九回裏一死満塁。バッターは大会屈指の強打者、飯田が右バッターボックス。  
 
守る恋々高校野球部、マウンドには早川あおいが立っていた。  
 
夏の全国高校野球大会決勝。強い日差しの照り付ける甲子園球場の中で、  
熱い死闘が繰り広げられていた。  
 
スコアは『2−1』 かろうじて恋々高校が一点をリードしている。  
 
――ここで打たれたら負ける。  
 
キャッチャーミットを左手につけてホームベース付近に葛城は立っていた。  
 
一発でサヨナラ。大飛球でも同点、ワンヒットでも同点の場面。  
しかし、ここで打たれたら流れが変わり、一気にひっくり返されるだろう。  
そして、敬遠もできない。  
 
恋々高校野球部キャプテンとして、野球愛好会から野球部まで盛り立て、甲子園にまで出  
場させた葛城にとって、最後の夏。そしてセンターを守る矢部にとっても、マウンドで汗  
を拭うあおいにとっても最後の夏。そして最後の山場だった。  
 
――打たれてはいけない。つまり、三振しかない。  
 
甲子園決勝まであおいに二失点しかさせていない名捕手の頭の中で、配球が組み立てられていく。  
 
これまでの飯田の打席は、三振・セカンドゴロ・センターライナー。  
 
データ―は十分だった。  
 
「タイムお願いします」  
 
葛城はそう言って、マウンドへかけていった。  
 
マウンドではあおいがロージンを握って、叩きつけている。  
 
「あおいちゃん。この場面、勝負だから」  
 
「そんなこと、わかってるわよ!!」  
 
キツイ言葉を返されてしまう。ヒットを打たれた後の二者連続四球。  
 
かなり頭にきているらしい。自分で作ってしまったピンチだが、人に当たる以外、どうしようもないという考えなのだろう。  
 
葛城は少しむっとしたが、ここでこっちが切れてしまったらどうしようもない。  
 
「落ち着いて、俺のサイン通りに投げるんだ」  
 
葛城はそれだけ言って、マウンドから退いた。18.44メートルをゆっくりと歩ききり、  
審判に頭を下げて、マウンド後方にしゃがむ。  
 
「頼むぞバック!!」  
 
大きな声でそれだけ叫んで、すぐさまサインを出す。  
 
――外角低めのカーブだ。  
 
あおいはすぐに頷いて、セットポジションをとる。  
 
ビシュという音と共に、白球があおいの手から放たれる。  
 
バシィ!!  
 
ストライクだった。ミットを構えた位置になんの狂いも無く吸い込まれた。  
 
「ナイスボールでやんす!!」  
 
センターから矢部も声を出す。  
 
ピッチャーの真後ろにいるのだから、リードもよく見えているのだろう。  
 
汗を拭いながら、真剣なまなざしで葛城のミットを見つめる。  
 
飯田は絶対にこのコースに弱い。葛城は確信していた。  
 
第二球目も同じコースにストレート。ストライク。  
 
ツーナッシング。  
 
――ついに来る所まで来た。  
 
三球目。葛城は外角低めにシンカーを要求した。  
 
しかしあおいは首を振った。  
 
――ダメよ。三球連続じゃ、絶対打たれるわ。  
 
しかし、葛城はもう一度同じコースに同じサインを出す。  
 
たしかに飯田はホームベースよりに構えて外角の球を確実にミートするようにも見える。  
だが、葛城はわかっていた。  
 
確実にカマをかけている。内角に投げるのを待っているのだ。  
 
つまり、この場面で内角は終わりを意味している。  
 
――カーブで外に初級で逃がしておいた。この場面でのシンカーは頭にあってもついていけない。  
 
しかし、あおいは首を振る。  
 
18.44メートルがとてつもなく長く、暗い空間になり、お互いの思いが交錯する。  
 
葛城は同じコース、同じ球を指示しつづけ、あおいはひたすら首を振った。  
 
 
先に折れたのはあおいだった。  
 
「…三振にとれば、いいんでしょ?」  
 
小さな声でそうつぶやき、葛城のサインに対し、首を縦に振った。  
 
――この一球。勝負!!  
 
葛城は外角低めにミットを構え、あおいは投球動作に入る。  
 
「これで、三振よっ!!」  
 
ビシュ!!  
 
その瞬間、葛城と矢部の周りの空気は凍りついた。  
 
飯田は狙い済ましたかのように、そのボールをジャストミートした。  
 
キィン!!  
 
センターの矢部は一歩も動かなかった。  
 
追う必要はないほど大きく上がった打球は、無情にも電光掲示板の「早川」  
を直撃し、だれもいないセンター後方部へぽとりと落ちた。  
 
葛城はその瞬間ミットを叩きつけ、あおいはマウンドに蹲った。  
 
それもそのはずだった。  
 
あおいが投げたコース。それは葛城が指示したのとまったく別のコース、別の球。  
 
内角低めのカーブは、ピンポン球のように、スタンドに吸い込まれてしまったのだった。  
 
半径百メートル以内の人が全員起きるような大きなサイレンの音と共に、  
涙がグラウンドに滴り落ち、葛城・矢部・あおいの夏は終わった。  
 
電光掲示板は何回見ても同じ数字、『5−2』だけを映していた。  
 
 
 
「チクショウ!! ふざけるんじゃねぇ!!」  
 
「最悪でやんす!! たった一球で、おいら達の夏が終わってしまったでやんす!!」  
 
決戦から3日が経過した。三年生はもうあと3日で引退だ。  
 
野球部部室では葛城と矢部が今後のことに付いて話し合っている…はずだった。  
 
しかし二人は、いすに座り、机を思いっきりたたきつづけていた。  
 
どうしようもなかった。  
 
今後のことを話し合おうと思えば思うほど、怒りが込み上げてきた。  
 
サインを無視し、正反対のコースへ投げた、アンダースローピッチャーの顔が  
頭に浮かんでは消え、二人の理性が壊れるほどに掻き立てた。  
 
「なんでっ! なんでだよ!! 何でこれだけで終わりなんだよ!!」  
 
「たったこれだけのために、今まで、おいらたちは…」  
 
『精一杯頑張ってきた』。この言葉は出なかった。  
 
かわりに『ガチャ』という音と共に、部室のドアが開き、  
緑色の髪の毛をした少女が顔を出した。  
 
「…あおいちゃん」  
 
「いつから、いたでやんすか?」  
 
「さっきから」  
 
硬直した二人の前で、さらっと一言言って、あおいはその場で土下座をした。  
 
「ゴメンなさい。私の身勝手で、3年間無駄にして…」  
 
あおいの目から大粒の涙が溢れ出し、部室の床をぬらした。  
 
ポタポタととめどなく涙が流れ落ちていたが、そんなことは二人にとって関係なかった。  
 
「ふざけるんじゃねぇ!」  
 
「あれだけのことをやっておきながら、いまさらなにしに来たんでやんすか!」  
 
二人はいすから立ち上がり、あおいの前で仁王立ちした。  
 
「ゴメン! ほ…本当にゴメン…」  
 
震えながら謝るあおいの姿すら、ただ怒りに乗っ取られた二人の目には映らなかった。  
 
葛城はあおいの胸倉をつかみ強引に立ち上がらせた。  
 
「こうなった以上、どうなるかわかっているんだろうな?」  
 
「体で、責任をとってもらうでやんす」  
 
そう言って二人は同時ににやりと笑った。  
 
 
 
「まずは胸からか?」  
 
「当然でやんす」  
 
矢部はそう言って、あおいの服を思いっきり破った。  
 
矢部と葛城の前に、あおいの胸のふくらみがブラごしにあらわになった。  
 
葛城は服から手を離し、あおいを壁に叩きつけ、手を押さえ込んだ。  
 
「いやぁ! それだけはやめてぇ!!」  
 
あおいは必死で抵抗するが、さすがに男二人の前では意味がなかった。  
 
足をばたばたさせるあおいは、正直葛城にとって、鬱陶しかった。  
 
「葛城君。こいつをつかうでやんす」  
 
矢部が葛城の後ろから言うのが早いかというタイミングでタオルを2つ投げてきた。  
 
「これで縛れってか。さすがだな」  
 
そう言って葛城は、片方の手を離し、あっという間にあおいの右手を、  
そして左手をあおいの両端に合ったロッカーに縛り付け、自由を完全に奪う。  
 
「それじゃあ、やりますか」  
 
「やめてぇ」  
 
あおいの悲鳴には目もくれず、矢部はブラジャーを外した。  
 
「…へぇ、意外と大きいんだな」  
 
「いやぁ、見ないでぇ…」  
 
あおいは顔を真っ赤にして目をつぶる。  
 
しかし葛城と矢部は無情にも思いっきりもみ出した。  
 
「すげぇ、やらわけぇ」  
 
「手触り最高でやんす」  
 
全体を大きくもむかと思えば乳首をつまむ。  
 
右と左で全く違う攻められ方をされて、あおいはだんだん快感に負け、声を出し始める。  
 
「あ、ああん…あ、き・・・きもちいい、ふぁ」  
 
すでに乳首は完全に立ってしまい、あおいの理性もなくなってきている。  
 
「あ、ふぁぁ!! だめぇ、 な、舐めないでぇ・・」  
 
ぺろぺろ。カリ。  
 
葛城と矢部は舌をつかい、乳首を刺激する。そうかと思えば甘噛みをして、確実に快感を与えつづけている。  
 
「あ、ああ・・・、だめぇ、ふぁぁ、か、かんじちゃうよぉ・・・」  
 
「へへへ、ヤラシイなぁ、あおいちゃんは。腰が動いてるぜ」  
 
葛城はそう言って、あおいのズボンを脱がせ、パンツも破りとった。  
 
「だめ、だめぇ、そんなことしたらぁ・・・」  
 
下半身に意識をやると、矢部が胸を責めているのでいってしまいそうになる。  
 
しかし、あおいはもう限界だった。  
 
「だ、めぇ! あたし、もう、あ、あああぁぁぁぁ、いっちゃうぅぅーーーー!!」  
 
体が思いっきり反り返ったかと思うと、そのままあおいは全身の力が抜けたように、がくりとなった。  
 
「あ〜あ、いっちゃって…」  
 
「あおいちゃんはエッチでやんすねぇ」  
 
あおいはハアハアと息を整えるのが精一杯だった。  
 
いきなり刺激が強すぎたのだろう。しかし、葛城と矢部にとってそんなことは関係なかった。  
 
「さて、それじゃあ、下いきますか」  
 
「がってんでやんす!!」  
 
そう言って二人はあおいの手を自由にし、お尻を突き出した体制をとらせた。  
 
「第二ラウンド、開始だ」  
 
葛城はそう言うと、あおいのあそこめがけて、自分を挿入した。  
 
 つぷっ……ぐぐぐぅ……ずるぅ……ずぷぷぷっ  
 
何の抵抗もなく、簡単に入っていってしまう。すでにあおいはあそこはびちゃびちゃだ。  
 
「んんんんンンンッッ! あはっ、んっ、熱いッ……葛城君の熱いっ!!」  
 
あおいは理性が完全に飛んでいた。  
 
そこには快感だけを求める、女性としての早川あおいがいた。  
 
 ずっ、ずっ、ずっ、ずちゅっ……ずぶるぅぅぅ……  
 
「ああ、う、ううン。一番奥まで届いてる……ああぁぁぁぁ、もっと欲しいのに……これ以上入んないよ……」  
 
あおいは勝手に腰を動かし、自ら快感を求めていた。  
 
ここまでされると葛城も負けていられない。  
 
葛城はやや不意打ち気味に、思いっきり突いた  
 
「ああっ、おく、奥スゴイのぉっっ!!」  
 
ちゅぷっちゅぷっ……じゅっ、じゅるるっ…………じゅぷっ、じゅぷぅっ……  
 
「わ、わたしのあそこ、こ、こわれちゃうよぉぉ!!」  
 
あおいは大きな声をあげて、快感を求め、葛城はそれに合わせてこしを動かした。  
 
「ああああアアアアアッッッ!! いいのぉ、壊れちゃうくらいいいのっ……アタシのあそこ、  
壊されちゃうっ……んんンンンッ、あはァッ〜〜……、エッチなおつゆでぐちゃぐちゃだよぅ……」  
 
すでにあおいは壊れきっていた。  
 
快感で性格すら変わってしまったかのように、腰をひたすら振りつづけた。  
 
「矢部君。こっちに入れろ!」  
 
「がってんでやんす!」  
 
矢部はそう言って、あおいのア●ルに挿入した。  
 
きゅうきゅういって、すぐにあおいは締め付けてきた。  
 
「あああっっ……アッ、うあぁ……だ、あめぇ……だぁ……ぅはぁっ……中ァッ! すごいっ!  
 ぅぅあアっ……マエとぉ……うしろぉっ……んん〜〜っ!?」  
 
あおいはさらにヒートアップして、腰を動かしつづける。  
 
「な、なか……ゴリゴリすれてて、……き…気持ちいいよぉ!!!」  
 
ぶちゅっ……ずるるぅっ……すぷぷぅぅっ……ずるぅっ…………  
 
滅茶苦茶だった。  
 
もうどうなっているのか全員わからなかった。  
 
全員、ただただ快感を求めつづけていた。  
 
「き、気持ちいいよ!! も……もっと、思いっき……り、突い……て、いかせてぇ!!」  
 
「やべぇ、もう、でる!!」  
 
「おいらも、限界でやんす」  
 
「だ、出してぇ! 中に……思……いっき……り、だしてぇ!!」  
 
あおいは激しく腰を動かし、葛城も矢部も思いっきり突きまくった。  
 「「もう、ダメだっ!!」」  
 
 どびゅルッッッッッ!!! びゅ、びゅぶぶぶぅぅッ! ……びゅる……  
 
 「ぁはッ……精子、入ってるぅ……ああああアアアアッ……  
子宮まできちゃってるぅ!!! んんあああっ……熱い、熱いのォッ……もう、  
だめぇ〜〜。私、私のあそこっ……またイっちゃううッッッッ!!!!!」  
 
ぷしゃぁぁぁー―――…。  
 
あおいは思いっきり潮を吹いて、その場に倒れこんだ。  
 
葛城も矢部も、自分のものを抜いて、その場に倒れこんだ。  
 
何もわからなかったが、その場に三人がいて、快感を共有しあったことだけ、かんじることができた。  
 
 
 
翌日、あおい、葛城、矢部とそろって、今後の方針について話し合った。  
 
ノートに3人の意見をびっしり書き、後輩へと意志を託した。  
 
…これから恋々高校はますます強くなるだろう。  
 
3人の頭には、それだけが浮かんでいた…。  
 
 
 

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