『はじめてのせっくす?』  
 
「両生類のカエルはオタマジャクシから手足が生えたあとも暫らくはしっぽがあるんだよ」  
「へー、…宮本さん物知りだね…大人にじょじょに変るんだ」  
「うん、そうなんだ」  
 
穏やかな日曜日、私は部屋に雅ちゃんと二人だけでお菓子をつまみながらお話をしていた。  
他愛もないお話から笑いが時々こぼれ、どういう繋がりかともかくしっぽの話をしてみた。  
いや、意図的にしたわけなんだが。  
 
「…どうかしたの、宮本さん?」  
 
いつもと様子が違ったのがわかったのか雅ちゃんが不思議そうな顔をする。  
 
「私にだけは…隠し事しないって…約束だよね」  
 
やや俯いた顔からは上目遣いで少し怒ったような顔して見てくる。  
 
「う、うん…そうだけど………驚かないでね」  
 
この顔で見つめられて、そう長く持つわけでもなし、元から今日は言おう、相談しようと思っていたんだから  
溜め込んで考えているのを、まだ隠そうとしていると受け取ったのか雅ちゃんが言葉を発した。  
 
「驚いたりしないよ……私と…宮本さんは……恋人同士だよね………なのに隠し事だなんて……」  
 
色々あってそういう関係になってます……はい。  
 
「……あう……違うよ!……今日、雅ちゃんに言おうと思ってたんだから、  
 私もビックリしてたから…その言い出しにくかったけど……雅ちゃんなら言えるから」  
 
必死さが伝わったのか雅ちゃんの表情が和らぐ。  
 
「うんっ……なんでも言っていいからね」  
 
雅ちゃんの優しい笑顔に勇気づけられる。  
 
「実はね……よくわからないから自分でも戸惑ってるんだけど…お○○○○…生えちゃってるの」  
「…………え?…………今……なんて言ったの宮本さん」  
聞き返されたよ…そりゃそうだよな、こんな事、自分でも信じたくないんだし。  
「おちんちんがさ、急に朝起きたら生えてたの、数日前なんだけど…」  
 
「…………宮本さん……それは困ったよね……」  
目をぱちくりさせながらこちらを見ている。疑っている感じは見られない、信頼されてるなあ。  
どう自分の中で処理しようか考えてるのだろう。  
 
「……確認させてもらっても…いい?」  
 
「うん……いいよ……この事を相談したかったんだし」  
えっと……見せるしかないよね…………なんだかいつもと違って恥ずかしいんですが…  
 
スカートの裾を持ち上げていつものパンツを見せる、いつもとは違った小さな膨らみがそこにあった。  
 
「…触ってみるよ……」  
ゆっくりと雅ちゃんの手が近づいてきて、布越しにあたった。  
「っ……」  
背筋に電流が走った気がした。  
雅ちゃんはそのまま、手を押し付けてはっきりと確認する。  
「ほんとに……ここあるね…」  
「うん……あるの……」  
二人で同じ場所を見ながら、私は困っている声で答える。  
 
「宮本さんの……直接見てみたいな…」  
「う、うん……」  
弱弱しく答える。雅ちゃんの顔をみると好奇心を含んだ感じを漂わせている。  
戸惑う私に雅ちゃんが  
「恥ずかしいかな…………だったら私が脱がせてあげるから…ね…」  
「み、雅ちゃん……平気なの……おちんちん見るの…」  
「え……平気じゃないけど………宮本さんのだし……それに…お兄ちゃんのなら見た事あるから…」  
慣れないものが出来て困っていた私とはえらい違いだ。  
「だからね………大丈夫だから………はい、腰をあげて」  
見る気満々ですか…恥ずかしがられても先に進まないから助かるけど…  
言われた通りに腰を持ちあげる。  
雅ちゃんの手がパンツにかかり、徐々に露になっていく。  
パンツを膝まで下ろされる。  
「………………ほんとうに……ついてるね」  
不思議なものを(確かに不思議なのだが)見る目つきで見られてる。  
「変な感じだね……皮かぶって……小さくて…………かわいい……小さいけどしっかり男の子になってるね」  
かわいくないよ!ってそれよりも雅ちゃんの指が直接くっついて…触ってるよお  
「雅ちゃん、き、汚いよお…よく触れるね…」  
手を触れたままで雅ちゃんが顔をこちらに向けて聞いてくる。  
「……宮本さん……お風呂入ってないの?……いつから」  
「あ、その……金曜日に生えてて……それから……」  
「…だめだよ……ちゃんと洗わなきゃ」  
なんで、こんなに雅ちゃんは平気なんだろう…  
「あんまり見たくないし……それに触りたくないから……」  
「だめだよぉ………宮本さん…恥ずかしがりやさんだね」  
「なんで……雅ちゃんは……その…平気なの…?」  
雅ちゃんの顔が赤くなる。  
「……あのね……宮本さんのだから……平気なの」  
照れた顔でそういうセリフを言いますか…こっちまで顔が赤くなるよお…  
「あの……ありがと……」  
って、嬉しがってる場合じゃなかった、今の状態は…  
「ううん……どういたしまして」  
こっちの動揺は気づいていないのか微笑んでいる。  
 
「どうしたらいいのかなあ……」  
「……!…………クンクン」  
雅ちゃんの顔が急にアレに近づく、そして、嗅がれた!……  
私は固まった。大パニック。  
「……たぶん大丈夫だと思うよ……」  
嗅いでわかるの?以前にも思ったけど…  
「さっきも飲みの物、あまり飲まなかったけど……宮本さん……おトイレ我慢してない?」  
あわあわわ…それよりも……しっかり握られてる今の状態の方が…大問題なのでは…  
「あ………回数は……減ってるけど…トイレットペーパーで摘んでしてる」  
雅ちゃんの表情は真剣に考えてくれてる顔だ。  
「…無理は…体によくないよ……そうだ、おトイレに行こうね」  
「うん…」  
真剣な表情に思わず同意する。  
えっ!……なんだか……とんでもない事を…約束した気が…  
雅ちゃんはパンツを元に戻している。  
そして、私の腕を持って引っ張って  
「…一緒に…行こうね…宮本さん…ついてるから…」  
こうして、二人で家のトイレに行く。  
 
「私に任せてくれたらいいからね」  
そんなに広くもないトイレ。  
二人でトイレに居るって、妙に恥ずかしいなあ……  
「え、雅ちゃん?」  
すぐにパンツを下ろされてしまった。  
「宮本さん…触るの苦手なんでしょ…だから持ってあげるね」  
便座に向かって雅ちゃんが私の後ろからテキパキとどこか楽しそうに、スカートを持ち上げておちんちんを持って方向を定めている。  
「はい、準備は出来たよ」  
「準備って……私…いつも座って……紙で持って目を瞑って…」  
「私がいるから、そんな不便なことしなくてもいいからね」  
顔は赤いのに雅ちゃんからは全て任せてオーラが出ていた。  
我慢してたのは嘘じゃないため、空気に触れている今の状態じゃ……、  
そうでなくてもこの状態で長くいるのも耐え難いため、目を瞑って生理的欲求に身をまかせた…………。  
ふぁぁぁぁ……音がたってるうう……  
「ふくから……スカートを持っていてくれる?」  
大人しく言う通りにすると、先をポンポンと水気をトイレットペーパーで取ってくれる。  
こんな待遇に、私はどこかの国の王子ですか……現実逃避したくてそんな事も考えてみる。  
流すジャーーーという水流の音と、パンツを穿かされる事で現実に戻された。  
「…………あ……ありがとう」  
呆然と立ったまま、言葉が見つからないのでとりあえず雅ちゃんにお礼を言う。  
雅ちゃんは手を洗っている。  
「ううん、全然大丈夫だよ。気持ちよかった?」  
「え……あ……うん……」  
曖昧な返事を返す。  
「そうなんだ……立ったままするの気持ちいいんだあ……」  
耳を疑った……何か、誤解されてるし!  
雅ちゃんの顔はさっきの出来事を思い返しているように見える。  
いまさら訂正する気力よりも、一部始終を見られというか介助された事実に、  
 
穴があったら入りたい心境で固まっていた。  
 
「…………?…………宮本さん……部屋に戻ろう」  
「あううぅ……」  
手を繋がれ引っ張られ、顔を赤くして俯きながらついていき無言で戻った。  
 
「……宮本さん……安心していいよ……私は嫌いにならないから」  
部屋に戻っても押し黙っている私を安心させようと雅ちゃんが声をかけてきて……  
そっと抱きしめられた。  
 
「み、雅ちゃん…………うん、ありがとう」  
雅ちゃんの腕に手で触れて温かさに安心する。  
最初から心配してなかったけど、いざ言葉にされるとぐっと心に染み渡る。  
 
ゆったりした気持ちでいるのは、さっきのですっきりしたせいもあるのかもしれない。  
 
「それでね、考えてみたんだけど……さっきのオタマジャクシみたいに大人になったら無くなるかも……」  
 
とても……発想が童話ですよ、雅ちゃん……  
と言っても解決方法も明確でない今は頭から否定してもダメだし…ダメモトか…  
 
「…それで……」  
発言の続きを促す。  
 
「うん……すっきりさせたら……もしかしたら…ね……いいんじゃないかと」  
「スッキリって?」  
「男の人って……あう……出さないと駄目らしいから……あと大人にって…その…あう……」  
「あ…………うん…………」  
言いたい事をなんとなく理解した。  
誰がそんな知識を?……雅ちゃんの家には犬神が居るし、そのせいかな…  
顔を紅くしたまま抱き合う。  
「だからね……宮本さんのためなら……私…頑張るから…」  
優しく口づけされて目を閉じる。離れた顔にはにっこりと微笑みが浮かんでいる。  
 
実際に何をするのか考えていなかったけど、その後に急に自覚する。  
雅ちゃんに誘導されて立ち、パンツとスカートを脱いでいく。  
目の前で下半身をさらけだしている私。  
いつものと同じようで違う、いつもより恥ずかしいよ。  
「宮本さん……足をもう少し広げてね……そう…」  
下を向いてちんまりとしている私のソレに、雅ちゃんの手が触れて撫でる。  
「うあっ」  
情けない声が出てしまう。  
「感じちゃうんだね」  
「みたいだね…クリトリスが大きくなっておしっこも一緒にだから…ほんとに男子みたいだよ」  
「宮本さんにくっついてるのなら……私…好きかな…」  
皮ごと揉むように優しく握ってくる。  
雅ちゃんが戸惑いつつ微笑み、ソレを好きとか言われると…いやなイメージが薄れていく…  
心なしかさっきよりも雅ちゃんの手の中で大きくなった気がする。  
皮をそっと剥いていって先のおしっこの出るとこを指で撫でられ、その度にビクっとして体に力が入る。  
「気持ちいい?……痛くないかな……さっきより大きくなったみたいだよ…」  
 
「うん……痛くはないけど……触られると……びくってなっちゃう…」  
「…大きさは違うけど……いつもの……お豆さんみたいだね……優しく扱うから」  
「お、お願いします」  
雅ちゃんの指がそっと先をなでたり触ったりする。  
「はぅ……あ……はぁ……」  
声がもれる。  
「…………あ……」  
「どうか…した…の…」  
「あのね、先から透明なのが出てきた」  
「え……おしっこじゃないから…あ、これが…カウパー汁?」  
「へぇ……これがそうなんだ」  
雅ちゃんがその汁を指にくっつけて鼻先に持っていって匂う。  
「あう〜」  
「あ、変な匂いはしないから、たぶん大丈夫……もっとしたら…出るのかな…」  
おちんちんはさっきよりも立ってきて大きさも大きくなってる。  
雅ちゃんが皮ごと包むようにもって親指で先を弄り出す。  
「えっと…こうしたら……」  
竿を皮ごと包んで手を上下に動かしだした。  
さっきまでとは違う刺激がおちんちんからきて、おちんちんがさらに長く太くなっていく。  
それでもおちんちんを包む皮が全部剥けることはない。  
急にビクンってなって中から何か出て行くみたいで、ピュッと先から飛ぶ。  
「きゃっ」  
雅ちゃんが驚く。私もビックリして声が出ない、おちんちんが痺れたような感じになってる。  
「宮本さん、出た……ね」  
「あー…うー…う、うん…」  
雅ちゃんが飛んだ先を確認してる。てか、顔にかかってた!  
それを指で取ってまじまじと見つめる。  
「白っぽくて、ねちょってしてる……これが、宮本さんの……なんだ」  
雅ちゃんの行動にもうこっちは顔から湯気が出そうなほどだよお。  
「うん、もっといっぱい出してみよっ……まだ萎んでないし」  
再び握りしめてさっきよりも強く動かしだした。  
「あぅぅ、待ってよ…あ……あう……力が…抜けちゃう…いたっ」  
皮が先から離れて、きのこで言えば傘と柄の境目に指がぶつかって私が痛そうにしたので手が止まる。  
「宮本さん大丈夫……このままじゃ痛いのかぁ…」  
伺うようにしたから見上げて、しばらく握ったまま首を傾げて考えている。  
皮が根元に方に集まって先が露出して空気に触れてなんだかスースーしてぴりぴりしてる。  
「そうだ……濡らしたら……楽になるかな」  
「!……雅…ちゃん……?……汚いから……だめ……いや…やめぇてぇ…」  
雅ちゃんが舌で舐め出した。  
「ん……大丈夫……」  
大丈夫なわけがない、ちゃんと洗ってないんだから……  
「宮本さんのだから……」  
匂うはず…さっきもおしっこしたし…垢とかもありそう………もう私、気絶しそうだよお…  
それに、ぬるっとした舌が触れて動く度におちんちん全体に衝撃が走る。  
雅ちゃんの肩に手をついてようやく立ってる。  
「ん……ぺろ……ぺろ……レロレロ……」  
傘の部分もそれから握っていた皮の皺にも舌先が……  
おちんちんから広がる快感に、体全体が震えて顎を出して口をぱくぱくさせてしまう。  
 
「あうう!」  
大きく声を漏らした。  
下を見ると雅ちゃんがおちんちんの先を竿の皮まで口の中に入れて口をもごもご動かしてる。  
手は私の腰を持って支えてくれてる。  
「あぅぅ……あう……」  
目の前が熱くなって視界が霞む。程なくしてまたあの感覚がおちんちんに溢れると、出た。  
「あ……ああ……」  
出し終わると少し楽になる。でもその時に口の中に当たった方が電気が走ったみたいでたまらない。  
腰が引けた恰好になる。  
雅ちゃんは口の中に出てきたのにビックリしてるけど……  
こくん……喉が小さくなった  
あれ?  
雅ちゃんの口が離れる。  
えっと……  
「さっきよりも…沢山でたみたいだね……」  
口に手を当てて…思い返しているみたいだ。  
……飲まれた  
「こういう味がするんだあ」  
味わられたよお…  
「ごめん…大丈夫…口の中に出ちゃって…」  
「うん、少しどろっとしてて飲み込みにくかったけど……宮本さんから出たものだし」  
「ものだしって……飲むものじゃないと思うよ……」  
おろおろする私。それにひきかえ  
「でも……もう何をされても恥ずかしくないでしょ……」  
あ、……口でされた事とか…汚いはずのおちんちんとか…  
自分のなのに否定してきたおちんちんから見ないふりして逃げてた私。  
雅ちゃんはその態度を身をもって安心させてくれたんだ……  
なんだか抵抗がなくなった。これが、私のおちんちん。  
「う、うん……なんだか…楽になったよ……………ありがとうっ」  
二人とも座って少し休憩する。  
見詰め合ってたら……キスされた!  
「ちゅ……ちゅく……んちゅ……ん……」  
舌が入ってきて絡め取られる、いつものキスだけど……味がちょっと変……おしっこというか…あの…  
「はふぅぅ……」  
それもそうか、雅ちゃんはさっき私のおちんちんを口にしてたし、それに…  
「宮本さん……これで宮本さんも味わったから同じ…だね」  
雅ちゃんにだけ苦い思いをさせた事への負い目をとろうとしてくれたのかな。  
とりあえず感動して雅ちゃんを抱きしめた。  
「…ありがとう……雅ちゃん」  
「どういたしまして……宮本さん」  
 
静かな時間が過ぎる。  
 
「宮本さん……続き…しよう…」  
そっと雅ちゃんが囁く。  
「うん」  
と小さな声で答えた。  
 
どちらからと言う事も無く、二人とも服を全部脱ぎ出す。  
もう自分の姿を見せても恥ずかしがる必要も無い。  
 
雅ちゃんが手で撫でるように触ってくれて、すぐに大きく元気になっていく。  
「また、大きくなってきちゃったね……舐めるね」  
「うん、お願い……」  
今、雅ちゃんが、また、舐めてくれてる。  
今度は抵抗もなく素直にまかせれる、一生懸命してくれる雅ちゃんが愛おしいよお。  
またさっきみたいに元気になってアレがとっても熱い。雅ちゃんが舐める音が部屋に響いてる。  
私は時々、喘ぎ声を漏らす。  
雅ちゃんが私の股間のモノに舌を這わせ、くわえ込んで舐めてると、  
なんだかじっとしていられない気分になってくる。  
 
 体が…熱い…  
 
されるだけじゃなくて……し…た…い……  
 
「雅ちゃん……私ばっかりなの…悪いし……」  
足の間に蹲って舐めていた雅ちゃんの顔が上を向いて目線が合う。  
「宮本さん……うん……私も舐めてたら…さっきから…変な気分なの」  
雅ちゃんが体を起こして私の肩に手を置く。  
「今日は私が宮本さんにしてあげる番だから」  
肩に体重がかかってきて私は寝転ぶ形になって、雅ちゃんがその上にまたがる。  
雅ちゃんのワレメは、もう濡れてるように見える、それが恥ずかしいみたいで顔を赤らめてる。  
勃起したおちんちんと合わせる様にかぶさってきて、手を私の体の横につく。  
「あう……宮本さんのちんちんが当たってる感触がする……いつもと違うね」  
口の中とは違う感触、肉がかぶさって熱い肌の感触が伝わる。  
雅ちゃんが私の上で動き出す。  
最初くっついて一緒に皮がずれるような感じだったのが、  
雅ちゃんが舐めた唾液と愛液で段々とすべりがよくなっていく。  
「はっ……あ……はぁ……口の中とは…違う…みたい……は…ぁ……あっ…」  
「…………ぁ…………んぁ…………宮本さんの…熱くて…硬くなってるね……」  
雅ちゃんの顔は感じてる時の表情してる。  
寝転んでるだけなのに、上に雅ちゃんがいて感じてる表情にぐっと硬くなった気がする。  
動く度にくちゅちゅぷと水音が響くようになっていく。  
じっとしてられなくて浮かして腰を押し付けるように私も体を揺する。  
「雅ちゃん……また……変になりそ……」  
「宮本さん……一緒に気持ちよくなろうね……」  
はぁはぁと荒い息をしながら、にこっと笑ったあと雅ちゃんの動きが早くなる。  
その姿に後押しされるように射精感が高まっていって、  
雅ちゃんと私の間に挟まれたおちんちんの先から出た、飛ぶ。  
さっきよりも勢いも量もあるみたいで、雅ちゃんのお腹や私にもかかった。  
二人の動きは止まったのに、アレだけが別の生き物のように脈をうち白いものを吐き出し続けている。  
「宮本さん……いっぱいでたね…」  
雅ちゃんは擦り合わせて得た快感で昂揚し、たくさん精液が出たことに感心している。  
自分のが自分の顔にかかってたので舌で舐めてみた。  
こんな味と匂いだったのか……直接ハッキリと味わうと…おいしいとは言えないよなあ…  
 
「変な匂いと味がするね」  
苦笑しながら言うと  
「うん、でも宮本さんのだから…」  
雅ちゃんは私の体にかかったのを指で掬って口にしてから、いたずらっこのように微笑む。  
うぁあぁあぁ、やられた感を思いっきり感じる。  
「あ……宮本さん…まだまだ元気だね…」  
私の意思とは関係なしにアレは雅ちゃんのアソコとの間で硬さを取り戻して存在を主張してる。  
バツが悪いなあ。  
「……みたいだね…えへへ…」  
私の精液が体についままの姿で、雅ちゃんの体が私の上にある。  
その光景がとてもエロティックな気がしてさらに硬くなってしまう、ビンビンしてるのがわかる。  
アレに支配されたのかとんでもない事をしたくなってきた。  
「み、雅ちゃん……雅ちゃんの中に入れてみたい……」  
ぽつりと漏らしてしまう  
ちょっと驚いた表情をしたけどすぐに  
「んっ、入れたいんだ……うん、いいよ…………私も…どんなのか…感じてみたいから…任せてね」  
いつもは指や道具を使ってるあの場所へ入るんだ…。  
腰を浮かすと硬くなったおちんちんを雅ちゃんが手に持って上を向ける。  
そこに入り口がくるようにして慎重に腰を下ろしていく。  
先が入り口を広げて入ったと思うと暖かくてぬるっとした感触に包まれる。  
指とは比べ物にならないくらいの刺激だ。  
雅ちゃんが入り口を締め付けてきて、まるで吸い込まれるみたいに腰が浮きそうになって、  
「あ、ああっ」  
中に入って根元まで包まれただけでビクンビクッと震えて耐え切れずに雅ちゃんの中に少し出してしまった。  
「あうっ……宮本さん…ん…出てる……出されちゃったね…」  
恥ずかしくて真っ赤になる、  
「…でも…まだ…宮本さんのちんちん…熱いよ…しっかりとあるのがわかる」  
でも腰がじっとしていたくなくて震え出す。  
それに気づいた雅ちゃんが、  
「動くね…宮本さん」  
雅ちゃんが動き出してくれる。  
射精してすぐに受ける刺激が強すぎて体を電気がかけぬける。  
体を弓なりに浮かせ手足に力が入ってつっぱり、手に力が入って握りこぶしをつくる。  
あっと言う間に雅ちゃんのナカで限界まで膨らんでいく。  
「あ……宮本さん…えっちだね…」  
自分の中で大きく熱いちんちんを感じて雅ちゃんが顔を赤らめる。  
動かれる度に声が出てしまう。雅ちゃんも喘ぎ声が出てる、可愛い声が。  
私ので雅ちゃんが感じてる、雅ちゃんに感じさせられてる。  
お互いがお互いに…  
「感じてるよ…宮本さんの…」  
頭まで雅ちゃんに包まれてるような気分になって知らないうちに腰を動かして突き上げていた。  
「宮…本…さんッ……あ…ぁん…あっ…ああ……」  
熱くてうっすらと汗も滲み出す。  
もう止まらなくて限界に達して、さっきのスマタの時のように長く続く射精をする。  
今度は雅ちゃんのナカに。  
「うあ…あわわわあああ…」  
情けない声をあげながら頭の中が白くなっていく。  
雅ちゃんが根元を締め付けてきて包む肉襞が搾り取られるみたいに蠢く。  
「あぅッ…あああっ…あんんんっ…宮本さん…熱いっぃぃいい……」  
目を開けると雅ちゃんが体を反らせてプルプルと震えている。  
 
イってるよお、気持ちよくなってくれたんだ…。  
雅ちゃんを気持ちよくできた事と、なかに解き放ってることに幸せを感じる。  
「はぁっ…ぁぁんぅん……」  
力が抜けた雅ちゃんが私の上に倒れてきた。  
「宮本さん…熱いのが中に出てきたんだよお…」  
熱にうなされたうわ言のように呟き、繋がったまま抱きついてくる。  
本当に一体感を感じてるのが判った。  
雅ちゃんとってもかわいいよお。  
 
しばらく呼吸を整えていると少し考える余裕も出てきた。  
雅ちゃんはまだ余韻に浸っているみたい。  
 
そろそろ手足に力も入るようになってきたし、それよりもなにも気持ちが雅ちゃんを求めていた。  
してもらうんじゃなく私がしたい、『雅ちゃんとセックスしたい』と  
「雅ちゃん…今度は…私が上になる……」  
ころんと転がって雅ちゃんが下に私が上になるようにする。  
 
意識が戻ってきた雅ちゃんと目が合う。  
そのままキスを交わす、ねっとりとしたキス。  
離れた唇の間には糸がひき、切れて雅ちゃんの唇に落ちる。  
雅ちゃんと繋がったまま動けるように手足を踏ん張れる体勢を整える。よし、やれる。  
「雅ちゃん…動くよ」  
体を揺する、ん?上手くナカで動かせない。  
試行錯誤、腰だけ動かしたり色々していくと、  
そのうちスムーズに腰を動かす方法もなんとなくわかってくる。  
雅ちゃんのナカの壁を擦るようにしておちんちんが動いてる、その度に快感が走る。  
「あ……ああ……宮本さん……宮本さんの……あ……すごい……」  
私の体の下で雅ちゃんが突くたびに体を揺らしかわいい声を漏らす。  
 
もっともっとしようと思って動く。  
もっともっとしたいと思って…動かす。  
 
全体的にキツく包まれる。雅ちゃんのアソコが吸い付いてくるみたいで、すごくいい。  
擦れるたびに目から火花がでそうなくらいの快感を味わう。  
「み、雅ちゃん……はぁ……気持ち……いい……」  
気持ちよすぎて息苦しくて、それでも動きを止めれなくて、  
もう、雅ちゃんをというよりもこの快感をもっと味わいたくて欲しくて腰を動かす。  
雅ちゃんの背中に回した手の爪が私の体に食い込んで痛みを覚える。  
それさえも快感の前では逆に引き立てるアクセントみたいに感じる。  
二人の間から淫らな水音が広がる。  
出し入れするたびに愛液がナカから溢れ床に垂れていく。  
腰が乱暴にぶつかる。  
でも止まらなくて、雅ちゃんの声も大きくなってる。  
涙声みたいになりだしてる。  
このまま雅ちゃんに欲望をぶつけて全部出したくなって  
「雅ちゃん……いいの……いいから……また…出…出る……出すッ」  
うわ言のように告げる  
「あ……んあ………出して……いいから…あぁん……宮本さんの…好きに…していいから…」  
雅ちゃんを包むように抱きしめて思いの限り打ち付けて―――― 解き放った ――――  
 
 
目の前がホワイトアウトしたみたいで頭の中はスパークがパチパチしてる。  
ただ雅ちゃんのナカにどくどくと出している感じはわかった。  
雅ちゃんが腕の中でイってるみたい……二人でよかったね……  
 
まどろみの中、繋がったままいつしか眠りについていた。  
 
「ふにゃ……ううん……」  
「ぅ…………ん…………」  
抱きしめあったまま眠っていて、午後の日差しが窓から直接当たって暑くなって目が覚めた。  
 
「……あれ……」  
なんだか凄くいい夢を見ていた気がする。  
「宮本さん……おはよう」  
「うん……おはよう……雅ちゃん」  
寝ぼけまなこで目が合い挨拶を交わす。  
 
裸で抱き合って寝てたんだからえっちしてたのは間違いない。  
よろよろと二人とも体を起こして、  
「雅ちゃん……」  
「宮本さん……あ…………戻ってるね……よかった」  
言われて雅ちゃんの視線を追って自分の体を見る。  
見慣れた姿だった。  
嬉しいんだけど、ただ今は中に入って繋がってないのが寂しい気がした。  
「夢だったのかな…」  
「え、夢?……そんな事は……うん、ないよ………ほらね」  
下を見て雅ちゃんが言う、その視線の先には雅ちゃんの中から溢れて出てくる白い液があった。  
どんどん出てくるんだけど…どれだけ出したんだよ、私……  
「ほんとだ」  
「うん」  
「雅ちゃんのおかげで…戻れた………ありがとう雅ちゃん」  
雅ちゃんに抱きついて感謝する。  
くすぐったそうな笑顔を返して、  
「ううん、宮本さんの事は私の事も同じ…だからね」  
「ありがとう…ちゅ」  
お礼を言って唇を重ねて、さらに何か言おうとした雅ちゃんの返事をふさいだ。  
 
 言葉はもういらなかったから。  
 
 
後日、もしも戻らなかったらどうしたのって聞いたら  
ちょっと考えてからくすっと笑って、  
戸籍も男の子に変えてもらって結婚できたねって赤い顔して言ってくれた。  
 
 
  おわり  
 

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