「う、う〜ん…」
大きなベッドの上で、一人の可憐な少女が目を覚ました
彼女の名は新見遙佳、光河学園のヒロイン的存在である
「…ッ! な、なんで…」
彼女が驚くのも無理はない、なぜなら、彼女は紐のようなもので
両手をベッドに繋がれていたのだ。周りを見回すが、光があたっているのは
このベッドの付近だけで、周りはまっくら、部屋の広さもわからない
(どうしてこんな所に……?そうだ、公園で落ち込んでたら、
後ろから誰かに口を押えられて…)
必死に自分の状況を模索する彼女、彼女はある出来事により
想いを寄せる幼馴染の少年、前田一也と気まずくなってしまっていた
昔から落ち込むと、児童公園のくまさんのところに行くのだが
皮肉なことに、そこで彼女は誘拐されてしまったのだ
「目が覚めたかい?」
「えっ、あ、あなたは…」
暗闇の中から、さわやかな、しかしどこか人を見下したような顔をした少年が現れた
彼は、同学園のサッカー部のエースで、以前彼女に一方的に告白した人物だ
当然、彼女には想い人がいたので、次の日には申し出を断った
もっとも、想い人がいなくても、こんな自己中心的な人物を彼女は好かないが…
さらに言うと、彼女が想い人とうまくいかなくなった原因の張本人ともいえる
「こ、ここはどこ?」
「ここは、親父が経営しているホテルの一室だよ。もっとも、
AVの撮影とかにも良く使うし、娼館っていったほうがいいかもね」
その言葉を聞いて彼女は絶句する。自分が何をされるのか告げられたようなものだ
「ど、どうして、こんなことするの……」
「どうしてって、こんないい男をふっといてよく言うよ…
さすがに学園のヒロインともなると図にのるんだな」
おびえる彼女に、男はさもこの行為が当然のように答える…
どうやら、彼に罪悪感などまったくないようだ…
そうしていると、男は鋭利なはさみを取り出し、彼女の上に跨る
「さて、今からでも俺に愛を誓えば、少しはやさしくするよ」
「ふ、ふざけないで! はなしてよぉ」
「フンッ、そうかよ、じゃ、遠慮なく」
口調が荒っぽくなると同時に、彼ははさみを彼女の服に突き立てる
「い、いやぁーー!やめて、誰かぁーーー!」
叫び、」抵抗を試みる遙佳、しかし、縛られているのもあるが
「言っとくけど、誰にもきこえねぇよ。それに薬もまだ効いてるはずだ」
「やめて、今ならだれにも言わないから…」
なんとか、体を動かそうとする遙佳
「おいおい、あんまり暴れるとケガするぜぇ〜、……もっとも」
ビリリリリィッ
「抵抗してくれた方が楽しめるがなぁ」
「キャアアアアアーーーー」
猟奇的な表情ではさみをすすめ、遙佳のセーラー服を切り裂いていく…
ブラとスカートも切り裂き、パンティ以外はすべて取り払われてしまった
「み、みないでぇー……」
涙を浮かべ懇願する彼女、それをしり目に男は最後の布に手をかける
足を閉じようとする遙佳だが、やはり力が入らない
結局、いとも簡単に彼女は全裸にされてしまった…
間を入れず、男は遙佳の足を押さえつけ、その股に顔を埋める
「ん〜、綺麗で匂いもいい…、こいつは旨そうだ…」
「い、いやーー!いやぁーーーー!!」
おぞましい感覚に悲鳴を上げる彼女
男は、秘所を舐め回しながら、両手を豊富な胸に伸ばす
「ん、はぁ…痛いっ、やめ、ああぁ…」
揉むというレベルではない、もはや形を変える勢いで掴んでいる
男は股から顔を話すと体をおこし、更に上から胸を鷲掴みにした
「へへ」
不敵な笑みとともに、男は遙佳に顔を近づける
「ッ!!」
それに気づいた遙佳は顔をふって抵抗るが…
「んーー!」
容易に唇を奪われてしまった。必死に口を閉じるが、男の舌は
巧みにそれをこじ開ける……おそらく、こういうことが初めてではないのだろう
「くちゅ…ん、ふぅ…ん…あぁ…ぷはっ」
深いキスを強いられる遙佳、だが、その行為に幸福感はまったくない
それをもたらす要因などなにもないのだ…
「へへ、どうだったぁ〜、ファーストキスの味は…お前の味もしただろ〜?」
口をはなし、ゲスなことばを浴びせる、そんな中…
「…がう……」
「あん?」
絶望の中、声を振り絞る遙佳
「ちがうわ、…私の、私の初めてのキスは…とっくに大好きな人にあげたんだから!」
「……」
それは、彼女が想い人と幼少の頃にしたものだった。だが、
それは今の彼女にとって最後の希望だったのだ
しかし、この言葉が最悪の結末に加速をかけてしまう…
「ハッ、なんだよ。意外に盛ってんじゃねぇか…、
まぁいいこっちは正真正銘はじめてみたいだからな」
そういって、男は自分の服をすべて脱ぎ去ると、再び彼女の股を開き
そこにペニスを押し当てる…
「や、な、なにを…」
振り絞った勇気も消え失せ、再び脅える遙佳
「もっと処女のお前を楽しもうと思ってたが気が変わった
とっとと喰わせてもらうぜぇ…」
足をつかみ、一気に挿入する体制にはいる
「いや、いや、いやぁーー!それだけはやめてぇーー」
最後の力を使って抵抗する、しかし、
「へへ、はまったな」
「お願い!やめて、やめて、やめて、やめてぇーーーーーーー!!」
「お〜らよっと!!」
ズブッ ブチッ
「いっ……っいぃやあぁあああぁぁああーーーーーーーーーーー!!!」
残酷な音と痛みとともに、絶望が彼女を襲う
初恋の想い人のために、いままで大事にとってきた純白を
最低の男に奪われてしまったのだ…
「くぅ〜っ、へへっキツイな」
「痛い…痛ぃ……ぬい、てぇ……」
そのあまりの痛みに顔を歪める、もとよりほとんど濡れてもいないのだ
「おいおい、せっかくの顔が台無しだぜ。まぁ見てな、すぐに気持ちよくしてやんよ」
そういって、挿入たばかりだというのに、激しく腰を振る男
「痛い、いや、いや…」
彼女にとっては苦痛でしかない…それでも男はお構いなしだ、さらに
「ハッ、ハッ、ふへへ、こりゃいいぜ、こんないい女を犯ってんだからな
我慢できねぇし、さっそく一発行くぜ!」
「痛っ…え、えっ!…い、いく、て…何を」
「ハッ…ハッ…決まって…んだろうが、お前の中に精液をぶちまけるんだよ!」
「ッ!ダ、ダメーー、そ、それだ、けは…それだけはダメーーー!」
もうろうとしていた意識だが、その言葉をきいていっきに目を覚ます。
「なんといわれようと止まんねえよ、おら、もっと喘いでみせろぉーー!」
「い、いやぁ!いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやぁーーーー!!」
渾身の力で泣き叫ぶがそれは男をさらに欲情させるだけ…
この男は、女の泣き叫ぶ姿がすきなのだ……そして、
「ハッ…ハッ…ハッ、行くぞ、しっかり味わえ〜っ!」
「グス…いやぁ……ぃゃぁぁぁぁぁぁー………」
ドピュッ、ドピュッ ドピュッ
「くぅ〜〜、ぷはははははっ」
「ぁああぁぁぁああぁ…………」
彼女の子宮におぞましい液が満たされる、決して安全日ではない
このままでは妊娠してしまうかもしれない、こんな男の子供を……
「さ〜て、休んでないで次行くぞ、お前はまだ達してないだろ」
その言葉に更に絶望は深くなる…だが、もぅ声も出ない
「俺の出した精液で滑りやすくなってるな…まぁ孕んじまったらちゃんと
育ててやるよ。女なら将来いい女になりそうだ」
絶望の中で徐々に意識は遠のいていく、そんな中、彼女は彼を想っていた
(前田君…助けにきて……)
その想いは届くのだろうか……彼女の意識は闇に堕ちて行った……