恋しい・・・
こんな気持ちになったのは初めてだ。
今まで女の子を可愛いと思ったことはあった。
だけどこれは違う。
これは・・・恋だ。
〜〜銀色の思い〜〜
この日はいつものように竜の穴でポケモンと共に修業していた。
自分がポケモントレーナーになった理由、
それはロケット団を潰すため。それだけに過ぎなかった。
しかしロケット団は潰れた。
自分の手ではなく・・・他の者によって。
そして残党を捜しにカントーにも行ったが先を越された。
同じ人間によって。
もはや生きる目的を失った自分に戻るべき場所はない。
目的のためには手段を選ばなかった者は堅気にはなれない。
脅迫、強盗・・・幼いながら数々の罪を犯してきた。
更に自分の出生、それが明らかになれば迫害される。
そんな理由で彼は深い闇の中にいた。
今彼女はジョウトとカントー両地方を行き来しながらポケモンを集めていた。・・・一方フスベシティではある少女がジムを訪れていた。
彼女の名はクリス、現ポケモンリーグチャンピオンである。
今彼女はジョウトとカントー両地方を行き来しながらポケモンを集めていた。
フスベシティによったのもそのポケモン探しのためである。
フスベシティといばドラゴンタイプが多く生息している竜の穴。
そこで新種を探すのだ。
ジムリーダー・イブキに穴を解放してもらうと、竜の穴に向かった。