「…あれ。」  
目を開けると天井。  
(そういえば、服を着終わってからの記憶が…)  
あのあとコウキに荷物を届けてもらい、服を着た後、その後の記憶はない。  
おそらく疲労で倒れていたのだろう。  
「お、目が覚めたか。」  
横を向くとコウキがいる。  
笑顔でヒカリを見降ろしている。  
 
「…ここは?」  
「なあに、ポケモンセンターの宿泊室だよ。  
 疲労困憊で気絶したヒカリを、運んできたのさ。」  
「ありがとう…」  
ばつの悪そうな顔をする。  
だが、その顔をしているのはヒカリではなく、コウキ。  
「なあ、僕があの時言った言葉、どう思った?」  
「え?」  
「世界を滅ぼしてでも、ヒカリを守るって言ったこと。  
 別の何かに意識を支配されてはいたけど、ちゃんと覚えてるから。…ヒカリは、どう思った?」  
「…コウキらしくないな、って思った。」  
コウキが落ち込む。  
ヒカリはコウキのその反応をちゃんと読んでいた。  
 
「…ねえ、コウキにとっての世界って、何?」  
「え?」  
「少なくとも、あたしにとっては、コウキのいない世界を、世界とは呼べない。  
 あたしにとっての世界は、コウキそのもの。ねえ、コウキは?」  
「…まったく、うまい事言うな。」  
ヒカリの言いたい事を、すぐに読み取った。  
コウキにとっての世界もまた、ヒカリそのもの。  
「ヒカリを守る事が、世界を守る事、って事か。」  
「あの時言ってた世界を滅ぼしてでも、あたしを守る。でもそれは矛盾に過ぎないの。  
 仮にあたしを守らずに世界を滅ぼさないことを選んだとしても、結局コウキは世界を滅ぼすことになる。」  
ヒカリにとって、思いつく限りの精いっぱいのフォローだった。  
これでコウキも少しは心が救われたことだろう。  
 
「レックウザにも感謝しなきゃな。」  
「そういえば、ユウキさんは?ハルカちゃんは?」  
「ユウキさんは別室で寝てる。ハルカはポケモンセンターの中をうろついてるはずだよ。」  
「そう。…。」  
「あれ、寝ちゃったよ。これ以上いても迷惑だろうな。」  
そう思って部屋を出ていった。  
 
部屋を出ると、目の前にたまたまハルカがいた。  
「あ、コウキ!」  
「ヒカリは目を覚ましたよ。また寝たけどね。」  
「…結局、わたしは何もできなかったかも。」  
「ハルカはまだこれからだからさ。カイオーガやレックウザを見ただけでも、非常に大きな経験…!?」  
「ど、どうしたの!?」  
「か、体の力が抜けて…」  
あれだけの激闘。  
平然を繕ってはいたが、コウキの体力も確実になくなっていたのだ。  
 
「わ、悪いが、ベッドまで肩を貸してくれ…」  
「わかったかも!」  
結局またヒカリのいる部屋に逆戻り。  
もう1つベッドがあったので、そこに倒れこんだ。  
「…。」  
ハルカはコウキの寝顔を見て、何かのリミッターが解除された。  
 
 
 
「う、うーん…また寝ちゃったのか。」  
ヒカリの目が覚める。  
横を見ると、コウキの姿が。…コウキの、衝撃的な姿が。  
「え…ちょ、ちょっとハルカ!?」  
もう体力は戻っていた。思わず飛び出し、隣のコウキのいるベッドに。  
 
ハルカは、コウキの唇を、奪っていた。  
「ハ、ハルカはなれて!」  
「きゃあっ!」  
ハルカを突き飛ばす。コウキはどうやら眠っている。  
「ハルカ!な、何やってるの!」  
「いてて…」  
とはいえ、ヒカリの大声で目を覚ましたが。  
ハルカはコウキの足首の上に布団越しに座る形になっている。  
 
「な、なんだ…?」  
「コウキぃ!」  
目を覚まし体を起こしたコウキに抱きつく。  
危うく倒れかけるところだったがとっさに手をついて堪える。  
「ど、どうしたんだ?」  
「コウキの馬鹿!ハルカの馬鹿!バカバカバカァ!」  
「ヒカリ?どうしたんだ?  
 …足に何か…ハルカ?」  
「ハルカが…コウキにキスして…コウキは、あたしの…なのに!」  
「そ、そうなのか?ハルカ。」  
ハルカはそっぽを向いて、うなずく。  
流石に、この場合どうすればいいのか、コウキにもわからなかった。  
とりあえず部屋にだれかが来るとまずいので、  
「ヒカリ、ちょっと離れて。鍵をかける。」  
「大丈夫、あたしが鍵かける。コウキは疲れてるから。」  
ヒカリがドアに向かい、鍵をガチャリとかけたその時。  
 
「んん!?」  
「ハ、ハルカ!やめて!」  
ヒカリがコウキにはなれてる隙をつき、またキスをしていた。  
コウキは混乱していて何もできない。再びヒカリがつき放そうとするが、2度同じ手は食わないハルカ。  
コウキにギュッと抱きつき、いくらヒカリが力を入れても離れない。  
「ハルカっ!」  
それでも強引に引き剥がす。ハルカはまた倒れこみ、涙を流している。  
「コウキに…あたしのコウキに…」  
「好きなんだもん…コウキの事が、好きになっちゃったんだもん…  
 優しくって、強いコウキの事が…」  
「ふざけないで!」  
右手を振り上げて、ハルカの頬に向かって振り落とす。  
 
パシッ。  
 
「え…コウキ?」  
「手をあげるのは、やりすぎだ。」  
「で、でも…」  
「僕が他人に好かれるのは、嬉しいと言ったのはどこの誰だ?」  
「そ、それは…」  
確かにヒカリは以前そう言った。  
言葉に詰まるが、このままだとヒカリの立場がない。ヒカリの心の傷が深くなるばかりである。  
コウキもそこはきちんとわかっており、  
「だが、ハルカもやりすぎた。  
 僕がハルカのキスが嫌かどうかとかそういう問題じゃなくて、  
 自分の彼氏を奪おうとするハルカの姿を目の前にする、ヒカリの気持ちも考えてやれ。」  
「でも…あたしはコウキの事が…」  
「ヒカリだって俺の事が好きだ。  
 好きだからって、何でもしていいわけじゃないんだ。  
 ハルカの前で、ヒカリが僕にキスしたこと、あるか?」  
 
ハルカがうつむく。  
泣きこそしないが、何も言えなくなる。  
「なんで…わたしとヒカリとの違いなんて…  
 好きになった時が、違うだけ、ヒカリの方が、ちょっとだけ早く好きになっただけじゃない!  
 先手を打って、コウキをヒカリのものにしただけじゃない!」  
「なんですって!この…!」  
「やめろ!」  
再び手を振り上げたが、コウキがそれを止める。  
ヒカリも歯を食いしばり、黙り込む。  
 
「…それは違うぞ、ハルカ。」  
「え。ど、どこがよ!」  
「好きになった時が違う。つまりそれは、別の事も表している。  
 ハルカは、恋というものを甘く見ている。」  
「な、なにを…人を好きになる事の、何が悪いの!?」  
「人を好きになるだけで、恋が成り立つわけじゃない、そういう事だ。  
 ハルカは僕の事を好きになってくれたが、それはなぜだ?」  
「えっと、優しくて、強くって…かっこよくて。」  
「ヒカリも、優しくて強い僕がすきだと言ってくれている。」  
「じゃあ、何も変わらないかも!」  
自分とヒカリの違い、そんなものはない、そう思い込んでいた。  
だが、それは違っていた。  
 
「いや、大きく違う。  
 …ヒカリは、僕の事を、ずっと見続けてくれた。新米トレーナーだった時からずっと。」  
「え…」  
「優しく見続けてくれた。見守り続けてくれた。その優しさに僕は触れていった。  
 積み重ねた時間が、お互いの事を分からせてくれ、そして好きになった。  
 僕の本当の優しさを、強さを、ヒカリは分かってくれている。  
 時間というものは、とても大きなものなんだ。」  
「…じゃあ、もっと早くコウキに会いたかった…」  
「そうだね。  
 でも、新米トレーナーを優しく見守るヒカリのような優しさがないと、ヒカリには勝てないよ。」  
優しく頭をなでてやる。  
またハルカはコウキに抱きつく。ただ、キスしようとはしなかった。  
 
「ハルカ、また…」  
「ヒカリ、ハルカの気持ちも、分かってあげて。  
 ハルカはちゃんとわかってくれたんだ、それでいいじゃないか。」  
「…はあ、しょうがないか。」  
ヒカリもようやく笑顔になる。  
ハルカがコウキのことをよく知らなくても、コウキを好きになる気持ちは自分が一番よく分かっているからだ。  
「確かに、出会う時間がもっと早かったら、別の未来になってたかもしれない。  
 僕がチャンピオンになった後、ファイトエリアに行かずホウエンに行ってたら、違ったかもしれないね。  
 そういう意味じゃ、確かにハルカはかわいそうだ。」  
「…もう、ああもう、しょうがない!  
 その、ハルカが悔やんでいる、コウキと出会うのが遅れたという後悔を、取り戻させたげる!」  
「ヒカリ!?」  
「な、何をするの?」  
 
ヒカリがコウキに耳をかすように言う。  
(コウキ、旅の途中、まさかハルカを襲ったりしてないでしょうね?)  
(ま、まさか!)  
(じゃあ、オナニーは?)  
(してないよ!精子は全部ヒカリにかけるって決めてるし。)  
(ふふっ、じゃあ、溜まってるんだね。)  
(…。)  
コウキが仰天し、思わず大声で叫ぶ。  
 
「はあ!?おいおい、まさか…まさかとは思うが!」  
「そのまさかよ。」  
「2人とも、何がまさかなの?」  
 
今度はコウキがヒカリに耳をかすように言う。  
(いや、いくらなんでも!)  
(あたしは構わないよ。…それとも、ハルカとやりたくないの?)  
(ヒカリがいる以上、ハルカとやりたいなんて言うのは…)  
(ハルカが嫌い?ハルカの体は嫌い?)  
(そ、そんなことは…ハルカは可愛いし、体も…いや、その、ち、違う!)  
ヒカリがクスクス笑う。  
ハルカは2人が何を話しているか分からない。  
 
「もう、あたしの事は今考えなくていいの!  
 それに、ハルカと2人じゃなくてあたしも含めて3人、それならあたしは全然気にしないから!」  
「いや、でもハルカは…」  
「ハルカが断ると思う?  
 ねえハルカ、コウキに、自分の事を恋してほしい?」  
「え?そ、それはもちろんかも…」  
(だからってハルカはまだセックスの事を知らないだろ!  
 裸になってセックスするという事がどう言う事か分からない以上、抵抗感が…)  
「もう、コウキ!大丈夫、これだけハルカがコウキの事好きなんだから!  
 溜まってるんでしょ?ハルカに、思いっきりやってあげなよ!」  
「なになに?やってほしいかも!」  
「はあ…まあ、たぶん大丈夫か。」  
ついにコウキも観念し、ハルカにそっと寄り添った。  
 
 
何からしようかと迷ったが、まずは唇を重ねる。  
(う、うれしいかも!)  
「ハルカ、今日だけだからね、コウキにこんなことしていいのは。」  
(…あれ?何か入ってくる…コウキの舌?)  
ハルカの舌に自らの舌を絡める。  
流石にハルカは驚きを隠せなかったが、コウキが恋してくれていると思い、されるがままになる。  
そしてそのまま、コウキの手は、ハルカの胸に触れた。  
 
(あ、わたしのおっぱい…こ、コウキって、エッチ!  
 …でも、わたしが好きだから、あたしのおっぱいを…)  
左手で胸を揉むと同時に、右手をスパッツに回す。  
そして、筋をなぞるように、スパッツ越しに愛撫し始めた。  
(わ、わたしのおちんちん!そ、そこに触って、何か意味あるのかな…?)  
まだ10歳ゆえ、おっぱいよりは触られることに抵抗感はない。  
だが、まだ誰も触れた事のないそのピュアな陰唇に異変が起こるのに、そう時間はかからなかった。  
 
(な、なんか変…わたしのおちんちん…しびれる感じ、気持ちいい…  
 さっきトイレに行ったのに、おちんちんの力が抜けて、おしっこが出てきそう…)  
程なくしてスパッツに染みが作られる。  
(な、なんかへんだよお…わたしのおちんちん、変だよお…  
 何かが湧き出てくるよお…)  
コウキの攻めはなおも続き、  
(わたし、ど、どうなっちゃうの…き、気持ち良くって…ああ…)  
意識までとろけそうになるが、ここで責めが終わる。  
同時に唇も離れる。  
 
「え、コウキ…?」  
「ハルカ、服を脱いで、くれないか?」  
「ふ、服?はずかしいかも…」  
「あら?ハルカ、女の子はね、好きな男の子の前で、裸んぼになりたいものなのよ。」  
(ヒカリも最初のころはずいぶん恥ずかしがっていたが…)  
それでも、流石に服を脱ぐのは抵抗がある。  
本当にそうなんだろうか、と思っていると、  
 
「ああもう、じゃあ、お手本見せであげるね!」  
するするとヒカリが服を脱ぎ出した。  
あっという間に一糸まとわぬ姿に。  
「あ…」  
「ね、ほんとでしょ?それっ!」  
コウキに抱きつき、キスをする。  
「コウキ、大好き…」  
「あわわ…ヒカリ?」  
いつもやっていることだが、コウキは平然としていられない。  
だが、ハルカはがぜんやる気を出して、服を脱ぎ始めた。  
 
「ふえ…胸、でかいな…あでで、ヒカリ!」  
「どーせわたしは貧乳ですよーだ!」  
ハルカの方が年下だが、ヒカリより圧倒的にその膨らみは大きかった。  
 
「コウキ、大好き!」  
ハルカも抱きついてきた。  
すると、先ほど責め立てたおかげで濡れているハルカの陰部に触れる。  
「あ…」  
「濡れてるね、ハルカ。」  
「コ、コウキ、さっきからね、ハルカのおちんちん、おかしいの。」  
「ふふ、ハルカ、そこはおちんちんじゃなくて、おまんこ、って言うの。」  
「そうなの?ヒカリ?  
 ねえヒカリ、さっきからわたしのおまんこ、おかしいの。」  
「どんなふうに?」  
「くすぐったくって、しびれてて、気持ち良くて、おかしくなりそうで…」  
「そうなの。コウキなら、何とかしてくれるよ。」  
コウキがギョッとしてヒカリを見る。  
そしてため息をつく。  
 
「そうなの?コウキ、お願い!」  
「…わかったよ、ベッドに横になって。」  
ハルカは元気よくベッドに横になる。  
そして股を大きく開き、コウキを心待ちにする。見てるこっちが恥ずかしい。  
「ん…くうん…」  
右手の指を巧みに操り、ハルカの陰部を弄っていく。  
左手で乳房をもみ、口が乳首を含んでいる。  
「ひ…ひあ…また、この感じかも…」  
「ぷはあ…ハルカ、ほら、君のおまんこ、こんなにとろとろだよ…」  
 
そう言うと、粘液の付いた右手を見せる。  
「や…わたしのおまんこ、コウキにとろとろにされてるかも…」  
コウキが引き続きハルカを責め立てる。  
そのスピードが、だんだん速くなってくる。  
「や…はあんっ!コウキぃ、なんかすごく、変だよお!」  
身をよじる。だがコウキはますます激しく責め立てる。  
「へ、変になっちゃうよお!コウキ!な、なんかおまんこが…」  
「どうしたの、ハルカ?言ってごらん。」  
「お、おまんこが、すごくて、気持ち良くて、おしっこが漏れちゃいそう、はああんっ!」  
「正直だね、それじゃ、いくよ!」  
「あ…ああん!や、あ、はあん、コウキ!気持ち…いいんっ!」  
(すっかり乗り気じゃない、コウキったら。)  
そして、ハルカが絶頂に達した。  
 
「ひゃうううううっ!」  
大量に潮を吹く。  
当然ハルカはおしっこを漏らしたと勘違いした。  
「は、はうう…おしっこ、もらしちゃったかも…ごめんなさい…」  
「いいんだよ、ハルカは可愛いから、許してあげる。」  
「は、初めてかも…こんな感じ…  
 …でも、なんかまだ、わたしのおまんこ、おかしいよお…」  
ハルカが陰部に手を当てる。  
やはりまだ物足りないようだ。  
「どんな風におかしいんだい?」  
「うずうずして…ん?」  
ヒカリが何かを差し出す。  
 
「飲んでみて。気持ち良くなる薬。」  
「あ、ありがとう…」  
(何を飲ませたんだ?)  
(ピルと媚薬の両方が混ざった錠剤。)  
(おいおい…ってまさか!)  
(あたりまえじゃない、中だししてあげて。コウキも溜まってるんでしょ?)  
さすがにそれは…と思っていたが、先にヒカリが切り出した。  
 
「そのうずうず、コウキが治してくれるよ?」  
「ホント?どうやるの?」  
「えへへー。ハルカのおまんこに、コウキのおちんちんを入れちゃうの!」  
「…え?コウキのおちんちんが、わたしの中に…」  
「そしたらね、コウキのおちんちんがすごく気持ち良くなって、おちんちんが喜ぶのよ。」  
大好きなコウキが喜ぶこと。  
そう聞いた瞬間に、ハルカが迷わず股を開けた。  
「ハルカ!?」  
「わたしの中で…気持ち良くなって、コウキ。」  
「でも…代わりにハルカは、かなり痛い目に会っちゃうよ?」  
「わたしは、コウキが、好き。コウキが私で気持ち良くなってくれるなら…ね?」  
その言葉と表情ででコウキは悩殺され、陰茎は最大まで膨らむ。  
だがまだ理性は残っており、最後にもう1度だけ尋ねる。  
「…本当にいいのか?」  
「いいかも。」  
 
全ての理性が吹っ飛び、その巨大な陰茎をハルカに差し込み始める。  
だが、自分より年下ゆえにコウキのものを入れるにはかなりきつく、  
おまけにハルカの内部が拒むように締っているのでなかなか入らない。  
 
「ぐぐぐ…」  
それでも陰茎をごり押しすると、次第に中へ入っていく。  
「んあっ!」  
中は十分濡れているのでいったんある程度はいると少しずつ確実に入っていく。  
だが、ハルカが苦しみ始めた。  
「くう…痛い…」  
「は、ハルカ!」  
「や、めないでコウキ…お願い、コウキに気持ち良くなってほしいかも…」  
「おい、ヒカリ、流石にこれはまずくないか?  
 まだ膜を破っていないのに、苦しみ過ぎだろ!」  
「だあめ、コウキ。」  
「いや、マジでこれやばいって。」  
「…コウキ。それでも受け入れるのが、恋する健気な女の子なのよ。  
 男の子がそんな女の子にできることは、その健気さに応えて思い切り挿れてあげることだけ。」  
「…わかったよ。」  
そこまで乗り気ではなかった。  
だが、以前最初にヒカリとやったことを思い出し、差し込み続ける。  
 
なおも苦しむハルカ。こつん、と処女膜に当たる。  
「…ハルカ。いまからハルカの中にある膜を、僕は破く。  
 その痛みは、今ハルカが受けている痛みの比なんかじゃないぞ。」  
「…コ、コウキは今、き、気持ちいい?」  
「え…」  
「気持ちいい?」  
「あ、ああ…」  
「…お願い、コウキのおちんちん、わたしのおまんこに全部入れて…」  
その懇願する瞳に、コウキも覚悟を決めた。  
「いくぞ。」  
 
ブチッ  
 
「くううっ、ひぎいっ!」  
「ハルカ!」  
大量に出血する。ヒカリの時の比ではない。  
ヒカリの処女膜より、圧倒的に痛みを感じる処女膜だったのだろう。  
「あ、ぐ…」  
ハルカの瞳の色が失われていく。意識がもうろうとしはじめた。  
コウキの陰茎はすべて差し込まれたが、ハルカはまだ苦しんでいる。  
コウキは腰を動かさず、懸命にハルカの名を呼び続ける。  
 
「ハルカ?ハルカ!」  
「ああああ…」  
あまりの激痛に涙があふれ、意識が飛びそうになる。  
10歳の処女には、あまりにも過酷な試練。  
「ヒカリ、何とかならないのか?」  
「…これが女の子の試練。ハルカの、コウキへの想いを、信じてあげて。  
 ハルカのコウキへの想いが本当なら、ハルカはきっと耐えてくれる。」  
 
5分、10分と過ぎていく。ハルカの激痛はまだおさまらない。  
この苦痛の時間は、ハルカにとって永遠とも思える長さだった。  
「コ、コウキ…痛くて…怖い…」  
「ハルカ!?…や、やっぱり…」  
「だめ!離れちゃだめ!怖いから、そばにいて…うぐうっ!」  
「ハルカ!?」  
「こ、コウキを…感じさせて、お願い…」  
「抱きしめてほしいんだって、コウキ。」  
ヒカリがハルカに代わって、想いを言ってあげた。  
その言葉にうなずき、そっと抱えて抱きしめてあげる。  
 
「ハルカ、大丈夫か?」  
「ふう…くうっ!」  
必死になって耐え続ける。  
背中に爪を食い込ませる。  
(こっちはこっちで痛いが…ハルカ、がんばれ!)  
「く…くう…ふう…ふう、ふう…」  
(少しづつ、辛さが消えてきたかな?)  
苦悩の表情で悶えていたハルカから、少しずつ苦しさが消えていく。  
「…こ、コウ、キ…」  
「大丈夫か?ハルカ。」  
「な、なんとか…痛みは、だいぶ消えたかも…」  
「そっか、よく頑張ったな。」  
「うん…コウキと、大好きなコウキと、一緒になれたかも。」  
頬や首をなでてやると、くすぐったそうに身をよじる。  
 
脇を抱えて、体ごと上下させてやると。  
「ん…はあ…なんか、さっきみたいな、変な感じ…」  
「気持ちいい?」  
「うん…いいかも…」  
「ハルカも、腰を動かしてごらん?」  
「はあい…ひゃあん!」  
 
腰を動かすと、快感が走る。  
だんだんハルカの腰を動かす速さが早くなってくる。  
「ひゃう、あん、やっ、あん、はあん…」  
(おいおい、ちょっと激しくないか…あ、さっきの媚薬か。)  
遅ればせながら媚薬が効いてきた模様。  
頬は紅潮し、背中を大きく反らしている。  
(こ、こんなに激しいと…もたない…)  
「もっと、もっと気持ち良く、して欲しいかもお!」  
(ハルカが腰動かしてるだけで…充分だろ…!  
 これだけ激しけりゃ、いやでもたくさん射精しちまう…)  
「もっと、もっと、もっと…」  
「わかってるって…言われなくても、気持ちよく…」  
懸命に腰を動かす。  
先ほどまで我慢していたが、もう我慢する必要もない、一気に決めてしまおう。  
 
「いくぞ!」  
「もっと、もっとお…あっ!な、何かはいってくるかもっ!」  
子宮の中に思い切りだした。  
ここ数日溜まっていたので、今までにないくらいの射精量になった。  
「うあああっ!ハルカっ!」  
「き、気持ち、気持ちいいよ、コウキ!」  
かなり長い事射精したが、しばらくして止まった。  
 
「…か、かもぉ…」  
「はあ…はあ…久しぶりだから…」  
疲れた、と言おうとした、陰茎は柔らかくなっている。ハルカも気絶している。  
…のだが、陰唇からとろっと溢れ出しているのを見て、また勃ってしまった。  
 
 
「もう1度やってあげたら?」  
「いや、流石にこの状態で2回戦はまずいと思うよ。  
 …それに、それがヒカリの望みなのかい?」  
「…ううん、あたしと、して欲しいな。」  
軽くキスをし、つんと勃った乳首をそっと舌で舐める。  
前より少し大きくなった乳房だが、それでもハルカの乳房よりはかなり小さい。  
 
「はあ…コ、ウキ…」  
「どうした?」  
「ずっとやってくれなかったから、すごく感じてるよお…」  
「エッチだね、ヒカリは。」  
「そ、そっちもでしょお?…ひゃあん、はあああんっ!」  
乳首の方を舐め続け、軽くイってしまう。  
乳首の方を責め終わると、今度は下の方。  
 
「ん…くちゅ…」  
「や…やあ、おかしく、なっちゃいそ…んっ!」  
「僕がいない間、ずっとオナニーし続けていたの?」  
「んん…ユウキさんがいたから、オナニーもできなかった…よお!  
 ずっと…ずっと、まってたんだから…ねっ!」  
結ばれて以降、今回の件を除いて、1日たりとも2人が離れた事はなかった。  
今回、1週間ほど離れて過ごして、改めてお互いの存在が大きい事がわかった。  
 
「あ、あん、あ…あっ!」  
「…むうっ!?」  
ヒカリが突然崩れ落ちる。  
股の下から仰向けになって陰唇を舐めていたので、腰かけた形になってしまった。  
「むむうっ…」  
「ご、ごめん、コウキ…こ、腰が…」  
コウキがヒカリの尻に手をあて、持ち上げる。  
 
「ふうっ…」  
「ご、ごめんね、コウキ…」  
「ううん、気にしないで。…ヒカリのお尻、すごくおっきくて柔らかくて気持ち良かったから…」  
「ちょ、ちょっと!?」  
にやにやしているコウキ。  
ヒカリは慌ててコウキに抵抗するが、力が入らず、腕を回してのぐるぐるパンチしかできない。  
「あはは、ごめんごめん。」  
「人が気にしていることをー!」  
 
ヒカリのスタイルは抜群である。  
胸こそないが、キュッと締まったウエストに、見事なラインのふくよかな下半身。  
ただ、他人には気にされないがちょっとその下半身が大きすぎるのが彼女の悩み。  
ウエストより太腿1本のほうが太いのは確かに問題がある。  
 
「よっと!」  
「あ、…もう!」  
ぐるぐるパンチを簡単に止め、そのままグイッと抱きよせる。  
「あーあ、どんなに怒ってても、こんな風に抱かれちゃ何も言えないよ…」  
「嬉しいから?」  
「うん…早く挿れて。」  
いじけながらコウキに言った。  
意地悪にじらそうとも考えたが、機嫌がこれ以上悪くなるのも困るし、何より早くセックスしたいという思いは、  
コウキもヒカリと同じだった。  
 
「んあっ!」  
コウキに抱かれながら、貫かれた。  
この甘美な感触、しばらく忘れていた。  
「いい、いいよ、コウキぃ!…ん?」  
…だが、気分が高揚していたのは、ヒカリだけだった。  
コウキの異変に気付いて、、腰を動かすのをやめた。  
「ど、どうしたの?顔色が悪いよ。」  
「い、いや、ちょっと気分が悪いだけで…疲れがたまってるのかな。」  
「そう…じゃあ、さっさと終わらせましょ?」  
「うん…」  
 
「あ、あん、あ…あっ!」  
「…むうっ!?」  
ヒカリが突然崩れ落ちる。  
股の下から仰向けになって陰唇を舐めていたので、腰かけた形になってしまった。  
「むむうっ…」  
「ご、ごめん、コウキ…こ、腰が…」  
コウキがヒカリの尻に手をあて、持ち上げる。  
 
「ふうっ…」  
「ご、ごめんね、コウキ…」  
「ううん、気にしないで。…ヒカリのお尻、すごくおっきくて柔らかくて気持ち良かったから…」  
「ちょ、ちょっと!?」  
にやにやしているコウキ。  
ヒカリは慌ててコウキに抵抗するが、力が入らず、腕を回してのぐるぐるパンチしかできない。  
「あはは、ごめんごめん。」  
「人が気にしていることをー!」  
 
ヒカリのスタイルは抜群である。  
胸こそないが、キュッと締まったウエストに、見事なラインのふくよかな下半身。  
ただ、他人には気にされないがちょっとその下半身が大きすぎるのが彼女の悩み。  
ウエストより太腿1本のほうが太いのは確かに問題がある。  
 
「よっと!」  
「あ、…もう!」  
ぐるぐるパンチを簡単に止め、そのままグイッと抱きよせる。  
「あーあ、どんなに怒ってても、こんな風に抱かれちゃ何も言えないよ…」  
「嬉しいから?」  
「うん…早く挿れて。」  
いじけながらコウキに言った。  
意地悪にじらそうとも考えたが、機嫌がこれ以上悪くなるのも困るし、何より早くセックスしたいという思いは、  
コウキもヒカリと同じだった。  
 
「んあっ!」  
コウキに抱かれながら、貫かれた。  
この甘美な感触、しばらく忘れていた。  
「いい、いいよ、コウキぃ!…ん?」  
…だが、気分が高揚していたのは、ヒカリだけだった。  
コウキの異変に気付いて、、腰を動かすのをやめた。  
「ど、どうしたの?顔色が悪いよ。」  
「い、いや、ちょっと気分が悪いだけで…疲れがたまってるのかな。」  
「そう…じゃあ、さっさと終わらせましょ?」  
「うん…」  
 
ヒカリが再び腰を動かし始める。  
だがその瞬間、コウキの様子が明らかにおかしくなる。  
顔色はさらに悪くなり、手で口を押さえた。  
「こ、コウキ!?」  
「わ、悪いヒカリ!」  
ヒカリを後ろに倒して無理やり離れ、洗面台の方に走る。  
酷い扱いに一瞬カチンときたが、コウキが心配で後を追う。  
 
「!」  
洗面台にコウキが顔を向けている。  
「だ、大丈夫!?」  
「…っ!」  
急いで背中をさする。  
「大丈夫だからね、気分が落ち着くまで、出せるだけ出して!」  
「…っ!」  
十数秒後にようやくおさまり、ヒカリがミネラルウォーターを持ってきた。  
 
「ほら、飲んで。」  
「うー、サンキュ。んぐ、んぐ…」  
「口の中、大丈夫?」  
「…んぐ…ぷはあっ!ああ、大分酸っぱさは消えたかな。」  
「洗面所、片づけてくるね、コウキは座ってて。」  
「いや、俺も…」  
コウキも立ち上がるが、ヒカリはコウキの両肩を持ち、首を横に振った。  
 
「だーめ。気分が悪いんだから、座ってて。」  
「いや、でも、洗面所の、その、…の処理を、彼女にやらせるなんて…」  
「もう、いまさら。  
 あたしに命かけてくれるコウキの事考えれば、全然苦じゃないんだから!」  
コウキをベッドに座らせ、ヒカリが洗面所に向かった。  
洗面台を掃除する音が聞こえる。  
コウキは情けなくなり、泣いていた。  
 
「終わったよー。  
 今芳香剤かけといたから、すぐに元通りに…ちょっと、コウキ!?」  
「…。」  
静かに涙を流していた。  
「な、泣かなくていいんだって!  
 コウキを1ヶ月看護婦として看病したことだってあったでしょ!?」  
「…。」  
「気にしないで。たまにはあたしを頼ったっていいじゃない…ね?」  
「それだけで泣いてるんじゃない。」  
「え?」  
コウキが上を向く。  
上を向いても涙は止まらない。  
 
「なんでなんだ。  
 ヒカリの事がこんなにも好きなのに、なんでヒカリに拒絶反応を示す体になってしまったんだ?」  
「もう、気にしないでよ。  
 単に気分が悪いだけ…」  
「たとえヒカリが気にしなくたって、僕が気にする。  
 大好きなヒカリと、繋がる事が出来ない…これ以上苦しい事なんて、ない…」  
「気分がよくなったら、すぐにセックス…  
 もしかして、下手するとずっとそのままの体、とか…」  
「ああ。  
 おそらく、ヒカリの内に秘める天使のパワーと、僕の表面化し始めた悪のパワーが、  
 セックスによりお互いの体が繋がると反発し始めるところまで来てしまったんだ。  
 下手すると近い未来、そばにいることすらできないかもしれない。」  
ヒカリもショックを隠しきれなかった。  
 
「で、でもさ、そうとは限らないでしょ、ね、ね?  
 今は疲れてるのよ!」  
「…だったらなぜ、慌てた口調になってる?  
 もう、お互いのパワーは、セックスで中和できないところまで来てしまったんだよ。」  
「…ね、ねえ、どうすればいいの?」  
ヒカリまで泣きはじめる。  
 
「方法は2つ。  
 1つは、ヒカリの中の天使のパワーを取り除くこと。  
 だが、僕と違ってヒカリのパワーは覚醒していない。現実的に考えれば難しいな。」  
「2つ目は、お互いのパワーを中和すること?  
 でも、どうやって?」  
「わからない。  
 おそらく最も確率が高いのは…僕の悪魔のパワーを解放すること。」  
「そんな事をしたら、世界は…!」  
「だが、小さい時の僕たちの記憶を消し去ったあのカイオーガに乗り移っていた奴。  
 あいつがいなければ、こんな事はなかった。  
 …だから、その報いを、あいつに受けさせればいい。」  
「それって…」  
謎の虚無の存在。  
コウキにとって、恨むべき存在。憎むべき存在。  
 
「あいつにそのすべてのパワーをぶつける。  
 何とかして探しだして、僕の力で叩きつぶす。  
 罪のない人を犠牲にしない方法は、もうこれしかない。」  
「でも、どうすれば…」  
「今は、じっくり考えよう。ね?」  
コウキがようやく笑った。  
ヒカリにも思わず笑みがこぼれた。安心させられた。  
 
大丈夫、何とかなる。その想いで。  
 
 
「あれ?ポケギアから…はい、ナナカマド博士、ヒカリです。」  
「博士からか。」  
久々に登場、ナナカマド博士。もう説明する必要はあるまい。  
 
(オダマキ君から聞いた。今回もご苦労だったな。  
 まあ、コウキに関しては、ご苦労の一言で片づけるには余りある活躍だったようだが…)  
「そう伝えておきます。で、どうしました?」  
(うむ…大仕事を終えたばかりで悪いが…済まんが、コウキに代わってくれ。  
 こればかりはあいつに直接聞かせた方がいい。)  
ヒカリがコウキにポケギアを手渡す。  
 
「はい、コウキです。どうしました?」  
(ジュンやシロナくんから聞いた情報なのだが…ギンガ団が、再び活動を始めた。)  
「何!?アカギが消えて、ギンガ団は実質的に活動を停止したはず…」  
(…そのアカギが、再び現れたらしい。彼が復活し、ギンガ団は再び1つにまとまった。)  
「なんだと!?いや、なんですって!?」  
動揺を隠しきれず、敬語を使いこなせない。  
もっとも、ナナカマド博士の方が別段気にしてはいない。  
 
(おそらく、もう1度同じことをやるのだろう。  
 …アグノム、ユクシーが、再び捕まってしまった。)  
「馬鹿な!」  
(その場に居合わせたジュンがユクシー捕獲食い止めようとしたが、ダメだった。  
 シロナくんにもリッシこへの救援を頼んだが、一歩遅かった。)  
「…エムリットが危ない!」  
(わしもジュンもシロナくんもすぐに察知し、シンジこへ急行した。  
 行動が早かったおかげで何とかギンガ団が来る前にジュンもシロナくんも到着した。  
 今はギンガ団はシンジこ付近に姿を見せず、2人が防衛線を張っているが、いつ総攻撃に来られるか分からない。)  
「…わかりました、すぐに向かいます!」  
 
電話を切って、ヒカリに事情を話す。  
「ええっ!?」  
「アカギが復活したとか、ギンガ団が何をしようとしてるかはこの際深く考えない方がいい。  
 今はエムリットを…エリを守る事が最優先だ!行くぞ!」  
「は、ハルカちゃんは…旅の途中じゃ…」  
「今はハルカは後回し…ってわけにもいかないか。置き手紙を書いておこう。  
 とにかく、すぐに出発の準備だ!  
 準備が出来たらヒカリはミクリさんに事情を話し、センリさんオダマキ博士に伝えるように言ってくれ。  
 その間に俺は、ハルカ、ユウキさんに置手紙を書いておく!」  
迅速に行動し、しばらくしてすべての準備を整えた。  
ハルカには置き手紙を書いたが、ユウキは起きていたため事情を話した。  
 
「済まないな、こんな時に力を貸せなくて。」  
「いえ、その体で無理は禁物です、ユウキさん。」  
「もし間に合えば、俺も手助けに向かう。とにかく頑張って来い。」  
 
寝ているハルカのそばに置手紙を置き、外に出る。  
「よし、ムクホーク、頼む!」  
「トゲキッス、お願い!」  
2人がモンスターボールを出そうとした、その時。  
「2人とも!」  
「…ミクリさん?」  
「ここからシンオウまでは2000km以上離れている。  
 空を飛ぶでは、時間がかかりすぎる!  
 私がジェット機をチャーターしておいた、ついてくるんだ!」  
「あ、ありがとうございます。」  
車でルネ空港に急行。  
そしてミクリがチャーターしてくれた小型ジェット機に乗り換える。  
 
「ありがとうございます!」  
「ああ、がんばってくるんだぞ!  
 このジェット機は、ルネ空港では一番のジェット機だ、速いぞ!」  
「はい!」  
大急ぎで座席に座り、シートベルトをつける。  
「では、すぐに出発します!」  
「はい、お願いします!」  
 
ユウキの乗せてくれたボートでは1週間かかった。  
だが、このジェット機ならコトブキ空港まで4時間ほどで着くらしい。  
カイオーガとの戦いから一息つく間もなく、再びギンガ団との決戦へと向かった。  
 
 
『ハルカ、僕は今からしばらく、シンオウに戻らなければならない。  
 アクア団のような悪さをするやつがいるから、そいつらを懲らしめにね。  
 で、カイオーガのような伝説のポケモンを相手にする可能性もあるから、少し大変かもしれない。  
 でも、必ず勝って帰ってくるから。  
 帰ってきたら、また一緒にホウエンを旅しよう。  
 それまでは、ルネでいい子に留守番しておいてね。   コウキ』  
 
「わたし待ってる…  
 まだ、わたしはコウキなしで旅が出来るほど、強くないから…」  
 
涙を流して、コウキの帰りを待つ少女を背に、コウキはシンオウへと向かっていった。  
 

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