『お兄ちゃんLOVE 雅ちゃん暴走編』  
(大好きな気持ちが口に出せずに思い余った雅ちゃん。そこで雅ちゃんのとった行動、それは…)  
 
雅ちゃんは今日も大好きなお兄ちゃんが帰ってくるのを一人で待っています。  
「お兄ちゃんまだかなあ」  
時計をチラチラ見ながら、お兄ちゃんがいつも帰ってくる時間を確認しながら待っていました。  
 
今日こそは自分の思いを伝えるの。  
お兄ちゃん学校でモテルし、このまま妹としてしか見られなかったらいつか取られちゃう。  
もう時間は少ないの。  
 
そして今日こそは…失敗したらもう後が無い。  
 
――――強い思いを心に秘めて  
 
今までは言葉に出そうとしてもとても言えなかったし、言っても勘違いされてたから。  
「あ、そうだ!」  
明暗を思いついた。  
 
ついさっき思いついた方法を実行する、勘違いされないで伝える方法。それと……。  
[お兄ちゃんLOVE]とノートに書きました。覚えたての英単語のLOVE。LIKEでないLOVE。  
「えへへ…これなら…お兄ちゃんに伝わるかな…」  
秘策の準備もできました。  
後はお兄ちゃんが帰ってくるのを今か今かと待ちます。  
 
「ただいま、雅。いい子にしてたか」  
やっと(と言ってもいつも通りの時間なのですが)大好きなお兄ちゃんが帰ってきました。  
「…お兄ちゃん、ただいま……あう」  
リビングから、赤くした顔だけを覗かせて挨拶します。  
いつもなら玄関まで迎えにいってくっついてお兄ちゃんの匂いを嗅いで、  
こっそり異変(女の人の匂い等)がないか確認していましが今日はできません。  
いつもと違う秘策のためです。  
 
お兄ちゃんはいつもと違う行動の雅ちゃんを不思議に思いした。  
何かあったんだろうかと思いながらも、それほどたいした事は無いだろうとリビングに向かいました。  
 
そして、目が点になる。  
 
犬神は焦った…  
目の前に雅がいる…  
その雅はノートをいつものように顔を半分隠すように持っている。  
それだけなら珍しくも無いのだが、そのノートには[お兄ちゃん LOVE]と大きく書かれていた。  
それくらいでも犬神は驚くはずは無かった。しかし雅の姿はもっと予想外だったのだ。  
服を着ていないのだ。なぜか黒のソックスだけを履いていて、  
本来なら隠すべき場所、雅の胸も、パンツが見えただけでも恥ずかしがる場所も、……無毛だった。  
雅は想像と違って反応を見せてくれない犬神に焦りつつ縋るような目をして立っていた。  
 
ようやく犬神が声を発する  
「み、雅……どうしたんだ、服を着ないと…風邪をひくぞ」  
とりあえず的を得ているのかいないのかわからない言葉を発する。  
雅が今にも泣き出しそうな顔になっていく。  
これはっ期待を外したのか、期待って…まさか…いくらなんでも雅はまだ子供だし…  
雅の姿を再確認する。その体つきは小学生のそれだ。だが犬神は顔が赤くなるのを覚えた。  
な、何をっ!い、妹だぞ、それにまだ、まだ……  
頭をぶんぶんと振って思考を払う。  
「…お兄ちゃん……」  
雅の顔が物凄く赤くなっている、血が昇りすぎて倒れるのではないかと思うくらい。  
自分の足が動かない、一歩も進めない。  
 
お兄ちゃん…ずっと…立ってるだけで距離が縮まらない…頑張ったのに…あう…決死なのに…  
もう後が無いと思った雅は、最後の勇気を振り絞って持っているノートをめくった。  
とても声には出して言えないから。  
 
顔が一転して青くなっている。ノートには「お兄ちゃん Hしよ!」  
 
衝撃が犬神に走る。  
もし断ったら、今の妹は限界を超えてしまうだろう。  
裸のまま暴走?それはマズイ…それ以前に…この決死の覚悟をした妹を…断れば傷つける。  
断らなければ…それもマズイのではないか……雅の想いは、兄妹のレベルを超えている。  
はっきりと自覚するしかなかった。しかし私は急に直面させられても…よくわからない。  
ただ久しぶりに見る雅の裸は綺麗だと思った。体の各部の形容はかわいいが似合うのだが。  
 
雅は震えていた。  
 
「わかった…」  
 
とりあえず何がわかったかわかっていないのだが犬神は声を出すと、一歩前に踏み出た。  
それをきっかけに弾けたように雅が犬神の胸めがけて近寄ってきて抱きつく。  
さっきのノートは途中で手から離し床に落ちていた。  
無言で抱きつく妹を抱きしめ返す。  
 
………………さて………どうしたものかな…  
まさか…ほんとうにHするわけにもいかないし……  
もし血の繋がった妹でなく、近所の懐いてくれている子だったらしたかもしれないと思うほど  
さっきの裸体で立つ雅の姿が焼きついていた。  
雅が無言で抱きついてそれ以上行動を起こさないのをいい事に対策を考える。  
手に伝わる雅の肌の熱さ柔らかさ、自分の胸にあたる雅の体に意識を捕らわれそうになる。  
 
あまりに長く無言だと雅をまた不安にさせるだけだ…。  
「雅……ありがとう……雅の気持ちは…嬉しいよ…」  
ぽつりぽつりと言葉にする。  
 
「だ、だがな……Hなんて……すぐに出来るものじゃないんだ……」  
 
「……お兄ちゃん……私じゃだめなの?」  
 
抱きつく腕に力がこもった。  
 
「雅がだめというわけじゃなくてだな……恋人同士でもいきなりは…その無理なんだ」  
「…ケロ」  
「いや……だからだな!……体の構造的にだな……サイズとかあるし、……慣れないとだな」  
 
雅が胸に顔を押し付けてくる、そして  
 
「……お兄ちゃん……詳しいんだね……その……経験…ある…の…ケロ…」  
「いや、無い……無いぞ雅……私は付き合いもせずに……いきなりそういう事をしたりしない!」  
 
ゆっくりと雅の頭が動いて顔が見えるようになる。その顔には涙が光っていた。  
 
「よかった……」  
そこで微笑もうとする雅に女の子を実感した。  
「そ、そうだぞ雅」  
妹が知らないうちに女の子になっていたのを寂しくも思う。  
 
「じゃあ……お兄ちゃんと……付き合ってからなら…いいんだよね……」  
「………………」  
「?…………お兄ちゃん……迷惑……ケロ」  
 
言葉に詰まっていた犬神に対して雅が行動にでる。  
ズボンの上から触りだしたのだ。  
「何をするんだ!雅!」  
撫でられて意思とは別に固くなりだす。  
 
「……付き合えないなら…無理…ケロ……なら…今…ここで一度だけでいいから……思いを遂げる…ケロ〜〜」  
Hすれば離れられない関係になるという当初の手段が、暴走しそうになっていつの間にか目的に変化していた。  
 
ま、まずい、かなりまずい。私の理性が…いや、雅が暴走したら…無理矢理でされてしまう…  
男の沽券が…いや…雅の体にだって…心にもよくないぞ……  
「み、雅!…………う…………」  
赤い顔で泣きそうになりながら言葉を待ち、必死に不器用だが股間を刺激している妹が目に入る。  
「雅……落ち着いてくれ……急に言われても今まで妹としてしか見なかったんだから…  
 その……気持ちの切り替えも……雅が大切だが…はっきりしないんだ…  
 …………だから……時間をくれないか…」  
「……お試し……期間……?」  
「あ、うん、そうだな」  
「うん……お兄ちゃん…なら、契約…結んで…」  
「け、契約?」  
雅の手が股間から離れる。ちょっと残念だ。いや、私は何を考えてるんだ。  
「うん、お兄ちゃんと私…お試しの恋人同士になる契約……ゆびきりげんまん」  
雅が小指を見せる。猶予期間だったはずがお試しの恋人期間に変っている。  
「わかった」  
雅の小指に絡めて、  
 
              二人で指を切った。  
 
雅は嬉しそうに抱きついてくると  
「あのね……あう……お兄ちゃん……雅に教えて…欲しいの…」  
「な、なにを?」  
「さっき……サイズが無理って言ったでしょ……ほんとに無理か…」  
「……雅…」  
雅の体が離れて肩幅に足を広げて立ち、スジを触って少し開いて覗き込む。  
「ここに…入るんだよね…子供つくれるって…学校で…言ってた…」  
雅はこっちを見ていない、私のズボンはパンパンになっていた。  
実際にわかればすぐには無理だと諦めるだろう。  
「わかった雅……だが…場所を移動しよう…そうだなベッドに」  
 
お兄ちゃんの部屋に手を繋いで移動する。  
お兄ちゃんの部屋の匂いを吸う、お兄ちゃんのベッド、そこにちょこんと座った。  
 
ベッドの上で待つ雅。私はさっきから苦しそうにしている股間のものを解放する。  
不思議と見せるのに恥ずかしいとは思わなかった。  
雅は息をのんだように思えた。  
近づき隣に腰をかける。  
 
雅に寝転ぶように指示し、開いた脚の間のワレメに目が釘付けになる。  
そこに先をくっつける。  
 
熱い  
 
お兄ちゃんのがくっついて、おまたのスジにそって先を動かしてる。  
なんだか不思議。お兄ちゃんの足の間にあんなに大きなのがあって、  
私のに当たってキスしてるみたい。キスと思ったら急に顔が熱くなってきた。  
そう思えばお兄ちゃんとキスしてないや。  
 
先をあてて擦るだけなのに気持ちいい。雅のあそこは濡れないものだな。  
どうするか…擦っただけで出したら…面子が…  
雅の恥丘の肉に指をあてる。こんなにぷにぷにしてるのか…  
それを拡げて隠された場所を見る……この穴だな……  
尿道口とお尻の間に小さなすぼまりが見える。見ただけで不可能だと判る。  
「雅……大丈夫か?」  
「あう……恥ずかしい…」  
口を手で隠している。口を隠してそれ以外隠さずの姿、意味があるのだろうか。  
雅の穴に先をあてて力をこめて押す。……押す。  
「んっ……ッ!……」  
何度か頑張ってみるが先さえも入らない、側面を恥丘の肉が挟む。  
「な…無理だろ…」  
涙を湛えた雅に伝える。  
「…うん」  
涙が溢れて流れ落ちた。  
ドキッとした。それとは別に雅のワレメにそって擦りつけるように動かす。  
肉と触れ合って全体が刺激されて射精感が高まる。  
「……っ……ぁ……んっ……」  
えっ、この声、…雅、感じてる?  
「う……んぁ……っ……はぁ……くっぅぅ」  
まずい出る!  
雅のワレメから離そうと浮かすと遭えなく射精しだす。  
飛んだ精液が雅の胸やお腹をに落ちる。  
……やってしまった……危険日に中出しした男の心境はこんなのではないだろうかと思った。  
 
お兄ちゃんが苦しそうな?声をあげたかと思うと、先が揺れながら何か飛んでくる。  
不思議な光景。  
ちょっと熱い…おしっこ…じゃなくて…粘りがあるのみたい…何だろ?  
不思議に思って触ってみる。  
ねばねばしてる……  
「雅、すまない、かけて汚してしまった」  
「…お兄ちゃん……これなあに?」  
「そ、それはだな…………精子だ……気持ちよくて出てしまった」  
お兄ちゃんが照れたみたい……ん、変った匂いがしだした、これ。  
 
 
「い、今、拭くから待っていてくれ」  
慌てたようにお兄ちゃんがティッシュを取ってきて拭いてくれた、なんだかくすぐったい。  
 
雅のかわいい胸、お腹、白い肌だと思った。順番に見落とさないように拭いていく。  
肌の柔らかさや暖かさを感じてしまう。  
恥丘にもかかっていたので、そこも拭こうとしたら、……これは…少し濡れていたのか  
痛くないないようにそっと押し当てて敏感な場所を拭いていった。  
 
びっくりしたけど、あれが出たって事は……きっと…深い関係を持ったんだろうとなんとなく思う  
作戦……成功…かな?  
 
「よし、これでいいだろう。ビックリさせてしまったな」  
「ううん……お兄ちゃんの事だから…びっくりしても知りたい…な…」  
「み、雅……」  
 
「あぅ……お兄ちゃん…………お願い……抱きしめて欲しいな……その肌と肌を触れ合って……あうう」  
そう言われて、私は上を脱いでいなかった事に気づく。脱ぎ捨てると、  
雅がくっついてきたので抱きしめた。小さな雅の体。まだ迷いを持つ私の心、どうなってしまうんだろうか?  
ベッドの上、裸の二人の温もりが伝わる。  
「……おにーちゃん」  
…………今日、はじめて安心した雅の顔を見た気がした。今後の問題は今は棚上げにしようと思った。  
しばらくそのままで居たが  
「くしゅん」  
雅のくしゃみで終わりを告げた。  
 
翌日、雅は熱を出し学校を休む事になる。  
ベッドの中で雅は次の目標は今回できなかったお兄ちゃんとキスだねと思っていた。  
 
 おわり  
 
 
 

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