「入ったー!!真柴、今シーズン第18号ソロホームラーン!!」  
ダイアモンドを手を上げて軽く一週する選手に、ひときわ声援が集まる。  
 
彼…真柴はガッツポーズをキメてみせ、ゆっくりとホームベースを踏む。  
ほか選手の手荒い祝福を受けて、ゆっくりとベンチへ戻った。  
 
 
……  
試合終了後、彼は手っ取り早く着替え、電車へ乗り込んだ。  
(間に合うかな…?)  
時計を見ながら座席に座る。  
この後、同期奥居の妹であるまりんとのデートを約束している。  
付き合い始めて、一年経った。  
一時期は奥居が交際を認めず、会えないこともあったが今は公認の仲となっている。  
「……ふぅ。」  
軽くため息をつき、外の景色を見た。  
外は日が落ち始め、あたりを橙色に照らし始めていた。  
 
 
………  
駅を降り改札口を潜り抜け、待ち合わせ場所へ小走りで向かう。  
すぐに、薄茶色に染めた髪の毛の少女…まりんを見つけそこへ向かう。  
「遅い〜15分遅刻。」  
「ごめん。最終回で粘ってた。」  
軽く頬を膨らませるまりんに手を合わせ真柴は頭を下げる。  
「しょうがないなあ。じゃあ、おごりね?」  
「はいはい。んじゃあまずはボーリング?」  
「そだね。いこっか〜」  
頭を下げた真柴に軽くウィンクをして、まりんは歩き出す。  
その後を、真柴が歩く。  
 
………  
「やった〜ストライク〜♪」  
勢いよく投げ出されたボールはその威力を殺さずに、ピンをなぎ倒す。  
その後に、真柴が続けてボールを投げるが…  
 
…ガコン  
「……ふぅ。」  
彼は気まずそうに頭をかく。  
彼の投げたボールは見事にレーンの端を転がっていく。  
「真柴さん、ボーリング苦手なの?」  
「あいにく、野球以外の球技はよく知らなくて。」  
くすくすと笑うまりんの言葉を受け、苦笑いしつつも再びボールを投げ出す。  
 
……カコーン  
レーン端ぎりぎりを転がっていったボールは、かろうじてピンを倒していった。  
 
……  
しばらく二人でボーリングを楽しんだ後、夕食を食べて駅で別れる…はずだった。  
だが、夕食を食べた後、まりんが眠そうに目をこすっているのを見かねた真柴がおぶって駅まで送っていこうとし、  
おぶっていった…が。  
 
「すぅ……」  
「……」  
案の定、駅に着く前に彼女は夢の世界へと誘われてしまっていた。  
(起こすのも悪いし…参ったなあ。)  
彼女を背負ったまま、とりあえず奥居に連絡をし自宅へ連れて行くことにした。  
(…これって、ある意味すごいシチュエーション?)  
帰り道を歩きながら、今自分の背で安らかに寝息を立ててるまりんの体温を感じ悶々と妄想を膨らませる真柴だっ  
 
た…  
 
自宅に着くなり、まずはまりんを自分のベッドに寝かせる。  
「んん……」  
温もりがなくなったことが不服なのか、彼女の手は寝ながら真柴を探すように、空間をさまよっている。  
「…」  
そんな彼女を…真柴はじっと眺めていた。  
 
…上着に包まれていて気づかなかったが、年相応に成長している乳房。  
スカートに浮き出ている下半身のライン…  
その、どれをとっても真柴の理性を傾けるのには十分だった。  
…ゴクリと真柴が喉を鳴らす。  
 
(……犯しちまえよ。)  
心の何処かで…彼の暗い部分がそうささやきかける。  
そう。今まで何度、彼女の裸体を…痴情に乱れる姿を想像して、己の欲望を放出したか。  
今まさに、彼女をめちゃくちゃにして…自分のモノにできるチャンスがそこにある。  
だが……  
(…それはできない!)  
もうひとつ…消えることのない彼の理性が訴える。  
彼女をここで犯してしまうことは、簡単かもしれない。  
だが、そうしたところで…決して満足できるものではないこともわかっている。  
しかし…その無防備な姿は彼の理性の柱を次第に崩し始めていった…  
 
(さ、触るだけなら…いいよな。な?)  
 
恐る恐る…真柴は、まりんの頬に手を伸ばしそっと触れる。  
その肌は、こねたてのパン生地の要にやわらかく弾力があった。  
しばらくそのまま触れていて…ふにふにとつつく。  
(や、柔らかい…)  
今まで触ったことのないような…やさしい感触にすっかり夢中になっていた。  
さらに彼の目線は乳房へと移る。  
(ほっぺたがこんなに柔らかいなら……こっちは……)  
もう一度唾液を飲み込み、恐る恐るそちらに手を伸ばしたその時。  
 
「んっ……」  
「……っ?!」  
突如、まりんの手が彼の頭を抑え…そのまま唇がくっつく形となってしまった。  
時間にしてそれは数秒。ただ唇が触れるだけのキスだったが真柴にはそれが数分以上の出来事に感じた。  
「ふぅっ……ふふふ。」  
「…まっ、まりん…?」  
「やっとチャンスがめぐってきたから…ね?」  
キスが終わると、彼女はいつものいたずらっ子のような微笑みを浮かべ彼を見つめている。  
真柴はというと、耳まで真っ赤にし、どうしてよいかわからずただおろおろとしていた。  
 
「真柴さん…いいよ…好きに、して…も」  
しばらくして、彼女も頬を赤くしてそうつぶやく。  
…好きにしていい…  
それはつまり…セックスして…という合図。  
「いいの…まりん、俺なんかで…?」  
「よくなかったら、とっくに逃げてるよ…」  
「そっか、そう…だな。」  
やっとの思いで吐き出した台詞にそっとつぶやくまりん。  
しばらく目を閉じ、決心したように…真柴は彼女に覆いかぶさった…  
 
……  
真柴がベッドに乗っかると、彼の重みでベッドがきしむ。  
「ぁっ…」びっくりしたように、まりんの視線が彼を見上げる。  
すぐに、その視線をふさぐように…彼女の唇に、自分の唇をくっつける。  
「んっ…ふ…」最初は驚いたように目を開いていたが、すぐに目を閉じ…彼のキスに応える。  
ちゅるっ…ちゅぷ、ちゅぷと口と口の間で二人の舌が絡み合う。  
お互い、初めてのディープキスだったがそんなことは気にせず、本能の赴くままに互いを求め合う。  
「んっ…!ぁふっ…ふぅ…んくっ、んっ……」  
まりんが時々もらす吐息に、真柴の興奮はさらに刺激される。  
…こくんっと彼女の喉がなり、それを合図に真柴が口を離す。  
 
「ふぁっ…はぁ……ふ…ぁ……ん……」  
二人の間に、銀色に輝く唾液の糸がつむぎだされ…切れる。  
既にまりんの表情はキスの快楽に惚けたように…蕩けていた。  
「…まりん…好きだよ。」  
「…ぅん、わたしも…ぉ…」  
互いの愛情を再確認し、再び口付けを交わす。  
「んんっ…ふっ…はふっ……」  
キスになれたまりんは、うっとりしながら彼の舌を探りあて…絡める。  
 
…しばらくそんな感じでキスをし、真柴が彼女の服に手をかけて…上着を脱がせる。  
手に収まりそうな、程よい大きさの乳房を、白いレースのブラジャーが覆い隠していた。  
真柴はその乳房に手を沿え、そっと力を込める。  
「んっ……」  
まりんの身体がぴくっと反応し、胸に添えた手に力を加えるたびに、微かな電流が流れたようにぞくぞくと震え始め  
 
る。  
ブラジャー越しとはいえ…その柔らかさは想像を大きく超えていた。  
(すごい…こんなに、柔らかいんだ…)  
ふにふにと夢中になってもみ続ける。  
 
「真柴さんっ…ぁ…ん、ちょ……くせつっ…しても、いいんだよ…」  
「…っ…ん。わかった……」  
ぎこちない手つきで、まりんの背中に手を回し…ブラジャーをはずす。  
ほんの微かに硬く張り出した乳首があらわになる。  
真柴は乳首を軽く指ではじいてみる。  
「ひゃっ……!」  
予想外の強い刺激に、まりんの声が上がる。  
続けざま、真柴は彼女の胸に口をつけ…乳首を愛撫する。  
 
「はぅっ…ましばっ……さ、あぁ……っ!…ひぅっ……気持ち……い…!」  
彼が口の中で、乳首を刺激するたびに、まりんの身体がぴくぴくと反応する。  
そんなまりんの反応をもっと見てみたい…どんな乱れ方をするのか見てみたくて…  
真柴はさらに刺激を強める。  
「ふゃああぁああ…!だめ、だめだめぇっ…!おっぱい、そんなっに…ひゃぅうぅっ…!」  
強めに吸ったり、軽く歯を当ててはさんでみたり…  
思いつく限りの刺激を彼女に試してみた。  
まりんはその刺激に首をいやいやするように振るが…嫌がってはいない。  
むしろ、もっと…刺激を求める要に身体を震えさせているように感じた。  
 
「ぁふ、だ…めっ……イッ…ちゃ…ぁ、あっ…!」  
まりんの身体がびくっ、びくっと断続的に痙攣を始めている。  
絶頂が近づいている証拠だ。  
それを見越して、真柴は一思いにイかせてみようと……  
きゅっと乳首を強くかんでみた。  
「ひぅぅっ!!」  
 
びくっ!…びく、びくっ…!びく…びくんっ…!  
 
今までで、一番強い刺激を受け、彼女は絶頂に達した。  
何度も華奢な身体を震わせ、快楽を受け止める。  
「ぁっ…はっ……はーっ……はぁっ…はっ…ふ……」  
絶頂が一通り落ち着くと、まりんは惚けた目で呼吸を整える。  
「……イッちゃった…?」  
「…ん…おっぱいで…イッちゃったよ…」  
真柴の問いかけに、恥ずかしそうにまりんが応える。  
「でも、これからもっと…すごいことになっちゃうよ…?」  
「…ぅん…平気、真柴さんなら…」  
 
そんなまりんが愛しくて…かわいくて…  
ずっと傍にいてほしいと思う。  
真柴はスカートに手をかけ、するりと脱がせる。  
ブラジャーと同じく、白いレースのショーツ一枚という姿になってしまう。  
そして、股間のあたりは…しっとりと湿り気を帯びているのがわかる位に濡れそぼっていた。  
その下着も真柴は脱がせてしまう。  
 
「はぅ……恥ずかしいよ…」  
さすがに、全裸にされて恥ずかしそうにまりんはうつむく。  
うっすらと生えそろった陰毛の奥には…まだ彼が見たことのない秘所が息を潜めている……  
それを考えるだけで、真柴の心臓は今にも破裂しそうな勢いで鼓動を早めていく。  
そっと足を開かせ、そこに指をあてがう。  
くちゅっと湿った音が微かに響き、まりんの身体がびくっと跳ねる。  
(すごい…熱くなってる…)  
ゆっくりと、真柴の指がまりんの微かに開かれた秘筋を愛撫し始める。  
「ふぁっ!…んんっ〜〜!指っ…指ぃっ、気持ち…いっ…ひぁっ…!」  
今まで…先ほど受けた胸への愛撫以上に強く…切ない快感に、まりんの声があがる。  
指が膣口を攻め立てる度に、ぷちゅっぷちゅと愛液が彼の指に絡みつく。  
真柴も、夢中になって彼女を攻め立てる。  
 
「あっ…真柴さっ、だ…めっ…!またっ…また…ぁっ、ぁあ…〜〜っ…!」  
再び絶頂を訴えるかのように、まりんが彼にしがみつく。  
もう少し・・・あと一息で上り詰める…その瞬間。  
 
「…ふぁっ…!?ぁ…ぅ…?」  
真柴が秘所から指を離してしまう。  
突然のことにわけがわからず、まりんは惚けた目で真柴を見つめる。  
その目には不服と、期待…両方の色が混ざっていた。  
「ぁ…ぅ……どう……してぇ…?」  
「……ちょっと、焦らして見たくなった。」  
「はぅぅ……ぅぅ〜……」  
あと少しで絶頂に達する寸前でじらされたまりんは、不満そうに頬を膨らませる。  
「…イきたい…?」  
「ぅん…アソコが…すごく、切ない……のっ…」  
「そっか…」  
真柴の言葉に、もじもじしながらまりんが答える。  
その言葉を受け、真柴は再び彼女に愛撫を始める。  
 
「ぁあっ…!ぁ、すごっ……あそこがっ…あそこがぁ…!じんじんするよぅっ…!」  
一度燻っていた炎が再び燃え上がるように、彼女の中で快楽に火がつく。  
再び絶頂に達する寸前で…  
一番敏感な肉芽を指で押しつぶされる。  
「ひぅっ…!ぁっ!あぅっ…!あ、あっ…!」  
 
びくっ!びくん!…びく、びくっ……びくんっ!  
 
先ほど焦らされていた所為もあり、まりんは激しく身体を震わせ、絶頂を迎える。  
秘所からはぴゅる、ぴゅっと愛液が噴出し、布団に大きなシミを作っていた。  
「はぁっ…はっ……は、っ…っは……」  
ぴく、ぴくと身体を震わせ、彼を潤んだ目で見つめる。  
その目は「もっとして」と訴えているようでもあった。  
 
「……まりん……」  
「真柴…さ…ん…」  
彼も全裸になり、まりんに覆いかぶさる。  
「ぁっ…」  
股間に硬い何かがあてがわれ、思わず身体を強張らせる。  
「…いい?もう、戻れないよ…?」  
「うん…その分一杯…愛してくれるなら……」  
「…ん…」  
真柴がまりんを見つめ…軽くキスをする。  
 
互いに覚悟を決め、ついに結ばれる時がきた。  
真柴がぐっと腰に力を込める。  
「ひっ…ぁっ…!」  
つぷり…と膣口を押し開き、彼のモノがまりんの膣内へ進入していく。  
まりんも一人で若い性欲を発散させることはあったが…その膣内へ異物を推し進めたことはない。  
きつく閉ざされた膣内をゆっくりと奥へ突き進み、ある一点で処女膜に阻まれる。  
 
「く…ぅ」  
「ひぅぅっ…!いっ…たぁぃ…!いた…ぁっ…!」  
処女膜を突き破ろうと必死に腰を押し付けていくが、中々突き破れない。  
その間にも、まりんの表情は苦痛に歪み、目じりには涙を一杯溜めている。  
(…ここでやめても…彼女を余計傷つけるだけだ…)  
真柴はそう考え…一気に彼女を貫こうといったん腰を引き…ぐっと押し込んだ。  
「あうぅうぅっ!!っっ〜〜〜!!」  
声にならないまりんの悲鳴。  
ぶつっと何かが裂ける音と同時に彼のモノが根元深く押し込まれていく。  
彼女のバージンを見事に貫いた証が、秘所から赤い血液となって微かに漏れ出す。  
ぎゅぅっと必死にしがみついたのか、彼の背中にはまりんの爪跡が残っていた。  
 
(落ち着くまで…待ってよう。)  
真柴は自分の胸板で泣きじゃくるまりんを抱きしめ、しばらく撫でていた。  
程なくして、まりんがゆっくりと目を開く。  
「…真柴さんに…初めて、あげちゃった…」  
「うん…痛かっただろ…大丈夫…?」  
「ん…平気…だから、いいよ…」  
はにかんだように微笑み、彼の腰に足を絡みつかせる。  
動いてもいいよ、の合図。  
負担をかけないように、真柴はゆっくりと動き始める。  
「んんっ…!いたっ…」  
まだ、痛みがあるのか…まりんは顔をしかめる。  
すぐには激しくできない…頭で分かってはいるが、彼女の膣内は想像を絶する心地よさだった。  
「ぁ…ぁ…ぁっ…」  
次第に、痛みも薄れてきたのか、彼女の表情から緊張感が消え、とろんとし始めてくる。  
 
次第に愛液の量も増え、モノの動きもスムーズになってくる。  
「はぁっ…まりんの中っ、凄…っ…」  
「ぁっ、ぅ…はっ…はぁっ…ぁあんっ…」  
次第に腰の動きが自然と早くなってくる。  
まりんの脚がしっかりと彼の腰に絡みつく…もっとして、の合図。  
じゅぷ、じゅぷと水音が分かるくらいに響き始める。  
 
「ぁあっ、あ!真柴さっ…!わたしっ、わたっし…ぃ…あっ…!」  
「まりんっ…だめだ、止められなっ……い…!」  
しがみつくように、抱きついてきたまりんを抱きしめ、さらに激しく彼女を突き上げる。  
やがて、膣内がきゅぅっと収縮し始める。絶頂が近いのだろう。  
じゅぷ!じゅぷ!と音を響かせ、真柴のモノが彼女を蹂躙する。  
「まりん!だめだっ…出るっ…!!」  
「あっ、真柴さんっ…!出して…一杯、一杯わたしの中でっ…だしっ…て…!」  
もはや本能のままに腰を振り乱し、互いに絶頂へ上り詰めようとスパートをかける…  
そして…  
 
「くっ…うっ!!」  
びゅるっ!!  
煮えたぎったように熱い精液が彼女の膣内へ放出された。  
「ひぁあっ……あっ!…あつっ…ぅ…ぁあぁっ…ひっ…ぅぅっ……!」  
放出を受け、まりんもまた絶頂へ上り詰めた。  
 
びゅるっ、びゅ!…びゅ、びゅっ…どぷ…  
 
放出を膣内で受け止めるたびに、まりんのからだがびくびくと震える。  
やがて、長い放出が終わり…彼が腰を引きモノを抜く。  
ごぷっ…と音を立て、彼女の膣内から受け止め切れなかった精液が、破瓜の証とともにあふれ出てくる。  
「はぁっ…はっ…はっ…ましば……さ…ん……」  
夢見心地のような表情で、まりんは最愛の人の名をつぶやいた…  
 
……  
雀のさえずりが耳に聞こえる。  
真柴が目を開ける…時計はまだ6時を指していた。  
隣では、まりんが寝息を立てている。  
(…そっか、昨日…やっちまったんだ。)  
彼女の寝顔を見て、昨日のことが夢でないことを改めて実感する。  
「…これからも、よろしくな…」  
そうつぶやき、真柴は彼女のおでこに軽く口をつけた。  
 
〜fin〜  
 

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