ここはキャットハンズのロッカールーム。  
現在9月10日の新聞を見てため息をついた。  
「どうするでやんすかね・・・・」  
今日2位のキャットハンズは1位のやんきーずに負け  
優勝の可能性が減る一方だった。  
矢部はそのこともあったが実は他のことでため息を  
ついていた。それはこの新聞の見出しに大きく  
取り上げられていた。  
キャットハンズオーナー交代と戸井交通事故で  
ダブルパンチ、優勝の可能性消滅か?  
このことで矢部はため息をついていたのだ。  
戸井は矢部の親友でキャットハンズの若き4番  
だった。  
 
 
「ねえどうする?矢部君?」  
といってきたのは人気投手のあおいとみずきだった。  
「しょうがないでやんすオイラが行ってくるでやんす」  
「おねがいね矢部君」  
「まかせろでやんす」  
いつもしょっちゅうオーナーが消えるキャットハンズは  
球団が消えないようにいつも戸井が交渉に行っていた。  
それでなんとか今まで消滅は免れていたものの戸井が  
怪我をしてしまうと誰かが変わりに行かなければならない  
それを相談していたのだ。  
そして次の週の水曜日矢部はデンデン電鉄に向かった。  
「たのもーでやんす」  
「何だねきみは」  
「キャットハンズの矢部でやんすオーナーになってくれでやんす」  
「ほほうキャットハンズの」  
(作戦開始でやんす)  
「オイラの足の速さを見るでやんす」  
びゅーんたったった  
バリーんがっしゃんぼぼば  
「っややめなさいもう帰りなさい」  
作戦失敗  
 
「ごめんでやんす」  
「やっぱり矢部君にまかしたのがいけなかったね」  
(そんなひどいでやんす戸井君とは扱いが違うでやんす)  
「やっぱりボク達がいこうか」  
「そうしましょう先輩」  
(そんなでやんす・・・)  
それから一週間後の水曜日あおいとみずきは残り最後の  
会社スケスケランジェリーに向かった。  
 

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