真っ暗な大部屋に、ぴちゃりと小さな水音が響いた。
端末のモニターが発するおぼろげな光が、一人の少年と
その股間に顔を埋める一人の女性を照らし出している。
少年のまだあどけない男根を女の舌が這う度に、苦しげな声が暗室に洩れる。
「シロナさん、僕、もう…」
女は答えず、少年のそれを優しく包んでいた手を素早く、小刻みに動かし始めた。
「う、あぁっ」
突然訪れた激しい快感に抗えるはずもなく、少年は女の陶器のように
白く整った顔に濃厚な白濁液を何度となく吐き掛けた。
長い長い射精を終え、白痴のように呆然としている少年を見て、
女は薄く笑みを浮かべた。