父センリを越えるトレーナーを目指す主人公の少年ユウキと、オダマキ博士の一人娘ハルカ・・・  
二人が旅に出てから数日後の事である  
 
 
・・・ホウエン地方にある都会のひとつ、カナズミシティ  
都会の真ん中にあるカナズミジムに、激しいバトルが始まっていた  
 
ユウキは今、カナズミジムリーダー・ツツジと戦っている  
ジム内の一戦を見守る多くの観客が息を呑む1対1の真剣勝負だ  
「ノズパス、岩石封じ!」  
ツツジの命令でノズパスが繰り出してきた複数の岩石がキモリの両足を捕らえる!  
キモリは脱出を試みるが、両足が複数の岩石にとらわれ動けない  
その隙を逃がすまいとツツジがノズパスに命令を下す  
「ノズパス、今です! 体当たり!!」  
ノズパスがキモリに向かって体当たりを繰り出す!  
「キモリ! 危ない!!」  
キモリを呼びかけたユウキは一瞬だが少し青ざめる  
ノズパスの一撃が複数の岩石ごとキモリを弾き飛ばす!!  
・・・筈だったが、キモリはノズパスの体当たりを受ける寸前にノズパスを両手で掴む!  
ノズパスはキモリの両足を捕らえた複数の岩石を弾き飛ばし、キモリを押し倒すように倒れる  
すぐに起き上がろうとしたノズパスだったが、掴んで放さないキモリの両手から緑色の光を放ち、ノズパスを包み込む  
キモリは「吸い取る」と言う技で、ノズパスの体力を容赦無く奪い取る  
ノズパスは体力を吸い尽くされ、体が振るえて動かなくなった  
キモリはそれを押し退けて立ち上がり、勝利のガッツポーズを取る!  
その戦慄を始終見届けたユウキはキモリに駆け寄る  
「よくやったぞキモリ! ここでお前が倒れてしまったらどうなるかと思ったよ。」  
ユウキはキモリを抱え上げ、勝利の喜びをわかち合う  
観客からの拍手喝采の中、ツツジは微笑みながら「ご苦労様。」と言ってノズパスをボールに戻す  
後にツツジはユウキに近づいて言う  
「ユウキ君のキモリの戦い振り、実に見事でしたわ。」  
ユウキはキモリを抱えたまま返事をする  
「ありがとうございます。 もしキモリがこのまま弾き飛ばされたら・・・」  
 
あの時、ユウキは敗北を悟った・・・ それは誰もが決着がつくと見えた光景だった  
素早さが長けるキモリの両足を、ノズパスの岩石封じが一寸の狂いもなく捕らえ  
その場で体当たりを受ければキモリは力尽きたに違いない  
だがキモリはその寸前に弾き飛ばされまいと両手で掴み、倒れると同時に覚えたての「吸い取る」をお見舞いしたのだ  
 
ツツジは沈黙するユウキの唇を人差し指でそっと触れる  
「ポケモンの全てを知るには、ポケモンから学ぶ必要がありますよ。  
私もまだまだ学ばなければならないことがたくさんありますわ。 もちろん貴方もね。」  
ツツジがそう言うと少し赤面するユウキに微笑む  
「これからの貴方にジムバッジをお渡しします。」  
ユウキはホウエンリーグ公認ジムバッジのひとつ、ストーンバッジを受け取る  
 
ジムバッジとは、ジムリーダーとのバトルに勝利したトレーナーのみが手にするリーグ公認のジムバッジである  
ホウエン地方の最果てにあるポケモンリーグに挑戦するには、8つのジムバッジを手に入れなければならない  
当然ホウエン地方各地に8か所のジムがあり、そこに待ち受けるジムリーダーに勝利する必要がある  
各ジムリーダーの主要タイプは勿論、ジムバッジの効果は様々である  
 
「そう言えば、ユウキ君はハルカさんとご一緒でしたわね?」  
「は、はい。 一緒に旅をしてから色々と教えてもらってます。」  
「それなら心配はありませんね、ハルカさんなら私よりも多くを学んでいますわ。  
ユウキ君、これからの旅に通じてポケモンの全てを学んでみてはどうかしら?」  
そう言われてまた少し赤面するユウキにツツジはそれを見透かしたと言わんばかりにくすくすと笑う  
ツツジはかつてハルカと戦っている時、トレーナーとしての高い知識力を見抜いていた  
バトルに通じてユウキの高い知識力を見抜いたツツジは、ハルカのそれを上まわるだろうと密かに期待していた  
勿論それだけではなかった・・・  
 
カナズミジムを出てポケモンセンターに戻ろうとしたユウキを待っていたのは  
爽やかな笑顔で迎える身軽で蒼色を強調した服の少女ハルカだった  
紅色を強調した服のユウキとは明らかに好対照だ  
「おめでとうユウキ君! ジムバッチをゲットしたのね。」  
「ああ! キモリのおかげで勝ったよ!」  
二人はポケモンセンターに行く中、ユウキはハルカにジム戦の始終全てを話す  
「キモリって、根っからの負けず嫌いだから凄い執念でしょうね。 でもね・・・」  
「・・・?」  
「もし相手のポケモンがキモリに勝てるタイプだったら、多分判らなかったわ。 例えばの話だけどね。」  
「・・・やっぱり最初のうちに多彩なタイプの技をそろえなきゃ駄目だって事かな?」  
「そう言うこと。 でも技を覚える条件が大きく異なる訳だから、色んなタイプのポケモンを連れて行ったほうがいいわ。  
ひとつのタイプに偏っているとバトルで不利になる場合があるからね。 ある意味ユウキ君の手持ちがいい例かも?」  
現在のユウキの手持ちポケモンはキモリ、アチャモ、ミズゴロウの3匹だけだが、手持ちのバランスは十分取れている  
とは言え、駆け出し同然であるユウキはまだポケモンの扱い方には慣れてない様子だ  
先輩にあたるハルカのアドバイスを基に、トレーナーとしての腕を磨かなければならない  
ハルカは微笑みながらユウキにたずねる  
「そう言えばユウキ君、ツツジさんを見て反応したでしょ。」  
「へ? どう言うこと?」  
ハルカは微笑みながらある所に指で指す  
「ここよここ。 さっきからここがビンビンしてるじゃない。」  
ユウキはハルカの指が指したところを見ると、なんと自分のムスコがズボン越しに勃っていた  
「・・・!!?」  
ユウキはとっさに両手で隠す 今まで気付かなかったせいか、流石に酷く赤面した様子だった  
その反応を見たハルカはくすくすと笑う  
 
ポケモンセンターに戻った二人は、今後の予定を話し合った  
 
翌日、二人が訪れたのは、カナズミシティの隣にある116番道路  
殆どのトレーナーは、ここで腕を磨くカナズミシティの住民ばかりで  
他の地域から来たトレーナーもここへ足を運んでいる  
 
ユウキは116番道路に居る野生のポケモンやトレーナーとのバトル、ハルカは野生のエネコの探索をしている  
「う〜ん・・・ エネコは確か、ここに生息してる筈なんだけど・・・まだ見つからないわ。」  
ハルカは溜息を漏らしながら図鑑を見つめる  
一方、ユウキはミズゴロウを繰り出して血の気が多い野生のツチニンと戦っている  
「ミズゴロウ、水鉄砲だ!」  
ミズゴロウの攻撃がツチニンに命中、弱点を突かれたツチニンはその場で崩れる  
ツチニンは弱った体を必死に起たせ、よろめきながらその場から逃げていった  
「よくやった、戻れ!」  
ミズゴロウは光となってユウキが手にしたモンスターボールに戻る  
同時にハルカはすぐにユウキの傍に駆け寄って来た  
「ねえユウキ君、野生のエネコ見つかった?」  
「いや、見当たらなかった。」  
ユウキは少し首を振って答えた  
「そうね・・・無理もないわ、出現率が著しく低いポケモンだもの。」  
それを聞いたユウキは、ハルカですら見つからなかったことを考えれば納得せざるを得なかった  
 
しばらくしてから数時間後、夕陽は沈み夜更けに近づく  
ユウキは野生のポケモンをくまなく探すが、ハルカは少し焦ったような表情をする  
「う〜ん・・・何処も見当たらないなぁ・・・。」  
「そろそろ夜が近いわ・・・、早く寝場所を見つけないと。」  
「そうだね、夜の外は危ないから。」  
その時、音を立てて揺れる草むらの中から野生のエネコが現れた!  
「あ!? ユウキ君、エネコだわ!」  
「!! こいつが・・・ ようし!!」  
ユウキは颯爽とモンスターボールをエネコに向けて投げる!  
 
 
やがて夜になり、大きな崖にひとつの灯りがあった  
そこはカナシダトンネル前の洞穴の中、そこを寝泊りするために秘密基地を作った  
秘密基地の中で二人は絨毯の上に座っており、エネコと戯れながら談笑している  
「まさかあのエネコを簡単に捕まえるとは思わなかったぜ、元々人懐っこい性格だったからだろうな。」  
ユウキは甘えてくるエネコの頭を撫でながらこう言った、それを眺めるハルカは少し羨ましそうに見つめる  
「私は駆け出しの頃、一度エネコを探しに来たわ。 数日も探したのに見つからなかったから、諦めたけどね。」  
「へぇ〜・・・そんなにこのポケモンが欲しかったのか。 もしかして強いポケモンか?」  
「別に強いって訳じゃないけど、とっても可愛いポケモンだからそれを捕まえる人が多いって話よ。」  
「なるほどな・・・珍しいポケモンに強さは関係ないわけか。」  
「でも強いポケモンなんて人それぞれの価値観しかないと思うわ。 タイプや容姿にこだわる人だって居るけどね。  
トレーナーの力量が問われるのは、ポケモンを上手に使いこなせるかによるものなの。」  
「それってつまり・・・『戦略』って奴かな? 戦略次第で有利不利になるとか・・・」  
「そっ! 『戦略』はバトルの基本であって応用でもあるわ。 図鑑を完成するにはまだまだいっぱいあるけど、  
ユウキ君と一緒なら図鑑の完成も夢じゃないわ!」  
「そうだね! よぉおし、ポケモンをガンガン捕まえてやるぞ!」  
「うふふ、ユウキ君のお気に入りのポケモンが見つかるといいね。」  
未知の力を秘めているポケモンを手に入れようと意気込むユウキ、それを見つめて微笑むハルカ  
「明日も早いから、そろそろ寝よ?」  
「そうだね。 次の行先は確か・・・ムロタウンだったな。」  
二人は寝布団を用意し、明日に向けて眠りに付いた・・・  
 
さらに夜が更けて、喘ぎ声に似た声がかすかに聞こえる・・・  
「・・んぅぅ・・んんっ・・・ふぅ・・・・んっ・・駄・・目ぇ・・・・あっ・・」  
どうやらハルカが何かにうなされているようだ  
「・・あ・・んっ・・・もっとぉ・・・っふぅ・・・・や・・はぁん・・」  
(私の胸・・揉んでるの、誰・・・?)  
少しずつ眠りから覚め始めたハルカは自分の胸を揉まれる感覚に気付く  
その感覚は痛みなのか、それとも・・・ と思いつつ、重いまぶたを開く  
「ん・・う〜ん・・・?」  
ハルカの目に映る薄暗い空間の中で、自分の胸を揉む片手が映る  
「おっ・・・ぱい・・むにゃむにゃ・・・」  
(え? ユウキ君・・・?)  
ほんの少しだがハルカは驚く表情を見せた、ユウキが片手でハルカの胸を揉んでいる  
痛みと言うよりむしろ感じていたと言った方がいいだろう  
(あん・・・これは間違いなく寝相ね・・いやん そんなにおっぱいが好きなら・・・えいっ)  
ハルカは胸を揉んでいる手を退かし、眠っているユウキの顔を自慢の胸の谷間に寄せて優しく抱擁する  
(えへっ 一度やってみたかったんだ。)  
ユウキを抱き枕に見立てて胸枕で寝かせるハルカは照れくさそうに喜ぶ  
「ん・・んぅう・・・(・・・? このやわらかい感触・・・それにいい匂い・・・)」  
(あ、そろそろユウキ君が起きちゃう。)  
ユウキはゆっくりと目を開ける・・・が、まだ半開き状態で眠気が残っている  
「むにゃ・・・・う〜ん・・(・・誰かに抱かれてる気が・・・?)」  
眠たそうに顔を上げるユウキにハルカが小さな声で呼びかける  
「ユ・ウ・キ・君♪」  
「え・・・ハル・・カ・・? ・・・!!! !?」  
びっくりしたユウキはすぐに起き上がろうとしたが、ハルカはそれを逃すまいとぎゅっと胸の谷間に押し付ける  
シャツ越しに伝わる胸のやわらかさ、胸の谷間にはさまれたユウキの顔にその感触が伝わる  
「な な なんで???」  
訳も判らず動揺するユウキは酷く赤面するが、ハルカはにこにこと見つめる  
「うふふ ユウキ君って、おっぱいが好きでしょ?」  
「・・へ・・・?」  
「私ね、ユウキ君に起こされちゃったの。 貴方が眠っている間、胸を揉んでたわ。  
そしたら気持ちよくて目を覚ましちゃった。 だからこうして抱いてあげてるの。」  
動揺しながらこの事をを理解するユウキ 寝相とはいえ、自分がした事を後悔する  
「ハ・・ハルカ・・・その・・・」  
「謝らなくてもいいよ。 今は二人っきりだから、ユウキ君に襲われても仕方ないわ。  
でも私、ユウキ君なら好きにされてもいいと思ったの・・・ちょっと怖かったけどね。」  
「ははは・・・」  
それを聞いて安心したのか、少し苦笑するユウキは  
「ハルカ・・俺・・・」  
「?」  
ユウキは今まで抑えた自分の想いをハルカに打ち明ける  
「・・好きだ!」  
ユウキの告白にハルカは驚きの表情を見せる  
次第に笑顔に変わり、とても嬉しく、うっすらと涙を浮かべる  
「嬉しい・・・私も好きよ、ユウキ君」  
ハルカはユウキをぎゅっと抱きしめる  
「ハルカ・・・こんなときに言うのもなんだが、キ・・キスしていい?」  
もじもじしながら言うユウキに対し  
「・・・いいよ、して」  
ハルカは笑顔で答え、抱擁を解く  
ユウキはゆっくりとハルカに覆い被せ、唇を重ねる  
ミシロタウンを出てすぐだった時以来のキス・・・ もじもじしているユウキの心が安らいでゆく  
そして二人は何度も唇を重ねる  
ユウキは重ねた唇を離し、そのままハルカを見つめる  
「君が・・・欲しい」  
その一言に、ハルカは笑顔で答える  
「私も、貴方が欲しい」  
二人の想いは一緒だった・・・照れくさそうに笑った二人はもう一度キスをした  
 
二人は着ていた服を全て脱ぎ捨てて、生まれたままの姿になった  
ユウキは細身に似合わぬ筋肉質、年端もいかぬ少年としては立派な体格  
一方のハルカは最早美少女と呼べるほどのナイスバディだ  
「ハルカの胸・・・大きい・・・ 触っていた時とは段違いだ」  
露になったハルカの胸に釘付けになったユウキはそれに触れようとするが、ハルカの両手に握られ阻止される  
「まだだあめ 手始めにデュープキスからね。」  
「え? なにそれ?」  
「ふふっ そのまま一緒に座ってからしよ」  
ユウキはウインクするハルカに言われた通り、一緒にに座る  
「私に任せて」  
そう言うとハルカは深くキスをしてユウキの舌を絡める  
初めてなのか少しぎこちない舌使いだが、初めて全裸で触れ合うユウキを魅了するには十分だった  
(・・・これがデュープキスか・・・)  
ユウキは初めてのデュープキスに戸惑うが、負けじと舌を絡める  
少しずつだが、舌使いが慣れてきた二人はしなやかに絡む  
漏れ出す吐息とともに舌を絡める音を立てて響き渡る  
「ふぅ・・ふ・・んぅ・・(ハルカの唇も、舌もやわらかいな・・・)」  
「はぁん・・はぅん・・んふぁ・・(ユウキ君ったら・・初めてなのに上手ね)」  
次第にデュープキスの虜になった二人は、快楽を貪るように愛しく絡み合う  
それとともに両手を離し、愛撫するように抱きしめる  
互いの唾液で潤い溢れ出し、口から顎へと垂れて流れる  
・・・長いようで短い時間が流れる中、愛欲に目覚めた二人には長く思えた  
重ねた唇が離れ、糸状の唾液が見事なまでの曲線を描かれる  
二人はうっとりして見つめ合う  
「ハルカ・・・」  
ユウキは覆い被さるようにゆっくりとハルカを押し倒し、両手でやんわりと胸を揉み始める  
「・・・やわらかい・・ マシュマロみたいだ・・・」  
「あぁ・・ユウキ君・・・上手・・・・あっ・・ああん・・」  
両手で胸を揉まれ感じるハルカの口から甘い喘ぎ声を発する  
それを耳にしたユウキは徐々に速く、強く揉む  
ユウキは速度を上げながら両手を巧みに動かし、胸を大きく変形させる  
揉めども揉めども形が崩れない胸の弾力がユウキの欲情を掻き立てる  
「あぁんっ はっ はぁあ・・んっ んぁあっ あんっ あぁ・・」  
胸を揉まれ、快感におぼれるハルカの甘い表情をユウキは眺める  
「可愛い・・・こう言うの好きだった?」  
「やぁん・・ 私・・・胸、弱いのぉ・・・でも揉むだけじゃ嫌、吸って・・お願い」  
ユウキは承諾したかのように胸を揉んでいる左手を離し、空いた腕を背中にまわす  
長く揉まれたあとがうっすらと見えるハルカの胸の先にある小さい乳首を、ユウキは口に咥えて音を立てて吸い付く  
「ひぁっ!? あぁぁぁぁん! いいよぉおっ!!」  
揉まれたときとは比べ物にならない程の刺激に襲われ、甘く大きな喘ぎ声が漏れる  
ハルカは思わずユウキを強く抱きしめる  
「もっとぉ・・! もっと吸ってぇぇぇっ あぁあんっ!」  
ハルカの性感帯のひとつである胸を吸い付くユウキに容赦はない  
(吸い心地がいいぜ・・・ そんなに吸われるのが好きなのか・・・)  
ユウキは左腕でハルカを抱きしめ、右手で掴んでいる胸を速く揉みつつ懸命に吸い付く  
ハルカは懸命な攻めによる快感に襲われ、イく寸前に達する  
「はあっ・・! あぁっ! イくぅぅぅぅっ!!」  
ハルカは上半身を大きく反らし、全身が脈打つように痙攣する・・・  
ユウキは胸を吸い付いている唇を離し、幸せそうに微笑むハルカを眺める  
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・ イっちゃった・・・」  
「胸だけでイっちゃうなんて・・・ 本当に可愛いな」  
「だってぇ・・ユウキ君ったら思いっきり吸っちゃうもの うふっ」  
「はは・・ごめんな」  
 
「じゃあ次は・・・よいしょ」  
ハルカはユウキを仰向けに寝かせ、自分の秘部を直に見せるように反転し、仰向けになってるユウキの顔を跨る  
少し開いた薄ピンク色に輝く綺麗な秘部は既に愛液が滴るほど溢れ濡れており、脳髄を刺激させる匂いが漂う  
「これが・・ハルカの・・・」  
ひくひくしながら愛液に塗れるハルカの女陰・・・ユウキはあまりの素敵な光景に息を呑む  
同時にハルカは既に剛直している男根を目の当たりにする  
「凄い・・・ユウキ君の立派だわ」  
長さは見た目で17センチもある太くて逞しい男根、しっかりと亀頭が露出している  
目の前の立派な一物にうっとりするハルカは男根をそっと手にとる  
「ね、舐め合いっこしよ」  
「う、うん それにしてもいい匂いだ・・・」  
ユウキはそっと女陰に口付けをして、愛液を啜るように舐める  
「あん・・私のを味わって・・・はぁ・・」  
ハルカは精液が滲み出る亀頭にキスをしてからゆっくりと咥える  
上下に動かしながら咥えられた男根の亀頭を舐め回す  
「ん・・ふぅん・・んぅ・・んっ・・ぅん・・(おいしい・・・ユウキ君のエッチな汁の味がする・・)」  
ユウキは男根を舐め回される快感に襲われながら、ハルカの女陰を味わう  
(ハルカのアソコもやわらかい・・・舐めれば舐めるほどうまい汁が出てくる)  
互いに性器を舐め合う淫靡な音が、次第にリズムになって響き渡る・・・  
「ぷふぅん・・・」  
ハルカは咥えた男根をぷるんと口から離し、続けて舐め回された女陰をユウキの口から離す  
「・・・ハルカ?」  
ハルカは構わず体を反転し、ユウキの腰を跨る  
ゆっくりと腰を上げ、ビクビクと剛直する男根を手に、自分の女陰をあてがう  
「私の中でうんと気持ちよくしてあげる・・・んっ・・ふぅっ」  
ハルカはゆっくりと腰を沈め、男根を先端から飲み込んでゆく・・・  
同時にユウキは今までにない刺激を受けて声を上げてしまう  
「くぁ・・気持ちいい・・・!」  
しかしそれはほんの序の口に過ぎない  
ユウキは何かを堪えながら腰を沈めてゆくハルカの表情に気付く  
「・・・大丈夫か? 少し苦しそうじゃないか・・・」  
ハルカは心配そうに見つめるユウキに不安を与えまいと笑顔を見せるが、その目から涙がこぼれ落ちる  
「大丈夫・・だから・・・心配・・しない・・・で・・んっ くぅぅうん!」  
片手で腰を抑え、力をこめて腰を沈める  
「は・・・あぁ・・お、奥まで・・入ったぁ・・・・」  
飲み込まれた男根の先端が膣の奥へと到達した  
だが同時にユウキは自分の分身を飲み込んだ膣の感触から違和感を感じ、顔を上げて結合部を見る  
「ハルカ!・・・お前・・・」  
ひくひくと痙攣する女陰から赤い液体が流れている・・・ それを見たユウキは驚きを隠しきれなかった  
ハルカはユウキの両肩を両手でしがみ付き、そっと口付けをする  
「えへっ 私の初めて、あげちゃった」  
健気に微笑むハルカは腰をゆっくりと上下に動かす  
「ん・・・今動かしてあげる・・・あぁ はあ ぁあっ あん あぁ」  
ハルカは甘く切ない小さな喘ぎ声を上げながら、ユウキに覆い被せるように抱きしめる  
動かすたびに溢れ出る愛液が赤い液体とともに一物を優しく包む  
 
「貴方も動かして、すぐに気持ちよくなるから」  
「判ったよ、ハルカ・・・」  
安心感を得たユウキは、ハルカの言う通りに腰を動かす  
ハルカの腰の動きに合わせて腰を引き、突く  
それを繰り返して互いの快感を味わう・・・  
「はぁあ あんっ あっ いいよぉ・・ ユウキくぅんっ んぁあん はぁ あん あっ  
素敵ぃ あっ んぅうん 貴方のおちんちぃん・・あっ ぁあん」  
痛みが薄れ、快感に変わるとともに甘い喘ぎ声を上げるハルカ  
「俺も・・・お前のが全部やわらかくて気持ちいい・・・!」  
何度も突き上げるたびに膣の肉壁が男根を優しく締め付ける  
ユウキはたまらずハルカの腰を両腕で絡め、そこから徐々に速く腰を上下させる  
「あっ? やぁっ やんっ あん はぁ あっ あっあぁっ ぁああん んふぁあっ」  
今度はユウキが突き上げる ハルカは両肩をしがみ付いたまま両腕をぴんと伸ばし、上半身をやや大きく反らす  
肉と肉がぶつかる衝撃音と愛液が溢れ吹き出る音が徐々に大きくなり、同時にハルカの胸が上下に揺れ動く  
その光景を目の当たりにし、興奮したユウキは腰の動きを限界の速さにまで上げる  
「はっ はっ はっ はっ 俺・・・今ハルカを・・はっ はっ 犯してる・・・はっ はっ」  
ユウキは何度も吐息を吹きながら腰を速く、そして強く男根をハルカの膣の奥へ何度も突き上げる  
「あんっ あん あぁん あっ んぅあん ユウキ・・くぅんっ・・! はぁあん ぅあああっ!  
もっ・・とぉっ! もっと犯してぇえっ! あぁぁあん ぁあっ あん ぁふぁあっ!」  
やがて痛みが消え、極度の快感に変わり何度も喘ぎ声を上げるハルカは恋人に抱かれる悦びに満ちている  
「はっ・・はっ・・はっ・・はっ・・はっ・・・・・」  
「あっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ・・・」  
獣のように突き上げるユウキの吐息、それを受け入れるハルカの甘い喘ぎ声、何度も突き上げるたびに鳴り響く淫靡な音色  
真夜中の薄暗い秘密基地の中に、二人が奏でる愛欲の演奏が延々と響き渡る・・・  
 
時間を忘れ、夢中になっている二人は限界に近づく  
「ハルカ・・っ! もう・・・限界だ・・!」  
「わ・・たしも・・んんぅん! もう・・・限界・・よぉ・・・」  
限界に近づいたユウキは何かが出てくる感覚に襲われ、期待と不安を覚えるハルカは出てくる何かを受け入れる体制に入る  
「で、出る・・! 何かが出てきそうだ!」  
「いい・・よぉ・・・きてぇ・・・あんっ!」  
膣の奥にある子宮口がこじ開けられ、男根の亀頭が進入し、そこから白く濃い精液が噴出しはじめる  
「うっ! くぅぅぅぅうううっ!!」  
「あっあぁぁぁぁぁぁぁあああああんっ!!」  
亀頭から大量の精液を噴出し、子宮に注いでゆく  
延々と射精されるハルカは快感に身震いする  
「うぅっ・・・止まらない・・・・」  
「はぁぁん・・中が・・・いっぱい・・」  
身震いするユウキの男根はまだ射精が止まらず、子宮はすぐに精液でいっぱいになった  
男根を咥えたままびくんびくんと激しく痙攣する女陰から大量の精液が溢れ出し、ユウキの股間へと流れる  
ようやく射精が収まり、ハルカはうっとりしてユウキの胸板に崩れる  
愛欲の演奏は、激しい射精とともに終わりを告げた  
「ふぅ・・・素敵よ、ユウキ君。 気持ちよかったわ」  
「ああ・・唇といい、胸といい、アソコといい・・・全部やわらかくて気持ちよかった・・・」  
「うふっ よかったぁ・・・」  
長い時間抱き合った二人は極度の疲労を感じ、結合したまま再び眠りにつく  
その寝顔は満足げに微笑んでいた・・・  
 
 
出入口のカーテンの隙間から朝の日差しが入り、外からスバメの群れの鳴き声が響き渡る  
「ん・・・うぅ〜ん・・っ」  
目を覚ましたユウキは天井を見つめながら思い浮かべる  
(あれは確か・・・トラックの中で居眠りした時に見た夢と同じだったような・・・)  
頭が重く、思い出しそうで思い出せないユウキの視点から爽やかな笑顔で迫るハルカが顔を出す  
「ユウキ君、おはよっ♪」  
いきなりハルカに抱きつかれ、赤面するユウキ  
「ハ・・ハルカ?」  
「うふふ ねえ、真夜中の事覚えてる?」  
ハルカの一言に、ユウキは一瞬耳を疑った  
「真夜中・・・? まさか!」  
ユウキははっと思い出した ユウキは丸裸、しかも股間に粘液がうっすらと付着していた  
ハルカはユウキと同じく丸裸だが、精液を飲み込んだ秘部は既に拭かれていた それでも秘部は愛液に塗れている  
たった一度のきっかけで、ハルカと結ばれることをユウキは想像出来なかった  
何かを不安に思うユウキは抱きついたままのハルカにたずねる  
「・・・なあ、ハルカ」  
「ん? なあに?」  
「言いたくはなかったけど・・・妊し・・」  
「それならまだ大丈夫よっ 私はまだアレだから、ね?」  
言い切ろうとしたが、寸前にハルカに阻止される  
アレと言えば「まだ生理中」のことだったらしい、それに気付いたユウキは胸を撫で下ろす気持ちでほっとした  
「でも両思いだから結果オーライね♪」  
そう言ってウインクするハルカ、それでもユウキは後悔と言う気持ちは拭い切れない心境だった  
「はは・・・よく覚えてたな・・・ 俺なんか思い出すのに数分かかったぞ。」  
「あーっ ユウキ君、今逃げようとしたでしょ?」  
「いや、別に。」  
ユウキはどう言ういきさつでハルカに惚れたのか判らなかったが  
その時、自分はハルカの事が好きで、ハルカも好きならそれでもいいやと微笑む  
「ねえユウキ君、今日はどうするの? ここでもう一回やっちゃう? それとも、カナズミシティに戻るの・・・?」  
ハルカの口から不安げな気持ちを漏らす  
「そうだな・・・ 折角だからもう一回な!」  
「ふふ、嬉しい」  
そう喜ぶハルカはユウキにキスをした  
「じゃあ私は下になるから、ユウキ君は私のに入れて」  
抱擁を解いたハルカは仰向けになり、そっと開脚をして下の口を開ける  
愛液に濡れてうっすらと輝く薄ピンク色の花びら・・・真夜中で見たときとは比べ物にならない程淫らで美しい女陰  
「ハルカのアソコ・・・凄く綺麗だ!」  
真夜中の時の興奮が再び湧き上がるユウキは剛直した男根を手に、再びハルカの肉壺を挿入する  
のちにハルカの両足を開脚させたまま抱え、腰を沈める  
「んっ くぅぅぅん・・・ ユウキ君のおちんちんがいっぱい・・」  
女陰はひくひくと痙攣しながら男根を飲み込み、すんなりと奥へ到達させた  
ユウキはそこからピストン運動で何度も突き上げる  
「はっ あぁ あん あっ はぁ あっ あっ ぁあん はぁっ はぁあ・・・」  
恋人とセックスする悦びに浸るハルカは甘い喘ぎ声を漏らす  
「エッチな顔して・・・可愛いよ・・ハルカ」  
そんなハルカの表情を眺めるユウキは腰を上下に動かす速度を上げる  
「あぁぁん・・ユウキ君って・・・積極的ぃ・・あん あっ はぁあん・・・」  
ハルカはユウキの顔をそっと触れて愛撫する  
 
懸命に腰を動かすユウキは上下に揺れるハルカの胸を両手で掴んで揉み、吸い付く  
その快感に襲われながらユウキの頭を両手で愛撫するハルカは腰を両足でそっと絡める  
二人は既に時を忘れ、延々と快楽を貪る・・・  
長い時間が過ぎ、二人は限界に近づいた  
「もう・・・出る・・・・」  
「あぁ・・来てぇ・・んぅうん」  
ユウキは再びハルカに大量の精液を注ぐ・・・  
 
・・・寝布団で寄り添うユウキとハルカ  
長らくセックスしたため少し疲れた様子だ  
ユウキは  
「俺、ハルカにもうひとつ教えて欲しい事を思いついたんだ。」  
「ん? 教えて欲しい事って、何?」  
「秘密基地の作り方さ。 そこで二人だけの秘密基地を作ってみたいと思ってな。」  
ハルカは少し赤面する  
「え・・それって・・・・私とエッチしたいって事でしょ?」  
ユウキは正直に答える  
「まあね。 最初は戸惑ったけど、気持ち良すぎて病みつきになったみたいだ。」  
ハルカは何かを思いつきながら微笑む  
「うふふ いいよ。 その代わり、責任を取ってくれるんでしょ?」  
「うう・・それだけは・・・ちょっと・・・」  
「冗談よ でもユウキ君にはチャンピオンになって欲しいの。 だから・・・ずっと傍に居させて」  
「ああ・・・いいよ。」  
二人はそっとキスを交わす・・・  
 
将来を誓った二人にとって、秘密基地は愛の巣窟そのものなのだ  
 
 
・・・それから長い月日が過ぎたある日の事  
ここはトウカシティの真ん中に建つトウカジム、そこの事務室で一人の男がソファーに座っている  
その男は、ジムリーダーを勤めているユウキの父センリその人である  
センリは一枚の写真を眺める  
「あいつがトレーナーになってからどれほど経ったのやら・・・」  
その写真には・・・  
ホウエンリーグの新チャンピオンになったユウキと、先輩でありパートナーであり恋人でもあるハルカが写っていた  
「それにしてもオダマキ・・・ 私の息子に負けない位いい娘を持ったものだな。  
あの二人の関係を知った時、私は正直驚いたよ。 おそらく君もさぞかし驚いただろう。」  
ホウエン全土を制覇し、ポケモン図鑑を完成させたユウキとハルカは、次の地方へ旅立って以来音沙汰はない  
まだ見ぬ地方全土を制覇した時、二人はホウエンに帰ってくるに違いない・・・  
そう思ったセンリは呟いた  
「二人の将来が楽しみで仕方ないな。 オダマキ、君とてそう思っている筈だ。」  
 
 
  終  
 

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