ザングースの群れが暮らすという森の中。  
目の前に展開していたのは、どこにでもあるいじめの構図だった。  
いや、相手は獣だ。単なる群れの中の序列と言ってもいいか。  
1匹のまだ幼いザングースが、2匹の体の大きなザングース達に嬲られ、地面にうずくまっている。  
「うう…」  
「へっ、よわっちーの!」  
背中を丸めてじっとしているザングースの脇腹や尻を、弄ぶように小突き、蹴りあげ…  
やがてあまりの無抵抗さに飽きてしまったのか、  
木の蔭から様子を窺っていたこちらに気づくことなく、ぺっと地面に唾を吐くと2匹は森へと去っていってしまった。  
その足音が風に消され、森に再び静寂が訪れる頃になってようやく、  
「いてて…」  
目の前で、薄汚れてしまった毛皮を震わせながら、小さなザングースが立ち上がろうとしていた。  
(どうしたものか…。オスのようだが、あんまり弱いのは好みじゃないんだがな)  
「おい、お前」  
「ひゃぁっ!」  
まだ心に迷いを残しながら背後から声をかけると、情けない声をあげてこちらを振り向く。  
相手が人間と見るや否や、背中の毛をびくんっと逆立たせながら警戒の姿勢をとった。  
(ふん…生意気に)  
やはりオスだ。まだ子供のようだ。鍛えれば強くなりそうだがな…  
「な、なんだよぉ」  
値踏みするように黙ってじっと見つめるこちらの視線に気おされ、居心地悪そうに身じろぎする。  
その眼がまた気に入らない。  
上目遣いで、おどおどして。  
「なんであそこまでされて、反撃しない?」  
「み、見てたの?…だって、かなうわけないじゃん」  
「悔しくないのか?」  
「そんなこと言ったって、あいつら強いしさ…」  
 
気に入らない。  
―凶暴で、群れをなして襲ってくることもある―  
そう言われ、恐れられることもあるポケモンにはとても見えない。  
背中を縮め、しっぽを丸めるその姿は、まるで白い毛玉だ。  
「俺と一緒に来い。強くしてやる」  
「えっ?そ、それって、あんたの、ポケモンになれって…こと?」  
「ああ。お前は気に食わん。俺が調教してやる」  
「ちょ、調教って…そんな…」  
その言葉を発するときによぎった眼の光に、一瞬怯えたように後ずさるザングース。  
しかし、拒否の言葉がその口から出ることはなかった。  
「来い、と言ってるんだ」  
「う、うん…」  
強いものに屈し、従う根性が染みついてやがる。  
最初はゲットする気なんてなかった。しかし、鍛えれば強くなりそうな体つきにも関わらず、  
あまりに情けないその根性を見ていると、叩きなおさずにはおれなかった。  
こちらを向いて立ち上がった時にちらりと見えたその股間が、  
小さい体に似合わぬ大きさであったこともその心を後押ししていた。  
(さて、ゲットしたからには…どう料理してやろうか)  
バトルすらせず、無造作に投げつけられたモンスターボールに抵抗なく吸い込まれていくザングース。  
あの怯えた目がどう輝き、そしてどう絶望に沈むのか、  
それを想像しながら、新しい玩具を手に入れた時のような高揚感がわき上がっているのを感じた。  
 
それから数日間、ザングースの成長っぷりは想像以上であった。  
確かにいろいろ薬や道具も使い、無理もさせたが…。  
元々素質があったのだろう。動きが目に見えてよくなり、体がしなやかに躍動する。  
そしてそれに連動するように…  
「ねぇ、マスター!次は何?何の特訓!?」  
嬉しそうに駆け寄るザングースの眼は、種族特有の野性味を取り戻して、鋭く、強く輝き始め、  
しかしその中にも幼さと、こちらへの尊敬を含有し、煌めいている。  
(なぁんだ…、あっという間に美味しそうに育っちまったじゃないか…。喰いごろ、か)  
「ん、マスター、どしたの?」  
黙って自分を見る目に不穏なものを感じたのか、不思議そうにこっちを覗きこんでくる。  
「何でもない。今日はこれで終わりだ。そうだな…、だいぶ汚れてるから、  
今日はお前を風呂に入れてやる。楽しみにしてろ」  
「ふろ?」  
「洗ってやるってことだ」  
返事を聞かず、モンスターボールに戻す。  
思ったよりずっと早く訪れた収穫の時期の訪れに、自然と口許がほころび、笑いが漏れ出ていた。  
「ふわぁ〜、あったかーい…」  
火山地帯に飛び、よく使う穴場の温泉にやってくると、思ったとおり他には誰もいなかった。  
二人で入ってもまだ十分に余裕がある広さだ。  
初めて味わう温泉の温かさに、ザングースは小さな体をぐぐぐんっと伸ばして喜んでいる。  
「オレ、マスターのポケモンになってよかったぁ〜」  
(無邪気なもんだ)  
「俺も入るぞ」  
中に入ると、ザングースは今までそんなことをしたこともなかったのに、すすっと濡れた体で近くへ寄ってきた。  
「えへへぇ。マスターの裸って見るの初めてだ」  
濡れた長いザングースの毛が湯の中で揺れ、肌をゆっくりと撫でる。  
甘やかされ、懐き、すりよってくる体。以前とは一転し、生き生きとしたその眼。  
もう興奮を抑えきれなくなっていた…。  
 
「ザングース、お前、結構大きいな」  
「え?何が?」  
「お前の、コレのことだよ」  
すっと伸びた指が、一直線にザングースの股間の体毛をかき分け、中央の膨らみを摘みあげた。  
「ちょっ!マスター、どこ触って…!」  
「動くな!」  
鋭く命令すると、ザングースは大事なところを握りこまれたまま、ぴたりと動きを止める。  
「や、やめてよぉ…」  
「黙ってろ。」  
今度は少し静かに命令する。  
少しは抵抗するかと思ったが、言うがままにザングースは口を閉じてしまった。  
透明なお湯の中、手の中に握りこまれてしまったザングースのチンチンは、思ったとおり立派な大きさだ。  
まだ少年くらいの年頃だろうに、1mそこそこの身長に比してアンバランスなほどに成熟している。  
あっさりと固くなりつつあるそこは、皮を被ったまま、握りこんだ手のひらから少しだけ顔を出していた。  
「もう立ってきたな」  
「んっ…く…」  
くいっと握りこんで皮を引き下げてやると、面白いように先端がほころび、  
初めて外に出たんじゃないかと思えるほどきれいなピンク色をした肉茎が外へ飛び出てきた。  
「はぁん…いやぁ…」  
お湯の中でゆっくり撫でてやると、更に硬度を増し、全身でひくひくと反応し始めた。  
「こんなことされるの初めてだろ。気持ちいいのか?」  
「ん…」  
こくんと首を縦に振りながら、指で弄られる自分のチンチンをじっと見つめるザングース。  
ハッ、ハッっと荒い息をついて、自分の性器から伝わってくる初めての感覚に身を委ねている。  
(こんな立派なものしてるくせに、使い方も知らずにイジめられやがって…。しっかり教えてやらないとな)  
お湯の中でも、その先端からトロトロと粘液が溢れているのはわかっていた。  
「あっ、マスター、すごいよぉ、オレ、もうガマン、でき…ない…!」  
可愛い顔して喘ぎやがる…。  
責めの手を緩めないまま唇を奪ってやると、そのままひくっ、ひくっとザングースの体が痙攣する。  
ふと下を見ると、お湯の中を白い粘液が筋を引いて漂っていた…。  
 
「気持ちよかっただろ。ザングース」  
「は、はぁい…。マスター」  
手の中でザングースの股間はその硬さと熱さを保ったままだ。  
ヒクヒクと上下に震え、まだまだ満足していないと主張している。  
「ザングース、いくらお前が技を覚えて強くなっても、今のままじゃ誰にも勝てん。なんでかわかるか?」  
「え…?」  
「お前はな、相手を屈服させるってことが分かってないんだ。甘ちゃんなんだよ。  
脅されればすぐ言うことを聞く。強いものには尻尾を振って従う」  
「そんなこと…。じゃあどうすれば…」  
いきなり叱られて、快感の余韻に浸っていたザングースの顔からすぅっと興奮が引いて行く。  
しゅん…と力が抜け始めたチンチンから手を離すと、ザバッと水音を立てて立ち上がった。  
「お前に、相手を屈服させるのがどういうことか、教えてやる。要はな、向かってくる気もなくさせてやるんだよ…」  
その言葉が耳に届いていたかどうか。  
ザングースの視線は、目の前に突きつけられた人間の性器に釘付けになっていた。  
「マスターの、チンチン…すっごい…」  
体格の違いもあるが、自分の倍ほどはあろうかというその肉柱はザングースに畏怖を覚えさせるに十分だった。  
「舐めるんだ」  
「え?」  
「聞こえなかったのか?これを、舐めろ。俺を気持ちよくさせろ」  
チンチンを弄ったら気持ちがいい。それはさっきので十分にわかったはずだ。  
そして、命令には逆らえないことも…  
 
「う、うん。舐める…」  
黒い鼻先を先端に近づけてくんくんと匂いをかいだ後、ザングースは従順に舌をぺろりと出すと、  
先っぽ、くびれの部分、そして裏っかわまで、毛づくろいでもするように丁寧に舐めまわし始めた。  
ざらっとした感触の舌が、ややきつめに肉茎を刺激する。  
「口の中に入れて舐めろ」  
「ぐぷっ…う…」  
犬歯を避けてねじ込むように突き入れると、風呂で更に熱くなった体温が先端を包み込んだ。  
「なかなか美味しそうに咥えるじゃないか」  
口いっぱいに頬張らせて、慣れない舌先の動きをたっぷりと愉しんでやる。  
しかし…  
「んくっ、マ、マスター、やっぱり、その、こんなことするのって…オレ…」  
ザングースは生意気にも口から性器を吐き出すと、上目遣いに懇願してきた。  
「どんな気持ちがする?」  
「は、恥ずかしいし、その、好き勝手されてる気がして…」  
(ふん、いっちょまえに嫌そうにしてやがる)  
「そうか、恥ずかしいか。もっと恥ずかしいことしてやるよ。そこに手をついて、こっちに尻を向けるんだ」  
「えっ?そ、それって、もしかして…」  
「いちいちうるさいぞ、お前。黙って従ってろ」  
それでもまだ何か言いたげなザングースを目で黙らせると、のろのろとザングースは言われたとおりの姿勢になった。  
水を含んで萎んだしっぽの下で、全く毛に覆われていない粘膜がきれいなスボミを形作っている。  
無言のまま、持ってきていたトロッとした薬品をそこに塗りこみ始めると、びくっと反応して顔だけでこっちを振り向く。  
「んんっ、う〜っ!」  
それでも、黙っていろと言った言葉には必死で従っているようだ。  
「じっとしてろよ」  
くちゅっ、ぐちゅうっと音を立てて、スボミの中へと指が挿しこまれ、揉みほぐされる。  
下でふるふると揺れている2つのぷっくりした膨らみを超えて、股下から手を差し込んでみると、  
また柔らかくなって皮を被ったチンチンが、たらんと下を向いて垂れ下がっていた。  
(さすがにこれで勃起しろってのは無理か)  
 
「んぐっ、ひうっ…、あ…」  
「何されるか分かってるんだろ?」  
十分にほぐされ、充血を始めた穴にぴとりと先端をあてがってそう言うと、  
ついに堪え切れなくなってザングースは最後の抵抗をし始めた。  
「ヤだよぉ。オレ、オスなのに、交尾されるなんて…しかもニンゲンに犯されるなんて…」  
「動くなって。ガキのくせに、これが交尾ってことは分かるんだな」  
じゅぷっ…!ぐりっ!ぐぐぅっ…!  
「ひっ!んぐぅっ!はぁっ、ぁ…!」  
腰を掴んでゆっくりとねじ込むと、潤滑液で濡れた先端が粘膜を押し広げ、内部へと侵入していく。  
(やっぱりかなりきついな…)  
「ううっ…、お、おっきいよ、こんなの、無理だよ…動かさないでよぉ…」  
さっきとはまた違う、ハァハァと荒い息をつくザングースの頭をうしろからぐいっと押さえつけ、再び  
「どんな気持がする?」と訊ねてやった。  
「は、入って、る…。もう、オレ、オレ…」  
「俺に、無理やりこうやって犯されて。オス同士なのに。反抗する気も無くなるだろ」  
「うう…」  
きつく締めつけられている陰茎をゆっくりと腰を振って前後に動かすと、  
ひくっ、ひくっと括約筋が痙攣し、根元を刺激してくる。  
征服感と、射精感が入り混じりになって込み上げてきた。  
「これがな、ザングース。相手を屈服させるってことだ」  
「う、ん…っ、あっ!き、きっつ…い!」  
ザングースの温かく濡れた体に後ろから覆いかぶさって犯しながら、耳元で囁いた。  
 
「勝つってことはな、奪うことだ。ヤられる前に犯れ。徹底的に犯るんだ。  
相手がオスだろうが、メスだろうがな。弱みを見せるんじゃない」  
「うう…、ひぐっ、んっ…!マスタぁ…」  
その言葉を叩き込むように、じゅぷっ、じゅぼっ…と淫猥な音を響かせて肉茎が体内へと出し入れされる。  
ザングースの調教に興奮が高まり、先ほどから何度も射精感が襲ってきているが、  
初めてペニスを受け入れる孔がそれをねじ切らんばかりに締め上げ、容易に射精を許さない。  
(これだからやめられない…)  
挿入したままザングースを後ろから抱えあげ、温泉の縁に座り込む。  
さっきはお湯の中でよく見えなかったザングースの大事なモノが、完全に露になった。  
肩越しに覗き込むと、濡れてぺっとりした毛の真ん中に、にょろんとだらしなく垂れ下がっている。  
「こんな、格好、ヤだ…」  
「うるさい。恥ずかしいと思うな。俺に調教されて嬉しいと思え。俺に従えばいいんだ」  
そう言いながら一旦突き入れるのをやめ、再びザングースの柔らかくなっているチンチンをゆっくり揉みしだいてやると、  
最初は全く反応がなかったものの、先ほどの興奮が冷めていないのを思い出したのか、  
徐々にぐんっ、ぐぐんっと鎌首をもたげ始めた。  
「ほらな。お前のチンチンは正直に俺に従ってるぞ」  
あっという間に先端から粘液が分泌されはじめ、指の間でくちゅくちゅと淫猥な音を響かせる。  
まだ勃起したペニスを体内深く挿入されたままだというのに、  
ザングースの体の真ん中で、そこだけ別な生き物のように、絶頂を懇願し狂っている。  
「んっ、あ…、あ…、も…もっ…と…」  
(やはりこいつのチンチンは活きがいい…)  
握っているだけでトクトクと液が先端から伝い落ち、包皮が剥けて反り立ったピンク色の突起を淫猥に輝かせる。  
ビクン、ビクンと射精を求めて律動し、肛門まで刺激が伝わってきる。  
 
「ふあっ、オレ、また…!イっちゃう!」  
ぴゅうっ!  
今度は見事に空中に弾き出された精が、スローモーションのようにザングースの胸の辺りの毛皮に着地し、  
そのままゆっくりと滑り落ちて行った。  
2回目の射精。しかし、驚いたことに、手の中の肉茎は全く固さを失っていない。  
まだヒクヒクと物欲しげに蠕いている。  
「マスター、もっとぉ、まだ出したいよぉ…」  
ザングースはついに目を潤ませて更なる愛撫を懇願し始めた。  
ペニスを挿入され、チンチンを手で握りこまれたまま体をくるりと丸めると、  
手のひらから突き出た自らの分身の先端を、ぺろっ、ぺろっと舐めはじめている。  
(こいつは…!)  
汚いガラス玉。それでも磨けば真珠くらいにはなるか。  
そう思って拾ったものが…。  
まさかダイヤだったとは。  
「なんて、淫乱なやつだ…!」  
「いつっ!マスター、チンチン、チンチンが…!おっきすぎ…!あああっ!」  
肉体的快感よりもむしろ精神的愉悦が性器を包み、はちきれんばかりの大きさにして、  
ザングースの内部に体液を送り込んでいた。  
 
――それから。  
 
ブレイククローが相手の爪を砕き、のしかかりが体を麻痺させる。  
「ふん。よわっちいな…」  
ぽつりと呟く。そしておもむろに…  
「やめっ…!な、なに…するんだ!」  
「うるさいな、黙れよ」  
麻痺した相手の体に覆いかぶさり、暴虐の限りを尽くすザングース。  
そして、その傍に満足そうに佇む人間。  
――ヤられる前に犯れ。徹底的に犯るんだ――  
そこに、かつての弱々しいザングースの面影はなかった。  
ザングースは満足していた。強い生き方を与えてくれた、マスターという人間に。  
そして人間も満足していた。己の忠実な手足となったザングースに…。  
 
 
おーわり  
 

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