撃に足が震え立っていられなくなっていく。  
「犬神くん、いっぱい濡れてきてますわ。あそこ座ってください」  
南条に指示されるまま洋式トイレに座ろうとして、トランクスの股間部が濡れているに気づく。  
犬神は脱ごうとして躊躇した。そこに南条の手が伸びて脱がされると犬神は腰かけた。  
南条は犬神の足をやや広げてからまた触りだす。  
 
犬神は自分を見せるという恥ずかしさに顔を赤くした。  
指が中に入っていき膣壁を擦る。犬神は知らないうちに足が広がり顎があがり吐息を漏らす。  
「犬神くん、もっとよくしてあげますね」  
南条は犬神の肉芽を皮ごと摘み転がす。  
その衝撃に犬神は体をビクつかせ目を閉じて呻く。  
「んああっあぁあっ」  
南条の手に熱いものがかかる。  
「あら…犬神くん…気持ちよくて…おしっこを…してしまいましたか」  
 
犬神は失態を晒した事をおもいっきり恥じた。  
「はじめての経験なので無理もありませんわ」  
といくら慰められても心は晴れなかった。  
 
「犬神くん、今度はわたくしの番ですわね♪」  
恥ずかしい姿を見られ弱みと感じている今の犬神に拒絶する事は出来なかった。  
全裸になった二人は場所を交代する。  
二人ともまっ赤っかの顔のまま、さっきされた事を思い出しながら犬神は南条にする。  
南条のあそこをハッキリと見る、自分のもこんな感じなんだろうと思いながらも、  
犬神は興奮しつつ指で襞をなぞり秘所の奥が見えるように開いたりと観察しながら、  
南条を気持ちよくしていく。南条は小指を口にあてかじりながら体を震わせている。  
さっきの感覚を南条も感じている、そう思うと余計興奮して指の動きが早くなっていく。  
 
「犬神くん…犬神くんっ」  
南条が犬神の頭に抱きつき、もうすぐ迎える絶頂の準備をする。  
「はぁぁああああんん」  
南条はどことなく上品っぽい艶を残した喘ぎ声を出しながら犬神に力いっぱい抱きついた。  
 
息を整えようとする二人、熱いまなざしで見つめ合う。  
その時、外でドアの音がした誰かが入って来たようだ。  
まずい、そう思った犬神は南条の口を手でふさぐ。  
 
入ってきた主はトナリの個室に入った。  
衣擦れの音、水を流す音、そして  
「ああっ!ここトイレットペーパーがないですう」  
宮田のような情けない声が聞こえる。この声は確か…来栖の声。  
犬神は迷った、助けるべきか助けざるべきか?  
南条に目で声を出さないように合図してから手を離し。  
犬神はトイレットペーパーをトナリに投げた。  
「あうっ」  
頭にでも命中したのだろうか?情けない声が聞こえる  
「あ、助かりましたー」  
そして水を流す音がしてトナリから出て行った。  
 
「バレなかったみたいだな」  
「そのようですわね」  
二人に焦りが浮かぶ。  
「授業が終わる前に戻ろう南条」  
「ええ、体を拭いて…あら、紙が…」  
「済まない、さっきトナリに……やむをえない、このさらしを使おう」  
サラシでお互いの体を拭き身支度を整える。  
犬神はサラシと濡れたトランクスをゴミ箱に捨てた。  
 
「すーすーするな」  
「ごめんなさい犬神くん、衣装部にならきっと服もありますわ、後で芹沢さんに言ってみましょう」  
南条が両手を合わせてごめんなさいの恰好をする。  
 
「はい、ハンカチ」  
手を洗った犬神に南条は嬉しそうに差し出した。  
 
 
『3時限目 (芹沢茜来襲)』  
 
「芹沢さん、犬神くんが、その…下着を持ってないから、あと上の服もなんとかならないかしら」  
「お前さー、顔赤くなってんじゃないか?犬神とナニしちゃったか」  
「な!何言ってるの!全然わからない!」  
「仲良くね?」  
「女の子同士なんだからいいでしょ!」  
南条の声が教室に響く。  
「お前ほんとにもろすぎだなー、わかったよ、犬神に似合いそうなの探したらいいんだろ」  
 
「おーい、犬神、南条から聞いたぞ、次の授業始まったら服探しにいくぞ」  
「何を聞いたんだ?」  
「その乱れた服装とさっきよりも膨らんだノーブラの胸を見れば十分だよ」  
丸判りだぞっていう芹沢の顔を見てあきらめた。  
「…そうか」  
 
そして私は芹沢と演劇部分室衣装部に向かった。  
芹沢が部屋の鍵をあける。  
「ここだよ、まあ入ってくれ」  
衣装部の中にはいっぱいの衣装…それに着ぐるみが並んでいる。  
後ろで扉の鍵をかける音がした。  
「なんで…」  
「着替え中に入ってきたらまずいだろ。犬神服脱げよー」  
「い、いきなりだな」  
動揺した私に対して芹沢は平然と笑って言う。  
「いいじゃん、今は女の子同士なんだし」  
「それにそんなボタンの取れた服きてたらおかしいぞ。見ないとサイズもわからないからな」  
「わかった」  
私は服を脱ぎだした。芹沢に胸を見せる、顔が赤くなるやはり恥ずかしいものだ。  
「どれどれ、バストサイズを見るから動くなよ」  
芹沢が胸に抱きつく。  
「ほう、次はカップな」  
芹沢の手が私のおっぱいを強く握ったため形が変形する。  
「ふぎゃああああっ」  
あまりの痛さに悲鳴をあげる。  
「お、悪かったな、優しくするから」  
さっきよりも適度に揉んでくる…いや、これは気持ちよいと言うべきだろうか。  
「せ、芹沢…まだなのか?普通はメジャーで計らないか?」  
「こっちの方が性格なんだよ」  
今、なにかニュアンスが違ってなかったか?  
「さてと、したも見てやるからなっ」  
一瞬の隙をついてズボンを下ろされ、芹沢の前で早くも全裸になった。  
私は慌てて手で胸と下を隠す。  
「犬神〜、誰も来ないからあきらめろ〜。時間はあるからなガオー」  
芹沢が襲うぞとでも示すように手を挙げて笑顔で威嚇する。  
「さっさと服を出してくれ、今はテストなんだぞ、お前も受けないとまずいだろ」  
「そんなのいいよ、どうせ補習を受ければ済むだろうしさ、それよりは今はお前だ!」  
芹沢が飛びかかってきた。  
手で隠していたため動作が遅れ、やすやすと芹沢に押し倒される。  
「楽しんだ後、服はちゃんと選んでやるからな安心してくれ」  
安心できない目をしている。やる気まんまんだ。  
 
慣れた手つきでおっぱいを荒々しく揉みだし、足の間に足を入れて閉じられないようにしてくる。  
抵抗しようと芹沢の体を押すが、胸を強くされ力が定まらない。  
そうこうするうちに芹沢の顔が近づいてきて私の口をふさぐ。  
そして芹沢の舌が侵入してきた。  
予想外だったため無防備な私は口腔内を好きにされてしまった。  
激しい吸い付きに舌が吸われ絡みとられディープキスが続く。  
1分…それ以上のキスにいつしか抵抗らしい抵抗はできなくなっていた。  
一度、芹沢の唇が離れる。  
絡み合った舌も離れ間に唾液が繋がるのが目に映る。  
 
「猫は捕食動物だからな、銀髪が鼠っぽいかもな、綺麗な鼠、うまそう」  
大胆な芹沢の笑顔、目が怪しく煌いたように思えた。  
再び芹沢がキスをしてくる。舌が歯茎を口蓋を届く範囲全てを確認するかのごとくゆっくりと蠢いていく。  
芹沢から大量の唾液が流れこんできて、それを飲み込むしかなかった。  
頭がぼーとした頃、芹沢は私の足の間にもぐりこみ、指で優しくなぞった後に秘所に口付けした。  
「んあっ…芹沢…そこ汚いぞ…」  
「バーカ、お前のは綺麗な方だ、それに中は…ほら綺麗なピンクだよ」  
中指と人差し指で広げて膣口が見えるくらいにされる。  
空気に触れたアソコがひくひくする、そこから液が漏れるのが自分でもわかる。  
「こっちにもいっぱいキスしてやるからな」  
言い終わると、芹沢の舌が膣口付近を舐めだす。その舌は徐々に上の方に移動していく。  
快感に足が閉じ芹沢の頭を挟むようになった。  
芹沢はやりやすいようにそれを手で押し戻す。  
 
ちゅ、じゅっぢゅるるっ  
 
芹沢の口がくっつき溢れ出る液を吸いとっていく。  
体が波打つようにはねた。さきほどの南条の手どころでない。  
芹沢は容赦なく吸いざらつく舌で舐めあげ、ビラを唇に含んだりと仕掛けてくる。  
「ああっ…はぁぁ…うあっ…んああっ」  
体を悶えさせながら声をあげる。  
声を押さえる余裕などもうなく体が熱く頭が考えられなくなっていく。  
 
「中も調べさせてもらうよ」  
 
丸めた舌が膣口を広げ入ってくる。芹沢の熱く愛液と唾液で濡れた舌が私のなかを…蠢く。  
中を舐め擦る、中の襞を一つ一つ調べられているように…  
 
ぴちゃ…んちゅ…じゅっ…ジュル…ぴちゃ…  
 
淫らな音が響き、鼻と鼻息がアソコにあたり、  
中は舌で嬲られ…  
頭が…白くなって……  
 
気づいた時には…体が重かった。  
愛液まみれの芹沢の顔が目の前にある。  
「犬神、いっぱい潮ふいたぞ、髪までかかって、こりゃシャワーでも浴びないとなあ」  
芹沢は顔についた私の愛液を手で取り、その手を舌を伸ばしてこちらを見ながら舐め取る。  
あの舌で…さっきまで私は…大事な場所を…されていたんだ…  
 
「よーし、ちょっと待ってろ服みつくろってやるから、後はシャワー室だ」  
芹沢はぽいぽいと袋に選んだ衣装を入れていった。  
私は一旦、さっき脱いだ服を着る。  
 
「さ、行こうぜ犬神」  
腕を組まれ引っ張られる。  
 
二人でシャワー室へと向かった。  
 
 
 
 

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