「……これはなんの真似だ?」
ザングースがイラついた口調でストライクに聞いた。
「ぇ、何が?」
ストライクはとぼけた風に聞き返す。
「何が?じゃないっ!何で俺が縛られているのか聞いてるんだよっ!」
つるのむちで身動きが出来ないように縛られているザングースはキレてストライクに吠えた。
だがストライクはちっとも聞いていない様子で、
「縛りたかったから」
と、答えた。
「はぁ、……っていうか、なんでお前つるのむちなんか使えるんだよ?普通、使えないだろ」
「秘密〜♪」
ストライクは上機嫌だ。
「何処から生えてるんだよ……それ」
「それも秘密〜♪」
(……ダメだコイツは。話にならない)
ザングースはそう思い、ため息をついた。
「で、サンドパンは何処なんだ?どうせ二匹で思い付いた計画なんだろ……」
「ご名答〜。やるねぇ、リーダー」
そう言ってサンドパンが草陰から姿を表した。
「いや、嬉しくない。それよりさっさと離せよ」
ザングースはあくまで冷静に言い放つ。過剰に反応しすぎると二匹はすぐに調子に
のって事態が悪化することは長年付き合ってきたザングースが一番よくわかってい
る。
「リーダー……少しは考えて話そうぜ。俺らが離すと思うか?」
逆に冷静に返されてしまった。
「……思わない」
「だろ?だからリーダーに残された選択肢は2つ。A.俺たちを受け入れて快楽に身を任せて気持ち良くなる。B.俺たちを受け入れずに抵抗して、でも気持ち良くてだんだん快楽に飲まれそうになっても頑張って抵
抗して、その姿に俺たちが興奮して犯されまくって気持ち良くなる。……どっちがいい?」
「どっちも嫌だよっ!」
「じゃあBで」
「なんでそうなるっ!!」
結局、サンドパンのペースにのせられるザングース。
ザングースののせかたは長年付き合ってきたサンドパンが一番よくわかっている。
「そんな嫌がったふりしなくてもいいって。本当はして貰いたくてウズウズしてるんだろ?」
「だ、誰がそんなっ!」
「いいからいいから」
サンドパンはそう言いながらザングースに近づいていく。
「ちゃんと気持ちよくしてあげるから」
「そういう問題じゃ……んんっ!!」
ザングースの言葉はサンドパンのキスで遮られる。
「んっ……むぅ」
サンドパンの舌がザングースの口内に入り込み、ザングースの舌と絡められる。
二匹の舌と唾液が絡み合って、くちゅくちゅと生々しい音をたてている。
しばらくしてから、透明の糸をかけて口を離した。
「んっ……ふぅ」
「キスしただけでもう大人しくなったな」
サンドパンがニヤニヤしながら言った。
「なっ、べ、別にそんな!」
「ストライク。やってあげな」
サンドパンはザングースを無視してストライクに言った。
「うんっ!」
ストライクが頷くとつるが動きだし、ザングースの体を撫で始めた。
「んっ……」
ザングースは敏感に反応してしまう。
「リーダーってホント敏感だよな。もう感じてるんだろ?」
「凄いえっちな体だよねぇ」
「くぅ……お前らっ」
ザングースは言われて顔を赤くする。
「ほら、もう出てきてるぜ」
「んぁっ……!」
サンドパンがザングースの股を撫でる。
ザングースの股からは既にモノが出始めていた。
「僕が大きくしてあげるよ」
そう言ってストライクはザングースのモノを舐め始める。
「んにゃっ!や、やめっ……!」
下半身から一気に快感が駆け巡ってくる。
そして、モノに血が集まり、どんどん固くなっていく。
「やめてって言ってるわりにはリーダーの、どんどん大きくなっていってるなぁ」
サンドパンがザングースの耳元で囁く。
くすぐったさと恥ずかしさと気持ち良さでザングースの顔は赤くなっていく。
「う、うるさ……んむぅ!?」
サンドパンの強引なキスで口を塞がれる。
「くちゅ……んっ、ん」
「んんっ……んむぅぅ!」
ストライクがザングースのモノをくわえて刺激を与えてくる。
体をよじることも、声を出すことも出来ず、ザングースの快感はどんどん高まっていく。
「んっ、くちゅ……んむっ」
「んん〜〜!!」
「んっ……ぷはぁ。リーダー、凄い気持ち良さそうだな」
口を離したサンドパンがニヤニヤしながら言った。
「そ、そんなこと……んにゃっ!……な、なぃ」
そう言っている間にもザングースの体はビクンと跳ねる。
「そんな意地張らなくてもいいのに……ホント」
「意地なんか……張って、にゃぁっ!」
「ストライク、リーダーイキそうだから止めて」
「ぺろっ……了解〜」
サンドパンの指示通りストライクはザングースのモノから口を離す。
「ぇ……?」
「そんなものほしそうな顔しなくてもちゃんとしてやるから安心しなって」
「だ、誰がっ!」
ザングースは口で否定しても、イク寸前で止められたモノは快感を求めてヒクヒクと動いている。
「俺らのを舐めてくれたらイかせてやるよ」
サンドパンはすでに大きく突き出ているモノを見せつけて言った。
ザングースは一瞬それに目を奪われたが、すぐに我にかえる。
「そ、そんなこと、誰がするかっ!」
ザングースは焦りながら顔を逸らして言った。
「ホントは舐めたいくせに〜。意地っ張りなんだから」
「舐めたくなんかないっ!」
「まぁ、舐めたくなかったとしても、つらいんじゃないか?今の状態は」
そう言ってサンドパンはザングースの先っぽにちょんと触れた。
「ふにゃっ!くぅ……」
それに反応してザングースの体がビクンと跳ねる。
「ほらほら、どうするんだ?」
サンドパンはザングースな先っぽを弄り続ける。
それだけでザングースは凄い快感を感じてしまう。
しかし、それだけでは絶頂までは届かない。
ザングースはイクことが出来ないまま快感を溜めつづけていく。
「ぅく……や、やめっ!」
「じゃあ舐めてくれる?」
サンドパンがイヤらしい笑みで聞く。
それに対しザングースは悔しそうな顔で頷いた。
「でも、もっといぢめたかったな」
「も、もういいだろ!」
ザングースは焦って言う。これ以上恥ずかしいことには耐えられそうになかった。
「ぁ、いいこと思いついた。サンドパン。耳貸して〜」
ストライクの陽気な声もザングースにとっては悪魔の声に聞こえてしまう。
サンドパンはストライクに耳を貸す。それを聞き終えた時のサンドパンの顔を見たザングースはとりあえず凄く聞きたくないとおもった。しかし、それはすぐにサンドパンの口から発せられる。
「ご奉仕させてくださいご主人様。って言ってみな」
「なっ、なんでそんなことっ!それに俺はリーダーなんだぞっ!」
動揺を隠すために叫ぶが、大した効果は得られない。
サンドパンとストライクに対しては逆効果にもなりえてしまうのだ。
「でも今はドMの変態ザングース。でしょ?」
ストライクが言った。
「ほら、早く言いなよ。変態ザングース」
「うっ……くぅ……」
ザングースは言い返すことが出来なかった。体の疼きに耐えきれず、指示通りに言おうとしている自分がいたからだ。
「ご奉仕……させてください……ご、ご主人様ぁ」
ザングースはとうとう言ってしまった。顔が燃えるように熱くなっているのが自分でもわかるほどに赤い顔で。
「くぁっ!こ、これは……効くな」
きゅうしょに あたった!
こうかは ばつぐんだ!
=ダメージ4倍
「思った以上に……凄いねぇ」
きゅうしょに あたった!
=ダメージ2倍
「な、なに勝手に言ってるんだよっ!」
「気にするな……。じゃあ早速ご奉仕してもらおうか」
サンドパンとストライクは同時にザングースにモノを突き出した。
「に、二匹同時に……か?」
「そうだよ〜。ちゃんとダブルフェラしてね」
「くぅ……わ、わかったよ」
逆らうことの出来ないザングースは素直に二匹のモノを舐め始めた。
「んっ……ぺろっ」
「うぅ……なんだかんだ言って、リーダーってフェラ上手いよな」
目をトロンとさせたサンドパンが言った。
「そんなこと言われても全く嬉しくないな……くちゅ、ちゅぅ」
「あぅ……でもホント、気持ちぃよ。前の時も凄かったし……ふぁ」
すでに二匹のモノはガチガチに固まっている。
ザングースは片方ずつ交互に舐めていく。そして余った手でもう一匹のモノをシゴいていく。
初めてとは思えないテクニックだった。
「んむっ……ぺろっ、ちゅっ」
「んぁっ!リーダー……えっちぃよ、それはぁ」
ストライクのモノの先とザングースの舌をねっとりと絡める。
唾液でヌルヌルになったモノを下から舐めあげる。
「リーダー!くぅ……それはっ!」
ストライクもサンドパンも、ザングースのフェラにどんどん絶頂へと近づいていく。
「リ、リーダー!ちょっとストップ!」
サンドパンの制止に疑問を感じながらザングースは口を止めた。
「? どうしたんだ?」
「我慢対決しようぜ」
サンドパンのいきなりの提案にザングースは首をかしげる。
「何だよ、我慢対決って……」
「サンドパン……もしかしてアレをする気?」
ストライクの問いかけにサンドパンはニヤリと笑って答えた。
「だからなんなんだよ……?」
「まぁ……やればわかるよ」
そう言って三匹は向かい合う。
三匹ともモノは限界寸前でヒクヒクとしている。
「ルールは簡単。一番始めにイッたやつの負けだ。負けたやつは残りの二匹に犯されること」
「……わかった」
ザングースはもう何も聞かなかった。きっとやるまで教えてくれないのだろう。
「じゃ、始めるぞ!」
サンドパンはそう言って自分のモノをザングースのモノにくっつけた。
「んぁっ!な、何をっ!」
「言った通り、我慢対決だよ」
ストライクはそう言ってサンドパンと同じようにモノをくっつけてくる。
「ほら、気持ち良いだろ?お互いに擦れ合って」
「くぅ……んにゃぁっ!!」
固く反りあがった三匹のものがくちゅくちゅとイヤらしい音をたてて擦り合わされる。
手や口とはまた違った快感がザングースの体中を駆け巡っていく。
すでに頭の中がとろけてしまいそうなほどだった。
「んにゃ、はぁっ!!うあっ!」
「リーダー凄い感じてるんだね。可愛い……」
ストライクはそう言ってザングースにキスをする
「んっ……むぅ!」
容赦なく口内を責められて、ザングースは絶頂寸前まで追いつめられていた。
一度お預けをくらっているザングースはイキたいという気持ちで一杯だった。
「ほら、凄い感じてる。リーダーのビクビクしてるぜ」
サンドパンの言う通り、ザングースのモノはビクビクと動き、ヌルヌルした液体を流している。
「ぷふぅ……リーダーの口もいい感じだよ」
その時、ザングースの中であまりの快感に何かが外れてしまった。
「…っと……して」
ザングースが小さな声で何かを呟いた。
「? どうした、リーダー?」
「もっと……して。もっと気持ちよくしてほしい」
ザングースは真っ赤な顔で言い放った。
「ぇ?今なんて……?」
サンドパンもストライクもしばらく言葉を失った。
今までさんざん抵抗してきたザングースがいきなりそんなことを言い出せば当然の反応だろう。
「ストライクとサンドパンのが擦れて、凄い気持ちぃの!もぅ我慢出来ないよぉ!」なおもザングースは今までとは違う反応を示す。
「ど、どうしたの!?リーダー、いきなり……んっ!!」
次は逆にストライクの口が塞がれる。
「んっ……んむぅ!」
今度はザングースが舌を入れ、ストライクの口内で絡め合う。
「んっ……くちゅ、んむっ」
ザングースは普段自分からはしないが、テクニックはかなりのものだった。
ストライクはザングースの責めに簡単に感じさせられてしまう。
やがてザングースが口を離した。
「はぁ……はぁ……リーダー、凄くよかったよ」
ストライクは息を荒くして言った。
「ストライクも、よかったよ」
ザングースはトロンとした目で答えた。
そして、ザングースのモノがビクンと跳ねる。
「んにゃぁっ!もう、ダメ!イッちゃいそう」
そう言うとザングースはサンドパンにしがみつき、さらにモノを擦りつけてきた。
「んぁっ!リ、リーダー!……ふぁっ!」
サンドパンはいつもとまったく違うザングースの言葉に戸惑いながらも感じさせられてしまう。
「もっと擦りつけて!私をイカせてぇ!」戸惑うサンドパンが出した結論は……、
「あぁ!もっと気持ちよくしてやるよ!」
可愛いくて気持ちいいからこの場を楽しもう。だった。
「はぁん、ダメ!イク!イッちゃうぅ!」
ザングースのモノがより一層大きく跳ねて、先から大量の白濁液を放出した。
それはしがみついていたサンドパンのお腹にかかる。
「んっ!リーダーの、熱い」
それにさえもサンドパンは感じてしまうのだった。
「我慢……出来なかったよぅ」
ザングースはヘナヘナと座り込んだ。
それからそのまま二匹に言われる前に四つん這いになり、二匹におしりを向ける。
「イヤらしい私を……おかしくなるまで犯してください……ご主人様ぁ」
ザングースに二匹の方を、恥じらいと期待の入り混じった目で見つめながら言った。
「ぼ、僕もう我慢出来ないよ!」
ストライクが真っ先にザングースに飛びついていった。
限界まで固くなったモノを一気に挿入する。
ヌルヌルしたモノはすんなりとザングースの中に入っていった。
「にゃぁん!!入ってくる、ストライクの!固くておっきいのがっ!」
熱く、固い異物が挿入される感覚にザングースの全身がビクビクと震える。
「動くよ、リーダー!」
「うん、来て!めちゃくちゃに突いて、感じさせて!」
ザングースのその言葉に、ストライクは容赦なしにピストン運動を繰り返す。
いやらしい音を立てて、結合部分からは液体が漏れだしてくる。
「あっ、あんっ!す、ごい、よぉ!中で、擦れてっ!んにゃぁぁっ!!」
「うぁっ!リーダー、締まりすぎ!もうイッちゃいそうだよぉ!」
ストライクの突きがどんどんと早くなっていく。
「ぁ、あんっ!いいよっ!出し、てぇ!私の、中にっ!ストライクの熱いの、ちょうだい!」
「あっ!も、もうイクッ!ふぁぁっ!」
ストライクのモノがザングースの中でビクンとはね、大量の白濁液を放出する。
「んにゃぁっ!熱いよ、ストライクのせーえきぃ」
ザングースは光悦の表情でそれを迎え入れた。
ストライクが出し終わったモノをゆっくりと抜き出す。
「はぁ……はぁ……リーダーの中凄い気持ちよかったよ。次はサンドパンの番だね」
「あぁ、早速ヤらせてもらうぜ」
目の前でザングースとストライクの行為を見ていたサンドパンはもう耐えきれないといったようにザングースに挿入を始めた。
「んにゃぁっ!また入ってくるぅ!あぁん!」
ザングースは二度目の挿入に耐えきれず喘ぎ声を漏らした。
「くぅ、た、確かに凄いな……」
サンドパンは中に挿れただけでもすでにイッてしまいそうだった。
それでもサンドパンはなんとか耐えて、腰を動かした。
「サンドパンの、奥まで届いてるよぅ。んぁっ!そこっ!」
サンドパンのモノで中をくちゅくちゅとかき回される。
「ひゃっ!ダメ……変になっちゃぅ!」
中をかき回されるたびに頭の中が真っ白になっていくような錯覚に陥ってしまう。
「そろそろ、突くぞ!」
「いいよ!突いてっ!」
サンドパンは一気に腰を動かし始めた。いきなりかなり早い速度で。
「ぁっ、んぁっ!サンド、パン、激しい、よぉっ!」
ズンズンと突かれる衝撃とモノが擦れる摩擦でザングースの快感はどんどん高まっていく。
サンドパンは休むことなく腰を動かし続ける。少しでも気を抜けば今すぐにでもイッてしまいそうだった。
「リーダー、締めつけ強すぎっ!はぁっ……もうイッちゃいそう!」
「やっ、ひゃんっ!サンドパンの、せーえきも、ちょうだい!」
「はぁっ、はぁっ……うぅ、イク!」
ストライクと同じようにサンドパンも果てる。
「んぁっ!はぁ……気持ちぃ」
サンドパンはモノを抜いてペタリと座り込んだ。
「はぁ……はぁっ……」
サンドパンとしては今日はとても良かった。
だから、これで満足して終わろうとしていた。
しかし、そこでザングースが言った。
「次は……?またストライク?」
「ぇ、まだするの?」
ストライクが驚いたように聞き返した。
ストライクも今日はすでに満足だったようだ。
ザングースは赤い顔で恥ずかしそうに頷いた。
「もっと、もっと犯してほしいの。だから、来て」
そこまで言われると、ストライクも後には引けなかった。
またザングースに挿入を始める。
「んにゃぁっ、いいよ!また熱くて固いのっ!」
長い長い淫乱な夜はまだ始まったばかりだった。
「んっ……」
ザングースは朝の光で目を覚ました。
「ッ〜!なんでだろ?腰が痛い……」
起きてすぐに腰に痛みが走る。
その痛みですぐに頭を働かせることが出来た。
「そういや昨日は……」
思い出しただけで恥ずかしいすぎるあの屈辱……。
あんな事を言ってしまう自分にも腹が立った。
しかし、よく思い出せば途中から記憶が残っていない。
「おかしいな……思い出せない」
三匹でモノを擦り付け合ったところまでは覚えている。
けれどその途中からがまったく思い出すことが出来ない。
「まぁ……いいか。思い出したとしてもどうせ嫌な記憶だろう」
ザングースは昨日のことについてはもう考えないようにした。
それよりも調子に乗って自分にあんなことを言わせたストライクとサンドパンをどうしようか考えていた。
その後、疲れ果てたストライクとサンドパンが叩き起こされてザングースに雷を落とされたのはいうまでもなかった。
おしまい