<分岐2>  
 
開いた扉の先に居たのは綿貫だった  
 
「ゲプッ・・・もう食べられない・・・ダメ・・・あんなに美味しいなんて、いっぱい貰いすぎた・・わ」  
「001!」「綿貫さん!」  
 
綿貫を揺さぶる二人。  
お腹を押さえながら気を失っている綿貫の姿があった。  
 
「なんだか生臭い匂いがします!」  
「いったい001に何があったんだろう・・・」  
 
「私達でつきとめましょう、敵を・・・」  
「そんな危険かもしれませんよ」  
 
「でも、こんなふうにされた001が・・・」  
「だまってられない・・かー・・でも・・」  
 
「手がかりは・・・あのテープの二人です!」  
「やっぱり危険だよー、こうして犠牲者が出てるってのに」  
 
「秘密を暴いてこそ諜報部です。今は亡き001のためにも」  
「・・・倒れてるけど・・・まだ亡くなってませんよお」  
 
「そうと決まったらゴーです」  
手を引っ張って部屋から出て行こうとする。  
「ああ、そんなー」  
 
「・・・・・あんたたち・・・・待ちなさい・・・・勝てな・・い・・・・」  
 
ベチッ  
二人は扉を開けたところでこけていた。  
 
綿貫の制止をふりきり、思い込んだ来栖に引きずられながら宮田が続く  
 
「来栖さーん、だめですー」  
「ダメじゃありません、もうこんな悲劇を繰り返さないためにも」  
 
「だめですー、見えちゃいますー」  
そう宮田のスカートを持って引っ張るために、嫌がる宮田も付いていかざるおえなかった。  
「さあ、早く見つけるのよー」  
 
「あーーん、見えちゃっってるんじゃないですかー、そんなにしたら脱げちゃうー」  
 
宮田の悲鳴を残しながら快進撃を続ける来栖  
 
「ここですか?」  
教室を勢いよく開けていく。  
持ち上げるスカートを押さえながら宮田がべそをかきながら後ろに立つ。  
 
そんな事がクラス分続いた。  
 
「なぜ・・・どこにも居ません・・」  
「はうー・・放してくださいー」  
半脱げになって座りこんだ宮田。押さえたところで隠しきれていない。  
 
「宮田・・・その、見えてるぞ」  
「はうう・・見られましたー、ダメです、責任とってください○○くん」  
「え、○○くん?」  
振り返る来栖。  
「あーー、見つけました!001のかたきです!」  
ビシッと対決モード。宮田はようやく半脱ぎかけまでなったスカートを解放された。  
 
突撃する柚子。  
さっと身をかわす○○  
来栖はその勢いのまま壁に激突し  
 
「あ・・う・・・・」  
 
そのまま床に倒れこんだ。  
 
「さて、残るは宮田だけだな・・・」  
どうすればいいかなと思案しながら宮田を見る。  
 
「そうだな、宮田、来栖を運ぶ必要もあるし大人しく手伝ってくれないか」  
 
宮田は○○の笑顔が怖かった。  
「はいーー」  
大人しく言う通りにする。  
 
これって犯罪の共犯者ですかーと言いたかったけど、  
それを言うとよくなさそうなので言わずにいた。  
 
「来栖さーん、早く起きてくださーい、腕が疲れましたー」  
 
○○の先導で移動しているうちに、いつの間にかテープが発見されたあの場所についていた。  
 
「こ、ここは・・・」  
 
もうその先は・・・現場  
 
宮田の顔に汗が流れ落ちた。  
 
人がそこに居た  
「待っていたぜ・・・お客がいっぱいだな、楽しくなりそうだ」  
●だった。  
 
その時、来栖がうめき声を上げる。気を取り戻したようだ。  
 
扉が開かれる。 一同は現場へと進んだ。  
 
<分岐終了> 
 

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