【おいたんが死ぬほどロリコンだったら】  
 
「あぁ〜、おいたぁん、きもちぃいー」  
アパートの狭い浴室の中で裕太は、浴槽のふちに座らせたひなを舐め回していた。  
桃色の乳首は触れる程度に、幼く閉じた性器の中は入念に。それに反応したのか、ひなの股からは透明な粘液があふれ始めていた。  
「うん、ひなのジュース美味しい」  
「えぇ、ひなおいしくないよー」  
ひなは足をばたつかせる。頬は上気し、呼吸は色を帯びていた。  
膨らみの全くないまっ平らな胸は、呼吸に連動して上下し、幼いなりに絶頂へと向かいつつある。  
そして突然、お楽しみ中の二人の背後で、玄関から扉が開けられる音がした。  
「ただいまー」  
「ひなー? 叔父さーん?」  
浴槽の扉の向こうに、何かが動く気配がある。確認するまでもない、それは空と美羽である。  
先ほどまで二人きりだったこの一室が、一気に狭く賑やかになった。  
「あっ、おねえたんたちかえってきた! おねぇたん!」  
ひなは浴槽全体に響くような大きな声で呼ぶ。  
「ひなね、おいたんとせっくすしたの!! きもちいぃよ!!」  
「したんじゃなくて、これからするんだよ」  
沈黙。  
「えっ!?」  
そしてそれを破る、空の驚きの声。  
同時に、全速力で駆け寄る足音があり、浴槽の扉が開けられた。  
「な、な、何やってるのっ!!」  
叫ぶ空、顔は真っ赤に染まり、声は裏返っている。裕太に向けられた空の指は、そのまま震え、石のように固まってしまった。  
「二人とももう帰ってきたんだ。おかえり。丁度ひなとする所だよ」  
裕太はまだひなの股間を舐めている。小さな保育園児はクリトリスを刺激されて、快感を喉から漏らした。  
固まる空の後ろから、美羽がにやついた表情で浴室をのぞきこむ。  
「あらら、叔父さんってロリコンだったんですねー」  
その声には驚きも混じっていたが、おもちゃを見つけたような楽しさがそれを上回っていた。  
 
「それじゃあ、そろそろ入れてみようか」  
「うん! ちんちんいれよぉー!」  
裕太は二人の乱入者にかまわず、ひなを抱き上げる。  
そして濡れそぼった膣口に、赤黒く勃起したペニスの先端をぐりぐりと押し付け始めた。  
おいたんペニスは15cm、鉄のように固く、日本人男性の平均よりも少々大きい一物である。  
一方であまりに小さいひなの穴、どう考えても入るはずがない。それだけの体格差があった。  
「だ、ダメ、やめてあげて!」  
石化から回復した空は、裕太からひなを奪いとった。  
「やぁああ! ひなのちんちんー!」  
「ダメなの! ひなにはまだ十年早いの!」  
そして、ひなを守るように抱きかかえながら、空は裕太を睨みつけた。  
「こっ、こんな小さな子に、せっ、あ、あの、し、しようとして! 恥ずかしく無いんですか!?」  
裕太は振り返って空を見る。おいたんペニスも一緒にぶるんぶるん揺れながら空を向く。  
空の心はまだうぶで、勃起したペニスを堂々と直視できなかった。浴室のあちこちに目が泳ぐ。  
「ええ? でも、僕はひなに聞いて、しても良いって言われたから……」  
「同意があったって、駄目なものは駄目なんです!」  
「うーん、それはちょっとおかしいよ」  
「おかしいのはあなたの頭です!」  
空はひなを床に下ろし、今度は堂々と、勇太に向き直った。  
しかしどうしても視界の端にペニスがちらつく。顔が沸騰するマグマのように熱くなる。  
「と、とにかくっ! 今後ひなに手を出したら、ケーサツ呼びますからねっ!」  
空は裕太のペニスから視線を外し、ずかずかと足音を立てながら部屋の方へ向かった。  
「美羽にするのもダメですよ! まだ小学生なんですから!」  
振り返って付け足す。空の頭は沸騰寸前だった。  
 
裕太はぽりぽりと頭をかく、何が悪いのか分かっていないような表情だ。  
「あれ、それじゃあ空ちゃんは?」  
空の顔はさらに赤くなる。もう赤なのかなんなのかわからなくなるような色になっている。  
「な、何言ってるんですか! この期に及んで! 私にまで!」  
「じょ、冗談だよ」  
「なっ、ひなに手を出しておいて、私の方は冗談なんですか!?」  
「は?」  
「な、なんでもありません! とにかく、止めてください! この変態!」  
空はそれだけ言うと、裕太にそっぽを向き、今度こそ部屋の中へと消えた。  
顔も見たくないとばかりにカーテンを閉め、それきり声も聞こえなくなった。  
 
「おいたんつかまっちゃうの?」  
裸ん坊のひなが、不思議そうな顔で美羽と裕太を見比べる。  
「大丈夫ですよ叔父さん。お姉ちゃんは、叔父さんが刑務所行きなんて絶対耐えられませんから」  
美羽はそれだけ言って笑顔を作った。美羽の息は、いつの間にかわずかに乱れている。  
視線は勃起したおいたんペニスに釘付けだ。この異常な状況に興奮し始めているらしい。  
「ねえ叔父さん。小学生には興味ありませんか?」  
美羽はペニスを見つめたまま裕太に尋ねる。  
「へへへ、こういう状況って、エッチなマンガみたいで憧れてたんですよねー。現れた鬼畜ロリコン!  
 親切そうな叔父さんに付いていった三姉妹と、そこから始まる地獄の肉奴隷生活! なーんて」  
どう考えても、エッチな少女漫画の読み過ぎであったが、現実はその妄想を超えていたようだ。  
「美羽ちゃんも好みだったんだけど、ひなちゃんが年齢的にドストライクでさぁ」  
「……どすとらいく?」  
「ひながおじさんの一番だってことだよ」  
その言葉を聞いたひなは、きゃっきゃと笑いながら素直に喜んだ。  
しかし美羽はなんだか不本意らしい。残念そうな表情でぼそぼそと言う。  
「客観的に見れば、私が三人の中で一番の美少女のはずなんですけど……」  
そして、いてもたっても居られなくなった美羽は、自分からスカートに手を入れ、パンツを脱ぎ始めた。  
 
「ほら叔父さん、ひなじゃなくて、私の体ならちゃんとセックスできますよ」  
脱いだパンツは投げ捨てて、あいてしまった左手で、無毛の部分を慰め始める。  
先ほどから発情しまくっていたため、美羽の性器はビショビショに汚れ、ふとももに汁が伝っていた。  
「叔父さぁん、コレ触ってもいいですよねぇ」  
美羽は甘えた声を出す。そしておそるおそる右手でむき出しの亀頭の表面を撫でた。  
それに反応するかのように、裕太のペニスがビクビクと脈打つ。美羽は嬉しそうに悲鳴をあげた。  
「小学生にも興味あるっているのは、嘘じゃなかったみたいですね」  
美羽はぐしゅぐしゅと下品な音をたて、オナニーをつづけながら、麻薬を吸った小悪魔のような笑みを浮かべる。  
そして一呼吸おいて、裕太に宣言した。  
「お願いします。私から犯してください。妹より初体験が後じゃ、示しがつきませんもん」  
「えええ! だーめー! おいたんのちんちんはひなのなのにぃー!!!」  
それを聞いたひなは、おもちゃを取られたときのようにぐずりだす。目に涙をためて、美羽に訴えかける。  
しかし今回ばかりは美羽も引くつもりがないらしい。  
「だめ、叔父さんはみんなのなんだから。それにひなの体じゃ、まだ満足に出来ないって」  
「やーだぁああ!! やぁだーやああだぁああ!!! せっくすしたいのー!!!」  
見下ろす美羽、ぴょんぴょこ跳ねながら抗議するひな、二人の間には火花が飛び散っていた。  
 
一方、三姉妹の中で一番おくてな長女である空は、ふとんの中に潜り込み、いじけてしまっていた。  
「あんなに言ったのに……、バカ……」  
おいたんペニスを取り合う妹たちの声を聞いて、お腹の奥からため息をつく。  
顔つきからしてロリコンっぽいって思ってたけど、まさか中学生ラブを通り越して、保育園児フェチだったなんて。  
残酷すぎる現実に、気持ちがどんどん青に染められてゆく。  
「胸が膨らんだ私に、興味はないのかな……」  
そんな沈んだ気持ちに対処するためか、それともペニスを見て発情してしまったのか、空の右手はパンツの上へ向かっていた。  
そこはすでにぐっしょりと濡れている。触って見るだけでなんだかベタベタした。  
それでも止まらないぐらい、慰めたくてたまらなかったのだ。  
 
剥けたおちんちんなんて、生で見たのは初めてである。  
その色合い、ツヤ、動き、形、そしてわずかに漂っていた臭いに至るまで、思春期の中学生脳に焼き付いていた。  
うぶな十四歳には刺激が強すぎたのだ。割れ目の中にあるコリコリのクリトリスを執拗し刺激する。  
尿道から潮を吹き、全身が絶頂してゆくのが分かった。  
しかし、空の性欲は収まるどころか、ますます盛り上がっていった。  
「これじゃあ足りない……!!」  
空はふとんから飛び起き、カーテンで遮られた浴室の方へと早足て向かう。  
 
「叔父さんのちんちんは私のなの!」  
「ひなのちんちんー!!」  
「いや、僕のちんちんは僕のものなんだけど……」  
ヒートアップする口論の現場に、カーテンを破り捨て手、空が躍り出た。  
「お、お、お願いします! 私の、私の処女を散らせてください!!」  
空の恥ずかしさは限界を超え、かえって無感症のようになってしまっていた。  
エロマンガのようなセリフを大声で叫ぶ空に、もはや恥やら常識やらのような概念はなかった。  
わーわー言い争う三姉妹、初体験の順位がかかっているのだから、いつものような美しい姉妹愛はない。  
空と美羽の取っ組み合いのケンカだ。ひななどはもうちんちん欲しさに泣き出してしまった。  
そうして放置されたおいたんペニスは、すでに萎えはじめている。  
三姉妹と裕太、今日も四人は仲良しさん。めでたし、めでたし。  
 
 
 
おいたんが死ぬほどロリコンだったら 完  
 
一方天国では、三姉妹の両親が、一瞬でもあいつに姉妹を任せたことを死ぬほど後悔していた。  
(もう死んでます)  
 

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