秋も終わりに近づいていたある昼休みのことであった  
「ふぁ〜 眠ぃ…平和だな…」  
「あ、桃瀬君、危ない!」「へ?」修の顔面に優麻の打ったボールが直撃する  
「桃瀬君!」地面に倒れ意識が朦朧とする。目の前には同じクラスの柏木姉妹が立っている  
「大変!早く保健室に運ばないと!」  
「どうしたんですか〜?」修と同じ1年A組の来栖柚子がそばに駆け寄る  
「大変なの、桃瀬君が!」「優麻ちゃんが打ったボールに当たっちゃって」  
「それは大変ですね。私もお手伝いします。」そこで意識が途絶えた…  
 
目を覚ますと、修は保健室のベットで寝ていた。  
 

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