ここはオルドラン城、大広間…
ミュウは元気になり…ルカリオは…悲劇が起こってしまったが、ともかく再び世界のはじまりの樹は元通りになった。
大広間には、玉座に座る美しい女性が、その隣には老婆が
そして広間自体には人間が4人とピカチュウがいた
美しい女性とは、アイリーン
老婆とはジェニー、
広間にいる人間は、サトシ、ハルカ、タケシ、マサト
「みなさん…今回のことは悲しい事もありましたが…素晴らしい出来事でした、という訳で前回よりも盛大なパーティーを開こうと思っています」
アイリーンが立ち上がり、人間達に言った
「え、本当ですか?」
サトシが言った
「またいろんな物が食べられるよ!」
そう言ったのはマサト、前回のダンスパーティーでもちゃっかりいろんな物を食べていた
「開催は明後日、明日には知らせが届くでしょう。皆さんは参加しますか?」
「もちろんです!」
サトシは即答した、ルカリオの事もあってか…なのだろう
他の三人も、同じであった。
「ん…待てよ…」
サトシは一人、誰にも聞こえない声で呟いた
「また俺動けないままか…?それって嫌だな」
「サトシ君、ちょっとこちらへ…」
老婆…そう、ジェニーの声が聞こえた、サトシはそちらを振り向いた
どうやら手招きをして、こっちに来いという事らしい
何故か場所は広間の端のほう…、とりあえずサトシはジェニーの方に行ってみた
「もしかして…パーティーの時また俺は動くなって?」
サトシはジェニーに耳打ちした
「いいえ、まったくの反対です」
ジェニーは凄みのある声で、サトシに耳打ちした
「と言うことは…俺もご馳走が食べられる…!」
彼は喜んだ
「それだけでは無いのです、あなたは自分だけの姫を選び好きなようにしていいのです」
ジェニーの言葉にサトシは何かと思った
「姫…?まさか…」
「まだ分かりませんか?」
「分からないって、どういう意味だよ…?」
ジェニーは咳払いすると、彼に囁いた
「好きな女の子を一人選び、好きな事をして良いのです、どんな事でも…自分だけの姫を選ぶとはそういう事です
これは勇者の特権…姫は勇者に逆らってはなりませぬ、もちろん勇者は姫を守る義務がありますが…これは形だけでしょうな」
何だか難しい熟語が出たせいで、サトシは混乱してしまった
「んと…つまりは?」
「最初に言ったとおり、好きな女の子にありとあらゆる事をして良いのです
デートするのも良し、自分の欲望の赴くままにしても良し…素晴らしいですよ?」
サトシはふと、ハルカの方を向いた
「ほう、あの子に興味があるのですか…ならば明後日、早速…」
「ちょ、ちょっと待ってくれよ…自分の欲望って…」
彼の顔がふと赤くなった
「まだ君には早いかもしれませんが…最近の子供はまったくあれですよ、早いものです…
歴代の勇者となった人も、そんな事をしたことがありました…」
恐らく、ジェニーが眼鏡をかけていたら光っていたであろう
その代わり…何か恐ろしいような大きいようなオーラを出していた
「…と、とりあえず考えさせてくれよ、あと…本当に何してもいいんだよな?選ばれた子って断るっての出来ないのか?」
「えぇもちろんですとも…両方ともね、言っておきますが…まったく何もしないというのは駄目ですからね、勇者の名誉が廃りますよ?」
サトシは冷や汗をかいた
「す、すたるって…」
「それでは明日、またオルドラン城で私にお伝え下さい…誰を自分だけの姫にするかを…ね」
「わ、分かりました…あはは…」
サトシは苦笑いしながら、その場を離れた
「サトシ、何話してたの?」
ハルカが戻ってきたサトシに声をかけた
「う、うんちょっと…な」
一応ハルカが彼の中で候補にあがっていた、以前に彼女しか候補が無かった。
そんな彼女が声をかけて来たのである
サトシは…ただただ対応に困るしか無かった
ここはオルドラン城近くの街にあるポケモンセンター
夜、ベッドで一人サトシは考え事をしていた
(好きな子って…好きとかそういうのじゃなくて、知らない人を選ぶ理由なんて…
どう考えても…あいつしか…)
サトシの隣のベッドで、ハルカの寝息が聞こえた
彼は思わず、彼女の寝顔を覗いてしまった
「…か、かわいい…」
妖精のような可愛らしい寝顔、思わずサトシは声に出してしまった
(な、何言ってるんだ俺…。と、とりあえず…寝よう)
サトシは布団に潜り込み、そのまま眠ってしまった
次の日になっても、サトシは悩むしか無かった
もう街中では明日はこの間よりもずっと盛大なパーティーが城で開かれると言う話で大にぎわいだと言うのに…
街の間では、はじまりの樹の異変があった事は既に周知の事実だった
無理も無かった、実際に水晶が崩れたり、樹自体が崩れそうになった光景は街からでも見えていた
「ねぇサトシ…さっきからずっと悩んでない?何かあったの?」
ハルカが悩むサトシに声をかけた
「…」
サトシは反応していない
「サトシったら!」
「うわっ!あ、ハルカ…か」
振り向いた彼の視線に、彼女の顔が映る
やはり自分だけの姫の候補…結局それしかいないのだが…改めてみると何とも可愛い顔だった
「自分だけの…か…」
「自分だけの?」
ハルカは不思議そうな顔をして聞いてきた
「あ、何でもないよ!」
サトシは顔を赤くして言った
「ルカリオの事で悩んでるの?それは確かに…うん、でも…そんなに悩んでたらルカリオだって…」
「いや、別にそんな訳じゃなくて…」
一瞬サトシは、ルカリオの事をあっさりと忘れていることに、彼に申し訳ないと思った
それよりも、今悩んでいることは明日の姫はじめ…ならぬ自分だけの姫を決めること
ふと、彼はハルカに質問したくなってきた
「なぁハルカ、俺の事どう思ってる?」
もし、彼女が自分の事を快く思っていなかったら…かなりの迷惑だと思ったのだろう
「え…!?」
ハルカの頬が紅に染まる
「ど、どうって…」
ハルカは苦笑いして、指で頬をなぞった
「ど、どうしてそんな事聞く…の?」
「ただ俺は…ハルカが俺の事どう思ってるか聞きたいんだ」
本当に、サトシはハルカが自分のことをどう思っているのか聞きたかった
だがハルカには…殆ど告白にしか聞こえなかった
いわゆる、誤解である
サトシの顔が、真剣だったのも…原因だろう
「わ、私は…嫌いじゃないかも…サトシの事…何というか…」
ハルカの言葉の後に、sの子音が聞こえようとしていた
「と、とりあえず分かった、何だか悩みも消えた様な気がするぜ、じゃあなハルカ!」
「え、ちょ、ちょっと!?」
何処ぞへと彼は走り去った
「もうサトシ…何なの?変かも…」
走った先はオルドラン城
城の庭や壁やベランダに水晶が生えている立派な城だ
サトシはオルドラン城に庭に行くと、ちょうどジェニーに出会うことが出来た
彼女は箒で、庭を掃除していた
「おや…もしや明日の自分だけの姫を決めたのですか?」
「はい」
ジェニーは掃除を一時中断した
「では、一体誰を自分だけの姫に決めるのです?」
無論、彼女にはサトシが誰に決めるかは分かっていた
年寄りは…あなどれない
「ハルカ、です。俺と一緒にいた…」
心臓がビクンビクン鳴っている、恐れと不安が入り混じっている
「本当にその子にするのですね?」
「はい、もちろんです」
もう後には戻れない、怖じ気づいたら勇者の名が廃る
「では…その子に伝えておきますので…」
「伝える?」
「えぇそうですとも、大体の概要を説明しますので…
明日のパーティーにはその子が姫の衣装で特別な控え室でスタンバイしています
あなたも控え室で勇者の格好をして控え室スタンバイするのですよ」
サトシは、二人きりの空間を作らされると感じた
「で…その控え室の場所は?」
「控え室の場所ですか?」
ジェニーはすぐに場所を説明した…
それほど難しい場所には無かったので、口頭で説明されても理解することが出来た
「では明日…またお会いしましょう、パーティーを楽しんで下さいよ」
「は、はい…ありがとうございました」
サトシはジェニーに礼を言うと、足早にオルドラン城を後にした
「やった…もう戻れない…いやこれでいいんだ!」
城を出た彼の周りに、気持ちの良いそよ風が吹いた
「これで明日には…」
サトシは嬉しいような後悔のような複雑な思いで一杯だった
そして今日中ハルカにその事が伝わる、どうやって伝えるのかは知らないが
そして寝るときまでには彼女と出会ってしまう
ハルカはどんな顔をしているのだろうか…それだけでも彼を悩ませてしまった
気が付けば、サトシはポケモンセンターにいた
「とりあえずハルカ達が帰ってくるまで待とう…」
少し重い足つきで、彼は部屋に入っていった
日も暮れるとになると、ハルカ達は帰ってきた
「あ、サトシもう帰ってたの?」
マサトがサトシに言った
「あ、あぁ…」
彼はちらっとハルカを見た
予想通り複雑な表情を浮かべている、一体どうやって伝わったのかは謎のままだが。
「ねぇサトシ、さっきからお姉ちゃん複雑そうな表情浮かべてばっかりなんだよ〜」
「ちょっとマサトは黙ってて、それよりサトシ…」
ハルカはサトシの方を向いた
「ちょっとベランダで…いい?」
「あ、あぁ別に良いけど…」
サトシは断られるだろうと思いつつも、彼は了承した
夜風の吹くベランダ、満天の星が輝き、向こうではオルドラン城が建っている
「ねぇサトシ…明日のことだけど…」
「やっぱり駄目だよな?」
サトシは彼女が何か言い出す前に言ってしまった
「うぅん駄目じゃないかも…でも…本当にサトシは私のことを…?」
「だ、だって…身近にいる女の子なんてハルカしかいないじゃん?知らない人なんかを…なぁ?」
ハルカはサトシの言葉で、自分が女として見られていることに不思議に思った
「サトシ…やっぱり私の事…女の子として見てくれたんだ…」
「お、おい…なんだよいきなり?」
「鈍感なサトシが…ね。ちょっと不思議かも」
「べ、別に勘違いするなよ!決めなきゃいけなかった訳だし
俺はハルカが女の子だって…」
と言いかけた途端、サトシは止まった
「み、見てない訳じゃないけどさ…こうやってハルカ見たら…。と、とにかく明日はいいよな?」
初々しい少年の顔は既に真っ赤であった
「うん、明日はもちろんよ…、あなただけのお姫様になってあげる!」
ハルカはサトシに、ウィンクした
彼の心臓がねじれそうくらいに高鳴った
そこには自分だけの姫がいた
美しい風景を映す窓を背景に、ツインテールの髪型をして、姫の衣装を着た一人の美少女…
それはハルカ、紛れもなく彼女である
「ほ、本当にいいのか?」
勇者は姫に恐る恐る聞いた
「もちろんよ、私は勇者様だけのお姫様だから…」
ハルカは優しく微笑み、スカートを軽く手で引っ張った
まるで天使のような笑顔…やはりハルカを選択して正解だとサトシは確信した
「よし、じゃあハルカ…」
サトシは早速命令をしようとした、しかし何を言えば命令すれば分からない
欲望のままにするのもOK、今のサトシにはハルカがちゃんと女の子として見えている
かと言っていきなり胸を揉むのもあれである…サトシは言葉が詰まってしまった
「どんな内容でもいいのよ?何をされてもいいし…何をしてもいいかも…あなたの欲望のままにだって…」
その言葉に、いやらしさを感じた
「じゃ、じゃあ…」
まずは、というのが彼の頭の中で思いついた
「キ、キ、キ、キ…キスして…くれるか…!?」
馬鹿だ、愚かだ、恥ずかしい…サトシは思った
既に顔面赤面、だが言ってしまったもう後戻りは出来ない、出来ない。
彼の頭に思考が駆けめぐる
「キス…ね?そんなに恥ずかしがらないで、サトシ…」
気が付くと、ハルカは自分の真ん前にいた
目を瞑るとそのまま…姫は…
彼の唇に、自分の柔らかく甘い唇を当てつけた
なんともふんわりとした感触、さらにまだその感触は続いている…
ずっとハルカが唇を当てているのである
サトシの唇は、ハルカの唇に…
(ほほほほほ、本当にハルカ…やった…!?)
これは夢か、否、現実だ
意識ははっきりしている、朧気な感覚は無い
間違いなく…サトシはハルカにキスされたのである
命令通り、本当にしたのである
一通り、サトシは現実を感じ終えると、ハルカは唇を離した
「ほら、言ったとおり…何でもしてあげるんだから…」
「ほ、ほんとだ…でも、俺…女の子とキスしたのはじめて…」
唇なんて拭えない、可愛い女の子とキスをしてしまったのだから…
「へぇ、じゃあ…サトシのファーストキス、ゲットかも!」
ハルカは新しいポケモンをゲットしたかのように喜んだ
「お、おい…でもハルカ…なんでそんなにキスとかしてくれるんだよ…」
サトシは苦笑しながら言った
「どうしてって?もちろんジェニーさんに伝えられたからよ…でもね…それだけじゃやらなかったかも、だって…」
ハルカは少し横を振り向いた
「元々ちょっと気になってたのサトシのこと…でもサトシはいつも鈍感
…だけど昨日サトシにあんな事言われちゃって…」
「あんな事?」
彼の頭にクエスチョンマークが浮かぶ
「ほら、俺のことどう思ってる?って言ったでしょ私に…
あれで何か吹っ切れちゃったかも、好きって言いたかったけどサトシの声で止まっちゃったけど」
彼は、ハルカがあの時何を言いかけたのか分かった気がした
「もう私…好きなの、サトシのこと!
だから好きな人…サトシに何されても何してもいいの…」
ハルカはサトシの方を向いた
「ねぇサトシ…パーティー会場に行かない?ちょっとエッチな事もしてみたいかも…」
一瞬サトシに凄まじい妄想が駆けめぐった
(そうか…欲望のままにってことは…ちょっとアレなのも出来るよな…。
そりゃ俺…ポケモンには興味あるけど、今、ハルカの体に興味無いって訳じゃないからな…ようし!)
「そうだな、ハルカ!よし、パーティー会場に行こう!」
サトシは白く長い手袋に包まれたハルカの手を掴むと、そのままパーティー会場へと走っていった
どうやらオルドラン城の広間…前回とは大分違う
舞台らしき高台から玉座は撤去され、代わりに様々な催しものをやっている
どんちゃん騒ぎをしていたり、なかなか楽しそうである
そして長い机に並べてある料理の山々
さらに屋外でもなにやらイベントも行われている
無礼講…と言った所だろうか?
「サトシ、どこから行くの?」
姫が勇者に尋ねた
「いや…ちょっとエッチなのやってみたいんだよな…」
ハルカは、彼の言葉から『エッチ』というワードが出てきて驚いた
「へぇ…サトシ、エッチなことしたいの?もちろんいいわよ…」
彼女は分かっていたのか、その辺の覚悟もしていたようだ
「で、どうしたいの?」
「そうだな…」
彼の目線は、彼女の大きく膨らんだスカートに移った
人一人くらいは入りそうな大きさ、そしてその中には秘密の花園がある…
「ハルカ、そのスカートに潜り込ませて色々な事させてくれ」
「えっ!?」
彼の言葉は、あまりにも…あまりにも衝撃的だった
「も、もう一回…いい?」
ハルカはサトシの言ったことが信じられなかった
「だから…ハルカのその…大きいスカートの中に入れてくれよ…ってこと」
「も、もう一回…って、同じよね…。本当に…入りたいの?」
ハルカは自分のスカートの方を見た
「あぁ…だってそこにはハルカの綺麗な脚と…下着があるんだ…ろ?
それに欲望のままにやっていいんだぜ?ハルカは逆らえないよな?」
綺麗な脚と下着…後者はアレなものだが、意外にも彼が自分の脚も見ていたことに不思議と感心を覚えた
「そ、そんなに私の脚綺麗…?」
「あぁ、スパッツから見える白い脚…それにハルカ自身…結構かわ…いいしさ…」
サトシは照れながら頭を掻いた
「思ったより…サトシって私の事、女の子と見てくれたんだ…、じゃあいいかも…私のスカートの中に入って
何してもいいから…ね?中でなにしても…」
ハルカは覚悟をした、おそらくサトシはスカートの中に入るだけでは済まないと思ったのだろう
「よし、それでこそ俺の姫だ…じゃあ入るぞ…」
サトシは、周りの人がこちらに視線が来ていないことを確認しつつ
すぐさまハルカのスカートの中に潜り込んでいった
そこは、女の子の世界が広がっていた
白く、何も不純物が見えない綺麗なストッキングで包まれた脚
太股も綺麗、汚いと呼べるはずがない
「すげぇ…」
そして…脚から上の方へ見上げると、三角形の布…純白のパンツがあった
花柄で、紐で結ぶタイプのパンツ…どことなく可愛いすじが透けているように見える
「あれ…こんなの見たこと無いな…」
サトシが見つけたのは、パンツを囲む小さな逆三角形の布が四つある…
底辺に含まれない頂点から伸びる紐が、ストッキングを繋いでいるようだ
「でも…なんか色っぽいな…これ、なんだ?」
「サトシ…恥ずかしいよぉ…」
ハルカは顔を赤く染める…当然である、スカートの中には一人男の子がいるのだから…
「サトシ…これはガーターベルトなの…女の子がストッキングとかが落ちないようにするためだけど…
ちょっと色っぽくなるのよね」
「へぇ…ハルカ、何かいいぞこれ…」
サトシの声がスカートを隔てて聞こえる
余計に顔が赤くなるハルカ
しかしその様子に誰も気が付こうとしない、こんな破廉恥な事態に…
「ハルカの脚…パンツも良いなぁ…」
サトシはしげしげと女の子の世界を眺めていた
少し外より気温は高いが、そんなことは全く気にならない
「さて…何しようかな…」
やはり、と思った
間違いなく…何かされるのである、とハルカは感じた
「よし…」
彼はハルカの太股を触り始めた
彼女は緊張していたため、過敏に反応してしまった
「あっ…」
いきなり喉の奥から出てくる声、一瞬人が振り向いた気がして余計に恥ずかしくなってしまった
「ん?まぁいいや…俺女の子のあれがどうなってるか知りたいんだよな…」
「え…どういうこと…?」
「どういうことって…そりゃあ…」
サトシはハルカの最も大切な部分を隠す布に手を伸ばした
「え…、もしかして…」
その布は、彼が目的を達成するために邪魔な物…それを退けるためには…
そう、彼は紐をほどき始めたのだ
「や…だ、だめぇ…それだけは…ぁ」
とは言っても、サトシの耳に届くはずもない
「お姫様は…勇者様に従う決まりだろ?」
あっさりと言い返される、もう彼に身を任せるしかないのである
彼女のパンツを結ぶ、一匹目の蝶が消えていった
消えた部分から、布がめくれ、彼女の股のラインが見えていく…
「あとはもう片方のを…」
サトシには、理性はあるのだろうか…、もう無いであろう
ここまで来た男に、理性など持つはずもないのだから…
彼はすぐさま、もう片方の蝶を消し去り始めた
翼が糸も簡単に無くなり、ただの紐と帰していく…
あっという間にハルカのパンツの紐の結び目は消えてしまった
そしてゆっくりと…パンツが地面へと落ちていく…
「う…うそ…ほんとにするなんて…」
ハルカは動揺を隠せなかった、もう大切な部分を隠すことなど出来ないのだから…
「これが女の子の…」
サトシは、ただただ彼女の股間にある締まったすじを見つめていた
「いやぁ〜…」
最も見せたくないあの部分、とてつもない恥辱が彼女に襲いかかる
「可愛いな…」
しかしサトシの一言は、ハルカの予想とは違う物だった
「俺のよりも…ずっと綺麗で…何だか可愛いな…」
(というかサトシのと私のは…全然違う物かも…)
可愛いと言われたこと、何だかハルカは嬉しかった
「そ、そう…?そんなに可愛い…?」
「あぁ、何か女の子な感じがするよ…」
とサトシは彼女のすじに触れた
「あっ!」
彼女は途端の刺激に喘ぎ声をあげてしまった
「ど、どうしたんだハルカ…やっぱり俺と同じように敏感とか…?」
「あ、当たり前かも…!」
ただ…痛くは無い、むしろ気持ちよさに近い刺激があった
「でも…気持ちよかったかも…」
ハルカは思わず言ってしまった
「気持ちよかった…?へぇ…」
サトシはあそこをすじに沿って撫で始めた
「あ…ん…!んん!」
思わず喘ぎ声が出そうになるが…こんなパーティ会場で出たら大変な事になるのは分かっていた
ハルカは、必死でこらえた
「よし…今度は…」
サトシの悪戯はエスカレートした
彼の口から、舌が出てきたのだ
その舌は…ハルカの下の口に一度触れ
さらに今度は自分自身の口で、その穴自身にキスをした。
「あぁ…そんなぁ…!」
ぬめっとするがどこか心地よい感触がハルカを襲った
「あっ…」
サトシの舌が、彼女のすじを這い始めた
「だ…だめ…」
ふと、ハルカは周囲の視線を感じた
…どうやら異変に感づいたらしい
当然だろう、いきなり喘ぎ声をあげる少女がいたら誰でもおかしいと思うはずである
青年が見ていたり…すぐに彼女とおぼしき女性に連れていかれたり
色々な反応があったが、大きい騒動には何故かならない
変な人には関わりたくない、それが人間のサガなのだから
「んん…なんか変な感じぃ…」
小さい声で抑えながら喘ぐ
ハルカはひたすら秘裂を舐め続けられていた
喘ぎ声はおおっぴらに出せない、人がいるからだ
一瞬サトシの舌が、ハルカの洞窟の中に触れた
「ひんっ!」
今までよりも大きな感覚…彼の舌が彼女の肉襞に触れた瞬間だった
「あぁ…」
「ん…なんだこれ?」
サトシの声がスカート越しに伝わってくる
幸い、他の人はその声を聞いていなかったようだ
「さ…サトシぃ…大声出さないでぇ…ぁぁん…」
どんなに頑張っても、やはり喘ぎ声が出てしまう
「な、舐めてるところから…変な汁が出てるんだ…」
秘部からとろりと流れ出る…汁…
それは女の子の蜜…愛液であった
サトシは、愛液が出ようと舐め続ける
さらに量を増して溢れる愛液…
「はぁん…あぁ…!お、お願いだから…もっとゆるめ…てぇ…」
ハルカの愛液はとどまることを知らない
「だって…なんかいい気分になるんだぜ?顔にもかかってきたけど…」
サトシの頬や鼻の上に美少女の花の蜜がかかる
「はは…もっと舐めてやるよ…」
彼の舌の動きがより一層速まる
「ひぃ…っん!」
またもや喘ぎ声、人の視線が来たような気がした
だが…勇者は自分だけの姫を持てる…その制度を知っているか知らずか
先ほどよりも人の視線は無い…
「あ…もっとするの…?」
「そりゃそうだ…よ!」
スカート越しから勇者の声がすると、再びハルカの愛液がすくい取られた
「んぁん!」
「ハルカ…結構限界近いか…?へへ…」
顔中愛液だらけの勇者は、姫にそう言った
「ねぇサトシぃ…もう許してぇ…」
とは言った物の、ハルカの局部は限界に感じていた
好きな人に舐められ、溢れる彼女の愛液
舐めている本人の顔からも落ちていく滴…すでにそれはカーペットの床を汚していた
「はぁん…あぁ…」
「そうだ、ハルカ…」
「な、なぁにぃ…?」
「もし…イくとかしたら…牢屋に連れていくからな…」
サトシの言ったことはとてつもない事だった
「え…!?」
ハルカは声を押し殺しつつも言った
(なんでイくの知ってるの?ってそこは突っ込むとこじゃないかも…今のサトシに!)
「大きな喘ぎ声上げて、変な汁もっと出したら…大変な事になるからな」
「や…やめてぇ…」
しかし、彼女は舐め続けられたかった
このまま愛液を出し続けられ…そして牢屋で次なる情事をさせられるのも…良いと感じていた
もう滅茶苦茶だった、もうどうなろうとどう起ころうとも良い…
「さて…とどめだ」
少年はある意味大人になっていたのだろうか
「舐めていたら…ハルカのすじの上に変なつぼみみたいのあったから…よし」
「え…それ…まさか…」
彼は口を離すと、指で彼女の雌のつぼみをつついた
「あ…!」
一度では足りないと悟ったか、彼は彼女の豆をすじと共に舐め始めた
「あぁ…あぁん…!」
より大量に流れる淫らな汁…
彼はとうとう、彼女のクリトリスを摘んだ
「あ…っっっん!あぁぁん!」
周りに響きわたりそうな喘ぎ声…
ハルカは……………絶頂に達してしまった
「はぁ…ん…ん…」
襲いかかる脱力感、ハルカはその場に座り込んでしまった
「あ…!」
座ったハルカのスカートから、一人の少年の足が出る
先ほどの会場とは不似合いな喘ぎ声により、再び人の目はハルカに向けられていた
ひそひそとする声、何事かと思い次々とハルカへの視線が向けられる
(は、恥ずかしいかも…)
「立て、立つんだハルカ」
サトシの足は先ほどからスカートから出ている、彼はすぐにハルカに言った
…幸い彼の声は誰にも聞こえていない、ハルカから半径5m内に人はいないからだ
「燃えつきそう…真っ白に…」
「いいから、バレたらヤバイ」
言われてすぐに立ち上がるお姫様
するりとサトシの足がスカートの中へと消えた
「ど、どうするのよサトシぃ…みんな見てるかも…もうここにいられないわ、マサトやタケシに見つかったら、もう…」
ハルカの顔は少し泣きそうだった
「分かってるって…、とりあえずここから出るぞ、そしたらちゃんと行く場所教えてやるから」
彼の声は、どこか救いがあるような感じがした
彼女は、すぐに人達の視線をかいくぐり、大広間から出ていった
燭台に置かれた蝋燭のともされる廊下、赤いカーペット、茶色い煉瓦の壁…
「サトシ…早く出てきてよぉ…」
「あぁそうだったな、ずっとハルカのあそこ見続けてたからついつい…」
彼のセリフで、ハルカの頬の赤みが増した
「もぅ、サトシのエッチ…」
「わりぃわりぃ」
サトシはスカートをのれんのようにめくり、ようやく姿を現した
彼の顔には、いくらか透明な液体が付いていた
「サトシ…私のが付いてるかも…」
彼女は恥ずかしながらも言った
「でもハルカの汁…なんかよかったぜ」
サトシはニヤリと笑った
「サトシ、早く顔拭いて欲しいかも…恥ずかしくてたまらないかも…」
恥ずかしくてたまらなそうなハルカの顔…やはり、可愛らしかった
彼は顔を拭くと、次なる場所を告げる
「さて…さっき言ったとおり牢屋行きだからな」
「や、やっぱり…」
ハルカは溜息を付いた
「またヤりたいの?でもちょっと体力持たないかも…」
このセリフで、ハルカはサトシの情事を楽しみにしていることが明らかになった
「俺はともかく…確かにハルカは…。だから俺、渡されたんだよ…ジェニーさんに使って良いって言われたんだ」
「何を見つけたの?」
「薬だよ、くすり」
ハルカが不思議そうな顔をしている間に、サトシは懐から妙な薬を取り出した
「これはオルドラン城に伝わる秘薬…相当凄いらしい」
「怪しい過ぎるわ…」
茶色い透明なびんの中に詰められた、大量の錠剤の薬
確かに怪しい雰囲気を醸し出していた
「さ、ハルカ飲むぞ?」
彼は二粒取り出すと、一粒をハルカに渡した
「え…これ飲むの?」
「水はあるぞ?ほらあそこに…」
サトシの指さした先に、ちょうど水道の蛇口があった
「そ、そうじゃなくて…大丈夫なの?飲んで…」
「大丈夫だって、早く飲めよ。俺も飲むからさ」
彼は蛇口の前に移動すると、すぐに薬を飲んでしまった
「あ…!」
彼女も、もう絶対に引き返せないと感じたのか、ハルカも彼に続いた
蛇口をひねり、そして薬を水と共に流し込むハルカ…
体の内側からじわっと熱い物が押し寄せてくる
剥き出しの性器が、何かを欲しようとしてくる
「あ…あ…」
淫乱になるとは、この事だ…ハルカはその流れの中で感じ取った
「どうだハルカ?」
サトシの顔が、ハルカの目に映る
「早く…牢屋に行きたいかも…」
その声を聞いて、彼は変態と成った
「よし…分かった」
彼はハルカの手を掴むと、そっと地下へとハルカを連れていった
燭台の明かりも消えそうな地下牢獄
冷たい鉄格子が立ち並ぶが、そこには誰もいない
はっきり言って、飾りである。昔は使われたとかそうじゃないとか
「サトシ…何だかエッチになりそうかも…」
ずっと頬が赤いハルカは、妖艶な目でサトシを見つめる
「ハルカ…お姫様が牢屋に閉じこめられるんだからな…イった罰だぞ」
「うん…罰は受けるかも…」
彼はすぐに、ハルカを閉じこめるための牢屋を探し始めた
「さて…どの牢屋にしようか…、あれにしよう」
その牢屋の中には、壁から伸びる鎖が四つあった
上の方に二つ、下の方に二つ
どの鎖の先にも…何かをはめるような輪が付いている
どう見ても、囚人を鎖に繋ぐような設備にしか見えない
「よし、ハルカ…牢屋に入れ」
彼はどこからか牢屋の鍵を取り出すと、その牢屋の扉を開けた
「ここに入るのね?」
と、ハルカが聞く間もなく、サトシはハルカの背中を押し無理矢理牢屋に入れた
「きゃっ!」
ハルカは思わず転んでしまった
「いかにも牢屋に閉じこめるって感じだろ?」
サトシは笑った
「ちょっとサトシぃ…」
「まぁまぁ、それよりお姫様がそのまま閉じこめられるのもあれだよな…」
彼は、こちらを向いて尻を付いているハルカに近付いた
「え…?」
「じっとしとけよ?勇者は姫に逆らっちゃ駄目なんだからさ」
「え、ちょ、ちょっと…」
サトシの手が、ハルカの胸に触れた
「ぁ…」
いきなりの事と、媚薬の効果もあってかハルカはいやらしい声をあげた
そのまま手は、彼女の服のボタンを外していく…
「え…脱がすつもり…?」
サトシの声は、届いていないようだ
彼は黙々とボタンを外していき、やがて最後のボタンを外し終えると
いきおいよく服を開いた
「あぁっ!」
「おっ!」
ハルカは…ブラジャーを身に付けていなかった
そこから上着を脱がせられた…つまり、見えるのは…
彼女の、一対の大きな可愛い物である
なんとも柔らかそうなその胸にある乳首が、天を向くように張っている
張りはあるが、触ってみると…
「柔らかい…」
天使の触り心地か、拍子抜けするくらい柔らかい
「ひゃ…」
明るいピンク色の乳首とピンク色の小さな小さな乳輪
彼自身、彼の何かが固くなるのを感じた
「次は…もう分かるよな?」
「もう好きにして…」
ハルカの目は、潤みを帯びていた
同時に、彼女の性器も潤みを帯びていた
彼の手が、スカートへと伸びる
そして両端に手がかかり、そのまま下げられていく…
ガーターベルトのラインが見えたかと思うと、やがて性器を彩るガーターベルトそのものが見える
そして…彼女の最も大切な部分も同時に露わになってしまった
「…」
もう、ハルカは…なすがままである
「早く鎖に繋いで…」
彼女には、彼が何をしようとしているのか分かっていたようだ
「何だハルカ、もう分かってたのか?じゃあ話は早いよな」
彼は彼女の大きなスカートを全て脱がすと、ハルカを立ち上がらせ、壁に背を向け密着させた
「かなり危ない処刑になりそうだな…」
「あん…」
そう言いつつ、彼はハルカの右手首を持つと、そっと鎖に繋いだ
左手首もやがて鎖に繋がれ…
細くて華奢な右足も容赦なく鎖が彼女を繋ぐ
「これで…最後だ…」
サトシは、ハルカの左足首を掴むと、鎖にゆっくりと繋いだ
「捕まっちゃったかも…」
「囚われのお姫様…ここに…」
ハルカは、囚われの身となった
サトシは囚われの姫の姿を眺め始めた
十歳の少女にしては合わないくらい大きな乳
「こう見ると…ハルカの胸って大きいんだな…」
彼の手が彼女のふくよかな乳に触れる
手が閉じると同時に、乳もそれに合わせてゆがむ
「ひゃあぁん…」
「話には聞いてたけど、本当に柔らかいよな、女の子は触られると嫌がるって言うけどその割には…」
彼はハルカの胸を揉み始めた
「あっ…あぁん…」
媚薬の効果もあってか、ハルカは気持ちよさそうな声をあげる
「悦んでるんだよな、気持ちいいのか?」
「気持ち…いいかも…」
ハルカは体を動かすが、彼女の動きは瞬く間に鎖に吸収されていく
「おっぱい柔らかいし…可愛いし…本当にハルカが俺だけのお姫様なんて…なんか嬉しいな」
気分が興奮しているせいか、あっさりとサトシは言ってしまった
「あ…なんか俺らしくないかな?」
「うぅん…今のサトシもいいかも…」
ハルカの顔を見ると、彼女の唇が何かを求めるように口をパクパクさせていた
サトシはそれに気がつき、彼は顔を近づける
「ん…?」
彼女は何事かと思った瞬間、事は起こった
サトシから…彼自身から唇を彼女の唇に口付けしたのだ
「あ…」
少女の頬はこれ以上赤くなりようが無い
だがもうここまで来たのだから、いつ彼がキスしてもおかしくなかった
「さて、今度こそ本格的にやるか…」
「サ、サトシ…さっきのは本格的じゃないの!?」
「あれは…んー、悪戯程度かな?でも今までこんなの初めてなんだけどさ…ハハ」
サトシは笑いながら答えた
初めてだというのに…この業、呆れるばかりである
「それより早く始めなきゃ、勇者が姫を自由にできるのは今日だけみたいだし…」
彼はそういうと、怪しげな物体を取り出した
「ひ…」
ハルカは吃驚した
紫色で半透明の、太い棒
ただそれだけではない…先端は明らかに剥けたあれそのものだった
見た目からも固いのはわかる
根元に行くと、棒から分かれた一本の細くて小さい尖った棒がある
その物体自身からは…一本のコードと小さな電源装置らしき物が付属していた
「サ、サトシ…それ何なのかわかってる…?」
ハルカは、それが何なのか一応わかっていた
電動で動く…俗に言う大人のおもちゃ…バイブだと言うことを
「確か…オルドラン城に伝わる凄い道具だ…ってジェニーさんが言ってたな、もらったんだよ」
「つ、伝わる〜?」
ハルカはため息を付き、首を前に振った
そんな彼女を、鎖は繋ぎ止めている
「使い方は、女の子の大切な部分に入れてスイッチオンだって…
俺鈍感だとか言われてるけど、大切な部分どこかわかるからな」
「もう今のサトシは鈍感というか…ひゃ…!」
ハルカの濡れた秘所には既に…オルドラン城に伝わる秘宝が宛がわれていた
「入れる…だよな…ハルカの穴はどれくらい入るのかな?」
「えぁ…ちょ、ちょっと…あぁ…!」
媚薬が体中に回っているハルカにとって、バイブはもっとも欲していた物だった
当然口では少し嫌がっていても…下の口はちゃんと受け入れてしまう
「ひぁぁん…」
既に愛液がバイブを伝り滴るように石の床に落ちていく
「さて…ハルカ、処刑の時間だ」
「あ、あぁぁん…好きにしてぇ…」
彼は小さな電源装置をハルカの太ももに装着させると、そっとスイッチを押した
「あぁぁぁぁ!」
ハルカの体に電流が走る
別に電気が直接走っているわけでない、バイブが振動し
それが彼女に性感を走らせているのだ
バイブが横に揺れ動き、無垢な姫を犯していく
「あ…あぁ…!」
あまりにも強い性感に、ハルカは手足を動かして暴れる…
だが無常にも鎖がジャラジャラと冷たい牢獄に鳴り響かせるのみ
そして彼女の目から、涙がこぼれていく…
「さて…俺ちょっと離れてるけど、ハルカは大人しく…な?
もしイったりしたら、もっとエロい目に遭わせてやるからな?」
「ひやぁ…こんなの…すぐ…に、あぁぁっうぅっ!」
涙で彼の姿がよく見えないハルカ
「んじゃ、どれくらい耐えてられるかな?がんばれよ」
サトシはそういうと、牢屋から出て行った
「あぁ…あぁん!サトシのエッチぃ…!」
「確かに俺…ハルカのおかげでエロくなっちゃったかもな」
彼は鬼畜な笑顔を浮かべると、鉄格子の戸を閉め鍵をかけた
そして地下牢から離れていった…
今…牢屋にいるのは…鎖につながれ抵抗もできず
ただ無様にバイブで犯され続ける一人の囚われの身の美しい姫だけがいた
「こ、こんなの…あぁぁぁ!」
サトシが地下牢から出てまもなく、バイブがハルカを絶頂にイかせた
バイブを伝い、大量の愛液が流れてくる
「あぁぁん…もうだめ…、ああぁぁ、また!?」
バイブはまだまだ電池が残っている、スイッチはオフになっていないのでまだそれは動き続ける
「ひあぁぁぁん!」
先ほど絶頂に達したというのに、再びハルカは犯され始めた
「あぁ…犯さないで!電池切れて!」
そんな願いも空しく、ハルカの穴はさらに強い刺激を受ける
「あぁ…またイかされちゃう…!耐えなきゃ…あぁん!」
鎖に繋がれた手足を振り回すも、鎖がただ笑うだけ
ハルカは胸を揺らし、涙を流しつつも、秘宝はまだ動き続ける
肉襞をこすりその奥の、子宮手前をかき回し、愛の汁を分泌させる
「か、からだ…こ…われちゃ…あぁひゃぁぁぁぁん!」
姫を犯すバイブは、愛液でぐじゃぐじゃに濡れていた
「ハルカ、どうしてるかな…」
地下牢からパーティ会場へと戻ってきたサトシはふと、ハルカのことを思っていた
「あれ、サトシこんなとこにいたの?」
下から声がしたので、顔を下に向けるとマサトが立っていた
「どうしたマサト?」
「お姉ちゃん知らない?」
後ろめたさを彼は感じた
「な、何かようなのか?」
「別に…ただ誰とも踊ってないからちょっと気になっただけ。
そういえばサトシ今回は自由に動き回っても良いみたいだけど…誰かと踊らないの?」
「俺踊るのとか苦手だから…」
サトシは苦笑いした
今頃ハルカは、踊るどころか一人喘いでいるのだろうから…
愛の蜜を出し、淫らな吐息を上げ、鎖を鳴らす姫…そんなことを創造し思わず顔がにやけてしまう
「サトシ、変な顔…」
「え?あ!いやなんでもない!」
サトシは慌てる、無論マサトがサトシとハルカに何があったなどわかるわけがない
「何か怪しいけど…まぁいいや、僕はごちそう食べるので精一杯だから」
そう言うと、マサトはサトシから離れていった
「そろそろハルカ…見てみるか、二回はイったんじゃないかな…」
彼はハルカが囚われて…いや、囚えておいた牢屋に向かっていった
「あぁぁぁん!」
黒く変色した石の床
魔性の香りがする暗い牢獄内
唸るオルドラン城の秘宝
そして鎖に繋がれた囚われの姫
胸は露わ、乳首も水気を帯びているように見えた
あれからハルカは、またイかされていた
しかしバイブの動きは衰えることもなく、二度目の絶頂を迎えたハルカを容赦なく犯していた
「はぁはぁ…もうめちゃくちゃにして…もっと欲しいの…」
だが、ハルカは嫌がる様子はない
むしろ、欲しがっている様子だった
媚薬の効果があってか、彼女の性欲はまだ尽きていない
「やっぱり気持ちいいかも…でもぉん…本物で犯されたいかも…はあぁん…」
一言一言が甘い吐息となって出てくる
まさに今のハルカは、女である。
「サトシ来て…そして囚われの私をそのまま……犯して…」
彼女の甘い蜜が、バイブを伝って滴るように落ちていく…
「おーい、ハルカ…」
「サトシぃ…?あぁん…」
先ほどよりも格段に妖艶な声が聞こえ、サトシは驚いた
そっと覗いてみると、危ない匂いがした
「ハ、ハルカ…」
「サトシがぁん…こんなことしたんでしょ…?」
色っぽい目つきで、サトシを誘うように見つめる
「このバイブはずしてぇ…そしてサトシ自身でヤって…?」
「何だかハルカ凄いことになってるな…でもそんなハルカを見てると
俺の体がゾクゾクしてきた…」
サトシは騒ぐ股間を押さえつつ、牢屋の鍵を開けた
彼は近づくと、早速ハルカの胸に触れた
「あぁん…」
「そうそう、結構イったみたいだから…また後でエロい事してやるからな」
そういいつつ、彼はバイブのスイッチを止め、バイブを抜いた
「さてハルカ、どうされたいんだ?鎖外して欲しいか?」
と、彼はハルカの胸を愛撫し始めた
「鎖に繋いで…その方が何か良いかも…。今度はサトシがあなたの…」
ハルカはサトシの盛り上がった股間を見る
「それで犯して…好きなように入れて…」
「ハルカ、かなりエロくなったな…。でもそれを待ってたんだ!」
サトシは、勇者のズボンを脱ぎ始めた
「波導は我にあり!」
そう言いつつ脱ぎ始めるサトシ、かなりかっこ悪い
「もう…エッチなサトシには、波導より性欲かも…」
無論ハルカは、これから行われる陵辱劇を楽しみにしていた
望んでいるのに陵辱とはこれいかにだが、囚われたまま犯される…それは事実である
「よし、完璧だ!性欲は我にあり!」
最早…ただの変態である、もっと前からそうであったが
吹っ切れた結果がこの有り様
ルカリオが見たらさぞ嘆くであろう
勇者様の分身というべき天井を仰ぐ巨大な一物
それを貫く相手は誰か、それはハルカというか弱く美しい姫
鎖に繋がれ、胸も露わ、さらに下半身は濡れている…
そんな無抵抗な彼女が、今、この勇者によって陵辱劇が始まるのである
下半身裸の勇者がニヤニヤしている
「サトシ…早く入れてぇ…」
姫の太ももに、愛液が伝って落ちていた
もう待ちきれないのであろう、一言一言が喘ぐような声になっている
「あぁ、わかってるさ…いくぞ!」
その刹那、彼の雄雄しき物の先端が、彼女の濡れたすじに触れた
「あぁ…くるぅ…!」
触れた瞬間に、彼女は感じていた
だがすぐにそれは入ってくる
「あぁぁぁ!やっぱりサトシの…いあぁぁん!」
彼のが奥まで入り、接合部から妖しい汁が溢れ出す
液体は彼女の太ももを伝い濡れた床をさらに濡らしていく…
逞しい棒が出し入れを開始する
「あ…あひぁ…ひゃぁん!」
肉槍が彼女の子宮の入り口に当たる度に、鎖が鳴り、いやらしい音が響く
「締め付けてくる…!」
精子を搾り出そうとするくらい締め付けてくる彼女の穴
サトシはハルカの肩を掴み、さらに腰の動きを早めた
「ひぁっ!あぁぁぁん!」
彼女から涙が飛び、サトシの体に染みていく
ハルカの膣内に多少痛みが入るが、快楽で打ち消されていった
「イかせてぇ…!もっと…強くぅ…!」
「まだまだいくぜ…!」
肉槍への圧迫感が襲う、されどそれはただの心地よい感触に過ぎない
肩を掴む手が、大きな柔らかい乳へと移る
「あぁ…ん!」
感じやすい所を掴まれ、さらにハルカは喘ぐ
そのままサトシは美少女の乳を揉みつつ、腰の動きに拍車をかける
グチュグチュと本能をかきたて、揺さぶる音が牢獄中に響く
淫らな液を垂らし続けるハルカの乳首を、サトシが摘み始めた
「あぁ…!そこだ…めぇ…!」
「で、でも固く…なってるぜ?」
サトシの指が離れた途端、彼女の乳首がツンと張るように固くなる
そこに彼の指が彼女の乳首を再び挟む
「ひぁぁぁん!」
彼女の体がびくんと震え、それと同時に鎖が鳴る
「んあぁ…!もう来ちゃ…う…!」
ハルカも三回目の絶頂に来そうらしい
「そろそろか?俺もだけど…な…!」
相当彼の棒も溜まってきたらしい、先端に白の戦士たちが集まっているようだ
愛液に溺れた彼の分身が、一度退く
その瞬間、再び彼女の子宮の手前に入った!
「ぁぁぁ!もう……だ…めぇっ!」
ハルカの目の前が快感という名の白い霧で覆われた
「くっ…きた!」
彼はハルカの乳を強く掴んだ
その瞬間閃光のようなとてつもなく大きな快楽が彼に訪れる
そして勢い良く彼の白き龍が放たれた
「サ、サトシの…せーえき入ってくるかもぉ…」
鎖に繋がれた手首がだらんと垂れたハルカが、喘ぐような声で呟いた
「で、でも気持ちよかった…ぜ…」
エネルギーを消費したサトシが、疲れた息をしつつ言った
胸を掴んでいた手を離すと、体を引き、自分の性杖を取り出す
「あぁん…」
ハルカの器から、愛液と精液の入り混じった液体が流れる
もう既に石畳の床は汁気をずいぶんと吸っていた
その上吸った液体が、危ない液体なもので…牢屋中いやらしい匂いで立ち込めていた
「はぁん…もっとやりたいかも…」
媚薬の効果がまだ続いているハルカが、鎖を鳴らしてサトシにねだる
「ハルカもか?俺も薬飲んだせいでもっとヤりたいんだ」
「じゃあもう一回…」
「ここじゃなくて、他の場所でやろうぜ?いい場所があるんだ…」
「そう…なの?」
「あぁ、そうさ。前に一人で行ったんだけど良い場所だったんだ」
そう言うと彼はハルカを繋ぎとめている鎖を外し始めた
「ま、待って…」
「ん?」
「サトシ…キスして…このままの状態で…」
ハルカはとろんとした目付きで彼を見つめた
断る理由など無い、彼は鎖に繋がれた彼女をやさしく抱きしめると
唇を優しく彼女の唇に宛がう
「んん…」
こんなに鬼畜で変態なことがあっても、二人の間には確かに愛があった
「続きは次の場所でな」
唇を離し、彼は彼女の鎖を外していく
右手、左手、右足、左足と解放していくと…ふいに自由になったハルカが抱きついてきた
「サトシ…うぅん勇者様ぁ…」
「おっとハルカ…そんな名前で呼ばなくても…」
彼もハルカを抱きしめてやり、そっとツインテールの髪の毛を撫でてあげた
「私はサトシだけのお姫様だけど…サトシは私だけの勇者様になって欲しいかも…」
「な…、それって…どういう意味だ?」
「ちょっとサトシには分からなかった…?」
ハルカは残念そうな声をあげた
「さぁ、行こう…でもハルカ、普通にはヤらせないからな…」
「もしかして…また…私の体縛るの?」
ハルカは顔をあげた
「そうさ、ハルカの体を縛るんだよ…」
漂わせる変態勇者の香り
そんなサトシに、ハルカはなぜか惹かれてしまうのだった…
ハルカの鎖を外すと、彼女はドレスを着始めていった
相変わらず大きすぎる胸、そして毛は無いが濡れる程に発達した大切な部分
媚薬の効果が続いているので、再び手を出したくなってしまう
だがお楽しみは最後まで取っておきたい…そう思いつつ彼はハルカの服を整えていった
「よし、行くかハルカ…」
そっと手を繋ぐサトシとハルカ、こんな滅茶苦茶な事をしているが…二人は心が通い合っていた
階段を上り、螺旋階段を上っていく二人
やがてハルカがサトシに声をかける
「私…サトシの事やっぱり好き…」
腕を絡めるハルカ…
「さ、早く行きましょ」
「あ、あぁ…」
サトシの顔は、やはり赤かった
(ハルカを姫にして正解だったな…体付が良いってのもあるけど…そんなものじゃなくて…ま、いいか)
やがて、鉄の扉らしきものが目の前に現れた
「ここを開ければ、目的の場所だ」
「どんなところなの?」
「それは開けてからのお楽しみさ」
彼は扉のノブを回し、そして押した
暗い闇夜と星空の光の世界
そこは、城のバルコニーだった
周りの湖も、街も、そして始まりの樹も見渡せるほど…視界の良い場所だった
バルコニー自身も広く、二人がヤれるには十分過ぎるほどの広さだった
「きれい…」
「この間見つけたんだ、でもまず人は来ないから…ここできるぜ」
ハルカは手すりの方に向かった
「こんなところがあったなんて…始まりの樹があそこにあるかも…」
指を指す先には、元に戻った始まりの樹…
「そうだな…」
サトシもハルカの隣に移動する
「こんなところで二人きりになれて…嬉しいよな…」
彼はハルカを抱きしめた
「え…」
「キス…いいか?」
彼女は勿論頷いた
勇者は姫を抱きしめ、華奢な体を支えつつそっと唇を合わせた
舌が絡み合い、お互いの本能のままに深く深く…舌まで絡める二人
そして…ひとつの巨大な花火があがった
熱すぎるキスをおえ、サトシはいよいよ行為に踏み切った
「さて、ただ普通にやるだけじゃ駄目なんだ」
「確か…縛るのよね?どうやって?」
「これで縛るんだよ」
どこからともなく、彼は長い荒縄を取り出した
「ぐるぐる巻きに縛っても…凄いやりにくいかも」
ハルカは首をかしげる
「とりあえず…ハルカ、スカート脱げ、そして胸もはだけさせろ」
「え!?またぁ!?」
この男が、ルカリオと共に命を張ってミュウに波導を分け与えたのかとは思えなかった
確かに彼はルカリオと共に…したのだが…今の彼は性欲の勇者であった
「もう…エッチなんだから…」
気がつけば、ハルカのあそこから汁が垂れている事が分かった
(もう濡れてる…脱がなきゃ…)
スカートを脱ぎ、ガーターベルトに囲まれた性器が露わになる
そして艶かしく服をはだけさせ…胸を露出させる
「さぁ勇者様…私を縛って?」
「結構凄い縛り方になるけどな…」
彼はニヤリと笑い、荒縄を握った
荒縄を握ると、花火がまた打ちあがった
「花火があがってるな…なんか余計に興奮してきたぜ」
「サトシも…?実は私も…」
ハルカは魅惑の目つきでサトシを見つめた
そのアイコンタクトには、早く縛って欲しい…というメッセージがあった
マゾヒストの頭文字M、ハルカは正にそれだった
「じゃあハルカ…両手を後ろに回してくれ」
ハルカは両手を後ろに回し、右手を左腕のひじに、左手を右腕のひじに密着するよう動かした
「こ、こう?」
「そうそう、そうすれば縛りやすい…あと座って足開いて…」
「あ、足開くの…?」
ハルカは座るが、大切な部分を隠しつつ躊躇する
「そうだ、その…部分が見えるように…な?」
彼が指差した先は、少女のもっとも大切な部分
指差すことすら、恥ずかしかった
「ゆ、勇者様の言いつけは破れないかも…」
ハルカは恐る恐るガーターベルトとタイツを纏った足を開いていく
膝を立て、秘密の花が開花するくらいに足を開かせていく…
開花した花は、露で濡れていた
「やっぱりハルカの…いいよな…」
男特有の危ない顔を浮かべつつ、彼はじっとハルカの秘花を見つめる
「や…やぁん…」
体がぞくぞくと震えてくる、もっとおかしくなってしまうようだった
「さて、縛るからおとなしくしてるんだぞ?」
「う、うん…あまり痛くしないでね…」
「それはわかんねぇよ、緩く縛ったら解けちまうからな」
「そ、そんなぁ…」
ハルカがため息を付いたときには、荒縄を持った勇者が後ろに移動していた
荒縄が手をぐるりと縛りこんでいく
きつくきつく…されど血は通うように微妙なバランスで縛っていく
「あぁ…」
「次は足だな」
足を縄によってしっかり固定されていく…
太ももと足のかかとが付くくらいに密着した脚の部分
M字開脚状態のハルカにとって、恥辱とはこのことだった
「サ、サトシぃ…もう感じちゃうよぉ…」
泣くような喘ぐような声で言葉を発するハルカ
「このままだと…鎖に繋いだ時と同じだからな、体も縛られてもらうぜ」
一体どこでこんな技を身に着けたのだろうか、もうそんな事を考えているのは無駄だろう
色とりどりの花火が打ちあがる中、身体を縛られていく姫
身体の中心を一本の荒縄が縛り上げ、さらにその周りを縛り上げていく
胸の周りが縛られ、強調されるように大きく見える
花火がまた打ちあがり、花火の光が彼女を照らす
縛られた彼女の横顔と、乳首の影が、克明に写りあがる
「ひぁ…!」
荒縄はもっとも大切な部分を縛り上げていた
下の口が、荒縄に噛み付いているような状態だった
「どうだ、ハルカ?」
「もう抵抗できないかも…縄が私のあそこに食い込んで…あぁん…」
淫らな液体が、縄からはみ出し流れてくる
一部は吸収されるも、すぐに黒くなっていく縄…
「もう濡れてるのか?」
「だってぇ…あそこが…ふぁ…気持ちいいかもぉ…」
乞うよな目つきでサトシを見つめるハルカ
「じゃあそのままイくか?」
「そ…それは…サトシ、あなたが私を…あぁん…イかせ…る約束でしょ?」
「でもそんな状態じゃなぁ…」
焦らすように彼は言った
「サトシぃ…入れて欲しいかも…」
「そんなに俺にヤられたいのか?」
「うん…縄よりもサトシに…」
サトシは、座って縛られたハルカを抱きしめた
「よし、じゃあ…俺がヤってやるよ!」
彼は再び、ズボンを下ろし真の力を取り戻した勇者の杖を股間から取り出した
「もうビンビンだ…」
見ただけで固そうな彼の物
「でも私のあそこに縄がぁ…このままじゃ入れられないかも…」
感じているためか、やはりハルカの声は艶かしかった
「そりゃあ、縄を切るんだよ。そこくらい切ったって解けはしないからさ」
彼はどこからともなく鋏を取り出すと、ハルカの下の口が咥えている縄を切り取った
湿りきり、ぐっしょりと濡れた縄をサトシは掴んだ
縄の切れ端は、水分をすっかり吸い込んだ為か、黒ずみ水分が滴っている
「あーぁ、すっかり濡らしやがって…」
言葉責めである、ハルカの顔がさらに赤くなる
「だって、だってぇ…」
「そんな泣きそうな顔…するなよな?」
サトシはハルカの顎を指でそっと持ち上げた
「ちゃんと入れてやるからな?あそこがかな〜り欲しがってるみたいだし…」
「うん…」
ハルカの大切な部分から、愛液が垂れ、石の床にさらに染み込んでいく…
ひくついたあそこは、固い獲物を狙っているようだ
「ずっと出したままで、媚薬もあって…俺も我慢できないんだ、もう入れるぞ?」
「うん、私も我慢できないから…」
緊縛されたハルカが言い終わらないうちに、彼女は押し倒された
「あっ…」
ぐしょぐしょに濡れたあそこに、彼の杖がするりと入る
「ん!」
縛られ強調された柔らかい胸が、彼に掴まれる
そして彼の腰が動き出す…
今度の肉棒は、先ほどよりも一層太くなっていた
「ぐっ…」
だがハルカも、彼の物を締め付け離さなかった
棒を動かすたびに、精子を絞られそうになるのが良く分かる
「サ…サトシ…ぃ…!」
「ま…まだだ!」
締め付けの痛みが来るが、腰を深く落としハルカのより奥へと入れる
「あぁぁ!」
搾り出されるような喘ぎと共に、花火が上がる
「ふ…ふぅ…流石に疲れた…」
媚薬の効果が切れたのか、サトシは俯いていた
「何だか…終わったかも…」
男女の性の香りがする中、緊縛された姫は、勇者にそう言った
「あぁ…花火もさっきので終わったみたいだし…」
一物をハルカの花園から取り出すと、ハルカを縛り上げる縄を解き始めた
「うん、ちょっと今日はやりすぎちゃったかも…」
解かれた縄が、床へと落ちていく
脚を縛る縄も、胸を縛る縄も…そして両腕を縛る縄も…
「よし、解き終わった」
彼の言葉でハルカは自分の手が動くことを確認した
「縛られて犯されるなんて…初めてだったかも…」
「俺もこんな形でハルカとヤれるなんて…」
二人は軽く笑った
服装を整えつつ、サトシがつぶやいた
「でもハルカ、明日からは…どうなるんだろうな?また元通りになっちまうのかな…?」
「それって…どういう意味?」
ハルカは、何かがよい事が来るのを感じた
「その…なんだ?」
サトシは勇者の帽子越しに頭を掻きながら言い始めた
「明日からは、もう俺だけのお姫様じゃなくて…普通の関係になっちゃうんだよな?俺とは…」
「そういう…決まりなの?」
「いや、そのじゃない…けどさ。命令とかは今日限りだし」
彼女は、彼があと一歩で良い事を言いそうな感じを覚えた
「なんというか…その…」
少し考え始めるサトシ、彼の中のボキャブラリーを探し始める
「だめ…ならいいけど…明日からも…いや、ずっと俺だけのお姫様に…なってくれたらいいんだけど…」
少し遠まわしだが、彼の言いたいことが彼女は分かった
「それはつまり…もっとちゃんと私に伝えるように言ってみて?」
本当の彼の気持ちを知りたいのか、ハルカはそんな言葉を言う
「伝える…。よし…」
サトシは早まる心臓を意識しつつ、ハルカに告白した
「ハルカ、俺だけの姫になってくれ!」
彼の頭の中が一瞬フリーズした
(い、言った…いいのかこれで、良いんだよな…断られて…そのときはそれでいいさ…)
と、そう思った瞬間、口が呼吸できなくなった
「ん!?」
目を開ければ、目を瞑ったハルカがいた
ただ在った訳ではない、自分の口を呼吸出来なくさせていた
それが…彼女自身の口によって…
「これが…私の答え、よくありがちかもしれないけど…勿論、私はOKよ。
これからもずっと…サトシ、いや、あなただけのお姫様になってあげる…」
キスを終えハルカが抱きついてくる、それを彼は優しく抱き返す
「じゃあこれからも…あんなことやこんなこと…ゲホッ、とにかく…俺だけの、なんだよな?」
「当たり前かも、私はサトシのだけなんだから…」
サトシの顔が、明るくなった
そして、再び熱いキスが二人の間に起こった
その二人を祝福するかのように、本当の最後の花火が打ち上げられた
「サトシ…あなたは私だけの勇者様なんだから…決めゼリフ言ってくれる?」
「波導は我にあり…ってやつ?」
「うぅん、もっとHな方…」
「あれか…」
サトシは軽く息を吸い込み、そして外側へ叫んだ
「性欲は我にあり!」
そんなハメを外した二人…だが、それも良いのだろう
この二人は…何もあえて言うことはあるまい