こいつらに捕まってから既に5日。  
その間この行為は1日として欠かされたことがなかった。  
 
「むごっ!」  
「ほらほら、舌使って」  
オレの口の中にフシギソウのモノがねじ込まれた。  
「ん・・・ぐっ」  
オレはすぐさま吐き出そうとした。  
が、体に力が入らない。  
ドサイドンだ。  
オレはこの時は既にドサイドンの餌食になっていた。  
「ククク、いいね。  
犯している時のその顔。興奮する」  
 
ふ、ふざけんな!  
 
「あはは。じゃ、こっちも行くよ!」  
(ドプッ)  
「・・・んんんっ!」  
オレの口の中にフシギソウの精が放たれた。  
「ぶはっ・・・げほっ、げほっ」  
オレはなんとか口を放し、精液を吐き出した。  
気持ちが悪い。口の中には、まだ強烈な苦味が残っている。  
「ねぇドサイドン。  
そっちはどんなかんじ?」  
「ああ。  
あん時から全然変わってねえ。  
コイツはホントに最高だぜ」  
(ズボッ、ズプッ)  
「うあっ・・・はっ・・・  
や・・・やめ」  
「ムリすることないって。  
好きなんでしょ?ホントは」  
・・・好きじゃない。  
オレはこんなことは好きじゃない・・・  
「もっと正直になれよ。  
今だって少しだが、自分で動いてんじゃんか」  
!?  
その時、少し腹に突き上げてくる感触が和らいだ。  
 
ウ・・・ウソだ!  
オレはそんな事は  
 
「なっ。お前は嬉しいんだよ。  
犯されるのが好きなんだよ。  
オラッ、またやるから喜んでみろ」  
(ドプン・・・)  
「う、うあああ・・・」  
・・・苦しい。  
ドサイドンがまたオレの中に精を放った。  
一滴も溢れない状態で連続で注ぎ込まれた精液は、オレの腹を妊婦のごとく膨らましていた。  
 
「ホラ、こう言ってみな」  
ドサイドンがオレの耳元で囁く。  
「なん・・・だと?」  
「いいからさっさと言えよ」  
(ズンッ・・・ズンッ・・・)  
「いぎぃっ!」  
こんなこと言いたくない。  
だけど、オレは苦しみから逃れたかった。  
・・・大丈夫だ。こんなの、お芝居の台詞なんだから・・・・・・  
「に・・・」  
「もっとハッキリ言え」  
 
 
「・・・妊娠しちまうじゃねーか」  
「・・・ハハハッ!」  
「あはは。カワイイね〜」  
「そんじゃ、今日はこんくらいにしとくか。  
続きはまた明日だ」  
こうして、今日はなんとか解放された。  
だけど、逃げれなかった。  
この行為が終わると、すぐに岩で蓋をされ、閉じ込められてしまう。  
 
いや、諦めるものか!  
次こそは絶対に脱出してやる!  
 
 
岩の蓋が開けられた。  
「オイ、出てこい。お楽しみの時間だ」  
オレは全然楽しみじゃない。  
「あ、あと、今日からキミの仲間増えたからね」  
 
・・・は?仲間?何の事だ?  
 
よく見ると、確かに1人増えていた。  
「は、はじめまして・・・フローゼル。  
僕、ロズレイド・・・です」  
 
ロズレイド・・・?  
どうしたんだ?コイツ。  
 
その時、オレの頭に最悪な状況が浮かんだ。  
 
コイツもオレを・・・?  
「さあ、出てこい。  
早速やるぞ」  
 
早速すぎるだろう。  
いや、従うワケにはいかない。  
走れ!  
 
オレは出口に向かって突進した。  
(バシッ)  
「まったくもー。  
勝手に行かないでよ。  
こっちこっち」  
見るとフシギソウのつるのむちが、オレを縛り上げている。  
ちくしょう、失敗か・・・。  
「さ、戻ってこい。  
あとロズレイド、心の準備はいいか?」  
「・・・・・・・・・」  
コイツ、何でこんな暗い顔してんだ?  
・・・もしかしてコイツ、無理やり連れて来られたのか?  
「やれ」  
「・・・はい」  
すると、ロズレイドはオレのモノを舐めはじめた。  
「ひゃあっ!」  
な、なんなんだ、この感覚は!?  
身体が痺れる様な・・・  
「うっ、やめ」  
(シュルッ)  
「我慢しなくていいって。  
きもちいいんでしょ?」  
フシギソウのつるのむちがオレの口を塞ぎ、声が出せない。  
「ねぇ、ロズレイド。  
もっと激しくやってほしいってさ」  
「!?」  
「ふぁい・・・」  
ロズレイドがオレのモノをさらに刺激してきた。  
最終的には、根元まで口に含んで・・・  
「んッ!  
んん――――ッ!!!」  
(ドプッ)  
「ん、ぐっ・・・」  
「全部飲んで欲しいってさ」  
「ん・・・(ごくっ)」  
「・・・きもち・・・いい・・・・・・」  
 
・・・!?  
今のはオレの声・・・!  
気がつかなかった。  
いつの間にか、オレの口はつるのむちから解放されていた。  
そんな・・・オレが!?  
「ハハハッ、やっと素直になったな。じゃ、そろそろやるかフシギソウ」  
「りょーかい♪」  
 
ドサイドンがロズレイドの体を持ち上げ、  
(ズプッ)  
「!?、うわああぁっ!!!」  
「ひ、ひあああぁ!!!」  
オレのモノがロズレイドの中に入った。  
根元まで、ずっぷりと・・・  
「い、痛い!いやだああぁ!!!」  
「お、おい、お前、やめ」  
(ズプッ)  
「いぎいいいっ!!!」  
「ククク、どうだ?  
犯しながら犯される気分は」  
「あはは、すごいね〜。じゃ、こっちも・・・」  
(シュルシュル)  
つるのむちがオレの手首に絡みつく。そして、  
(シュッ、シュッ)  
「ひいっ!?」  
オレの手は簡単に操られ、ロズレイドのモノをこすっていた。  
「や、やめてええぇ・・・」  
「お、お前ら・・・!」  
「なあに、そういきり立つなって。好きなんだろ?こうされんのが」  
(ズプッ、ズプッ)  
「うぐっ・・・」  
「あ、ああ・・・」  
ロズレイドはもう限界みたいだ。  
目がトロンとしている。  
「・・・・・・うっ」  
「うぐあっ」  
(ドピュッ・・・)  
(ドプッ)  
オレの手がずっと動かされたせいだ。  
ロズレイドのモノから精液がとびだした。  
また、オレもロズレイドの中に精を放った。  
・・・変な感覚だ。  
これが『きもちいい』って事なのか?  
・・・・・・・・・!?  
オ、オレは何を考えてるんだ!?  
「あはは、イッちゃったね」  
「ククク、コイツもなかなかのモンだろーな」  
「じゃ、ロズレイドはどいてて。  
オイラ達はやることがあるから」  
「さて、フローゼル。  
今までのは準備運動だ。そんじゃ、今日の分やるぞ」  
まだ続くのか・・・  
でも・・・さっきみたいにきもちいいんなら・・・?  
なら・・・オレは・・・  
 
ま、待て!  
オレは何を考えているんだ!  
そんな・・・オレの体は確実におかしくなって来ている・・・。  
 
終わりっ  
 

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