今やってるアニメの数十話くらい先で、シンオウのポケモンリーグとグランドフェスティバルを終えた3人が、  
ファイトエリアで修業の日々を送っているという設定。  
ここまでならアニメでもあり得そうな設定だが、ここからはこの掲示板オリジナル。  
 
…平たく言えば、勝手にレギュラーを交代。  
 
 
「ピカチュウ!」  
「よっしゃあ、いいぞ!よくやった!」  
 
ピカチュウが目を回している。  
ここはファイトエリアの少し北、224番道路。  
おのれを鍛えるためにポケモンバトルを繰り返すトレーナー達が集まる場所。  
 
おなじみ、ポケモントレーナーのサトシもここで修業をして他のトレーナーとバトルをしているのだが…  
 
「負けた…」  
「だ、ダイジョウブダイジョーブ!またすぐに勝てるって!」  
「でも、俺、ここにきてあんまり勝ててないんだぜ…」  
「うーん、ちょっとポケモンとの呼吸が崩されてる感じはあるよな。でもまあ、すぐに調子は出るって。  
 飯にするか?」  
「あ、ああ…」  
 
いつもの通りタケシの料理を食べて腹を満たし、満を持して別のトレーナーとバトルをしてはみるものの。  
 
「ああっ、グライオン!」  
 
またやられてしまう。  
ポケモンリーグで好成績を収めていた故、このスランプに対するショックは相当大きい。  
以前のヒカリほどではないにしろ、いつもの元気がサトシにはない。  
 
「…悪い、俺、先にポケモンセンターに帰る…」  
「お、おい…」  
 
ポケモンセンターに帰る前、ショップに行ってお菓子をたくさん買っていく。  
食べてストレスを発散させるのであろう。  
サトシの好物は普通の男の子とまったく変わらないが、嗜好品を口にすることはあまりない。  
 
「珍しいわね、サトシがお菓子買うなんて…」  
「俺がサトシの分買ってやっても、いつもヒカリが食べてしまうだろ。」  
「あ、あはは!まあ、サトシだって別に気にしている様子もなかったし…」  
 
呆れかえるタケシ。  
サトシの後をついていくようにポケモンセンターに戻ると、サトシがポケモン達をすべて預け、部屋に戻っていった。  
 
「…部屋にはいっちゃったな。」  
「なんかパリパリ聞こえてくるよ。」  
「こりゃやけ食いするぞ。体に悪いし、明日のバトルにも影響する。  
 何かおいしいものを食べに行くか?」  
 
まだ3時。少し前に昼食を済ませたばかり。  
いくらおやつの時間とはいえ、お菓子を食べるくらいならレストランとかで食事をした方がいいのでは。  
 
そう思ってドアを開けてみると。  
 
「…なんだよ、2人とも。」  
 
相当不機嫌。  
ベッドの上に横になって、お菓子を広げている。  
 
「なあ、お菓子を食べるのもたまにはいいかもしれないが、  
 そんなにたくさん食べたら、体がおかしくなるぞ?」  
「…余計な御世話だ。」  
 
少々イラッとしたが、負けている時はそうなるのもしょうがないか。  
そう思って、笑顔でタケシは続けた。  
 
「たくさん食べたいなら、何かご飯を作ってやろうか?  
 何がいい?カレー?シチュー?それともレストランに行くか?」  
「うるせえ!」  
 
枕が直撃。  
タケシが枕ごと反対側の壁まで吹っ飛ばされ、なぜかドアまで閉じてしまった。  
 
「サ、サトシ…大丈夫かな…」  
「お・れ・の、心配をしろ、ヒカリー!  
 あー、もう許せん!こっちが気を利かしているってのに!おい、サトシ!」  
 
そう叫んでまたドアを開けようとシ…  
 
「シ、シビレビレ〜…」  
「…ケッ。」  
「グ、グレッグル、そこで毒づきする必要は、あるの?」  
「…ケッ。」  
 
おそらく、空気を読め、とでも言いたいのだろうか。  
 
港の船着き場のベンチに座るヒカリとタケシ。  
ポケモンセンターにいるのも辛くなり、とりあえずはそっとしておこう、という事でここにいる。  
キッサキからくる船が、向こうから見えてくる。  
 
「キャモメがいっぱいねー。」  
「こうして海でのんびりしているのが、一番のストレス発散だと思うんだけどな…」  
「あ、船が来るよ。キッサキからかなあ?」  
「さあな。乗客の顔で見ながら、楽しむとしようか。」  
 
船がついて、たくさんの人が降りてくる。  
スーツにネクタイのサラリーマン。赤ちゃんを抱えて降りてくる若い女性。  
緑のバンダナに、ウェストポーチを腰かけている、ツインテールの女の子。…ん?  
 
「あ、あれって、もしかして…!」  
「ん!?そのもしかしてだ!」  
 
 
「ふう…」  
 
普段食べ慣れていないせいか。いや、それを考えなくても買い過ぎである。  
全体の3割ほどしか食べ終わってない。  
 
「あー…なんだよ、ったく…  
 なんでタケシにあんな事言ったんだ…」  
 
今更ながらに後悔。  
今もまだタケシの言葉にいらついているが、それを反省するのは、やはりサトシが成長した証だろう。  
あやまろうか、でもめんどくさい。そんなふうにただぼんやりと時間は過ぎて…いかなかった。  
 
「Trick or treat?」  
「…ん?」  
 
外で何か声がした。  
 
「Trick or treat?」  
 
明らかにこの部屋に向かってしゃべっているようである。ドア1枚隔てているので分からないが、聞き慣れていない声。  
女の子の声と見て間違いはないが、ヒカリではない。ましてやタケシでもない。  
 
「Trick or treat?」  
「…誰だ?」  
「…。」  
 
一瞬静まる。  
妙に思って体を起こし、もう1度言う。  
 
「俺に用でもあるのか?ドアからしゃべっている君。」  
「…お菓子をくれないと、イタズラしちゃうかも♪」  
「…。かも?」  
 
まさか…  
いや、そんなはずは…  
てか、なんでこの部屋が分かる…?  
 
「いくら久しぶりとはいえ、声だけで分かってくれないなんて、ショックかも。」  
「ハ…ハルカ…!?」  
「せいかーい!ばたーん!」  
 
勢いよくドアを開けて入ってきた、ツインテールの女の子。  
いつも一緒の時間を過ごしていた、サトシのかけがえのない仲間。  
 
あまりの驚きが先に立って、タケシの時の様な冷たい拒否反応はない。  
流石に久しぶりに会って、その態度をするのは、いくらなんでも許されるわけはないのだが。  
ハルカはドアを閉めて鍵をかけ、笑顔でサトシのベッドの方に向かってくる。  
 
「わー、1人でお菓子パーティー!?」  
「久しぶりだな、ハルカ!…って、なに、その格好…?」  
 
先ほどの不機嫌なサトシは、久しぶりの再会によって一瞬で消えていた。  
なにしろミクリカップ以来なのだ。嬉しさの方が前面に出て当然だろう。  
…そして、その姿に目を疑った。少なくとも、いつものハルカではない。  
 
魔女の女の子が被るような、先端の折れた三角錐の黒い帽子。黒いミニスカート。  
そして、手にはホウキを持っている。  
 
「え?知らないの、サトシ?今日は10月31日かも!」  
「…何の日?」  
「し、知らないの?ハロウィンを…」  
 
そして何と言っても胸元。7,8センチの黒い布を巻きつけで胸元で結んだだけという、どう見ても誘っている格好。  
もっとも、性というものに無頓着なサトシの意識は胸元には行ってはいないが。  
 
「こうやって、魔女やお化けの格好をして、いろんな家を回って!  
『Trick or treat?』って言って、お菓子をもらうの!」  
「それはいいんだけど、なんで俺がここにいるのがわかったんだ?」  
「それはね…」  
 
(回想。)  
 
「久しぶり、ハルカ!」  
「元気にしてた、ヒカリ?」  
 
パン、と両手の手のひらを合わせて喜ぶ2人。  
ミクリカップ以来となれば、それは嬉しいだろう。ヒカリにとっては、ハルカは憧れの先輩でもあるのだ。  
 
「ホウエンの舞姫に、また会えちゃった!」  
「えへへ、もうその名前やめてよお!」  
 
心をくすぐられる。やっぱりこの二つ名で呼ばれるのはなんだかんだで恥ずかしいのだろう。  
もちろん、嬉しい事に変わりはないのだが。  
 
「それにしても、どうしてここに?ジョウトのコンテストはどうだったんだ?」  
「ヒカリ、グランドフェスティバルに出たんでしょ?知ってるかも!」  
「え?あ、ありがと!優勝できなかったけどね。」  
「わたしも、ジョウトのグランドフェスティバルに出たの!ま、優勝は…かも。  
 でね、ここに来たのは…って、あれ?サトシは?」  
「ああ、実は…」  
 
今までの事を話す。  
ハルカはふむふむと耳を傾け。  
 
「なーるほどね、それじゃ、私に任せて!」  
「本当か?」  
「タケシ、裁縫箱、ある?」  
「ん?あるが…それがどうしたんだ?」  
 
ハルカが裁縫箱の中を物色し、布を1切れ取り出した。  
太さ7,8センチの、帯のような布。  
 
「それじゃあ、あとは任せて!  
 …あ、あと、ポケモンセンターには、入ってこないでね、それじゃ!」  
 
 
(回想終了。)  
 
「てこと。」  
「…なんだよ、タケシに頼まれたのかよ。  
 悪いが、一人にしてくれ。久しぶりに会ったばかりで悪いが。」  
「別に説得しに来たわけじゃないよ。  
 ただ、わたしは、お菓子をちょうだいって言いに来ただけ♪」  
「…いいから、一人にしてくれ。菓子くらい、自分で買えばいいだろ。  
 早く出ていってくれ。」  
 
不機嫌なサトシに戻ってしまった。  
とはいえ、久しぶりに会った手前、タケシの時ほどきつく言う事はない。あくまでふてくされたように言う。  
それでも本来なら怒るところだが、ハルカは最初から想定済みだったようで。  
 
一切怒る気配もなく、サトシにすり寄ってくる。  
露出度の高い上半身。サトシの右腕に胸の谷間をくっつける。  
 
「な、なんだよ…しばらく見ない間に、変になったのか?」  
「言ったでしょ?お菓子をくれなきゃ、イ・タ・ズ・ラ・しちゃうってさ♪」  
「だから言ってるだろ、今は一人にしてくれって!」  
 
お菓子くらいあげる気になれないとか、とも思うかもしれない。  
だが、サトシは不機嫌。お菓子をあげようと思う優しさすらどこかに行っている。  
…だが、その方がハルカにとって好都合だった。  
 
「ふーん…それじゃ、いたずら、してあげるかも!」  
「勝手にしろ…」  
 
どうせ冗談だろう、そう思っていた。  
だが、ハルカは本気でいたずらに取り掛かった。下半身の方に体を動かし、そして。  
 
(…なんだ?まあ、放っておくか…  
 ハルカ怒ってるかもしれないけど、今は構ってられない、あとで謝ろう…。…!?)  
 
チャックの開く感覚。トランクスの中から抉られるようにして取り出されるペニス。  
 
「な、何をしてんだ、ハルカ!?」  
「言ったでしょ、イタズラするって!お菓子をくれないから、イタズラするかも!」  
「わ、わかった、少し分けてやるから、出ていってくれ!」  
「もう遅いかも!はむっ!」  
 
サトシの小さなペニス。  
それがハルカの柔らかい舌によって、むくむくと大きくなっていく。  
…といっても、その最大サイズは普通の男の子の勃起時より少し小さめだが。  
 
サトシもじたばたはしている。  
とはいえ、脚で暴れるとハルカに間違ってかかと落としを喰らわせる可能性があり、  
下半身はベットの淵とハルカの体に挟まれており思うように身をよじれない。  
 
「う…あ…」  
 
結果として、ハルカをふりほどけないまま、全身に痺れが回っていく。  
こうなるともう抵抗はできない。その気持ちよさに、身を任せていたいから。  
 
「…ふう。」  
「あ、あれ?ハルカ?」  
 
一度ペニスから口を話す。  
サトシの顔を見ておきたかったから。  
 
「…サトシ、可愛い。」  
「な、なんだよ、急に、お、俺のおちんちんを…」  
 
ズボンの中にしまおうとするが、止められた。  
 
「だめっ!」  
「え?」  
「…まだ、サトシのおちんちん、触りたいの…」  
「な、なんで急にそんな事…一体、どうしたんだ?  
 お、俺の、その、大事な場所を…女の子は嫌がるもんだって聞いたけど…」  
(まあ、サトシには性の知識はないわよね。)  
 
ほんの少しだけ呆れつつも、サトシにそっと抱きついた。  
ホウエンの旅でも(事情があっての事だが)そんな事がないわけではなかったが。  
こんな雰囲気で抱きつかれたのはもちろん初めてだった。サトシのペニスがクン、と上を向く。  
 
ハルカはサトシの耳元で小声で語りかける。  
 
「サトシとの旅が終わる、少し前から、好きになってたの…  
 自分の気持ちに気付いて、いつか勇気を持って言おう、って思ったときには、サヨウナラ…」  
「は、ハルカ!?」  
 
自分の事を、好きだと言われた。  
今までキスをされたことは何度かあったが、直接、好きだと言われたのは初めてだった。  
 
「ミクリカップの時も、言おう、言おうと思って、言えなかった。  
 だから、ジョウトに帰ってから、ずっとサトシの事を想い続けていて、  
 ずっとその勇気を作っていたの。そして、勇気が出たの。  
 あとは、…会えるはずのない、サトシと会えたら、絶対に言おうと思って…」  
「…。」  
 
何も言えなかった。  
サトシもハルカとの思い出をシンオウでも思い出し懐かしむことはあったが、  
目の前のポケモンバトル、とりわけジム戦の事に熱くなっており、あまりハルカの事を気にかけていたなかった。  
…それなのにハルカは、一日中自分の事を考えてくれていた。  
 
「…それが、会えた。  
 で、言えちゃった♪」  
「…ごめん。俺、ハルカほどハルカの事を考えていなくて…」  
「わたしは、ポケモンバトル一本槍の、サトシが好き。」  
 
耳元にあったハルカの口元を、頬に移動させて、接触させる。  
…頬へのキス。  
好き、と言われた後にキスをされた。今までに経験したキスとは、段違いに気持ち良かった。  
 
「…な、なあ、ハルカ。  
 そ、その…」  
「唇で、キスしたいの?」  
 
こくりとうなずく。迷わず、ハルカはサトシの唇を奪った。  
 
「ん…」  
 
お互いにお互いの背中に手を回す。  
抱きしめると、より強く唇が接する。  
 
「…ふう…」  
「はあ…はあ…」  
 
あまりにドキドキして、呼吸が荒くなるサトシ。  
ハルカも顔を真っ赤にしている。  
 
「ご、ごめん、本当に、ごめん。さっき、あんな冷たい事言ってさ…」  
「気にしないかも、サトシの心を温められて、嬉しいかも…」  
「本当に、ごめん、出て行け、なんて言って…  
 俺、もっと、ハルカと一緒にいたい…」  
 
半ば告白だった。  
ハルカは一旦ベッドの上のお菓子をナイトテーブルの上に置き、そして、  
 
treat。ハロウィンではお菓子に該当するが、本来の意味は『楽しみ、喜び』。  
今の2人のtreat。それは、一緒にいること。  
 
「ん…」  
「むう…」  
 
数分の間、柔らかい感触と、たくましい体を確かめ合うように、抱きしめあった。  
ハルカはtrickと言ってこそいたが、2人にとってはtreatに他ならなかった。  
 
「ふう、嬉しいな。ずっとこうしていたい…ん?」  
 
よく見ると、サトシの目線がおかしい。  
ハルカの顔ではなく、それよりもう少し下の方に目線が行っているような。  
 
…その先には、細い布でまかれただけの、ハルカの胸。  
抱きつきあった反動の影響が出て布が縒れて細くなり、今にも乳首がこぼれ落ちそうになっている。  
 
以前ですら10歳にしては相当の巨乳だったのだが。  
しばらく見ないうちに、大人の女性にとっての巨乳、と言われるような大きさにまで成長していた。  
そんなたわわに実った物がこんな露出度で目の前にあったら、それはドキドキするだろう。  
 
「ふーん、…エッチ。」  
「あ、いや、その…ごめん!」  
 
さっきから謝ってばかり。せっかく好きになったのに、好きになってもらえたのに、  
エッチな事考えて、それで嫌われて…そんなの嫌だ、そう思っていた。  
 
無論、ハルカにはその反応が大歓迎だという事は言うまでもない。  
 
「ほーら、おっぱいでちゅよー。」  
「!!」  
 
はみ出しかけていた乳首をポロリと出した。  
サトシは唖然として、首が固まる。乳首から、視線が、外れない。  
 
「…ねえサトシ…飲んで、いいよ。」  
「…いい、のか?」  
(コクリ)  
 
体を少しずらし、目の前の乳首とご対面。  
そして恐る恐る顔を近付け、口に含んだ。  
 
(んっ!…す、好きな人に舐められると感じちゃうって、本当かも…)  
(ハルカのおっぱい…おおきい…すごく、ふわふわする…)  
 
左の乳首を吸い、右の乳房を左手で揉む。  
胸部を覆っていたあの細い布は完全に外れ、きゅっと引き締まったウエストに引っ掛かっている。  
 
ハルカは知識があっても、もちろん触られるのは初めて。すぐに目の前が白くなり、  
 
「サ、サトシ…や…っ!!」  
「?」  
 
ハルカが軽く背をそらし、荒い呼吸をする。  
どうしたのかと、ハルカの肩を揺らしてみる。  
 
「ご、ごめん、痛かったか?大丈夫か?」  
「…クス。サトシ、大好き。」  
 
サトシからの抜けてしまった体で何とかサトシにしがみつき、体を寄せる。  
とりあえず大丈夫そうだ、そう感じ取り、サトシもハルカを抱きしめる。  
 
「…!は、ハルカ…」  
「サトシのここ、すっごく元気…」  
「は、恥ずかしい、ハルカ…」  
「わたしだって、おっぱい見られちゃったかも…ねえ。」  
 
ハルカが体を起こし、スカートとパンツを一緒にずらす。  
スルスルと足元へ降りて行って…  
 
「え…え?」  
「ねえ…女の子のここ、どんななのか、知ってる?」  
「い、いや!」  
 
即答。事実、サトシは男の子にあるものがない、という事以外は知らない。  
ハルカはやっぱりと言った顔をしながら、開脚する。180度近く開くのを見ると、股関節は相当柔らかいようだ。  
 
「ほら、見て。」  
「あ、ああ。」  
 
顔を近づけてみる。  
ハルカはもっとよく見えるように、指でパックリと開いて中を見せる。  
 
「!?…ど、どうなってるんだ?  
 ちょっとごめん!」  
「きゃ…あっ!」  
 
性への興味がわいている証拠である。  
ハルカの指を払いのけ、サトシ自身で指を駆使して内部をくまなく調べていく。  
 
「あん…サトシ、エッチぃ…」  
「あ、ええと…」  
 
エッチ、の言葉を言われ、また後悔する。  
嫌われてしまう、そうおびえて気まずくなってはいるものの、性への興味の方が勝ってしまい、  
指と目線はハルカの大事な場所に触れたまま。  
 
「もっと、見て、いいよ。」  
「う、うん!」  
 
その一言でまた指を動かし始める。  
素肌の肉壁の向こうにはピンク色の肉壁。そのまた向こうには何か穴がある。  
 
…そして、ピンク色のぷにぷにの皮におおわれた、小さくて丸いものも見つけた。  
突っついてみるとなんだか楽しい、そして、ハルカの様子ももちろん変わる。  
 
「ん…やあ…」  
「…ど、どうした?ハルカ…」  
「あ、あのね、あたしの、おちんちん、濡れてきてない?」  
「え?…なんか、確かになんか濡れているような…まさか」  
「違うかも!こ、これはね、エッチな事されたときに出る、特別な液なの…」  
「そ、そうなのか?えーと…その…」  
 
きらきらと濡れているハルカの大事な場所。  
それが何を意味しているかは知らなかったが、男の本能がサトシを駆り立てていく。  
 
(じゅぷっ!)  
「んあっ!…しゃ、しゃぶりつかれたかも…」  
「さ…さっき、俺の…おちんちんを、…しゃぶってたろ?おんなじことしたら…いいんじゃないかって…」  
 
しゃぶりながら、サトシなりの考えを伝える。  
本能と記憶を合わせての結論だったが、その答えはハルカの快感に行き付く。  
 
「は、あう…」  
「…?」  
 
再び背中をそらす。サトシの口へとしょっぱい粘液があふれてくる。  
布団にこぼされても困ると、ジュルジュル音を立てながら全部飲みこんだ。  
 
「…へ?」  
「おしっこじゃないんだろ?だったら、飲んだって…」  
「あ、はあう…(は、恥ずかしいかも…)」  
「…さあて、そろそろヒカリ達のところに行こうぜ。」  
「…ええっ!?」  
 
体の力が抜けており、甲高い声を出してしまう。  
 
「な、何?他に何かあるのか?」  
「え、えっと…あ、仰向けになってほしいかも!」  
「仰向け?あ、ああ…」  
 
何の事かよくわからなかったが、エッチな事だという事だけはわかった。  
ハルカとエッチをしたい一心で、何の疑問も持たずに仰向けになった。  
パンツをズボンごとずらされ、脱がされても何も言わない。  
 
「こ、ここに…」  
「な、何やってるんだ?俺とハルカのおちんちんをくっつけて…」  
「…んっ!」  
 
痛いのは知っていたが、すでに覚悟は出来ていた。  
考えることなく、迷わず挿入した。  
 
「ぁっ…!な、なんだ、これ…」  
「くうう…」  
 
例えようのない快感。  
もちろんそれはサトシだけの話。ハルカは凄まじい激痛に苦しむ。  
 
(知ってはいたけど…想像以上につらいかも…)  
 
自然と涙が出てくる。  
明らかにつらそうな顔。いかに鈍いサトシでもその様子は見て取れた。  
 
「ど、どうした、ハルカ?」  
「…な、なんでも…」  
「言ってくれよ、一緒に旅してきた仲間じゃないか!」  
「(…そ、そうかも…サトシになら、甘えたっていいかも…)  
  …い、痛い…」  
「へ?」  
「痛いの!すごく痛いよ、サトシぃ!」  
 
そのままサトシに抱きつき、泣きついてしまった。  
なぜ痛いのかサトシには分からなかったが、  
 
「最初におちんちん入れた時だけは、すごく痛いんだって…  
 でも、絶対、離れないかも…」  
「は、ハルカ…」  
「痛い、痛いよ、サトシぃ…」  
 
サトシを襲う快感。ハルカの健気さも合わさって、ハルカが、とても愛おしい存在に見える。  
ハルカを襲う激痛。サトシへの信頼も合わさって、サトシは、感情を受け止める存在になる。  
 
サトシは何もできなかったが、泣いている女の子にできること。  
それがあるとすれば、ただひたすら抱きしめてあげる事、それだけ。  
 
「…落ち着いたか?」  
「うん。…腰、動かすね?」  
「え?…うわっ!」  
 
一瞬意識が白くなりかけた。  
抜き入れするたびに、下半身にしびれが来る。  
ただでさえずっと膣内で陰茎が締め付けられていたのに、もう限界だった。  
 
「な、なんか…おしっこじゃない、何か違うものが…」  
「出して、サトシっ!…っあああああああっ!」  
 
三度背中をそらす。  
だが、受けた快感は、さっきとは比べ物にならないほどだった。  
ぐったりするハルカを、サトシはそっと抱き締め続けた。  
 
「気がついたか?」  
「…サトシ?」  
 
気が付くと、ベッドの上にあおむけになっている。  
股間に濡れた感触はなく、サトシは服を着終えている。おそらく事後の処理をしてくれたのだろう。  
 
「ちょっとべとついてる感覚があるから、シャワー浴びとけよ。  
 それにしても、ハルカのおちんちんにあった血には驚いたぜ…なんか白いものもあったし。」  
「あ、あはは。シャワー浴びてくるかも…」  
 
かなりだるいが、それでも何とか立ち上がりシャワールームに向かう。  
このこともちゃんと予測していたのか、ハルカは着替えもちゃんと持ってきていた。  
シャワールームから出てくると、いつもの格好に早変わり。  
 
「お菓子食べるか?あまっちゃってさ。」  
「あ、うん!お菓子パーティーかも!」  
「ていうか、お菓子食べに来たんだっけ。」  
「…いや、そういうわけじゃないだけど…」  
 
サトシとエッチ目的で来た、と言おうとしたが、やめておいた。  
そう、今日はハロウィン。ハルカにとっては、イタズラとお菓子の日。  
 
 
「そういえば…と、とれっく…なんだっけ?」  
「ふふ、『Trick and treat』!」  
 
完璧な発音と、笑顔をサトシに届けてあげる記念日なのだ。  
 
エッチな事とか、ハロウィンの事とか、そしてジョウトの事をお菓子を食べながらいろいろハルカに聞く。  
お菓子を食べ終えると、1つきになっていたことを話す。  
 
「そういえば、なんでここにいるんだ?」  
「あ、うん。ジョウトのグランドフェスティバルが終わって、トウカシティに帰ったんだけどね。」  
「グランドフェスティバル!?すごいじゃないか、どうだったんだ?」  
「いい線まで言ったんだけど、優勝はできなかったかも。それでね。  
 トウカシティに帰って、これからどうしようかと悩んでいたら、これが届いていたの。」  
「これは…?」  
 
リゾートエリア・招待券、と書かれている。  
 
「リボンを通算10コ以上持ったコーディネーターが、リゾートエリアのグランドフェスティバルに行けるんですって!  
 ホウエン、カントー、ジョウトで15個集めたから、招待状が届いたのかも!」  
「ヒカリにもそのこと話したのか?」  
「ううん。ヒカリもてっきりグランドフェスティバルのためにここに来てると思ってたから言わなかったかも。」  
「ヒカリもタケシも、俺の修行につきあってここまで来てくれたんだ。  
 ヒカリも、最近目指すものを失ってちょっと落ち込んでたんだ。さっそく言ってやらなきゃな!」  
「うん、必要なリボンはあと5つ、ヒカリなら、すぐに集められるかも!」  
 
 
そう言って部屋を飛び出していった。  
港には、ヒカリとタケシがまだ待っていた。  
 
「ヒカリ!?タケシ!?まだそこに座っていたの!?」  
「いや、ポケモンセンターには来るなって言ってたじゃないか。どうしてなんだ?」  
「あ、いや、それはその…」  
 
言葉に詰まる。  
まさか本当の事を言うわけにはいかない。  
 
「と、とにかく、どこか食べにいかない?」  
「そ、そうだぜ!行こうぜ!」  
 
明らかに様子がおかしい事に首をひねるが、ひとまず言う通りにする事に。  
そして、  
 
「リゾートエリアのグランドフェスティバルに!?」  
「うん、リボンが15個あるから、もう資格があるの!  
 ねえ、この島では、結構コンテストが開かれるのよ?旅しながら、コンテストに挑戦して、  
 ヒカリもリボンを5つ集めてみない?」  
「それいい!あたし、がんばってみる!」  
「決まりだな!…でも、サトシはどうするんだ?  
 バトルフロンティアに挑戦する以上、このファイトエリアにとどまる事になるから、ヒカリと別行動になるが…  
 一旦バトルフロンティア挑戦を中断するか?」  
「うーん、そういうわけにも…  
 ヒカリのコンテストが終わるまでの間、ずっとバトルフロンティアに行かず修行だけってのは流石に…」  
 
ヒカリのグランドフェスティバルの時は駆けつければいいが、  
その時以外は別行動をとらざるを得ない。  
…その状況を逆手に取ったハルカ。  
 
「ねえ、旅の道中は、やっぱりポケモンの体調管理とか、食事とか、タケシがいないと大変かも。  
 だから、タケシは、ヒカリについていってあげて!」  
「え?で、でもサトシが1人になるんじゃ…」  
「わたしがそばにいてあげるから、一人じゃないかも!  
 もうリボンはすでに獲得しているから、グランドフェスティバルが始まるまで、サトシの応援をしておくかも!」  
「そうね!  
 それじゃここからは、別行動!」  
「うん、そうだな。サトシもそれでいいか?」  
 
サトシは顔を真っ赤にしている。  
ハルカの思惑をしっかりと理解していたから。そして、これから当分の間2人きり…  
 
「サトシ?」  
「あ、ああ、そうだな!俺もそれがいいと思うぜ!」  
「それじゃ、」  
「決まりかも!」  
 
こうして翌日、ヒカリ・タケシペアは、次のコンテスト会場がある場所へと旅立っていった。  
手を振って2人を見送った後、ハルカはにやりとしながらサトシの方へ顔を向ける。  
 
「さ、行きましょ?」  
「そ、そうだな!ハルカのおかげで元気も出たし、今日こそ他のトレーナーとのポケモンバトルで勝って…」  
「…そ・の・ま・え・に!やることがあるかも!」  
「わわっ!?」  
 
ハルカに抱きしめられ、ポケモンセンターの方へを歩かされていくサトシ。  
そのサトシの慌てた様子を見れば、このあと何がどうなるかは、説明する必要はあるまい。  
 
 
「…ぬるいな。」  
 
その様子を、少し離れたところで見届けた少年もいた。  
 
 
 
多分、続く。  
 

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