「起きたか?ヒコザル」
「ふあ〜、あ、マスターおはよー…ございます」
マスターのポケモンになって数ヶ月。
たった数ヶ月だけど、本当にいろんなことがあった。毎日のように…。
それまで生きてきた人生が180度変わってしまったその生活は、
徐々にヒコザルのマスターに対する態度を変化させ、肉体的にも、精神的にも従属させていった。
寝起きでも自然と敬語になる。
そんなヒコザルの変化を感じ取って、マスターは内心の悦びを僅かに口元に忍ばせた。
(おしっこ…)
起きた瞬間、ヒコザルを猛烈な尿意が襲う。
(昨日寝る直前にマスターからもらったモーモーミルク、全部飲んじゃったからかなぁ)
「ふぁぁ、ねむー」
起きたばかりの目をくしくしと擦りながら、ヒコザルはおしっこをするために
テントを出て、近くの茂みの中へと歩を進めていった。
と…。
ガサッ、ガサッ…
「マスター?どしたの?」
マスターが後ろからついて来る。
不思議そうに見上げるヒコザルの問いに答えようともせず、先ほどからの笑みを崩さない。
「おいら、おしっこするからさ、あっち行っててよね」
さすがに迷惑そうにするヒコザルだったが、
マスターはニヤニヤと笑みを浮かべたまま、すっとその股間を指差してきた。
「お前、しっこするのはいいが、そんな状態でできるのか?」
「ほ、ほっといてよ!朝なんだしさ。こんなの自然と…」
「いいや、収まらんな」
「なんで…んっ!?」
はやくおしっこしたい焦燥感と苛立ちで向き直ると、
すっと絶妙のタイミングでかがみ込んだマスターの唇がその口を塞いできた。
くちゅっ…む…
すぐ離せばいいのに、マスターに逆らえないその体は律儀に舌を絡め、
唾液を引くほどにゆっくりと口腔内を犯されてしまう。
「っん、ぷぁっ、な、何すんだよぉ…!」
案の定…というか、ヒコザルの股間の突起は一層角度を増してしまった。
「全く、昨日ちょっとエッチしてやらなかっただけで、朝から元気になりやがって」
「だ、だめっ!おしっこが…」
「出してみろよ」
朝だというのに、マスターの口調はもうすっかりいつもの意地悪な調子になっていて、
すっと伸びた3本の指先で、ヒコザルの股間に突き出した男の子のしるしを緩やかに摘み上げてくる。
包皮を寄せるように先端へ撫で上げたかと思うと、
そのまま絶妙な力加減でそれを剥きあげ、尖った先端を露出させる。
「お、お願い、マスター。おしっこ出ちゃうから、それだけは…くむっ!」
「うるさい口だな。それが見たいって言ってるんだろ」
再び、今度はオチンチンを弄られたまま口を犯される。
(やばいよ、本気だよぉ…)
ヘンタイだヘンタイだとは思ってたけど、まさかここまでとは…
股間からはマスターの巧妙な刺激の快感と、激しい尿意が持続的に襲い掛かってくる。
互いが打ち消しあって、でも、どっちにも耐えないといけなくて…
一体、今力を抜いちゃったら、おしっこを漏らしちゃうんだろうか、精液が出ちゃうんだろうか
それさえもヒコザルにはわからない。
「相変わらずいい顔をする奴だ。もっと責めてみるか…出て来い、ザングース」
「ひっ!や、やめ…!」
マスターに呼ばれ、出てきた瞬間に満面の笑みを浮かべたザングースの姿を見て、ヒコザルの背筋が凍る。
その瞬間、ほんの少しではあるが
硬く怒脹したままだったはずのオチンチンの先端からぴゅる…っと液が染み出した。
「ははっ、こいつ、お前の姿みてチビりやがった」
「ほんと?期待して先走り液でも出たんじゃねぇの?」
「くぅぅっ、お、おしっこが…あんっ!」
一回出てしまうと、一層尿意が強くなる。
しかし、それに合わせてマスターは執拗なまでにオチンチンの先端を責め、快感を呼び起こす。
小さな玉の入った袋を手の中で転がしつつ、口の中に小指大のそのピンク色の突起を導きいれ、
「出してみろよ」とでも言いたげに舌先で鈴口を舐め回してくる。
「ふぁっ!やぁぁ…マスターぁ…」
「ほら、口がお留守になってるぜぇ。しゃぶれよ」
「んぐっ!」
どうやらマスターもこのためにザングースを出したようだ。
既に音が聞こえそうなほどに立ち上がったザングースの肉茎がぐいっと唇を割って挿入される。
じゅぷっ!じゅぽっ!
咥えなれたそのペニスを頬張ると、すぐに淫猥な音を立てて前後運動が開始された。
「へへへ、マスターもわざとミルク飲ませて寝かせて朝から犯すなんて、さすがだね」
「たまには変化をつけないとな」
「っ!!」
(全部、計画ずく…?)
性感と尿意の異常なまでの高まりに必死で耐えるヒコザルの痺れた頭に、絶望が渦巻いた。
「ほらほら、ヒコザル。こんなにひどいことされても精液出しちゃうか?それともお漏らししちゃうか?
淫乱ヒコザルって呼んでほしいか?恥ずかしいお漏らしくんって呼んで欲しいか、どっちなんだ?」
「オレ、イっちゃうと思うなー」
「んぐっ、むぐぅっ」
(サイテーだ…!)
この2人が揃うとろくなことがない。
ザングースの朝の元気を溜め込んだ肉茎は、早くも口の中でヒクヒクと痙攣を始め、
射精へ向けてどろどろと先走り液を舌先に送り出している。
マスターは、時折言葉でヒコザルの心を抉りながらも、
舌全体で固く尖った幼茎を舐め、突き、味わい尽くしている。
普段あまり味わうことのないマスターの舌の愛撫だが、
柔らかな舌先が小さなオチンチンをいじめるのは慣れっことばかりに巧妙に動き、性感を高める。
(もう限界だよぉ…おいら、なんでこんなに頑張ってるんだろ…?)
おしっこするのが恥ずかしいから…?犯されるのがイヤだから…?
ヒコザルは、もう自分でも、何のために、何に耐えているのかわからなくなってきた。
と、突然マスターが口撫を中止すると、
今度はたっぷりと唾液をヒコザルのオシリのスボミにつけ、指で弄り始めた。
「ふーん、さすがに頑張るな…やっぱりお前はこっちの方が好みか?」
「うぐぅっ…!?」
(な、何を…)
聞かなくても分かっていた。いつもの通りだ。
ザングースのペニスを咥えたまま、体がくるりと回され、四つん這いになる。
オチンチンを袋ごとぐいっと下から握りこまれ、オシリをツンと上に突き出す格好にさせられる。
異物を挿入されるのに慣れきってしまった後ろの粘膜に、
先走り液でぬらぬらと輝くニンゲンのペニスの先端があてがわれるのが分かった。
慌ててザングースの肉茎を握って口から離したヒコザルは、涙声になりながら懇願する。
「だ、だめぇっ!今挿れられたら、もう…ほんとに出ちゃう!マスター、お願い!お願いです…」
当然だ。もう限界なのに。今にも出ちゃいそうなのに。
あんな太いのを入れられて、いつもみたいに中から刺激されちゃったら…。
「だから、どっちが出ちゃうのか見たいんだって言ってるだろぉ」
「こいつ、いつ見ても興奮するなぁ」
ぐりゅっ、ずぶぅっ…!ずずっ…!
「あっ!んぐぅぅっ…!は…あ…あ…も、もう、だめ…」
ぐりっ…ごりごり…!
直腸内部まで一気に挿入されたマスターのペニスの先端のくびれが、膀胱の出口を裏側から刺激する。
同時に前からも再びザングースの限界に達する寸前の怒脹が突き込まれる。
「うっ、マスター、口まで振動伝わってきてるって…!オレも、出そうっ!」
ヒコザルを前後から犯していることに興奮したザングースが絶頂を迎え、
濃厚な体液を口の中へと叩きつけるように吐き出す。
もはや肉体的に耐えることのできる限界を超えていた…。
「ん…は…ぁぁ…」
びゅるんっ!しゃぁぁーっ!しゃぁぁーっ!
四つんばいになっているとはいえ、勃起してしまったオチンチンからは容易には排尿できない。
膀胱の圧に押し負け、後ろから挿入されたペニスに尿道を刺激され、
まるで大量の液を射精しているかのように断続的に、だが勢いよく、おしっこが地面に向けて迸り出る。
(ううう…と、とまんないよぉー…)
「あはははっ!こいつ漏らしやがった!」
「ヒコザルちゃん、お漏らししちゃったんでしゅかー?」
「んぐぅぅっ…」
前後から肉茎を突き入れられたまま、2人の笑い声を浴びせられながら
地面に向かって屈辱の放尿を続けるヒコザル。
(このっ!ヘンタイ…!!)
放尿を見ながら、後ろの穴に挿入されたマスターの肉棒がいつも以上に怒脹しているのを感じる。
もちろん、口に挿入されたザングースの肉棒も同様だ。たった今射精したばかりだというのに…。
「こいつ、お漏らしが終わったのにまだ勃起しまくってるよ。今度は射精したいのかな?」
「さすがヘンタイポケモンだな。淫乱なお漏らしくんってことか」
「ぐむっ!んぐうっ!」
言い返したいけど、深く突き入れられたザングースの陰茎がそれを許さない。
口角からだらだらとザングースの体液が溢れ、流れ落ちていく。
マスターの肉茎も体内でヒクヒク震え、絶頂を迎えそうな様子を伝えてくる。
反射的にきゅうっと入り口を閉めてしまう己の体が恨めしかった。
「ほら、出すもん出しちゃったら、急に気持ちよくなってきただろ?」
マスターの言うとおりだ。
さっきまで切迫した尿意で抑えられていた性感が一気に解放され、
今度はあっという間に快感の渦に巻き込まれていくのが感じられる。
「ほら、いつもみたいにオシリにチンチン突っ込まれながらイッてみろ」
「ふぐっ、んっ!んっ!」
おしっこを排出し終わって数分も立たないうちに、
ヒコザルはその同じ尿道孔から、性感が絶頂まで高まってしまったことを示すオトナの液を
だくだくと滴らせてしまっていた…。
それを見て更に興奮を高めたマスターとザングースがヒコザルを解放したのは
かなり日が高く昇ってからのことだった…。
「全く、朝からお漏らしとはな。バツとしてしばらくおしっこは全部俺の目の前でしてもらうか」
「この…!ヘンタイ!サイテーだ!バカマスター!」
目に涙を浮かべてマスターを睨みつけるヒコザル。
ヘンタイだとは知っていた。
何を言っても無駄だと思ってもいた。
でも、いつもマスターはヒコザルの想像を遥かに超えるヘンタイっぷりを発揮する。
そして、無駄だと分かっていても、罵倒せざるを得ないのだ。
「何とでも言えよ。お漏らしくん」
余裕の表情でそれを受け流しながら、マスターはヒコザルをボールに収め、
また今夜の計画を練るのだった。
おーわり