「ドダイトス!地震だ!」  
バトルフィールドに轟音がけたたましく鳴り響き、大きな揺れがルカリオを襲った。  
ルカリオはその揺れに耐え切れず膝をつき、体制を崩す。  
「とどめだ!ウッドハンマー!」  
渾身の一撃がルカリオを捕らえ、壁にたたきつけられたルカリオはそのまま戦闘不能となった。  
そしてこの瞬間が、コウキと言う少年が新たなチャンピオンとなることを告げる。  
「見事ね・・・。私の完敗だわ、コウキ君」  
ルカリオを戻したボールに、小さくお疲れ様とつぶやくと、金糸の髪を撫で付け、負けたとは思えない穏やかな表情でシロナは静かに告げた。  
「さっきまでの君は最強の挑戦者、そして今は最高のポケモントレーナーとしてここにいる、本当に良い戦いだったわ。」  
「ありがとうございます、シロナさん」  
少年はただ、実感がわかないまま素直に言った。  
自分が今、この地方の最強のトレーナーとなったことが、ただ漠然とした事実として受け入れられるだけであり、少しの動揺と、大きな驚きを瞳の中に押さえきれずにいた。  
「なんか実感がわいて無いみたいね、まあ無理も無いわ」  
くすりと小さく笑いながら、シロナはコウキの近くに寄った。  
静かに少年の手をとると、シロナはそっとほほに口付ける。  
コウキはしばらく唖然としていたが、口付けられた柔らかな感触に顔を紅くしてうつむいた。  
(かわいい・・)  
シロナが素直に持った感想だ。  
初心なこの少年にこれ以上のことをしたらどんな反応をするのだろう。  
好奇心がシロナの心を刺激し、いたずらな微笑を作る。  
「コウキ君・・・」  
コウキが、顔を上げる、相変わらず顔は赤いがそれでもその眼差しは少しばかり落ち着きを取り戻していた。  
今度は唇に口付ける。  
逃れようと体を引くコウキだったが、シロナは逃すまいと後ろに手を回し、その勢いを利用して押し倒した。  
唇をさらに押し付け、わずかに舌を出して唇をねっとりとなめあげる。  
「ん・・ふぅ・・」  
唇をゆっくりと離すと、無花果の実の様に紅く染め上げられた顔をこちらに向けているコウキの姿が目に映った。  
「コウキ君にご褒美よ、少しの間私に体を預けてもらえる?」  
その問いにゆっくりと、しかしはっきりとコウキは縦に首を振った。  
 
シロナがコウキに寄り添うような形で再びコウキに口付け、わずかに音を立てて唇を吸った。  
そして形をなぞるように舌を這わせ、次第に口の中へ進入する。  
「!?」  
抱きしめた腕の中でコウキが少し動く。  
キスのときに舌を入れるのなんて効いたことがないといった風だった。  
が、それもむなしく、熾烈をなぞられて力が一気に抜けてしまい、容易にシロナはコウキのしたを捉えた。  
上あごをくすぐり、舌を絡め、唾液を絡めて行く、コウキの喉がこくりとなり、シロナはそれを味わうかのように執拗に絡めあげた。  
わざと音を立てながら唇を離す、唾液のアーチができて、ゆっくりとコウキの口者に落ちる。  
上気した顔にうつろな表情をした少年は、女のそれをさらに掻き立てた。  
うなじに口付け、首やあごを這い回りながら、上着のボタンをはずすと、少年の肌があらわになる。  
胸元に吸い付き、乳首を吸うと、コウキはまたピクリと反応した。  
声も出せないほどに恥じているこの少年をいじめる行為にシロナのそれも疼きだす。  
いつのまにかズボンを捉えているしなやかな手に、コウキは抵抗することもできなかった。  
ズボン越しにそれをなでられるとなんともいえない感覚が襲ってくるのだ。  
くすぐったいような、それでいて電流が走ったような感覚。  
「敏感なのね、かわいいわ・・。」  
乱れた微笑を浮かべ、器用に片手でベルトをはずし、中に手を進入させる。  
そのままトランクスをはぐと、コウキが抵抗した。  
「だーめ、まだこれからよ」  
指先がわずかに触れる形でゆるりとなでられ、シロナはそれを次第に握るように扱いた。  
「あっ・・・くぅ」  
コウキがなんとも言えない声を上げる。  
怒張したコウキのそれは年齢の割りに大きいが皮は剥けきっていない。  
「あら、少し痛かったかしら、じゃあ・・・・」  
シロナがコウキの竿に顔をちかづけ、舌先で形をなぞるように捉える。  
「シロナさんっ其処は・・きた、な・・・あ・・」  
唾液を潤滑油代わりに、器用に皮を剥く。  
膨らんだ亀頭を上からくわえ込むと、そのまま下を絡めながら口で扱いた。  
「あっ・・・ぁくっ・・・」  
金紗の髪を乱しながら、激しく動かす、それに合わせて響く水音とコウキの戸惑いと快楽の声が響いた。  
「ん・・ふぅ・・・んん・・・」  
とどめに、とゆっくりと、唾液をたっぷりと絡ませて扱く、するととうとうコウキが精を吐き出した  
「濃いわぁ・・・、コウキ君一人でもしたことない見たいねぇ。」  
大量な精液は口の端からこぼれて、黒いスーツをぬらした。  
 
黒のスーツをはだけ、胸と性器をあらわにする。  
女陰はすでにてらてらと濡れて受け入れるのをまってい。  
一方のコウキのものはそれを見てすでに復活を始めている。  
「元気ね、良い子よ。」  
コウキはただ成り行きを見届ける、あのなんともいえない感覚をまた味わいたかったのかもしれない  
自らの陰部に指を入れ、コウキの口へと入れるとコウキは赤ん坊のようにそれをしゃぶった。  
完全にコウキを落としたシロナは満足したように股を開き、コウキのさおを持って体を沈める。  
「ん!はぁ・・」  
自分自身がコウキをくわえ込むのを見せ付けるかのようにゆっくりと、確実に入れていく  
コウキもそれに目を離せなかった  
「全部入っちゃった。」  
くすりと笑い、上気した体に乱した髪をなぜながら言うと、コウキはまたピクリと反応した  
(本当に可愛い子)  
そしてシロナはまた見せ付けるように動く。  
激しく、容赦なくコウキを刺激する。  
「うっ、ああ、シロ、ナさん・・・気持ち・・・良い・・・!」  
「良いのよ、きて!」  
「っ!うう!」  
二度目の精をコウキは吐き出し、果てた。  
これでは自分が褒美をもらったようだとシロナは苦笑する、自らの服を調え、コウキの服もあらかた整えてやると、告げる。  
「さあ、この先が殿堂入りの部屋よ、あなたの名前を刻んでらっしゃい」  
そしてシンオウに新たな少年チャンピオンが生まれた。  
その少年チャンピオンがたびたびきゅうチャンピオンと会って何かのかんけいを持ったらしいといううわさは今となっては有名な話だ。  
 

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