悪の組織を壊滅させたら、俺は正義の味方、ヒーローになるのだろうか?  
悪に敵対する者が必ずしも正義の味方になるわけではない。それは当事者である俺が一番判っている。  
俺はロケット団という、それこそ悪の組織と呼ばれる連中と敵対し、解散にまで追い込んだ。  
組織のボスであるサカキを三度破り、奴の自尊心をズタズタにした結果だ。  
ただそれは……あくまで結果であり、望んでいた目標ではない。  
行く先々でチョロチョロとロケット団が邪魔をしてきたから叩いた。それだけのことだ。  
それだけで俺がヒーローになれるわけがない。なってはいけないのだ。  
それは俺が……悪に近い人間だからだ。  
「お前がサカキ様を倒しただと? 嘘をつくな!」  
最初にその女は、こんなことを言って俺に突っかかりバトルを挑んできた。  
ここはロケット団倉庫。  
未だロケット団が解散したことを知らない残党が、ナナシマでの活動拠点にしていた場所。  
俺はここへ、その残党狩りと、奪われたサファイアを取り戻すために来た。  
残党狩りといってもヒーローとしての責務ではなく、ある女との約束を果たすため。動機は不純だ。  
しかし約束をした以上、見つけ次第残党は始末しなければ。それは相手が女であってもだ。  
「なんだこの強さ……本当にサカキ様はやられたのか?」  
まだサカキの敗北やロケット団解散が信じられないでいるようだ。  
それも無理はない……そのような伝令がサカキ本人から伝わっていないのだから。  
俺が強いとはいえ、全くの第三者が言うことを鵜呑みにするほど愚かでもあるまい。それが真実だとしても。  
「本人に確認してみればいい……ま、尻尾撒いて逃げたアイツと連絡が取れるとは思えないが」  
よほどサカキを信奉していたのか……自分達が捨てられた事実を受け入れられず、ただ顔を青くするばかりだ。  
「信じるかどうかはお前次第だ」  
結局、事実をどう受け入れるかは本人次第。そもそもこの女がどう思おうと考えようと、俺の知ったことではない。  
ただ俺は、降りかかった火の粉を払っただけ。戦意のない女を更にいたぶるような趣味はない。  
俺が悪人だとしても、だ。  
「待て……」  
女は俺を制止し、よろよろとした足取りで近くの装置に歩み寄る。  
なんの装置なのかは見ただけで見当もつかなかったが……倉庫に敷かれた動く床を操作する物らしい。  
女がその装置を作動させると、近くの床、入り口からの進入を塞ぐようになっていた床が逆転し始めた。  
「これでここまでの出入りは自由になった……この先の幹部は強い。一度頭を冷やしてきたらどうだ?」  
なんのつもりだ? 俺は方眉を上げ怪訝な顔つきで女を見る。女はただ黙って俺を見ていた。  
「……心遣いには感謝するが、このままその幹部とやらに会うとしよう」  
何かの罠かもしれない。俺が一度戻ったところで体制を整えるつもりなのかもしれない。  
そう疑念を感じるのは当然だが……何故か、この女がそのような策略を巡らせたわけではないと、直感した。  
だからこそ、なんのつもりなのか見当がつかない。  
「それにな……頭を冷やすのはお前の方だろう」  
見当がつかないから、俺は探るように女へ声をかけ続けた。  
「どれだけサカキを信じていたのかは知らないが……少なくともアイツはお前達を信用していなかったんだろう」  
一人で勝手に解散を宣言しいなくなったサカキ。組織を束ねる者として、それは最低の行為だ。  
身勝手な言動によって多くの部下が困惑し路頭に迷う。それをどうとも感じていなかったようだ、サカキは。  
「ポケモンを道具のように扱うのがロケット団だそうだが……サカキは部下も道具としてしか見ていなかったな」  
女は下唇を噛みしめ、視線を落とした。  
痛感しているのだろう……おそらく、今回の騒動以前から何かしら思うことはあったようだ。  
「……証明して見せてくれ」  
ぼそりと、女は言った。  
「お前が本当にサカキ様を倒し、ロケット団を解散させたという証拠を、見せてくれ……」  
なるほど……この女は、目に見える証拠が欲しかったのか。これで納得がいった。  
俺を一度撤退させようとしたのは、万全の体制で幹部と対決させ、本当の強さを目の当たりにしたかったのだろう。  
だがその心配には及ばない。俺のポケモン達は多少疲労しているとはいえそれは手持ちのアイテムでどうにかなる。  
「そこで待っていろ。すぐに片付けてくる」  
俺は女を残し、奥の部屋へと向かった。  
 
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「納得いったか?」  
幹部も、そして更に奥にいたサファイアを盗んだ学者も、アッサリと蹴散らし戻ってきた。  
時間にしてどれくらいだろうか……少なくとも、女を驚かせるには充分だったのは間違いない。  
「……」  
女は黙っていた。おそらく納得はしたはずだが、納得したからこそ、途方に暮れているのだろう。  
ロケット団は解散した。サカキは逃亡し自分達は行き場を失った。さて、どうする?  
早々、妙案など浮かぶわけもない。ボスに裏切られた哀れな下っ端に、未来など見えるはずがない。  
「どうする気だ?」  
それを判っていながら、俺は尋ねた。当然ながら女は黙ったまま。  
さてどうするか……女と同様に、俺も困惑していた。  
このまま置き去りにすべきだろう。相手は俺となんの関係もない、ただの下っ端戦闘員なのだから。  
しかしそれが出来ないのは……悪人であるはずの俺に、中途半端な良心があるからだろうか?  
「ほっといてくれ……もう私には何も残されていない……生きる価値さえもない……」  
女の言葉に、俺は腹を立てていた。  
そうだ。俺に良心があるからではない……俺はこの手の、自暴自棄に陥った奴を見るのが嫌いなのだ。  
勝手に自分の価値を投げ出すような輩は、見ていてイライラする。  
何故ここまでいらつくのか、自分でもよくは判らないが……腹が立つことに代わりはなく、この女に対して怒りがわいているのも事実。  
「ほう……だったら、ちょっとは俺の役に立って貰おうか」  
俺は気力なく顔を上げる女の顎を掴み、強引に引き寄せる。  
唇に柔らかく暖かな感触をあたえ、その唇の隙間へ、強引に異物を押し込む。  
舌を押し入れ、その異物を無理矢理喉の奥、更に奥へと押し流した。  
「……何を飲ませた」  
「お薬さ。悪い子を懲らしめるためのな」  
抵抗らしい抵抗をせず、女は素直に薬を飲み込んでしまった。  
それがまた、面白くない。  
「……なるほど、ここで犯すつもりか。そうだな……それも悪くない」  
何もかもを投げ出した女。覇気のない奴ほど、面白味に欠ける者はない。  
「ふん……やはりお前はロケット団の道具だな。もはや人ですらない」  
なじられ、多少目に光が戻ったように見えたが、それもすぐにくすんだ。  
「そうだな……道具だから、捨てられたのだ私は……ポケモン達と何ら変わらない」  
一つ一つの物言いが、俺の気持ちをいらつかせる。  
「だったら素直に犯されろ、ダッチワイフ。ほら、自分から服を脱げ」  
言われて多少戸惑ったが、すぐに女は服に手をかけ始めた。  
「……おっと、普通に脱ぐなよ。気分を出して、ストリッパーのように……くっくっくっ、そうだよ、もっと腰をくねらせてみろ」  
たった一人の観客のために、女はゆっくりと服を脱ぎ捨てていく。  
青かった顔は高揚し赤く染まっている。無くした覇気は羞恥心となり女の心へ戻っていた。  
「……脱いだわ。さあ、やるならすぐにやってよ……」  
恥ずかしさからか目を背け、しかしハッキリとした口調で俺を促す女。  
「おいおい、ストリッパーはここからが見せ場だろ? ほら、足を開いてオナニーして見せろ」  
人を辱める命令に、女は反抗的な目をこちらに向けた。しかしそれは長く続かない。  
「……判ったわよ」  
腰を下ろし、足を大きく開き、とうとう女は淫唇を見せつけながら指を添えた。  
「んっ……ん……」  
抵抗すれば出来る。逃げたければ出来る。しかし女は俺の命令に従っている。  
もう何処にも居場所がない。そう思いこんだ女は、痴態を晒し続ける事への抵抗すら失ったか。  
いや……少なくとも羞恥心はある。恥ずかしそうに目を背けながら、しかし指を止めず悦に入ったその表情がそれを物語っていた。  
何故命令を素直に受け入れるのか……それは自暴自棄に陥った心の隙に忍び込んだ思いこみ、刷り込み。  
俺はそれを利用し、ストリップショーを愉しんでいるのだ。  
俺は悪人だからな。まあ悪人と言うよりは変態か。心中で苦笑しながら、俺は舐めるように女の身体を眺める。  
 
「我慢しないで声を出せよ……見られて感じてるんだろ?」  
「そんな……んっ……あなたが、変な薬を、飲ませたから……でしょ?」  
それも思いこみ。あれは単なるビタミン剤だ。  
多少疲れを回復させる効果はあるが、即効性があるわけではなく、まして催淫作用なんかあるはずはない。  
居場所がない。薬を飲まされた。強い男に命令される……様々な要因が無くした心に別の何かを刷り込ませ、彼女を動かしている。  
「それにしたって、そこまでぐしょぐしょにはならないぜ、普通……くっくっくっ、本性は露出狂か?」  
「ちがっ! んっ、だってこれは……んっ……」  
自分でも愛液が異様に流れ出ているのは感じているのだろう。戸惑いながらも自覚し始めてしまう。  
むろん、本性がどうかは俺にも判らない。  
ただ彼女は男に見られながら感じている自分を自覚し、ますます興奮しているのは事実。  
自覚しているからこそ、抗議は続けられず、ますます指の動きを早めそちらへ没頭することで逃れようとしている。  
むろんそれは、ますます自分を追い詰めるだけなのだが。  
「やっ、こんな……んっ、でも、あっ……」  
「感じてるんだろ?」  
「そんなこと……言わない……で……んっ!」  
「だったら自分で言ってみろよ……どうなんだよ、え?」  
「かっ……感じてる……わよ……私、見られながらオナ……んっ! オナニーして、感じてる……」  
「気持ちいいか?」  
「はい、気持ちいい……あんっ! 気持ち、いい……です」  
言われるがままに答える女。朦朧とした意識に淫靡な言葉と淫唇からの快楽がとけ込んでいく。  
「逝くか?」  
「はい、逝きます、逝きます……逝く、逝く! いっ……んっ、ああ!」  
ビクッ、ビクッと身体を震わせ、声を詰まらせ、女は快楽の頂点を迎えた。  
「激しいショーだったな……だが、終わりじゃないぜ?」  
俺はズボンを下ろし、そそり起った肉棒を露出させ、荒い息を整えつつある女の眼前に見せつける。  
「舐めろ。歯は立てるなよ?」  
逝ったばかりでまだ意識がハッキリしていない中、女はおずおずと肉棒に近づき、そして舌を先へ触れさせた。  
「ん……」  
おそらく初めて舐めるのだろう。どうすれば良いのか判らぬまま、しかし懸命に肉棒に舌を這わせている。  
むろんテクニックなど皆無。だが女の懸命さが心身共に俺を心地好く刺激する。  
「そうだ……いいぞ。旨いか?」  
「……判りません。でも……」  
「でも?」  
「……んっ、クチュ……チュ」  
旨いわけはない。しかし味覚ではない何かを、彼女は感じ始めている。それがある種の「旨さ」へ繋がってしまう。  
そんな自分を感じ戸惑ったのか、肉棒を咥えることで回答を回避した女。  
「そうか、よほど旨いんだな……気に入ったか?」  
「……チュ、クチュ……んっ、チュパ……チュ……んっ……」  
ただただ懸命に、顔を前後させ肉棒へ奉仕する。言葉に刺激されその気になっている自分が恥ずかしいのだろう。  
しかしこの女、やはり元から淫乱だったのか……それとも一度自分を投げ出したことで開き直ったのか、  
自らとんでもないことを始めていた。  
「おいおい……舐めながらオナニーか。お前本当に淫乱だな」  
「だって……クチュ……薬が……チュ……」  
飲まされたビタミン剤を言い訳に、女は自分の中に眠っていた淫魔を目覚めさせていた。  
これは面白くなってきたな……しかし流石に、ただ舐められるだけでは心地良いが逝くまでには至らない。  
 
「もういい。お前ばかり楽しみやがって……ほら、足を開いて横になれ」  
「はっ……はい」  
名残惜しそうに唇を離し、女は言われるがまま床に寝そべった。が、なかなか足は開かない。  
「おいおい、今更恥ずかしがることか? オナニーまで見せた女が」  
「だって……あの、私……」  
なるほど、どうやら処女のようだ。  
痴態を晒すまではまだ許容範囲でも、流石に自分の初めてを捧げるとなると抵抗が生まれても仕方はない。  
「……使えないな。お前は道具としても使えない、屑なのか?」  
人は捨てても道具としての居場所は欲したのか……おずおずと、女は股を開く。  
「は……初めてだから……その……」  
「優しくしろって? それは無理だな。新品の道具ってのは、むしろ中古より頑丈なんだぜ?」  
俺は女の腰を持ち上げ肉棒を淫唇にあてがい、一気に自分の腰を押し込んだ。  
「ひいぃっ!」  
「くっくっ……流石新品。いい音がする」  
痛がってはいたが、ずいぶんと濡れていたせいかかなり素直に進入できた。  
正直、痛がる女を無理矢理犯すのは趣味じゃないんだが……  
下手に優しく長引かせるより、この女の場合一気にすませた方がむしろ彼女のためではないかと、俺はそう判断した。  
特に根拠はない。ただ彼女の中の淫魔が、それを望んでいたような気がしたから。  
「やっ、痛……ん、痛い……ん、い、いや、んっ……んっ! あっ、いた……い……」  
「だろうな。だけどそれだけか? え? どうなんだよ」  
「痛い……けど、ん、いや、なに……これ、んっ! 痛い、けど……やっ、あんっ!」  
「やっぱりな、良くできたダッチワイフだ。ほら、感じてるんだろ?」  
「感じて……るの? わたし……んっ、いたい……けど……かんじて……る……んっ!」  
本性が淫乱だったというだけではないだろう。ここに至るまでの経緯が、彼女を淫魔にしているのも事実だ。  
その証拠に、女は俺の一言一言をまるで自分の心に刻むよう吸い込み、受け入れている。  
「くっくっ……良い道具じゃないか。優秀だぞ? お前は最高級のダッチワイフだな」  
「優秀……なの? 私、んっ! あっ……わたし、良い?」  
「ああ、とっても良いぞ。気持ちいいぞ、お前」  
「きもち……いっ! いい……ん、きもち……あんっ! わた、し、んっ! わたし、も、きも……きもち、いい……んっ、はあぁ!」  
サカキに捨てられ自分から心を捨てた女は、俺に拾われ、俺に心を入れ替えされている。  
まさに道具だ。俺の手で、この女は俺の道具として馴染んできた。  
そうなれば愛着も湧く。俺をいらつかせた女も、今はとても愛らしい。  
「い……いく? いきそう……わたし、あっ! いくっ、いくっ!」  
「勝手に逝くなよ。俺もそろそろ……ほら、道具らしく、俺を満足させろ」  
「はい……いっしょ、いっしょに……い、こんな、きもち……きもち、いいの、いいの、いい、いくっいって、いく、いくっ!」  
ぐっと締めつける膣。言いつけを守れず先に果てたダッチワイフ。だが俺も直後に、その道具の中へ白濁液を流し込んでいた。  
「初めてで逝きやがったか……お前、本当に処女だったのか?」  
「……だって、変な薬を飲まされたから……」  
まだ言うか。ま、そう思わせることが結果としてただのビタミン薬を媚薬にしているのだろうが。  
「で、その薬の効き目は終わったか?」  
繋がったまま、俺は一度だけ腰をついて尋ねた。  
「……まだみたいです……あの……んっ!」  
「なら、壊れるまで使ってやるよ」  
俺はそのまま腰を振り続けた。今度は女の方も腰を動かしてきた。  
「ほう……ずいぶんと積極的じゃないか」  
「だって私は……最高級のダッチワイフだから……んっ!」  
自分にあれこれと言い訳をつきながら、女は快楽をむさぼっていく。  
 
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壊れはしないが、電池は切れた。それはむろん、俺も同様。  
本当に処女だったのかと疑いたくなる……それほど激しい情事が終わり、静寂が辺りを包んだ。  
「このまま使い捨ててもいいんだがな」  
俺は疲れ果て裸体のまま寝転がっている女に語りかけた。  
捨てるという言葉にビクリと反応したが、起き上がる気力と体力は彼女に残されていないらしい。  
「俺は物持ちの良い方なんだ。拾った物でも大事にする質でね」  
俺はバックから道具を一つ取り出し、それを彼女の前に投げてよこした。  
「モンスターボールの代わりだ。その気があるなら、それを首にはめろ」  
女は俺がよこした道具……首輪を手に取った。  
「道具としてですか? ポケモンとしてですか?」  
「どう解釈するかはお前次第だ」  
もっと近い解釈があるなら、奴隷だろうか。  
なんにしても、俺はサカキとは違う……簡単に捨てる気はないし、失望させるつもりもない。  
歪んだ誠意の見せ方だが、これが俺……悪人で変態らしい、俺のやり方。  
そう、こんな俺が正義の味方だのヒーローだのともてはやされてはいけない。  
失意の女に付け入って奴隷にするような男だ。悪人以外の何者でもない。  
それでも……悪人らしく変態らしく、囲った女を不幸にさせるつもりはない。  
「……これでお前は、俺の「物」だ」  
「はい、ご主人様」  
首輪を付けた女が、にっこりと微笑む。  
自分を失いかけた女は、俺という居場所を得て輝きを取り戻した。  
その輝きが人としての物でなく、濁った光だったとしても……彼女はそれで幸せなのだから良いではないか。  
「あー……今更だが、名前を聞いてなかったな」  
「……捕らえたポケモンに名前を付けるのは、トレーナーの役目ですよ?」  
「ん? つまりお前は自分がポケモンって解釈したのか?」  
「くす。さあ、どうでしょう?」  
ああ、こんな顔をして笑うんだな。つられて俺の頬も緩んでしまう。  
さて名前か……どうしようかな。たぶん彼女は生まれ変わるために、新しい名前を欲している。  
俺はより彼女に愛着が湧くよう、良い名前を授けようと懸命に考え始めていた。  
 

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