先日、コンテストで久しぶりにコウキさんに会いました。そのときに彼から聞いた話によると、ナタネさんはお化けが嫌いらしいのです。  
何故でしょう、ゴーストタイプのポケモンたちはこんなにも愛らしいのに。これは、本人に直接訴えるしかありません。  
という訳で、拉致って来ました。  
 
「っきゃああああああ!?」  
 
縛られているナタネさんがごろりと転がされています。ナタネさんは私をぎろっと睨んで言うのです。  
 
「こんなことをして唯で住むと思ってるんですか!?」  
 
って。  
そうは言われても、私はゴーストタイプの可愛らしさを伝えたいだけなのです。ナタネさんの悲鳴は無視することにしました。その代わり、私の可愛いムウマとゲンガーをボールから放ちます。  
 
「ひいっ!? お化け!? やだっ、あっち行ってー!!」  
 
お化けじゃありません、ゴーストタイプのポケモンです。  
 
「……アナタ、今までどうやってムウマ・ゴース使いのトレーナーに対処していたの?」  
「いや、いや、早くしまってよそんなもの! 誰か助けて!!」  
 
私の質問には答えてくれませんでした。  
しかし今、ナタネさんは聞き捨てならない事を言いました。私の可愛いポケモン達を「そんなもの」扱いしたのです。これは許せません。  
 
「ムウマ、『くろいまなざし』!」  
「はうっ!?」  
 
ぴき、とナタネさんの体が震えました。怖かったようです。  
それはそうとこれで彼女はもう逃げられません。私は彼女の動きを拘束していたロープをほどいてあげました。でも、抵抗を許した訳でもありません。  
 
「ゲンガー、捕まえなさい」  
 
ナタネさんは慌てて後退りましたが、ゲンガーはぴっとりと腰に張り付きました。  
 
「ひゃあああっ、やめてええ! 離して−−!!」  
 
じたばた彼女はもがきます。ですが、ゲンガーは決して離れません。  
何故こんなに嫌がるのでしょうか。もし私でしたら、喜びのあまり高笑いが止まらないでしょうに。  
 
「ゲンガー、『したでなめる』」  
「え? きゃ、やだぁ!!」  
 
ヘソ出し部分にゲンガーの舌が這います。彼女は身震いをして、その感覚から逃れようとしています。けれどやはり引き剥がせはせず、そのまま倒れこんでしまいました。  
 
「ナタネさん、気持ちは良いですか?」  
「こ、こんなの……良くない、もん!」  
「あら残念。ゲンガー、もっと頑張らなくてはね」  
「えっ……やめて、もう許してええ! ダメッ、おへそは……そんなところに舌入れちゃだめえええ!」  
 
ナタネさんの震えが恐怖でなく歓喜のものに変わってきているのを私は見逃しませんでした。  
ムウマをボールに戻し、その代わりにフワンテを放ちます。  
 
「フワンテ、貴方のその可愛らしい手でナタネさんを気持ち良くして差し上げなさい」  
 
フワンテは頷き、ふわふわ舞うように彼女のもとへ飛んで行きました。ああ、なんて可愛らしいのかしら!  
そのままフワンテは手を伸ばし、それをナタネさんのズボンの中へ。一際大きく体が跳ねていました。  
 
「きゃあ、ひっ……やだっ、服の中に入って来ないでぇ!手が、舌がぁ……気持ち悪い、よぉ」  
 
まだそんな事を言っています。赤い顔を見ても、感じているのは明らかなのに。  
私は彼女に近寄って、上半身はそのままにズボンとショーツを膝のあたりまで下げてあげました。  
 
「嫌あああああああ! やめて、やめてください! メリッサさん、お願いします……」  
 
泣いています。でも止めません。私はフワンテの手とゲンガーの顔を、既に潤いに満ちたそこに導きました。  
ゲンガーの舌が柔らかそうな恥丘の肉をなぞります。フワンテの手は、ぺたぺたと割れ目を辿って行きました。  
 
「ひっ!? んんん、そこ駄目、触らないで、舐めないでぇ……っ」  
 
ピンク色の肌をぷるぷると震わせている彼女の言葉にはもう説得力がありません。私は彼女を後ろから抱き締め、小ぶりな胸を優しく揉みしだきました。  
 
「や、やめてください! 何で……何でこんなこと……」  
「ゴーストタイプの素晴らしさは理解して頂けまして?」  
「もう、もう解ったからぁ! これ以上、は」  
 
左手では柔らかな胸を撫でつつ、右手でもうひとつのボールを投げました。其処からは、あまり見慣れぬポケモンが飛び出してきました。  
ナタネさんはとろんとした、かつ不思議そうな目でその子を見ています。  
 
「この子はロトムって言いますの」  
「ロト、ム」  
「ええ。コウキさんが私にと下さった子です」  
「コウキ君が!?」  
 
悲鳴にも似た声で、彼女は信じられないといった目を向けました。  
 
「なんで、なんでコウキ君が貴方に……そんな、嘘よ……」  
 
その時、彼女の目から初めて涙が溢れました。これには私もびっくりです。私はその涙を舐めとってあげました。彼女は抵抗もせず、呆然とするばかりです。  
 
「ロトム、貴方もナタネさんを気持ち良くして差し上げなさい」  
 
ロトムもまた、ナタネさんのそこに導かれます。そしてその鋭い先端を入り口へと押し当てました。  
とたんに彼女が暴れ始めました。  
 
「それだけはだめえええ!! 私、私初めてなんです! 初めてがポケモンだなんて、それもお化けだなんて絶対嫌あああああ!!!!」  
「え? あらまぁ、それはそれは……」  
 
いくらなんでもそれは可哀想です。おまけに発狂寸前です。壊すわけにはいきません。  
 
「仕方ありませんね…」  
 
ほう、と胸のなかのナタネさんが息を付きました。  
 
「処女はコウキさんに差し上げるとして。後ろの初めてを頂きましょう」  
 
再び暴れ始めました。  
 
「私とコウキ君はそんなんじゃ……その前初めてでいきなり後ろからは嫌ぁぁ! 助けてコウキ君、コウキくっ……ひゃああああっ!?」  
 
ゲンガーの舌がナタネさんの直腸に潜りました。突如沸いた圧迫感に目を見開きながらも、ナタネさんは首を振り必死に耐えています。  
私は服の中へ手を滑らせ、直接その突起を摘みあげました。フワンテも太股を撫であげます。  
 
「あくっ、ああ……そんな……」  
 
がくがくとした震えが止まりません。ちゅるりと音を立てて、ゲンガーの舌が抜かれます。その瞬間、素早くロトムが先端を沈めました。  
既に舌でほぐされた場所です。侵入を防ぐものは何もありません。  
 
「やっ、あうう、いた……い、やだっ、そんなところに入らないでぇ! はぅっ」  
 
抽挿が開始されます。ぐちょりぐちょりと音が鳴り、ロトムがナタネさんの直腸を掻き回します。  
 
「かはっ!? はあああ、あああああ!! 後ろで、気持ち良くなるなんて……っそんなのいやぁ! はう、うううっ!」  
 
彼女の目は焦点を失っています。ただ口を開いて、知能の足りないお馬鹿さんみたいな顔で震えているだけ。  
切なげにうずいている前の穴はゲンガー達が埋めにかかりました。私はそれを見つめながら、乳首への責めを強くします。  
 
「もう嫌っ、壊れちゃ……ああ、あああああ!!」  
 
一際大きく体が跳ねた瞬間、私はロトムに最後の指示を与えます。  
 
「『スパーク』。出来るだけ小さくね」  
 
ナタネさんの体に電撃が走ります。  
 
「あああ! 嫌っ、ひ……コウ、キ君っ、や……やああああああああ!」  
 
絶叫の後、彼女は気を失ってしまいました。  
私は彼女の後始末をして服を戻してあげました。更にすぐには目が覚めない様にゲンガーに細工をさせます。  
それから私はドレスを取り去りました。  
 
「さあ、次は私よ」  
 
ナタネさんを見ているだけで、体が熱くてもう堪らなかったのです。  
私は彼らに向けて手を広げました。  
 
 
 
 
 
「ん……」  
 
ぼんやりとしつつ目を擦っています。  
どうやら目が覚めたようです。  
 
「おはようございます、ナタネさん」  
「へ? あ、メリッサさん……ひっ!?」  
 
私は傍らにいたゴーストを彼女に見せつけて言いました。  
 
「ゴーストタイプの可愛らしさ、解って頂けました?」  
 
 
「……お化、け」  
「ナタネさん? ナタネさん!」  
 
途端彼女は再び気を失ってしまいました。  
この作戦は失敗だったのでしょうか。  
 
やはり、コウキさん直々に可愛らしさを伝えて頂く他は無いのでしょうか?  
私は深々溜め息をついたのでした。  
 

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