煌びやかなネオン瞬く不夜城タマムシシティー。
ゲームセンターの奥、秘密の扉の前にサトシとタケシはいた。
「本当にこの奥に・・・カスミがいるんだろうな?」
「ああ・・・間違いないぜ、サトシ!」
かすみがロケット団一味に連れ去られて早数日。
微かな手掛かりを頼りにサトシとタケシはこの場所を突き止めた。
高ぶる気持ちを抑え二人はBattleに備え、モンスターボールを強く握り締める。
「・・・いくか? サトシ」
「ああっ! カスミをGETだぜっ! いくぜ!!!」
サトシとタケシは意を決して重い扉を押し開いた――
「お〜〜〜〜っと?! 新しいチャレンジャーの入場だああぁ〜〜〜」
扉を開いた先には眩い光とけたたましい実況のアナウンスが待っていた。
部屋の中はありえない大きさの広大な森林だった。
そしていつの間にか二人の周りを大人のおねえさんが大勢取り囲んでいた。
『いらっしゃい〜♪ 可愛い ぼ・う・や・た・ち。ウフフ……』←(多重音声)
「??!!! ど、どうなってるんだ? タケシ・・・うぷっ??」
「う・・・うむ?? 何だかよくわからないが・・・嬉しい事は確かだな・・・でへへ」
おねえさん達の爆乳に顔を強引に埋められて、二人は窒息寸前!!
しかし胸のフニフニ感がいきなり引き潮のように離れていく……
「あっ? おねえさん達待って〜・・・って何だこの格好は!? サ、サトシ!」
「うわっ?! 何だこの虫取り少年ルックはぁぁ〜〜〜〜〜ダセ〜ッ!」
なぜか虫取り少年の格好にされて呆然としている二人の上にアナウンスの声が響く。
「よ〜〜〜〜し!! 準備が整ったようだね〜! まずは虫カゴの中を確認してくれたまえ」
洗脳効果がある声なのか二人はその指示に何の疑いもなく従ってしまう。
「そこに入っているのは只のモンスターボールじゃないよ〜〜〜?!!!
この森林に解き放たれている『おなもん』を捕まえるための特別なオナーボールだ!
ちなみに『おなもん』っていうのは女の子の事だからね〜〜〜!!
君達の探しているカスミって子もいるかもしれないよ〜〜〜!!」
『な、なんだって〜〜〜?!!(←MMR風)』
「それから君達の手に持っている物・・・それはぁ〜〜特注いぼいぼちんこサックだ!!
すぐ装着してくれたまえ!!」
またもや何の疑いもなく半ズボンに手をかけ、チャックがないので仕方なく二人は
横チンスタイルで装着する。
「に、似合うな・・・サトシ・・・ポッ」
「お、おまえこそ・・・ポッ」
お互いのいぼいぼちんこサック姿を見てニヘラしてしまう二人。
「お〜〜〜〜っと?? トレーナー同士のBattleは禁止だよ〜〜っ?!!
じゃあ最後にルールだ。『おなもん』を見つけたらすぐにちんこサックで突貫だ。
そして〜〜〜〜っ! 弱った所をすかさずオナーボールで捕獲!! OK〜〜?!」
『OK!!』
「よ〜〜し!! じゃあカスミちゃんが見つかるといいね!! じゃGOODLUCK!だ!!」
何だかよくわからない展開だが二人は激しく闘志を燃やしていた。