〜第1話〜  
 
ここはホウエン地方にある世界有数のポケモンバトル施設であるバトルフロンティア。  
 
ポケトピアに並ぶとも言われているこの施設は、その入島条件の厳しさにも関わらずオープン以来大盛況。  
連日、凄腕トレーナー達の高レベルなバトルが繰り広げられている。  
 
「ふう、今日も疲れた……」  
フロンティアの中央にそびえるバトルタワーから、一人の少年が出てくる。  
いや、よく見るとそれは少年ではなく、端正な顔立ちの少女だ。  
 
彼女の名前はリラ。  
 
このバトルタワーのタワータイクーンを努めるフロンティアブレーンの一人である。  
彼女はエニシダという男にスカウトされ、ここにやってきた。  
『実力派トレーナー達が集まる夢のバトルアトラクションを作りたい』  
そう熱弁するエニシダの熱意に心を打たれ、リラはフロンティアブレーンになることを了承したのだ。  
 
現にここでの生活はとても充実している。  
ポケモンリーグの成績優秀者達が「挑戦者」として自分に挑んでくるのだ。  
1戦1戦が本気で戦える緊迫したバトルであり、その高みに登りつめた者同士にしか分からない新たな戦術にも出会うことができる。  
 
今日もそんな戦いを終えたリラは、フロンティア内にある宿舎に戻って疲れを癒そうとしていた。  
 
「ん、あれは……」  
日も落ち、すっかり暗くなった会場の外れ。  
電灯の明かりも届かないその場所に人影があった。  
『あれは、エニシダさん?』  
あの特徴的なアロハシャツの中年は確かにエニシダだ。  
彼は注意深く周囲を見回す。  
「!!」  
そのサングラスに隠れた視線に、リラは思わず身を隠してしまう。  
人がいないことを確認してから暗がりに消えていった。  
 
リラはエニシダがいなくなった後、おずおずと彼が消えた場所に向かう。  
そこには階段があり、小型艇が止まれる程度のスペースがあった。  
だが、その場にある立て看板が先に行くことを妨害している。  
「確かここは……」  
リラは記憶を辿り、そして思い出した。  
ここはフロンティアの外れにあるアトリエの穴へと向かうための船着き場だ。  
確かアトリエの穴は落盤が起こって、今は行くことができないはず……  
目の前の立て看板にも、その理由と共に通行禁止と書かれている。  
「エニシダさんは一体何をしに行ったんだろう?」  
 
『もしかしたら、落盤の様子を確認しに行ったのかも』  
彼はこのバトルフロンティアの仕掛人である。  
アトリエの穴の修復をするための下調べにでも行ったのかもしれない。  
「……様子を見に行こう」  
リラは懐のモンスターボールを投げ、ラプラスを呼び出した。  
 
こんな時間に一人で落盤のあった洞窟に向かったのであれば、それはかなり危険な事だ。  
自分の手持ちにはメタグロスもいるし、何かあった時には役に立つかもしれない。  
「行くよ、ラプラス」  
リラはその背中に乗ると、アトリエの穴へと進路を取った。  
 
 
数分ほど波に揺られると、目的地であるアトリエの穴が見えてきた。  
穴の入口は、好奇心にかられたトレーナーが入らないように鉄扉が新たに設置されている。  
だがその扉の鍵は開けられ、両開きの扉は開けられている。  
「やっぱりエニシダさんはあの中に……」  
ラプラスから降りたリラはポケモンをボールへと戻し、鉄扉へと足を運ぶ。  
その扉の隙間からは生暖かい風が吹いてくる。  
「……?」  
リラもフロンティアブレーンになる前は各地を旅するトレーナーだった。  
その時の経験では、洞窟の中からは冷えきった風が吹いてくるはずなのだが……  
 
『もしかしたら、もう修復作業を始めているのだろうか?』  
洞窟の奥に熱源でもあるのだろうか?  
 
とりあえず、入ってみないことには何も分からない。  
リラはその鉄扉を開け、洞窟の奥へと入っていった。  
 
洞窟に入って少し歩くと、天井にある白熱灯が点灯していた。  
洞窟内が暖かいのは白熱灯の発する熱のせいなのだろうか。  
その明かりは洞窟の奥へと続いている。  
「エニシダさん、かなり奥まで行っているみたいだ……」  
リラは明かりに誘導されながら奥へと向かう。  
 
そして、曲がり角を曲がったリラの目に飛び込んできたものは……  
「な、なに……これ……」  
 
洞窟内の最奥は広いホール状に拡張され、そこには大きな建物が立っていたのだ。  
紫やピンクのケバケバしいネオンが点滅し、ホール全体を怪しい色に染め上げている。  
その建物の入口の上に掲げられたネオン看板に書かれた文字を、リラは思わず声に出していた。  
 
「バトル……フロンティア……?」  
 
「チッチッチッ、少し違うよリラくん」  
「きゃっ!」  
背後から不意に声をかけられ、リラは思わず悲鳴を上げてしまう。  
恐る恐る後ろを振り向くと、そこにはサングラスを光らせたエニシダが立っていた。  
 
「エニシダさん、これは一体なんですか……?」  
リラの問いに、エニシダはニヤリと笑みを浮かべる。  
「ここは、『夜のバトルフロンティア』さ」  
「夜、の?」  
その言葉にリラは建物を見返す。  
リラが読んだ看板のバトルフロンティアというネオン文字の左上に、申し訳程度に「夜の」と付け加えられている。  
 
「エニシダさん、これは……っっ痛ッ!!」  
建物に気を取られ隙だらけだったリラは、背後のエニシダに対し全く無反応のまま、後ろ手に両腕を極められてしまった。  
「痛いっ、エニシダ…さんっ……」  
ギリギリとリラの腕を固めたまま、エニシダが口を開く。  
「バトルフロンティアはポケモンリーグと同じく、基本的にトレーナーは無料で使える施設だというのは知ってるね」  
「な、なにを……」  
「けど維持費は消えてなくなるものではない。スポンサーやポケモンリーグからの出資程度じゃ足が出るんだよ」  
エニシダが何を言おうとしているのかが分からない。  
リラは必死で拘束から逃れようとするが、エニシダはその温厚そうな顔つきからは想像できないような力でリラの手首を掴んで離さない。  
 
「バトルフロンティアの収入を上げるために、私はこの「夜のバトルフロンティア」を作ったんだよ」  
リラの背後から聞こえるエニシダの声はいつもと同じ陽気な印象を受ける。  
だが、何かおかしい。  
「ぼくには、よくわかりません……」  
かろうじてそう言ったリラに、エニシダが口を開く。  
「つまりね、この施設はポケモントレーナー達に有料でHなサービスを受けてもらう場所なのさ」  
「なっ…!?」  
 
このバトルフロンティアにまで到達したトレーナー達は、子供とは思えないような金額を所持している。  
9800円もするドーピングアイテムを大人買いするような子供達を見て、エニシダはこのビジネスを思い立ったのだという。  
 
「金持ちで性に興味のあるトレーナー達からバトルフロンティアの維持費を回収するための施設、それがこの夜のバトルフロンティアなのさ」  
「なんて……ひどい……」  
リラはエニシダの口から吐き出される言葉を聞いて、その汚さに絶望する。  
だが、エニシダが次に吐いた言葉はリラをさらに絶望のどん底に叩き落とすものだった。  
「ひどいって言わないでくれよ。君たちにも手伝ってもらうんだからさ」  
「……??」  
 
混乱するリラに、エニシダは追い打ちをかける。  
「ここの目玉は「憧れのポケモントレーナー達がお相手します」ってことなんだよ?君もここでお客様の相手をするんだ」  
 
お客様の、相手?  
 
リラはエニシダの言葉を繰り返し、とてつもなく気持ち悪い感覚に襲われる。  
「い、いや……いやっ……」  
「本当はもう少し後に打ち明けるつもりだったんだが……」  
背後のエニシダの手がリラの服を掴み、乱暴に引き裂いた。  
 
ビリビリィィッ!  
 
「いやああああぁぁぁっっ!!」  
上半身が丸裸にされ、リラの未発達の胸があらわになる。  
「お客様の失礼にならないように、リラくんには色々としっかり覚えてもらわないとね」  
「や…やめて……ああッ!」  
リラは背後のエニシダに押し出され、床に倒れこんだ。  
その拍子に、腰に付けたモンスターボールが溢れおちる。  
『た、助けて…メタグロス!』  
リラはよつんばいのまま、目の前のモンスターボールに手をのばそうとする。  
「っああっ!」  
だが、ボールに手が届こうかという寸前に腰が宙に引っ張られ、引き戻される。  
「惜しかったねえ」  
エニシダがよつんばいのリラの腰のベルトを掴み、引っ張り戻したのだ。  
「は、離してっ!」  
 
リラはよつんばいのままでジタバタと抵抗するが、こんな体勢では力が入らない。  
そんなリラの抵抗をあしらいながら、エニシダは考え込む。  
「さて、まずは何から教えるべきか……何が知りたい?」  
「何も知りたくない!ぼくを離してっっ!」  
リラは自らの胸を隠そうともせず、ベルトを捕まれたままジタバタと暴れている。  
その未成熟な胸を見られることを恥じていないのだろう、自らを「ぼく」と呼ぶ少年的な性格がそうさせているのか。  
「ちょっと痛い目を見る必要があるかな……少しはしおらしくなるかも」  
エニシダはそう呟くと、リラの腰を床に押さえ付ける。  
「きゃっ!」  
すさまじい力にリラは否応なくうつ伏せにされた。  
腰を上から押さえ付けられているので、どうにも動きが取れない。  
それでも懸命にリラは腕の力だけで上体を起こそうとする。  
リラの体勢が腕立て伏せのような状態になった瞬間、不意に腰を押さえていた力が抜けた。  
『チャンスだ!!』  
リラはとっさに眼前のモンスターボールへと手を伸ばそうとする。  
だが……  
 
「あああああっっっ!」  
 
リラの下半身が勢いよく引っ張りあげられていく。  
「あああっ、やああっ!」  
リラはボールに手が届こうかという寸前に、エニシダの両手で腰を左右から押さえられてしまったのだ。  
「や、やめてっ!離してえっ!」  
他人が見れば、今にもバックで犯されそうに見える体勢。  
リラがどんなに抵抗しても、後ろから腰を掴んだエニシダの両手は離れない。  
「じゃあリラくん、君には前戯の大切さを教えてあげよう」  
「ぜ、ぜん……何……」  
苦しそうなリラの返事を聞かないまま、エニシダは説明を続ける。  
「お客様をお相手する際に、しっかりと前戯でおもてなししないと後で君が痛い目を見ることになるんだよ」  
エニシダが何を言っているのかさっぱりわからない。  
だが、それがいやらしい事を意味しているというのはリラにも理解できる。  
「ぼく…そんなこと、知りたくないっ、早く離してっ!」  
「やれやれ、やっぱり一度体験してみないと分からないか……」  
エニシダは腰を掴んでいた両手のうち、左手をリラのズボンにかける。  
「さて、少女の秘密をチェックしてみるかな」  
エニシダ自身もこんな少女の性器を間近に見るのは初めてなのだ。  
 
エニシダは左手ゆっくりとリラのズボンをパンツごと下ろしていく。  
白くて小さな尻が顔を出し、続けてその一番敏感な部分が見えてくる。。  
「い、いやっ、見ないでっ!」  
さすがのリラも尻を見られるのは恥ずかしいらしく、そう懇願してくる。  
だが、それはエニシダの興奮を煽るだけの結果となっていた。  
そしてリラのズボンはあえなくひきずり下ろされ、エニシダの目の前には少女のまだ毛も生えていない秘所が見え隠れしている。  
「は……んっ!」  
外気に晒された敏感な部分に、リラはブルッと体を震わせる。  
「リラくんは男の子みたいだけど、やっぱり女の子だねえ」  
「み、見ないで……ぼくを、見ないで……」  
リラは思わず両手を自分の股に滑らせ、それを隠した。  
頭が床に付いてしまうが、そんなことより自分の股間を見られるほうが恥ずかしい。  
だが、エニシダの興味はすでにリラの股間を見物することではなくなっていた。  
股間を隠すリラの手に、何か熱いものが押し付けられる。  
「ひっっ!」  
「さて、さっそくいただくとしようかね」  
リラの角度からは何が押し付けられているのかさっぱりわからない。  
だが、その直感が「それを拒絶しろ」と伝えていた。  
 
腰をエニシダの両手に掴まれ固定されたまま、リラの股間で繰り返される攻防。  
股間を隠すリラの手の甲がその熱い異物の侵入を必死で阻止する。  
「なかなか頑張るねえ……じゃあ、これならどうかな?」  
背後から聞こえるエニシダの声と共に、その熱いものが上へと移動していく。  
 
リラはとっさにその意図を理解した。  
『まさか、おしりに入ってくるの?』  
手の甲に押し付けられた感触から、その熱棒の太さは想像できる。  
あんなものがお尻に入ってきたら……  
 
『ぼく、こわれちゃうッ!』  
 
「だ、だめえーっっ!」  
恐怖にかられたリラは思わず股間を隠していた手を尻穴に伸ばそうとする。  
 
「ざんねんだったね」  
 
勝ち誇るエニシダの声が聞こえた。  
 
次の瞬間、無防備になったリラの膣口に熱いものが当てられた。  
 
「それっ」  
 
ブチブチッギチギチギチィィィッッ!!  
 
「やあああああああああーーーーーーッッ!!!」  
リラの絶叫がこだまする。  
熱い棒……エニシダのペニスはリラの幼く小さな膣を容赦なく拡げ、裂きながら侵入していく。  
「イダアアアイイイイイッッ!!」  
鮮血に染まったリラの股間は、エニシダの肉棒を半分ほど飲み込んでしまった。  
 
許容量を超える異物の侵入にリラの身体はビクビクと小刻みに震える。  
「ガ…ハッ、アッ…」  
たまらず、涙にまみれたリラの口から息が吐き出された。  
激痛で涙と汗が滝のように溢れてくる。  
腹の中は熱く、体の内側からリラを破裂させるかのようだ。  
全身を襲う痛みの中でかろうじて首を傾けたリラが見たものは、自分の腰に自らの下半身を当ててうっとりしているエニシダの姿だった。  
 
『じゃあ、今ぼくに刺さっているのは……』  
 
エニシダの下半身、あの位置にあるものはひとつしかない。  
エニシダが腰を押し入れてくる。  
「お、お、おお……」  
リラの少女の膣はすぐ奥まで到達してしまったが、さらに腰に体重をかけると、リラの胎内の何かが押されていくのだ。  
「こ、これが……子宮を持ち上げるってやつか……」  
エニシダ自身も初めての体験だ。  
少女の女性器がそれを体験させてくれている。  
「おぢんぢん、おぢんぢんぬいでええええっ!」  
下半身を襲う激痛、そして内蔵が押されるような圧迫感にリラは恐怖で絶叫する。  
バージンを奪われたばかりの少女の体験とはとても思えない。  
 
そして、リラは感じた。  
 
腹にねじ込まれたエニシダの肉棒が大きく膨れ上がるのを……  
 
「おっ、イックっ!」  
 
その言葉と共に、エニシダがビクンと体を震わせた。  
エニシダが体を止めた瞬間、リラの中で爆発のような衝撃が起こった。  
 
ドブュルルルルルルルルゥゥーーー!!  
 
「アアアアアアアアアーーーッッッ!!」  
エニシダの肉棒が幼いリラの胎内にゲル状の液体をぶちまける。  
まだ生理も来ていないリラの子宮は瞬く間に精液で溢れ、満たされていく。  
「なにか、なにか出てるっ、あついいいいっ!!」  
「これがセックスだ、よく覚えておきなよ」  
そう言い放つエニシダのペニスはまだリラの中に欲望を吐き出している。  
「少女に……バージン少女の中に……中出ししてるんだ……」  
目の前には自分との交尾を終えたばかりのリラがぐったりしている。  
エニシダ自身も、こんなに幼い少女をレイプしたのは初めてだ。  
それはあまりにも甘美で、結局ピストンの一回も出来ないまま、リラの中に射精してしまっている。  
その事実に若干の悔しさを感じたエニシダは、痙攣を起こしているリラの腰に再び手を当てた。  
 
「これで終わりじゃないよ、リラくん」  
エニシダはゆっくりと腰を振り始めた。  
 
ギチギチ、ギチギチ  
 
エニシダが腰を動かすたび、リラの肉が悲鳴を上げる。  
 
リラは先ほどの行為で気絶してしまっているが、興奮状態のエニシダは全く気付かない。  
その幼い性器を蹂躙し、腰を叩き付ける。  
 
「おほっ!」  
 
ビューッ、ビュルーーッッ!  
 
再び絶頂に達し、その子種を意識のない少女の膣内に流し込む。  
抜かずの2射目を食らい、リラの子宮はエニシダの精子ではち切れんばかりになってしまった。  
 
「ん、気絶してるのか?」  
欲望をぶちまけたエニシダが、リラの様子にようやく気づく。  
力の抜けたリラの膣は、その小ささから多少の抵抗は見せつつも、エニシダのペニスを精液ごとズルリと吐き出した。  
鮮血まじりの精液がゴポリ、ゴポリと泡を立てながら流れ出してくる。  
「っふう……少女とのセックス、こりゃ病み付きになるな」  
今後もリラくらいの少女をスカウトする事は十分にあり得る。  
そのためにも、まずはリラを存分に犯して耐性を付けなければならないだろう。  
「となると……」  
もう一度くらいやっておきたいが、気絶したリラを犯し続けても何の進展もない。  
そして、リラにも自分の立場を教えておく必要があるのだ。  
 
 
「……っ……」  
 
目を覚ましたリラは、下半身を襲う焼けるような痛みを感じた。  
膝まで下げられたズボン、血と白い液体でまみれた股。  
そして鼻を突く生臭い匂い。  
ゆっくりと自らの指を股間に這わせていく。  
ニチャニチャと、粘り気のある液体を流している自分の女性器には、以前触った時とはまるで違う感触が返ってきた。  
「こんなところに……おっきな穴……」  
リラ自身も、こんなところに穴が開いているとは知らなかった。  
 
「そこは女の人が赤ちゃんを産む穴さ」  
 
リラは体に力が入らないので、かろうじて声の方向に首を回す。  
そこには、エニシダが床にあぐらをかいて座っていた。  
「そして、私がコイツで赤ちゃんの種を流し込んだのさ。これがセックス」  
エニシダは自身の赤黒い肉棒を指差しながら答える。  
リラは旅に出たのが早かったので、この手の性教育を受けていないのは調査済みだ。  
リラは再び自身の股間に指を這わせた。  
「ん……」  
裂傷の痛みを感じながら自らの膣に指を差し入れ、その凌辱された穴を実感する。  
「ぼく……子どもなんてうみたくない、うみたくない……」  
リラはそう呟きながら、すすり泣いた。  
 
「じゃあ、子どもを産みたくないなら黙って私の言うことを聞くんだよ」  
エニシダはパンパンと自分の太ももを叩く。  
それをエニシダが呼んでいると解釈したリラは、ヨロヨロと立ち上がる。  
 
ボタ、ボタタッとリラの股間から凌辱の証が落ちてくる。  
膝に引っかかったズボンもそのままに、ゆらゆらと近づいてくるリラ。  
股間を襲う痛みに、その歩き方はがに股になってしまっていた。  
 
「全部終わったら子どもができないようにしてやる、だから……」  
エニシダはあぐらをかいたまま、反り返る自分のペニスを指差した。  
「私がいいというまで、セックスをするんだ」  
 
子どもを産みたくないリラの取れる選択はひとつしかない。  
 
『子どもをうみたくないのに、セックス……するなんて……なんか、おかしいな』  
 
しかし、どうしようもない。  
リラはエニシダの前に立つと、ゆっくりとしゃがんでいく。  
「リラくん、その穴の名前は「オマンコ」っていうんだ。さあ、自分が今からやることを言ってみな」  
「はい、ぼくは……今から、オマンコを使ってセックス…します」  
リラは自らの腰を下ろして、エニシダのペニスに刺し貫かれていった。  
 
「アアアアアアアアアーーーッッ!!」  
 
 
あれから数日がたつ。  
 
リラは相変わらずタワータイクーンとしての仕事をこなしている。  
 
エニシダはそんなリラを仕事の合間にも犯し続けた。  
今も次の挑戦者の待ち時間の間に控室でリラの体を貪り続けている。  
彼女には行為が終わる度に「子どもができなくなる薬」と適当なビタミン剤を与えている。  
服用を止めるとすぐ妊娠するぞと言い聞かせているので、リラは島から離れることもできずにエニシダの相手をするしかなくなっていた。  
 
 
「さて、そろそろ次のメンバーをスカウトしてくるか」  
エニシダは自分の持つトレーナーデータをチェックする。  
その机の下ではエニシダの肉棒が、犬のような格好のリラを貫いている。  
驚きだったのは、リラの小さな性器が思っていたよりずっと優秀だったことだ。  
何十回という挿入にも、その締め付けはまるで衰えがない。  
多少拡張されてしまった感はあるが、ボクっ娘属性含め十分に需要は満たしてくれるだろう。  
「よし、次はコイツをスカウトするか……んっ、出すぞっ!」  
ターゲットが決まった瞬間、エニシダはリラの膣内にもう何度目になるか分からない射精を開始した。  
 
 
つづく(かも)  
 

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