その日疲れてた俺は自宅で早めの時間から寝ていたのだった、  
どのくらい時間が経ったのだろうか…まぶしい…もう朝かと目を開ける  
だがまだ窓の外は暗い、時計を見るとまだ日付が変わったくらいだろうか  
そして気づいた、強烈な光は目の前の空中から発されてるのだと  
そして光は、徐々に一人の女性の姿に変えていく…俺はその女を知っている  
「アクアレジーナ…?」  
そう海の女神−アクアレジーナ、るちあ達マーメイドプリンセスを統べる存在だ  
今までも何度か彼女に導かれた事はあるが…まさかるちあ達に何かあったのか!  
「いえ…安心して下さい、今回はそういったわけで現れたわけではありませんので、パンタラッサ一族の末裔…海斗よ」  
俺の心を読んだのか、彼女は微笑むような表情で応えた  
では、何故ここに現れたのだろうか?そもそも彼女の召還には七人のマーメイドプリンセス達の力が必要なわけだが  
「確かに私を呼び出すにはマーメイドプリンセス達の力が必要ですが…」  
すると光が収束し、彼女はいつもの幻影のようなものでなく、そこに実体があるかのようになった  
「私自身の意思でなら、こうやって現世に降臨する事もできますわ」  
…そんな事ができるなら何故今まで、やばい事態の時にそうしなかったのだろうかと、問い詰めてはいけないのだろうか?  
「いけません…いえ、こういう事ができるようになったのはガイトとの一件が終わった後ですから、こっちも色々事情がありましたし」  
聞いてたよりも、この女神様はいい加減な性格なのだろうかと俺は思った  
「それで、俺に何のようですかアクアレジーナ様」  
「アクアレジーナで構いませんよ海斗、どうせいい加減な女神ですから私は」  
心が読めるというのは厄介なものだ、少し機嫌を損ねてしまったらしい  
「で、用件は?」  
「実は少し貴方にお願いがあります…話を聞いてくださいますか?」  
ここで断っても無理やりにでも聞かされそうだが…しかし女神が俺に願いとは一体?とりあえず話を聞く事にする  
「実は…最近マーメイドプリンセス達の性の乱れぷりが激しいのです…」  
ドキッ…心当たりがあり少し胸が痛くなる  
 
「昔は皆、清楚でいましたが…るちあや波音はもとより、あのリナまですっかり男の味をしってしまい、ノエル、ココ、かれんも地上に上がってからはもう…」  
俺は笑うしかなかった…いや確かに人間と恋するのは禁じられたものとなってたのに、俺とるちあの一件以来から事情が変わってるようだ  
「つまり…これ以上、彼女達に人間の男と関わらせるなと?」  
「いえ、どうせ動き出した時の流れは止められませんよ…そんな事より…」  
するとアクアレジーナは俺に抱きついてきたのだった  
「なっ!?」  
「…私はずっと彼女達を見ているのです、あんな事をしてる時でも…それを何度も見せられてまともでいられると思いますか?」  
するとそのまま押し倒されてしまう  
「女神とはいえ、私も女ですのよ…たまりません」  
「ちょ、ちょっと…アクアレジーナ!」  
彼女の体を離そうとするが体がまともに動かない…すると唇に柔らかいものが…キスされた  
「このアクアレジーナにご自愛…くださいな」  
すると彼女は衣服を脱ぎはじめた、そこから神秘的な裸体をさらしていく  
「待て、すまないが…俺には心に決めた女がいるんだ…だから…」  
「知ってますよ…るちあの事ですよね」  
ならば話は早い、別に俺は謙虚な方ではないが、付き合ってる女がいる以上は別の女性を抱くわけにはいかない…  
「とはいえ…こちらも引けませんわ。いくら発情してるとはいえ、この海の女神と言われるアクアレジーナが売女みたいな事できませんし」  
するとキッと俺を熱い視線で見つめる  
「しかしパンタラッサ一族なら相手に十分ですわ、万が一の時は良い血筋を残せますからね」  
この女、さらりと怖い事を言ったような気が…しかし俺にその気が無い以上は…  
「それはどうでしょうか?んっ…」  
するとアクアレジーナは俺の股間から男のそれを取り出した、当然に起ってないそれに口付けをしるのだった  
「な、何を…うっ!」  
そのまま舌で舐めていく…すると徐々に俺のそれは固く大きくなっていく  
「うふふ…可愛いですね、ここはやる気十分のようですよ」  
すっかり元気になった自分のそれを見て、所詮は男の性か…と俺の弱い理性を呪う  
 
「では…とりあえずこのまま一回出しあげますよ、んっ…」  
するとアクアレジーナは両手で胸を寄せて、唾液で濡れたそれを全体を包み込むように挟み込む、  
すると彼女は俺のを胸板に擦りつけるように前後に体を動かし始めた、たちまちに俺は凄まじい気持ちよさに襲われる  
両手で乳房を力いっぱい挟みこみ締め付けていく…更に亀頭を口で舐めあげだした  
「んん…あはぁっ…私の胸…気持ちいいですか海斗さん?」  
「ううっ…気持ち…いい…っ」  
そう…それは今まで自分がこっそりしてるオナニーよりも、果てしなく気持ちよかった  
「もう…出ちまうぅ…」  
あまりの刺激に俺は、とても射精を我慢できそうになかった  
「いいですよ…顔にかけて下さい…あはぁ!」  
俺はそのまま彼女の顔に射精した…最近溜まってたので、それはすごい量だった  
「熱い…うふっ、久しぶりの男の味だわ」  
顔にかかった白い粘液を指で絡め取ると、それを口に入れる  
「くっ…」  
俺は快感に負けた自分自身が恨めしい…しかし俺の分身はまだ元気でやる気まんまんだった  
「それじゃ次は…こちらに出してくださいね」  
アクアレジーナは股を開き、自分でその秘所を指で広げ誘う…  
性の快楽に囚われたのか俺はおもむろに、顔を近づけてそこにしゃぶりついた  
俺はアクアレジーナのクリトリスに舌を押しつけ上下左右に小刻みに刺激を与え、さらに円を描くように回す。  
「あ…あんっ…激しい…」  
指で彼女のクリトリスの包皮を引き上げむき出しにし、さらに刺激する…すると体を痙攣させたように震わせた  
「あはぁぁ…いい…軽くいきましたわ…」  
快楽の余韻でか頬を染めて瞳を潤ませる…そんな彼女が妙に可愛らしく感じる…  
「て、何を考えているんだ…俺にはるちあが…んっ」  
俺の言いかけの言葉は、再びキスしてきた彼女の唇に塞がれた…  
「今は…私の事だけを考えて…お願い…」  
その妖艶の視線に俺は息を飲み込んだ…すると再び俺を押し倒すように覆い被さってくる  
彼女はそのまま上に跨ぐと、自分の秘所を俺のイチモツに当てた  
 
「いきますよ…海斗…んっ」  
するとそのまま彼女は腰を落としたのだった…ズブズブと秘所の中に埋まっていく俺のモノ…  
熱い膣内の肉壁をかきわけていく感触に俺は凄まじい快感を得ていた…当然にそれは彼女もだった  
「あはぁ〜…凄い…凄く気持ちいいですわ…うふっ…」  
俺にとっても同じ感想だ…初めてのセックスに俺は我を忘れて彼女の腰を持ってより深くへと  
突っ込ませていく…やがて亀頭が何かに当たった…そして俺のが全て収まったのが分かった  
「あら、もしかしてまだ童貞だったの?ふふ…女神が初めての相手なんて最高よね…んっ」  
すると腰を動かして出し入れを繰り返していき出したのだ…  
グチャグチャ…膣から分泌された愛液で卑猥な音が結合部から漏れ部屋に響き渡る、  
「締まる…うわっ」  
「イきそうなの海斗…いいわ、そのまま出して!」  
射精しそうな気配を感じて、アクアレジーナは動きのペースを上げていく、体を捻らせさらに刺激を与えながら  
「出る…出ちまう!!うわっ〜!!」  
そして俺は…絶頂を迎えてアクアレジーナの膣奥に射精したのだった  
そのままドクドクと…彼女の中へ注いでいく…  
「ああぁぁぁ…イ、イクぅぅぅ…あぁぁぁっ!!」  
そして彼女もまた満足な顔でイったようだった…  
「はぁはぁ…いっぱい出したわね海斗…うふっ、若いのねこんなに濃くて…できちゃうかも」  
俺のが離れた秘所から溢れてきた精液を見つめて、彼女は微笑みながらそう言った  
「すまない…るちあ…」  
出して頭が冷えたのか、俺は最愛の彼女に謝ったのだった  
「うふっ、…お互い様だから心配しなくてもいいのに」  
「…えっ?うっ!」  
アクアレジーナの漏らした一言が気になったものの、再び彼女は俺のを掴みいじり出す  
「続き…しましょ?」  
俺はギョっとした…すでに俺は精力を使い果たして、もう俺のは萎えていたからだ、すると彼女は  
歌詞も無い歌を歌いだしたのである  
「・・・〜〜♪」  
すると全身の力が急速に下半身に流れ込む感覚に襲われた、再び力を取り戻す俺のイチモツ  
「うふっ…元気出たわね」  
彼女は愛しそうに、それにキスをする…そして再び俺達は交わるのだった…  
 
あれからどのくらい経ったのだろうか…朝日の光が窓から入ってくる  
「あはぁ…あぁん…あれ?もう朝なんだ…今日はここまでね海斗」  
アクアレジーナは秘所から俺のを抜き離す、ゴボッっと膣から白い粘液が大量にこぼれた  
「お腹の中…貴方ので一杯よ…また夜…会いましょう…」  
満足した笑みで彼女は光に包まれ消えていった…元の場所に帰ったのだろうか…  
だが彼女が消えても俺は身体を起きなかった…いや起きれなかった…意識も朦朧としている…  
そのまま虚ろな目で俺は天井を見上げてる…やがて鍵を開け扉を開いた音がした  
「海斗〜〜〜!居ないの?」  
るちあの声だ…俺は返事をしようと思ったが声が出ない、しばらくして俺が寝てるベットの前に  
彼女が来た、そして俺の姿を見て驚きの声をあげるのだった  
「か、海斗ぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!!!!!???」  
…そのまま俺は意識を失った  
 
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「海斗が入院しただって!!?」  
「そ、そうなの…グスン…」  
「裸で干からびた状態で発見したんだって、衰弱が激しくて病院行きなわけ…  
 (アソコ丸出してのが気になったけど、そこだけ元気だったそうだし)」  
「まぁ…衰弱だけなら栄養剤点滴すれば…すぐに元気になるさ」  
 
しかし、海斗くんが退院できたのは、だいぶ後の事でした  
何でも朝になると干からびているそうでして…  
そういえば、特に水妖も現れていないのに、アクアレジーナ様が現れて新曲をくれました  
妙にご機嫌だったけど…何だったのかしら?  
 
「あぁぁ〜〜〜ん、海斗〜〜〜」  
「も、もう勘弁してくれ〜〜〜!!!あうっ」  
 
【おしまい】  
 

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