「はぁー…」  
夜のソノオタウンのポケモンセンターの一室で溜息をつく少年がいた。彼の名はケンゴ。  
コンテスト会場から帰ってきたばかりで、浮かない顔をしてベッドの上に座ってうなだれている。  
「なんで今日もまた、ヒカリに告白出来なかったんだろう…」  
そう呟きながら、ケンゴはポケットから一枚の写真を取り出した。  
映っているのは綺麗なドレスを着てにっこりと微笑む美少女、ヒカリ。  
彼女はケンゴの幼なじみで,片想いの相手でもある。この写真も、今日のコンテストでケンゴが隠し撮りした物だった。  
「ヒカリ…」  
そう口にした瞬間、股間が熱くなっていくのを感じるケンゴ。  
「あ…くそ、またやりたくなってきた…」  
ケンゴはズボンとトランクスを下ろし、膨らんだ自分のイチモツを手に添え、上下に動かし始めた。  
幼なじみで抜いてしまう事に罪悪感を感じながらも、手の動きをどんどん早めていく。  
「ん…う」  
快楽の波が高まってきたその時、ドアをトントンと叩く音がした。そしてガチャリとドアが開く。  
「ケンゴー?居るのー?」  
 
「ヒ、ヒカリ!?」  
急いでズボンとトランクスを引き上げるケンゴ。だが慌てた表情は隠せなかった。  
青いストレートのおろした髪。細い体のラインを引き立てる黒いトップス。首元を飾り立てる赤いマフラー。  
下着が見えてもおかしく無さそうなくらいに短いピンクのミニスカート。そして可愛らしく現代的な顔立ち。  
部屋に入ってきたその人物はまさしく幼なじみのヒカリだった。  
「カギ閉めて無いから勝手に入っちゃった。全くケンゴってば、相変わらず不用心なんだから!」  
「ヒカリ…ど、どうしてここに」  
「さっきケンゴが入ってく所が見えたから、ここがケンゴの部屋だって分かったの。  
 ポケモン達は疲れて寝ちゃってるし、サトシとタケシはお風呂入りにいっちゃったから  
 暇だしケンゴの所に遊びに来たってワケ」  
そう言いながらヒカリはケンゴの隣にドサッと腰掛けた。ケンゴの動悸は止まらなくなっていく。  
さっきまで快楽の絶頂に昇りつめようとしていたせいか、心や体の火照りもおさまらなかった。  
(どうしよう…二人っきりだ…)  
「ケンゴの部屋のベッドって二段ベッドじゃないからふかふかで気持ちいいねー!ところでケンゴ、さっきまで何してたの?」  
「!…べ別に…ピカリには関係ないだろ」  
「あーっ、またピカリって呼んだ!いい加減その呼び方やめなさいよね!」  
そう前のめりになった瞬間、ヒカリの足下に何かが当たった。  
「ん…?」  
 
「やだぁ!何これ、えっちな本じゃない!」  
裸に近い格好をした女性が表紙に映っている雑誌を、ヒカリは手に取ってはしゃいだ。  
「な…ちょ…バカ…返せよ!」  
真っ赤になりながらヒカリから必死に取り返そうとするケンゴ。だがヒカリはなかなか返そうとはしない。  
ヒカリがこの部屋に来る事は予想外だったので、こういった類の本はベッド下の奥の方に隠しておかなかったのだ。  
幼なじみの、しかも片想いの相手である女の子に見られた事でケンゴは余計に焦っていく。  
「ケンゴはいつもこういう本見て、えっちな事を勉強してたんだ?」  
「!!」  
ケンゴより優位に立てた喜びからニヤニヤするヒカリと、図星を突かれてさらに熱くなるケンゴ。  
本を高く掲げながらベッドの上をはねまわるヒカリをケンゴは必死になって追いかける。が、その時。  
「このー、返せってば!…う、うわあ!?」  
「きゃあ!?」  
突然ケンゴはバランスを崩し、ヒカリに覆い被さるようにして倒れ込んだ。  
「い…痛た…。……!?」  
そう言いながら上半身を起こしたケンゴは、自分がヒカリを押し倒してるような体勢になっている事に気付く。  
ヒカリもそれに気付いたのか、赤くなって無言でケンゴを見つめた。  
 
ケンゴは自分の中の理性の糸が、一つづつ切れていくのを感じた。そして熱い目でヒカリを見つめる。  
「……ヒカリ……」  
「…ケ、ケンゴ?」  
一瞬怯えるような表情を見せたヒカリは,ケンゴを押しのけてベッドから起きあがる。  
「あの…あ、あたし…帰るね!」  
その時。ケンゴは勢いよくヒカリ腕を掴み、自分の方に引き寄せて唇を押し当てた。  
「んんッ!!」  
あまりにも突然の事なので頭が真っ白になるヒカリ。ケンゴはそんなヒカリの華奢な唇に自分の舌をねじ込み、  
ヒカリの舌にヌルリと絡んでいく。  
「んッ…んん…んッ……む…」  
(これって…ファーストキス!?そんな…こんなのって…!)  
ファーストキスは愛を誓い合った相手とやるものだと信じていたヒカリは、ショックを隠しきれなかった。  
一通りヒカリの口内の味を堪能したケンゴは、ヒカリの唇から透明の糸を引きながら自分の唇を離した。  
「ケンゴ…ど…どうしてこんなコトを…ああっ!」  
質問を聞かずに、ケンゴはヒカリを再びベッドの上へと押し倒した。  
「いやあ!やめてぇ!」  
ケンゴは抵抗するヒカリを必死で押さえつけながらも、無言でヒカリの両腕を上に挙げさせ、両手首を赤いマフラーで縛り付けた。  
雑誌で読む等をして性的な知識を蓄えたケンゴは、一気にヒカリを攻める体勢に入った。  
「ヒカリ…ボクはもう我慢出来ないんだよ…」  
まるで獲物を目掛けて襲いかかる肉食ポケモンのような目。いつもとは別人のような表情をしているケンゴに、  
ゾクッとするヒカリ。  
そんなヒカリの表情などおかまいなしに、ケンゴはヒカリの黒いトップスを白いキャミソールごとずり上げる。  
 
次の瞬間、細い体に控えめに佇む小さな山と薄紅色のつぼみのような乳首がケンゴの目に飛び込んできた。  
「ヒカリの胸…ちっちゃいけど、昔よりはちょっとふくらんでるな…」  
「!……ッ」  
恥ずかしさのあまりに真っ赤になって顔を背けるヒカリ。膨らんできてからは母親以外の人に見せた事は無かったので、屈辱を感じた。  
ケンゴはそんなヒカリの反応を楽しむかのように、首筋から指を這わせ、乳首の周辺を円を描くようにして触れていった。  
「あん…」  
ハッとしてヒカリは口をつぐんだ。自分の口からこんな淫らな声が出た事が信じられなかったのだ。  
(嫌なのに…なんでこんなに体がピクピクするの…?)  
ケンゴは小さな胸を手のひらに包み、ゆっくりと揉みしだいていった。  
「んんん…」  
「気持ちイイならもっと声出していいんだよ、ピカリ」  
そう言い放つと、ケンゴは乳首を指で軽く押しながらグリグリと回した。  
「あッ…ああん!ああッ…んん!…はあああッ!」  
かつて体験した事の無い気持ち良さに、ヒカリは激しく喘ぎながら悶えた。顔はすっかり紅潮し、体も芯から熱くなっていた。  
「はぁ…はぁ…ヒカリってやっぱ乳首攻めに弱いんだな…。幼稚園の時にお医者さんごっこした時も乳首触った時大笑いしてたしな…」  
興奮しながらケンゴはボソリと呟き、視線をスカートの方に移していった。  
 
「えっ……だ、ダメッそこは!そこだけはいやぁ!」  
ケンゴに下半身を触られないように必死で脚をバタつかせるヒカリ。だが、バタつかせる度にスカートの中から  
チラチラと見える白い部分は、ケンゴの性欲をますます増強させていった。  
ケンゴは暴れる脚を体重をかけて押さえつけ、ピンクのスカートを一気にたくし上げた。  
既にパンティは濡れ、女のコの印であるスジが薄く透けていた。  
「やっぱり濡れてるな…」  
「あ…いやああああ!」  
目を閉じてますます顔を紅潮させるヒカリ。ケンゴはそんなヒカリを見て、ヒカリへの想いをさらに高ぶらせた。  
パンティ越しにスジに指で触れると、ヒカリの体がピクン、と反応した。  
「んんんッ…」  
ヒカリは自身の下半身がどんどん熱くなっていき、湿り気が益々増してくるのを感じた。  
キツく閉じていた太ももの間もだんだん隙間が空いていき、腕一本が入るくらいにまでなっていた。  
「そろそろ直接触ってみるか…」  
ケンゴは抵抗力の弱まったヒカリの脚を少し動かし、パンティに手をかけ一気にヒカリの片足の踝までずり降ろした。  
その瞬間、パンティから透明の糸を引いて、ヒカリの股間が露わになった。  
「いや…ケンゴォ…」  
涙ぐんだ目でイヤイヤをするヒカリ。だがケンゴはヒカリの太ももを押し上げ、性器がよく見えるようにした。  
ピンク色の花ビラのような外陰。そして奥に佇む小さな芽。膣の辺りからは蜜が零れていた。  
「これが…ヒカリのパルシェン…。昔のと全然違うな…」  
 
「あん…いや…!見ないでえ…ッ!」  
顔を最高に紅潮させて目を瞑るヒカリ。だが彼女も快感を感じている。  
「何今更嫌がってるんだよ。昔いっしょにフロ入った時にお互いさわりっこしたじゃないか。  
 ヒカリはボクのちんちんを、そしてボクはヒカリのスジの辺をいじってたな」  
「そ…そんな昔の事言わない…で……あ、ああんッ!」  
性器に顔を近づけていたケンゴは、まず外陰に沿って舌を這わせた。  
「んんんんんんッ!…あああッ!ああん…」  
ケンゴは狂ったようにヒカリの性器を舌で舐め、むしゃぶりついた。  
そしてヒカリの蜜の味をしっかりと感じたケンゴは、奥にある芽を強く舌でつついた。  
その瞬間、ヒカリの体がビクンと反応した。  
「んんッ!ああッ!ああんッ!ああああッ………!!」  
喘ぎながら快楽の表情を浮かべたヒカリの体はビクンビクンと反応し、痙攣した膣から大量の蜜を零した。  
「はぁ…はぁ…もしかして、これがイクって事なのか…?」  
雑誌で知りつつも実際に女体を見るのは初めてなケンゴは、気分が最高に高ぶっていくのを感じていた。  
既に股間ははち切れないほどイチモツが膨らみ、更なる快楽を求めている。  
「はぁぁあん…」  
一度絶頂を迎えたヒカリは恍惚の表情を浮かべ、脚をだらしなく広げていた。性器からはまだ蜜が零れていた。  
目の前に居る愛する幼なじみの少女の乱れた姿に、ケンゴの興奮は最高に高まっていた。  
「なぁ…ヒカリ。ボクも一緒に気持ちよくなりたいよ…」  
ケンゴはズボンとトランクスをずり下ろし、ヒカリに大きく反り返った自分のイチモツを見せた。  
 
(これが…ケンゴの…?小さい頃に見たのと全然違う…)  
ヒカリは目の前にある幼なじみのモンスターのようなイチモツに恐怖を感じ、思わず目を背けた。  
ケンゴはそんなヒカリの体の間に割って入ると、自分のイチモツを彼女の性器にあてがった。  
既にヒカリの性器の熱い蒸気がケンゴの性器に伝わっていた。  
「ヒカリ…いくよ」  
「え…?」  
ケンゴはヒカリの穴目掛けてズズッと一気に挿入し、腰を動かし始めた。  
「!!…あ…いッいやあッ痛いッ、全然だいじょばない!やめてぇ!!」  
膣からは蜜と血液の混合液が零れ、ヒカリはあまりにもの激痛に顔を歪めて叫んだ。  
暴れようにも脚は開かれたままで、腕は両手首がマフラーで縛られてるのでどうにもならない。  
ケンゴは本能のままに腰を動かし、ヒカリをひたすらに犯す。  
「ひッん、んんッ…くぅッ!ああッ!」  
「うおッ…きつい…!」  
ヒカリの意志に反して、ヒカリの膣はケンゴのイチモツをギュウギュウに締め付けていく。  
ケンゴは今にも爆発してしまいそうな勢いだった。  
「ッ…ん…ああんッ!やぁ…ッ…あああん…!」  
「く…うく…ああッ………う…!」  
次第に、二人の結合部からはヌチャヌチャといやらしい音が出始め、ヒカリも痛みが快感に変わり恍惚の表情を浮かべ始めた。  
ベッドはギシギシと生々しい音を立て、二人の性行為の激しさを物語っていた。  
「あああんッ…!ケンゴォ!はああッ…!」  
「ヒカリの中…最高だよ…!…く、来る…ううッ!」  
次の瞬間、絶頂に達したケンゴは大量の白濁液をヒカリの膣に吐きだしていた。  
そしてヒカリも絶頂に達し、蜜を吹き零しながらケンゴの背中に爪を食い込ませて果てた。  
 
「はぁ…はぁ…気持ちよかったよ…ヒカリ…」  
ケンゴはそう言いながらティッシュを一枚抜き取り、結合部分から流れる愛液を拭いてから自分のイチモツを抜いた。  
「ああん…もう終わりなの…?」  
トロンとした目で自分の性器から流れ出る白濁液と蜜の混合液を眺めながら、ヒカリはそう呟いた。  
「サトシ達が探しにくるだろ。もうそろそろフロから出てる頃だろうし」  
「でも、きっとあたしがセンター内のどこかで遊んでると勝手に思ってくれてるだろうから、大丈夫大丈夫!」  
いつもの大丈夫ポーズを決めるヒカリを、ケンゴはじっと見つめる。  
「…もしかしてヒカリ、ボクともっとヤりたいのか…?」  
すると突然かあっと顔を赤らめ、そしてうつむき加減にヒカリは答えた。  
「良く分からないけど…なんだかケンゴと繋がってると幸せですごく気持ちいいの…もう一回やりたいな…」  
次の瞬間、ケンゴはヒカリをまた勢いよく押し倒した。  
そしてサトシとタケシがケンゴの部屋のドアを開けるまでずっと、二人は繋がり合っていたのだった…。  
 

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