「どうしよう・・・」  
ここは夜の深い森。  
キルリアは この森の中で完璧に迷ってしまったのだ。  
いくら進んでも見えるのはツルが絡みついた木々のみだ。  
「うっ・・・」  
よほどの疲れと寂しさのせいだろうか、キルリアの目から涙がこぼれた。その時  
、  
「この森から出たいか?」  
背後から声がした。  
キルリアは振り向く。「・・・誰っ!?」  
「オレはここだ・・・」  
今度は自分より少し上だということが分かる。  
「えっ・・・・・・・・・!!!」  
キルリアは上の方を見て驚く。  
そこにいたのはルカリオだった。  
生い茂る木々の内、一本の枝に足を引っ掛け、逆さまにぶら下がっている。  
「もう一度聞こう・・・。この森から出たいか?」  
「・・・あ、はいっ!」  
先ほどの驚きで返事が遅れたが、キルリアは何の迷いも無く答えた。  
「そうか・・・」  
そう言うと ルカリオは木から降り 歩き出した。  
「ついてこい・・・」  
ルカリオは静かに言った。キルリアはその後を追った。希望だと思ったから。  
しかし、ルカリオが不気味にニヤリと笑った事にキルリアは気付かなかった。  
 
ルカリオの後を追い、キルリアは歩き続けた。  
未だに森から抜け出せる様子は無い。  
不意にルカリオが立ち止まり、木に絡みついたツルを丁寧に取り始めた。  
「・・・何をしてるの?」  
「まぁ、何でもいいだろ?」  
キルリアの質問をルカリオは適当にかわした。  
ルカリオはツルを取り終えると、それをロープの様にまとめ、手に持って再び先  
に進み出した。  
 
 
 
どのくらい歩き続けただろうか・・・  
キルリアの顔に再び疲れが見えはじめる。その時、  
「さて、到着だ」  
ルカリオが声を上げた。  
キルリアは森から出る事が出来たのかと思い、ルカリオより前に進み出る。  
だが、まだ森の中だった。  
変わった事と言えば、開けた場所に出た事だ。  
その場所は、木々が無く、短い草しか生えていない。  
「ちょっと!到着ってまだ森の中じゃない!」  
キルリアは思わずルカリオに文句を言う。  
ルカリオは静かに答えた。  
「・・・いや・・・ここでいいんだ」  
・・・ガッ!  
 
「ッ!!?」  
突然、後頭部に痛みが走り、キルリアはうつ伏せの状態に倒れる。  
「さて・・・大人しくしてもらおうか」  
「・・・な、何なの!?」  
ルカリオは先ほどのツルを使い、キルリアの両手首を後ろ手に縛り上げる。  
そしてキルリアの体を仰向けにした。  
「・・・・・・な・・・何する・・・つもり?  
森から出してくれるんじゃ・・・」  
「『出たい』かどうかは聞いたが『出してやる』とは一言も言って無いな」  
「・・・!」  
ルカリオはニヤリと笑うと、キルリアの頭をわしづかみにして持ち上げた。  
そして満面の笑みでこう言った。  
「舐めろ」  
「・・・は?」  
気が付けば、キルリアの眼前にはルカリオの赤く尖った形のソレがあった。  
「オレのココを、オレが良いと言うまで舐め続けろ。  
そうすれば、この森の出口を」  
「バ、バカ言えっ!!!」  
ルカリオの言葉が終わる前にキルリアは反抗した。  
「なんで私がそんなことをする必要があるの!?」  
「・・・舐めるのはイヤか?」  
「ッ・・・決まってるでしょ!?」  
「・・・・・・・・・ならオレが舐めてやる」  
「・・・へっ?」  
 
ルカリオはキルリアを仰向けの状態へ戻す。  
そして、キルリアの両足を掴んで広げた。  
「な、何して  
!!!ああぁッ!!?」  
キルリアが叫び声を上げてしまうのも無理はない。  
ルカリオがキルリアの足の間にあるソレを舐め始めたのだから。  
「ほう、処女なのか・・・」  
ルカリオは激しくその舌でキルリアのソレを刺激する。  
「いっ、いやあああぁぁぁっ!!!  
や、やめてえええぇぇぇ!!!」  
「お前に二度目の拒否の権利は無い。  
それに・・・お前はココを舐められるのが好きなのか・・・。  
この変態が・・・」  
ルカリオの舌はキルリアのソレについている小さな突起物を集中して責め始めた。  
「ふあああぁぁぁっ!!!」  
キルリアのソレから熱い液が流れ出していた・・・。  
ルカリオはキルリアから顔を離した。  
(お、終わった・・・)  
キルリアが安心したのもつかの間だった。  
「さて、次はオレの全てを受けてもらおうか・・・」  
「・・・・・・え?」  
キルリアが声を発した時には、キルリアのモノとルカリオのモノは触れあってい  
た。  
 
「・・・行くぞおおおぉぉぉっ!!!」  
ズプッ・・・  
「!!!  
うああああああああっっっ!!!!!」  
キルリアの全身に走る、引き裂かれる様な痛み。  
処女膜などあっという間にぶち破られ、ルカリオのソレの侵入を許している。  
「まだまだこれからだあぁっ!!!」  
ルカリオはそのままピストンを始める。  
肉と水の音。そしてキルリアの悲痛な叫び声が響いていた。  
「や、やめてえええぇぇぇ!!!  
痛いよおおおぉぉぉっ!!!」  
「何を言っている。体はこんなに喜んでいるぞ・・・  
お前、完全に目がイッてるぜ・・・」  
そう言うルカリオの目も正常ではなかったが。  
つい先ほどまで何も知らなかった穴だ。その締め付けがルカリオの興奮をさらに上げていく・・・。  
そして・・・ついに興奮が頂点に達したか。  
「うぐっ・・・  
出すぞっ・・・全部受け止めろっ!」  
「いっ、いやだあああぁぁぁ!!!  
だめえええぇぇぇ!!!」  
「・・・ッ  
うがあああぁぁぁっっ!!!!!」  
次の瞬間、ルカリオのソレから一気にキルリアのソレの中へと精液が流れ込んでいった・・・。  
 
 
「・・・・・・・・・」  
ルカリオとキルリアは二人ともバッタリと倒れていた。  
「ねえ・・・何で・・・・・・こんなこと・・・したの・・・?」  
キルリアは倒れたまま、少しかすれた声で、静かにルカリオに質問する。  
「フン・・・さあな・・・」  
ルカリオも倒れたまま、答えた。  
「・・・よく分からないが、近くにいたい感情・・・?がある」  
その時、キルリアにある憶測が浮かび上がる。  
(それって恋心・・・?)  
ルカリオはすっと立ち上がり、こう言った。  
「そういえば、オレはまだ舐めてもらって無かったな・・・  
よし、今すぐ舐めろ」  
「はぁ!?  
ヤダよ!!!」  
キルリアは上半身を起こして、断固拒否した。  
「じゃあ、半日・・・いや、  
一日一回なら?」  
「・・・ヤダって・・・・・・」  
 
この二人、良いコンビになりそうだ。  
 

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