トレーナーA「決めろ!ボーマンダ、破壊光線!!」  
サトシ「ピ…ピカチュウ!!」  
ズガァアアァァアァア  
ピカチュウは強烈な破壊光線で 一撃に倒れた  
マサト「サトシ!ピカチュウが…」  
サトシ「え?」  
タケシ「駄目だ…ダメージが大きすぎるぞ」  
賢明に傷薬で治療にあたっていたタケシが言った  
タケシ「速くポケモンセンターに行かないとやばいぞ これは」  
サトシ「わかった!」  
サトシはピカチュウを抱き上げ ポケモンセンターへ引き返そうとした  
トレーナーA「おーい バトルは俺の勝ちで良いのか?」  
サトシ「勝手にしろ!」  
サトシにはバトルの勝ち負けより 大切な友達のピカチュウの方が  
気がかりだったのだ…  
サトシ「ハァハァ ピカチュウ 頑張れよ…今ポケモンセンターに連れてってやるからな」  
サトシは息を切らしながらも全力疾走で走り続けた  
そしてポケモンセンターに着いたときには 辺りは日が沈み暗くなり始めていた  
ジョーイ「なんとか落ち着いたけど まだ油断は出来ないわ」  
サトシ「ピカチュウは…」  
ジョーイ「私が責任をもって看病しますから 安心して待っていて下さい」  
サトシ「お願いします」  
サトシが一礼をすると ジョーイは頷いて赤十字が書かれたドアの向こうに入っていった  
その時 正面の自動ドアが開いてタケシ達が入ってきた  
 
タケシ「ハァハァ ピ…ピカチュウは?」  
タケシがサトシに問うと サトシは赤十字が書かれた部屋を見る…  
ハルカ「なんとか 間に合ったみたいね」  
サトシ「でも油断は出来ないって…」  
タケシ「大丈夫!」  
サトシ「へ?」  
タケシ「ピカチュウは助かるさ」  
マサト「随分 自信満々だね」  
タケシ「当たり前だ!トレーナーの天使 ジョーイさんが見てくれるからな!」  
ハルカ「そうかも♪」  
マサト「そうだよ ピカチュウは強いもん」  
サトシ「ありがとう みんな…」  
タケシ「さあ今日はもう寝よう 明日ピカチュウが元気になることを信じて」  
サトシ「ああ…」  
ポケモンセンターの宿泊施設は二段ベットが数個あるだけの殺風景な部屋だ  
マサト「じゃあ おやすみ」  
ハルカ「あたしもおやすみ」  
タケシ「ああ おやすみ」  
サトシ「………おやすみ…」  
コチコチコチ… 延々と続く時計の短針の音… サトシは全然寝付けないままでいた  
 
サトシ「何時間… たったかな」  
サトシ以外の静かな寝息… タケシ達は寝付いたようだ…」  
サトシ「風にあたりに行こう…」  
サトシはベットから出て ポケモンセンター裏手の草むらに腰をおろした  
サトシ「ピカチュウ…大丈夫かな」  
???「ピカ!」  
バレバレの声だったがサトシは勢いよく後ろを振り向いた  
サトシ「……なんだ ハルカか…」  
ハルカ「なんだってなによ!」  
サトシ「どうした 寝ないのか?」  
ハルカ「サトシが部屋を出て行くときにボール落として その音で目が覚めちゃった」  
サトシ「ボール?」  
ハルカ「はい 一番大切なボールでしょ?」  
使わない そのボールは雷のマークがはいっていた  
サトシ「有り難う ハルカ」  
ハルカ「さっ 部屋に戻ろう?」  
サトシ「俺は…いい」  
ハルカ「駄目かも!風邪ひいちゃう!」  
サトシ「ほっといてくれ!」  
サトシは腕をつかんだハルカを振りほどいた  
 
サトシ「ハルカにわかるかよ 俺の気持ち」  
サトシは両手に顔を埋めて言った  
ハルカ「………わかる…」  
サトシ「へ?」  
ハルカ「わかるよ!サトシの気持ち!」  
サトシ「………」  
ハルカ「あたしだって この子達が傷つくのはみたくないよ」  
サトシ「………」  
ハルカ「ましてやサトシはピカチュウとずっと旅をしてきたんでしょう?  
    ずっと側にいた サトシが一番ピカチュウの事わかっているはずでしょ?」  
サトシ(ピカチュウ…)  
ハルカ「だから元気出して」  
サトシ「そうだな ハルカ有り難う!元気出たぜ!」  
ハルカ「………じゃあ… もっと…元気出させてあげる…」  
サトシ「ハ…ハルカ な…何を…」  
ハルカはサトシのズボンのチャックをゆっくり下げる  
ハルカ「サトシのちっちゃいね…」  
サトシ「ハルカ…」  
 

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