夜。あたしは此処に一人ぼっち。  
絶えられないこの孤独から逃げられなくて  
あたしはまた一人、自分を慰めるの。  
 
 
「ん・・・っく・・・ひぁ・・・。」  
深夜のハナダジム、一人の少女がすすり声をあげる。  
両手で自分のまだ成長途中の乳房を、必死に揉みたてている。  
少女は右手を自分のパンツの上にのばし、敏感な部分を弄る。  
「ん・・・ぁあ・・・あっ、ん・・・はぁっ・・・ん」  
限界が近いのか、少女は右手の指の速度をあげる。  
「あっ!やっ!ぁ・・・ットシ!サトシぃ!あぁああぁん!!!」  
ぴくんっぴくんっと彼女の体がはねる。  
少女はそのままごろんと寝転がり、さっきの余韻にひたる。  
「はぁ・・・はぁ・・・やめようと思ってるのに・・・またやっちゃった・・・。」  
そのまま少女は、乱れた格好で寝てしまった・・・。  
 
少女の名前はカスミ。姉たちの代わりに、今はハナダジムのジムリーダーをしている。  
挑戦者の相手にポケモンの世話に・・・で忙しい日々。  
そう、昼の間は忘れられた。でも、それは夜にやってくるのだ。  
彼女には想い人がいた。今は遠くの地に、あたしから離れた所にいる人・・・。  
その少年、サトシとは昔一緒に旅をしていた。  
熱血でバカでお調子者だけど・・・優しくてたくましくていいヤツだった。  
そう、「いいヤツ」だったはずなのに・・・・・・  
別れてから気づいたのだ。自分がサトシが好きだという事にー・・・。  
 
さっきも述べた通り、サトシは遠くにいる。  
だから、そう簡単に会う事はできないし、彼は旅をしているから  
何処にいるか分からないので、自分から連絡する事はできないー・・・。  
会いたくても会えない。会いたい。会いたい。  
 
夜、一人になると思い出すのはサトシと過ごした楽しい日々の事ばかり。  
あいつと喧嘩したり、笑ったり、助け合ったり・・・全部が大切な思い出。  
いつも隣にはあいつがいた。でも、今はもうあたしの隣にはいなくて。  
切ない。切ない。すごく切ない。胸が痛い・・・。  
カスミは知らず知らずのうちに、自分の手を秘部へとのばしていた。  
パンツの上から、すりすりと秘部の上をなであげる。  
そして、サトシがやっているかのように思い込む。  
「ん・・・っあ・・・サトシぃ・・・そんなに強くしないでぇ・・・。」  
カスミは自分でパンツを脱ぎ、自分のひとさし指を秘部へと入れる。  
「いた・・・痛いよサトシ・・・んっあ・・・」  
そして軽くピストン運動をする。ずぷっ・・・ずぷっ・・・と音が漏れる。  
「んあっ!サトシぃ!んっ・・・もっと・・・もっとぉ・・・!」  
カスミは軽くイきかけたが、寸前で指を止めた。  
そして、カスミはタンスの中をごそごそと探る。何かを探しているようだ。  
(んと・・・確かこの辺に・・・?・・・あった!!)  
 
カスミが取り出したもの。それは大人のおもちゃ、いわゆるバイブだった。  
(お姉ちゃんが隠してたコレ、こないだ掃除してる時に見つけちゃったんだよねぇ。)  
そしてカスミは自分の秘部にバイブを恐る恐る押し込んでいく。  
「はうん!!ん・・・ぁああ・・・・んゃ・・・」  
(い・・・痛いけど・・・変な感じ・・・。)  
初めて入っていく異物の感触に、カスミはとまどっていた。  
「痛・・・っはぁ・・・やぁ・・・っ・・・」  
カスミはもっと大きな刺激を求め、バイブのスイッチを入れる。  
ういぃぃぃ〜〜〜ん、バイブが異様な音を出し振動する。  
「あっあっああん!!やっ!はぁ!んぁあああ!!」  
(やだっ!変っなんか・・・おっおかしくなっちゃうよぉ!!)  
スイッチを止めようとするが、手に力が入らない。  
が、カスミの中では段々痛みが快感へと変わりつつあった。  
「はぁっ、あんっ!ひぁっあ・・・っんん!!」  
(やだ!いくっ!いくっ!あっ!あっ!サトシぃっ!!!)  
「あっ!ひぁ!んはぁ!あああー・・・っっっ!!!」  
大きくカスミの背中が反り返り、そのままぐったりと床の上に寝転がる。  
絶頂に達し、カスミの身体は満足したようだが心は満足してはいなかった。  
「会いたいよ・・・サトシ・・・。」  
カスミはそうぼそっと呟き、深い眠りについたー・・・。  
 
 

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