わたし、七海るちあ。みんなも知ってのとおりマーメイドプリンセスなんだ。  
わたしね、高校生になったの。もちろん海斗と同じ学校だよ。  
周囲の人も羨ましがるくらいの公認ラブラブカップル。  
今日は、学校帰りに海斗の家に遊びに行くところなんだ。  
 
「あーん。待ってよ海斗。」  
もっとゆっくり歩いてくれてもいいじゃない、イジワル!  
でも、きっと照れくさいんだよね。わたしがくっつき過ぎるから。  
はいはい、少し離れて歩けばいいんでしょ。  
 
「おじゃましまーす。」  
玄関を上がってリビングに通される。わたしやっぱりここが大好き!  
見晴らしが良くて、明るくて、そして・・笑ったり泣いたりドキドキしたり、  
何よりたくさんの想い出が詰まってるんだもの。  
 
こうして海斗と見つめあうとドキドキしてきちゃった。いつも会ってるのに…。  
ゆっくり目を閉じると、海斗の息遣いが近づいてくる。わたしも海斗の肩に手を回す。  
そして海斗との熱いキス。うーん。海斗大好き!!  
 
え、先にお風呂入れって?はーい、じゃあお先に。  
海斗の家で入るお風呂って何回目かな?もう3回目?4回目?まあ、いいか。  
ここのお風呂、パールピアリのよりちょっと大きくてお気に入り。  
気分がいいと歌を歌いたくなるのよね。5曲ほど歌っちゃった。  
そうだ今度「ぐるぐるあわあわ」持ってこよっと。  
 
海斗ったらマーメイドのわたしのことがとってもお気に入りなんだ。  
でもマーメイドの状態じゃエッチできないもんね。  
だから、今日は海斗を驚かせてあげるんだ。海斗がお風呂入ってる今のうち。  
こうして、髪をツインテールに結わえて、うーんちょっと長さが足りないかな?  
耳の横を少しカールさせて、貝殻のイヤリングをして、  
マーメイドのブラを装着!これでマーメイドプリンセスになったでしょ。  
下はパンティだけどまあいいよね。  
 
ねぇねぇ、海斗。  
「アンコールはいかが?」  
え?おかしい?そんなに笑わなくてもいいじゃない。せっかく人が喜ばせてあげようと・・。  
でもいいか、海斗の笑顔を見てるとこっちまで幸せ。  
 
海斗・・。  
海斗と再び熱いキスをする。あ、海斗の手がブラの中に。  
優しく揉んでくれている。とても気持ちいい。  
海斗がわたしのおっぱいに吸い付いてくる。  
将来、海斗の赤ちゃんにこんな風におっぱいあげるのかな?  
ひゃあん。舌先でそんなとこ刺激しないで。  
くすぐったい・・。あああ・・。  
 
海斗の手がパンティの中に。  
密林をさわさわとをまさぐってる。恥ずかしい!!  
そんなにわざと音を立てなくても…。  
ああっ。そこはとても敏感なところ。ああああ、そんな。  
つまんで引っ張って揉んで、そんな乱暴にしないで。  
あああでも・・でも・・、とってもいい気持ち。  
 
海斗がパンティを脱がす。もう覆い隠すところが何もない。やっぱ恥ずかしい。  
少し脚を開いて膝を立てて横になる。海斗の頭が膝の間に沈んでいく。  
海斗の舌がわたしの敏感なところを舐めまわして、キスをする。  
ああっ。そんなとこ汚いよ。そこはオシッコが出るところ。  
やめてえ。そんなに舐めまわしたら出ちゃう!  
ちょっと止めてよ。ねぇってば、ねぇ。あああああ。もう我慢できない!!  
少し出ちゃった!海斗の口にも入ってるよきっと!恥ずかしい〜。  
顔から火が出てるのがわかるよ。やだ、見ないで海斗!!  
 
海斗が顔を近づけて、唇を重ねてきた。  
ねぇ?さっきこの口の中にオシッコ入ってたでしょ?  
うーん。でもでも…。三度目の熱いキスをした。  
 
海斗がわたしの両脚の間に・・。来るのね海斗。  
わたしは目を閉じて海斗を受け入れる準備をする。  
こうやって待ってる間、なんだか落ち着かない。  
あれ??まだなの?  
目を開けてみると、海斗がにやけた顔をしてる。  
え?「おまえ、エッチになったな。」ですって?  
ええっ?おチンチン欲しいって言ってみろ?  
なによ!イジワル!それぐらい言えるもん。  
「お、お、おチ、おチ…」  
ダメ、やっぱり言えない。  
海斗はそんなわたしの頬にキスをした。  
 
わたしは、再び受け入れる準備をした。  
海斗がわたしの中にゆっくりと入ってくる。  
海斗とわたしが繋がると、不思議と心も暖かくなってきた。  
きっと心も繋がってるんだよね。そう思うとなんだか涙が溢れてきた。  
痛かったか?って。ううん、それも少しあるんだけどそうじゃないの。  
ごめんね勘違いさせて。  
 
海斗は、やさしく激しくわたしの身体を溶かしてゆく。  
今わたしどんな顔してるんだろ?どんな声上げてるの?  
何もわからなくなるくらいとてもいい気持ち。  
あああっ。わたしもうだめぇ。  
 
イッちゃったわたしの胸の先端を海斗が愛撫する。  
これは海斗もイッちゃうことが近い合図。  
わたしは、立ち上がった海斗の前に座って、海斗の大事なところを咥える。  
そして舌先でその先端を刺激するの。  
あ、海斗とっても気持ちよさそう。じゃ、もっとサービスするね。  
そのイッちゃいそうなときの顔、なんだかカワイイ。  
きゃっ!海斗の先端から熱いものが噴き出してきた。  
ごめんね海斗。わたしが普通の女の子じゃないばかりにいつも口でなんて。  
こくんとすべてを飲み干して、海斗の先端に残っているのを丹念に舐めとる。  
海斗のすべてはわたしのもの。無駄にはしないんだから。  
口の中にかすかに海の香りが残る。やっぱり、海斗って海の王子さまなんだ。  
あー、はやく海斗の赤ちゃんが欲しいな。  
 
いっぱい汗かいちゃった。  
一緒にお風呂入ろうね。わたしの王子さま。  
 
俺、堂本海斗。高校生。恋人の七海るちあと家に帰るところさ。  
俺、実はパンタラッサ族といって人間じゃない。  
でも、人間社会が性に合ってるし、そんなことあまり気にしてない。  
 
るちあが横にぴったり寄り添ってくる。  
あまりのアツアツぶりにすれ違う人が好奇の目で俺たちを見る。  
なんか恥ずかしくなってきた。ちょっと早足で歩いてみる。  
「あーん。待ってよ海斗。」  
るちあが俺を呼ぶ。すまないな、るちあ。  
 
「おじゃましまーす。」  
玄関に上がるとき、るちあは元気よく言う。  
別に他に誰もいるわけじゃないのにな。  
 
リビングで窓の外を眺めるるちあを引き寄せて、しばらくるちあの顔を眺める。  
るちあも俺をじっと見詰める。少し赤らんだ頬と潤んだような瞳がとてもかわいい。  
目を閉じたるちあに唇を近づける。るちあは俺の肩に手を回してくる。  
そして熱いキスをした。  
 
るちあ、先に風呂入ってこいよ。  
るちあはかなり長風呂だ。俺が先に入ると湯冷めしちまう。  
あ、歌声が聞こえてきた。かなりご機嫌だな。きれいな歌声に聞き惚れる。  
 
るちあと入れ替わりで風呂に入る。  
さっきるちあが入ってた風呂だ。石鹸以外に何かいい香りがするような気がする。  
 
体を拭いてタオルに包ると、るちあがひょっこりと覗きにきた。  
髪型が変だ。中途半端なマーメイドって感じだ。なーにやってんだ?  
「アンコールはいかが?」  
思わず吹き出す。本人は決まったと思っているんだろう。そこがまたおかしい。  
ほんと、あいかわらずおかしなやつだ。  
 
るちあ・・。  
るちあと再び熱いキスをする。るちあのブラの中に手を忍ばせる。  
るちあが一瞬ビクッと反応する。構わず、柔らかい胸を優しく揉む。とってもいい感触だ。  
ブラを外して胸を口で愛撫してやる。ピクンと立った先端を舌先で刺激した。  
るちあのやつ、とっても気持ちいいみたいだ。体をモジモジさせてやがる。  
 
パンティの中に手を忍ばせる。  
密林をまさぐるとさわさわと音を立てる。そんな感触もなんか好きだな。  
その下側を探ると、小さな突起が手に当たった。るちあがビクッと反応した。  
ここはるちあの弱点。少しいじめてやれ。  
るちあが体をよじらせる。  
 
るちあのパンティを脱がした。るちあのすべてを見渡すことができる。  
ああ、るちあ、とっても奇麗だ。るちあの脚の間に顔を持っていく。  
さっきいじめたところを舌で慰めてキスをした。でも、もう少し調子に乗ってみるか。  
その少し下のところの小さな穴を舐めまわしてやる。あ、るちあが脚をジタバタさせてる。  
面白い、もっと舐めてやれ。  
穴のところがピクッとしたかと思ったら、液体が吹き出して口に入った。  
あ、こりゃあオシッコじゃないか?  
るちあの顔を見ると、真っ赤な顔を手で覆ってる。かわいいやつだ。  
 
全然汚いなんて思ってないから。ごめんなるちあ。  
るちあに顔を近づけて、唇を重ねた。  
 
るちあの両脚の間に膝を落とす。  
すると、るちあは目を閉じて俺を受け入れる準備をする。  
またちょっと意地悪してみたくなった。少しじらしてみるか。  
るちあは、腰をモジモジさせて落ち着かない様子だ。  
ぱっと目を開けてこっちを見るるちあ。  
「おまえ、エッチになったな。」  
おチンチン欲しいって言わないとお預けだぞ。  
さらに意地悪してみる。  
 
おっ、言えるかな?  
「お、お、おチ、おチ…」  
やっぱダメか。  
そうやって恥ずかしがるところを見てるのが楽しいんだよな。  
るちあの頬にそっとキスをした。  
 
るちあは、再び受け入れる準備をする。  
るちあのもっとも奇麗なところに、俺自身をあてがう。  
いくぞ。るちあ。  
るちあの中にゆっくりと入っていく。とても暖かくていい気持ちだ。  
このやさしく包み込むような感覚。母の温もりに似た何か。  
そう、暖かな海中を漂っているような感覚。  
俺をこんな感覚にさせてくれるのは、るちあ、たぶんおまえだけだ。  
 
涙!?  
痛かったのか?ごめんな、るちあ。  
そう言うと、るちあはにっこりと微笑んでみせた。  
 
るちあのすべてをゆっくりと味わう。  
普段、ドジでマヌケで純情で、泣いたり笑ったり。無邪気なあどけなさを残す横顔。  
そこに、ひとりの大人の女としての表情が垣間見える。  
この時のるちあ表情がたまらなく好きだ。  
俺とこうしている間だけ見せる、他の誰もが見たことのないるちあがそこにいる。  
そう、おまえは俺だけのものだ。まだまだ愛し足りない!!  
おまえのことをもっと知りたい。もっとメチャクチャにしたい。  
るちあが、甘い声を漏らす。とてもいい声だ。女神の歌声さえも遠く及ばない。  
その声もすべて俺のものだ。愛してる!!るちあ。  
 
るちあがピクピクと身体を震わせる。イッたのか?  
すごい潮の量だ。その潮をすこし指ですくって舐めてみる。  
かすかに海の香りがする。やっぱりおまえはマーメイド。  
マーメイドプリンセスなんだな。  
 
ほんとは、俺もこのままイッちまいたいが、そうは問屋が卸してくれないもんな。  
『婚礼の儀式を済ませていないプリンセスを、妊娠させたらタダじゃおかない。』  
あんときのにこらさんとヒッポは恐かった。  
 
俺は、るちあの胸の先端をつまんで合図する。  
俺が立ち上がると、るちあは前に座って俺自身を咥える。  
咥える時の、少し恥じらった表情がまた俺を刺激する。  
るちあのやわらかい唇や舌の感触がたまらない。  
う、とても気持ちいい。るちあ、腕を上げたな。  
たまらず、俺の想いとともに、すべてをるちあの口の中に注ぎ込む。  
るちあはそれをすべて受け止めてくれる。こくんと飲み干すと、丹念に舐めとってくれる。  
なんて健気なんだ。  
でも、プリンセス様に口でしてもらってることがバレても、ただじゃすまないな。ハハハ。  
 
あー、いっぱい汗かいたな。一緒に風呂入ろうってか。そうこなくっちゃな。  
最近、尾っぽのひらひらで体洗ってもらうのが楽しみなんだよな。  
よろしく頼んだぜ、俺の人魚ちゃん。【おしまい】  
 
 

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