「いってらっしゃい。海斗。」  
「ああ、行ってくるよ。」  
 
ここは天城邸玄関口。みかるが学校に行く海斗を見送るところだ。  
一歩踏み出そうとした海斗だが、振り返りみかるに尋ねる。  
 
「おまえ、ほんとに大丈夫か?」  
「なんだったら、今日も学校休もうか?」  
「ううん。大丈夫。平気よ。」  
「心配しないで安心して学校へ行ってきて。」  
「…。」「そうか。わかった。」  
 
ここ数日みかるの具合がよくない。  
兄のリヒトは海外コンサートツアー中だったこともあり、  
海斗が学校を休んで看病していた。  
 
みかるは、海斗に何日も学校を休ませるのがとても心苦しかった。  
今日の夕方にはリヒトが帰ってくることもあり、体調が良いからと嘘をつき  
海斗を送り出したのだった。  
だが、本当は立っているのもつらい。ずっと海斗に居て欲しかった。  
気が遠くなり、倒れそうになりながらも何とかベッドに潜り込んだ。  
「お兄様が帰ってくるまで、こうして寝てれば大丈夫・・。」  
みかるは程なく眠りについた。  
 
 
「ミケル様のお加減がよくありません。」  
『そうか・・。』  
『ならば、他の生物からエネルギーを取り込むしかあるまい。』  
その頃、天使のフクちゃんと「あのお方」が何かを企んでいた。  
 
ここは学校。校庭で体育の授業中だ。  
ダイチは校舎の陰から、自分を見る視線に気づいた。  
「あれは、みかるちゃん。」  
ダイチがみかるの方を見ると、みかるはにこっと微笑んだ。  
少し離れたところにいた海斗に声をかけた。  
 
「おーい!海斗!みかるちゃんが来てるぞ!」  
「え?」  
「ほら、あそこに。」「あれっ?」  
既にみかるの姿はなかった。  
 
「はーあ?なーに言ってんだ?みかるなら家で休んでるよ。」  
「大方、幻でも見たんじゃないのか。」  
「え、あ。そうかも?ははは…。」  
 
次の授業中、ダイチは机の中に手紙を見つけた。  
 
愛しのダイチさま  
これからすぐにわたしの家まで来てください。  
とても大切なお話があります。  
あなたのみかるより  
追伸:くれぐれも、海斗には内緒よ。  
 
「えええーっ!」  
ダイチは驚きのあまり声を出してしまった。みんなの視線が集まる。  
「え、ええと。」  
「(そうだ)」  
「う。イテテ。お、おなかの調子が。」  
「せ、先生!おなかの調子が悪いので早退させてください!」  
 
そんなこんなで、ダイチは早退してみかるのところへ向かった。  
 
天城邸玄関口。  
「いらっしゃい。よく来てくれたわ。」「さ、こちらへ。」  
ネグリジェ姿のみかるが出迎え、寝室へと通された。  
そして、ベッドの上に二人で並んで腰掛けた。  
 
「あ、天城さん。大切な話って何かな。」  
「うふっ。天城さんなんて、よそよそしい言い方はよして。」  
「みかるって呼んで。」  
「あ、あ、じゃなかった。み、みかる。」  
ドギマギするダイチの手をみかるはそっと握った。  
そして、自分の胸にダイチの手を押し当てた。  
 
「訊かなくてもわかってるくせに。」  
「ほら、こんなにも胸の鼓動が高鳴ってる。」  
ダイチは胸の鼓動よりも、やわらかい胸の感触だけが気になって仕方が無い。  
ダイチの方が、今にも心臓が爆発しそうだ。  
慌ててみかるの手を振りほどいた。  
 
「うふっ。ダイチくんって恥ずかしがりやさんなのね。」  
みかるはダイチの方を向き目を閉じると、やわらかそうな唇を差し向けた。  
「キスして。」  
「ええーっ!」  
みかるは、海斗の彼女だとばかり思っていたクラス1かわいい女の子だ。  
そのみかるが、目の前で自分にモーションをかけているのだ。  
戸惑うダイチにみかるは追い討ちをかける。  
「は・や・く」  
 
たまらず、ダイチはみかるに顔を近づけ、目をつぶり不器用に唇を重ねた。  
かわいい唇はとてもやわらかく、食べたくなりそうだ。  
すると、みかるの舌がダイチの口に入ってきた。ダイチもそれに応え舌を絡める。  
くちゅっ。ちゅぷっ。お互いの唾液が混ざり合う。  
みかるが両肩に手を回し抱きついてきた。  
みかるの体の温かさとやわらかい胸の感触が伝わる。  
心臓も爆発寸前だが、ズボンの中も爆発寸前だ。  
「(うっ。やべぇ。)」  
 
ダイチのズボンの中の感触に気づいたみかるは、下半身に手をやると、  
ズボンのチャックを下ろした。  
「(えええーーーーーっ!!)」  
ダイチは口を離そうとするが、みかるの絡みついた舌を離すタイミングを見出せない。  
みかるの手は、ダイチのいきり立った下半身を掴み、チャックから引きずり出した。  
「(うわーーーーっ!!)」  
ダイチは驚き無理矢理口を離した。  
 
「はあっ!はあっ!はあっ!」  
「うふっ。ダイチくんってかわいい。」  
 
そういうと、みかるはいきり立ったダイチの下半身を握り、さすり始めた。  
「ねぇ?気持ちいい?」  
「あ!あ!わ!わ!わ!」  
「だ、だ、だ、だめだぁーー。」  
ダイチのいきり立った下半身から、熱いものがほとばしり、  
みかるの顔やネグリジェに勢いよくかかった。  
 
「きゃっ!」  
「ご、ご、ご、ご、ごめんよ〜!!」  
「いいのよ。気にしないで。」  
みかるは、顔についたほとばしりを指ですくいとると口に運んだ。  
そして、舌の上でころがしたあと、こくっと飲み干した。  
「うふふふっ。ダイチくんの味がする。」  
 
みかるは立ち上がり、唖然とするダイチに背を向けネグリジェを脱いだ。  
色白の肌に白いブラジャーと白いパンティがみかるの体の美しさを際立たせる。  
さらに、ブラジャーのホックを外すと、両腕でブラジャーを押さえ、振り返って言った。  
「抱いて・・。」  
 
その言葉を聞き、ダイチの中の男としての本能が目覚めた。  
ダイチは服を脱ぎ去り、生まれたままの姿となった。  
「素敵よ。ダイチくん。」  
 
みかるを後ろから抱き寄せ、胸に手をやるとブラジャーが床に落ちた。  
乳房を揉む。とても柔らかい。マシュマロのようだ。  
その先端の突起は、すでに固くなっている。  
突起を親指と人差し指で揉むと、みかるは甘い声であえぐ。  
「ああーん。」  
 
優しくベッドに押し倒し、仰向けにし、胸に顔を持っていく。  
みかるの白い胸に淡いピンク色の突起がとても奇麗だ。  
その周囲の同じ色をした乳輪は小振りでとてもかわいい。  
たまらずしゃぶりついて、舌で突起を転がす。  
「あーん。ダイチくんって赤ちゃんみたい。」  
 
そう言われて赤ん坊みたいに、突起を吸ってみる。  
「わたし・・。まだ・・。おっぱい・・。でないわよっ。」  
 
突起を唇で挟んだまま、顔を引っ張る。  
白い乳房がいっぱいに引っ張られ形を変える。  
「うぅーん。」  
唇を離すと、白い乳房が大きく揺れた。  
「あはっ。」  
 
「じゃ、こんどは、わ・た・し・の・ば・ん。」  
「横になって。」  
 
みかるは仰向けのダイチの上に後ろ向きに四つん這いになり、尻を立てた状態で跨った。  
そして、ダイチのいきり立った股間にしゃぶりついた。  
みかるの柔らかい舌が、先端を刺激する。  
「ああっ。」  
今までに味わったことの無いほどの快感がダイチを襲う。  
ダイチの股間は、今までにないほどいきり立つ。  
「すごいわ。ダイチくん。」  
 
ダイチは毎晩のようにるちあ、はのん、リナといったクラスメートをおかずに  
マスターベーションにいそしんでいた。だが、今はその時の立ち方と明らかに違う。  
自分でも味わったこともないほど、股間が脈打っているのがわかる。  
 
みかるの舌が裏側も刺激する。  
あまりの気持ちよさに、じっとしていられない!!  
 
ダイチはパンティに手を伸ばし、ずり下ろした。  
みかるの白い尻とその間のすべてが丸見えだ。  
白い割れ目。その上にあるのはみかるの肛門だ。  
しっかりと引き締まったみかるの肛門。その皺の間までもが白い。  
 
ダイチは、体をずらし上体を持ち上げた。  
みかるの尻に顔を近づけると、肛門を舐め始めた。  
「あぁぁーん。くすぐったーい。」  
さらに皺の間に舌先を押し込んで丹念に舐め取る。  
「ダイチくぅーん。そこじゃないでしょ。」  
「も・っ・と・下・よ。」  
 
みかるのパンティを完全に脱がせ、69の体勢にさせた。  
 
間近で見るみかるの恥毛。  
割れ目のすぐ脇まで生えており、量は少し多いだろうか。  
色は茶色いが、白い肌のせいかとても黒く見える。  
 
間近で見るみかるの白い割れ目。  
割れ目の内側の鮮やかな濃いピンクが、白い肌によく映える。  
濃いピンクの部分は、既に甘い蜜で潤っている。  
白いフランスパンに挟んだジャムのようだ。  
 
間近で見るみかるのクリトリス。  
赤く熟した果実のようだ。  
食べてしまいたい。  
 
ダイチは、それらのすべてにむしゃぶりついた。  
そして、二人はお互いに体の上下を入れ替えながら、ただひたすら口で愛撫し続けた。  
気がつくとみかるの割れ目は完全に広がり、甘い蜜が泉のように湧き出していた。  
 
二人が離れると、みかるは後ろ向きに四つん這いになり、腰を振った。  
「さ、ダイチくん!ちょうだい!」  
それに応え、ダイチはいきり立った自分自身を持つと、  
みかるの甘い蜜で潤った部分にあてがい、ゆっくりと突き進めた。  
みかるがよがり声をあげる。  
「あぁーん。」  
潤っているにもかかわらず、みかるの胎内のひだがダイチ自身に絡みつくのがわかる。  
空気のはじけるような淫靡な音を立てながら、ゆっくりと進んでいく。  
そして、一番奥まで到達した。みかるの胎内の暖かさが伝わる。とてもいい気持ちだ。  
「感じるぅ。奥まで当たってる・・。」  
「さ、動いて!」  
言われるまま、ダイチは腰を振った。  
 
くちゅくちゅと液体と空気が混じりあう音をたてながら、腰を振りつづけた。  
みかるはとても気持ちよさそうな表情であえいでいる。  
限界を感じたダイチは、息を切らしながら言った。  
「もう出そうだ!!」  
「あぁん。いいのよ、そのまま中に。」  
「い、いいのか?」  
「いいのっ。」  
男としての悦びを実感したダイチは、大声で叫んだ。  
「母さん!!俺!!男に生まれて幸せです!!」  
熱いもののすべてが、みかるの中に注ぎ込まれた。  
 
「はぁはぁはぁ。」  
ダイチ自身をみかるから抜き去ると、みかるから白いものが流れ落ちた。  
だが、みかるは愛液にまみれたところを見せて、おねだりする。  
「ダイチくん。もっと!!」  
「こんどは、わたしが動くから、ダイチくんは横になってて。」  
もう、ダイチは満足しきっていたが、おねだりには敵わない。  
みかるは、横になったダイチの少し萎びたダイチ自身の上に腰を落とした。  
「うふふっ。はやく元気になぁーれ。」  
そう言いながら、みかるは腰を使った。  
 
するとどういうわけか、ダイチはあまり快楽を感じているわけではないのに、  
ダイチ自身が元気を取り戻し始めた。  
「ええっ?」  
さらに、ダイチ自身の中を何かが通っていく感覚がする。  
とても気持ちいいが、射精のそれと何かが違う。  
「み、みかるちゃん!!」  
「もう、いいよ!!俺、満足したから。」  
「うふっ。遠慮しなくていいのよ。こんなに元気なのに、まだまだこれからじゃない。」  
嬉々とした顔をして、みかるは腰を使い続ける。  
ダイチ自身の中を何かが通っていく感覚が止まらない。  
「いや、そうじゃなくて何か変なんだよ!!」  
ダイチは、腰を動かし抜け出そうとするが、どういうわけか下半身が動かない。  
「うふふっ!あははっ!」  
みかるは、笑いながら腰を使い続ける。  
「みかるちゃん!!やめてくれっ!!みかる!!!」  
だんだん、ダイチの頭を快楽が支配してくる。  
それとともに、だんだん意識が遠くなってきた。  
 
ダイチが最後に見たものは、髪を振り乱しながら、激しく腰を使うみかるだった。  
その表情は、とても妖しく快楽に満ちていた。  
 
「ただいま。」  
「おかえりなさい!!海斗!!」  
学校から帰宅した海斗にみかるは抱きついた。  
「おまえ、ほんとに具合良くなったんだな。」  
「ぐっすり寝たら治っちゃったみたいなの。」  
「さあ、もうじきお兄様が帰ってくるし、お夕飯の仕度しなくちゃ。」  
「海斗も手伝ってね。」  
「ああ。」  
 
翌朝、海岸でひからびたダイチが発見された。  
死んではいなかったが、回復するには時間を要するのだった。  
 
 
 
かくして瀕死の状態となり、ダイチはその役割を終えた。  
不幸なことに、BBSと並んでミケルにエネルギーを与える重要な役柄だったにもかかわらず、  
その存在は黙殺されてしまうのだった。  
その後、回復したダイチに出番が回ってくるのは、ピュア最終回のみであったという。  
 
完  
 

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