タマムシシティの地下に存在するロケット団のアジト。  
その内部の倉庫に後ろ手に手を縛られ女がいた。  
着物姿の・・・タマムシジムリーダー。エリカ。  
開かれた足の間に何者かが蠢く。  
「ぁああ・・・っ!い、やぁ・・・」  
「いや?嫌・・・嫌か?・・・いい、の間違いじゃないのか?」  
エリカの秘部に顔をうずめるのは、ロケット団の屈強な男。  
はだけた着物から伸びたエリカの脚線をしっかりとホールドしているのは、団員の手持ちのウツボット。  
団員はエリカが抵抗できないのをいいことに、蜜のあふれるその部分にねっとりと舌を這わせている。  
着物の前はすでにはだけ、形の良い白い乳房が露になっている。  
団員は皮手袋の手をその乳房にも這わせ、桜色の先端を強くこすってエリカの反応を楽しんでいる。  
「あふ・・・ぅ」  
食いしばっていたはずの唇から悩ましい吐息が漏れる。  
痺れるような感覚がエリカの下腹部さらにを敏感にする。  
「ウツボット。つるのムチだ。」  
「ひ・・・あ!あ・・・ッ!」  
団員の一言に、ウツボットのつるが伸び、エリカの花園の奥へ侵入していく。  
「どうだ?お得意の草タイプに責められる気分は?  
・・・とっても良いんじゃないのか?」  
今度は乳首に舌を這わせながら、団員が卑屈に笑った。  
 
「そんなこと・・・は!」  
エリカの美しい顔がゆがむ。  
「くくく。どこまで強がりが持つかな?」  
ウツボットのつるが激しく動く。  
太さは余りないが、その分予測もつかないような動きをするソレに、エリカの身体は次第に服従させれる。  
時には奥まで進み、時には入り口近くで大きくうねり肉壁を刺激する。  
団員はエリカの乳首をきつくつまみ上げ、舌先で強く舐め上げる。  
「・・・くぅ・・・」  
(・・・ああ!・・・だめ!・・・いってしまう・・・ッ)  
しかしエリカの高ぶった身体は絶頂を迎える直前に快感から突き放される。  
(え!)  
つるは動きを止め、団員も胸を責めるのを止めてしまう。  
(・・・どうして)  
思わず困惑顔になるエリカに団員は冷笑をうかべ言う。  
「なんだ期待してたのか?」  
「そ・・・そんなことはありません!」  
エリカは顔を真っ赤にして否定する。  
「そうだよな。」  
と笑うと団員は再びエリカを苛むのに没頭する。「あ!」  
再度襲い来る感覚に、エリカは身体を硬直させる。  
つるが奥から入り口近くまでの往復をはじめる。  
敏感になったエリカの身体は直ぐにビクビクと痙攣を起こし、蜜をあふれさせる。  
着物のすそを掴み絶頂に身構えていると、またすべての愛撫が止まってしまう。  
 
(なんてこと・・・)  
エリカが達しそうになると責めを止め、落ち着いてくるを見計らって再び責めはじめる。  
それを団員はさも楽しそうにやってのける。  
「あ・・・ダメ・・・。  
おねが・・・お願い・・・もう赦して・・・」  
何度目かの寸止めに耐えかねて、エリカはついに涙を流して懇願した。  
「赦す?・・・仕方ないな。そこまで言うのなら止めてやろう」  
団員はそう言うとエリカの身体から離れた。  
膣内からつるも引き抜かれる。  
「え・・・ッ!」  
「・・・どうした?赦して欲しいんじゃないのか?」  
ニヤニヤ笑いながら、団員はエリカを見下した。  
判っているのだ。エリカがもうはちきれんばかりに切なくなっていることが。  
エリカを完全に服従させる手段。  
「くく・・・。お前の言う赦す・・・とは、どうして貰う事だ?」  
「・・・・・・・・・。」  
「言ってみろ」  
ウツボットのつるが、するりとエリカの秘部を撫でる。  
「ひぁ!」  
もう少しで絶頂に達しそうな身体はそれだけでも歓びに震えてしまう。  
もっと強い刺激が欲しくてたまらないほど・・・。  
もう耐えられなかった。  
観念したエリカの口からか細い声が絞り出される。  
「・・・わ・・・わたくしを・・・。  
い・・・いかせて、ください・・・」  
「態度にも表すんだな」  
「・・・ああぁ」  
エリカは目をそむけ、足を開き・・・団員に秘部を曝け出す。  
(あ・・・もうダメだわ・・・。もう・・・戻れない・・・。)  
しかし身体は疼き、相手を奥の奥まで迎え入れようと蜜が止まらない。  
(・・・――――助けて。)  
 
「そこまでしてもらっちゃ、男として黙ってらねぇなぁ。  
しかし有名な『戦うお嬢様』がこんなに淫乱だとは思わなかったぜ。  
何しろ見ず知らずの男に『いかせてください』だもんな」  
団員がニタリと笑うとエリカは打ちひしがれた気分に陥った。  
見ず知らずの男に感じてしまう身体が恨めしい。  
悔しくて悲しくて、涙が流れた。  
「お前がいかせてくれって言ったんだぜ?何泣いてるんだよ。  
俺は止めてやろうとしたんだぜ?」  
残虐に笑う団員は、引き抜かれたつるを再度エリカの中に挿入する。  
後ろの、穴に。  
「え――・・・!あ、嫌ァっ!」  
「嫌がるなよ。直ぐ良くなるぜ。」  
すでにエリカの愛液でたっぷり湿ったつるは難なくアナルへと押し入ってくる。  
「どうだ?こっちもなかなか良いもんだろ?」  
つるをぐりぐりと動かせながら、薄ら笑いを浮かべる。  
「いや・・・あ・・・は・・・ッ、なんで・・・!」  
前の穴を責められるのとはまた違う快感に、エリカは身をくねらせる。  
「さてと。俺もいただくかな。」  
団員はエリカの足を小脇に挟むと、自身のモノをあてがい、勢いよく押し込んだ。  
つるとは比べ物にならない太さのモノがエリカを貫く。  
「ああああぁ!」  
「はっはァ!どうだ!」  
急激に始まった激しいピストン運動に、湿った音が卑猥に響き渡る。  
団員のモノは容赦なく肉壁をえぐり、エリカを苦痛にも似た快楽へと叩き落していく。  
「ひぐぅ・・・!あ゛ッ!あああッ!」  
その間もつるはうごめきエリカを辱める。  
「お望み通りイカせてやるよ。立派な和姦だな。  
ガキが出来ても文句言うんじゃねえぞ!!」  
悔しさに悲しさにそれとも快感に・・・?また、涙が流れる。  
しかし今のエリカに出来るのは、何もかも忘れ、自分を快楽の海に沈めることのみだった。  
立場を忘れ、名を忘れ、人格を忘れ。  
ただの雌として雄を貪ることで得られる快感に、身をゆだねることだけが彼女に残された救いだった。  
 
「ぁああッ!・・・いいっ!」  
黒髪を振り乱して叫ぶ。嬌声が止まらない。  
「もっと・・・!もっと激しくぅ・・・!奥までッ・・・」  
より深い快楽を求める為に自身の身体を揺り動かし、電撃のように走る快感に身体が激しく痙攣させる。  
「お願い・・・胸・・・胸も触って!もっときつく・・・!止めないでぇ・・・!」  
何もかも忘れる為に夢中で腰を振るその姿に、『戦うお嬢様』と呼ばれた気品は微塵も見られない。  
団員の赤黒いモノがエリカのナカへ打ち込まれるたびに甲高い悲鳴が上がる。  
エリカの様子に団員は勝ち誇った笑みを浮かべる。  
体位を変え獣の格好で今度は後ろからお嬢様を犯す。  
「お嬢様!どうよ?  
イキそうか!?  
言ってみろよ!気持ちイイんだろォ!?オラァ!」  
「ひあぁ!あ!!  
いく・・・!・・・っあああ!いってしまい・・・ま・すッ!  
あああぁっ!いい!すごく良いぃっ!!」  
エリカの悲鳴に、団員は卑屈に笑うとエリカの腰をしっかりと掴み激しく揺さぶった。  
「ひぃいっ!だめ!!いくぅぅ!  
・・・―――ぁはぁああッ!!」  
激しいオルガズムの痙攣がエリカを襲い、団員をキツク締め上げる。  
「う、おぉ!」  
声を上げた団員は、絞りだされるようにエリカの膣内に白濁の熱を放出させた。  
荒い息の中、頬を紅潮させたエリカは身体をうつぶせにぐったりさせながら、呟くように懇願した。  
「・・・お願いします・・・。もう一度・・・、もっと、いかせてください・・・・・」  
 
現実を、思い出す前に・・・。  
 
 
「よう。いい獲物が手に入ったぜ」  
完全に陥落したエリカはその後何度か果てた後、朦朧とした意識の中で団員が誰かと連絡を取っているのを聞いた気がした・・・。  
 

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