「ギアッチョ!」
勝負の幕切れはあっけなかった。
突然、予想もつかない方向からの奇襲を受けたのだ。
スカタンク相手に消耗していたギアッチョは突然放たれた「エアカッター」に耐えきれず、ダウンしてしまった。
攻撃の正体は、奴の残りの手持ち、ズバットだった……。
「ちくしょう……卑怯だぞ!」
「あら、人聞きが悪いわね……このバトルはルールに守られた『試合』じゃあないのよ?」
「畜生……!」
うかつだった。こいつは人のポケモンを平気で奪うような組織の幹部クラスなのだ。
このぐらいの事は警戒しなければいけなかったというのに……。
「勝敗も決まったようなものだし、楽しませてもらうわよ……ズバット、『ちょうおんぱ』!」
「っ!立てな……!」
頭が真っ白になっていた俺は、ズバットの超音波をまともに受けてしまった。
体から力が抜け、立てなくなってしまう。
「ふふ、ズバットの超音波であなたの神経を一時的に狂わせたわ……これでしばらくは身動きがとれないわね」
そう言って、奴は不敵な笑みを浮かべながら、体に力が入らずに倒れてしまった俺に近づき、俺を仰向けにしてズボンとパンツを脱がしてしまった。
「な、何を……!」
無防備なペニスが外界に出され、羞恥と驚きで軽いパニックに陥る。
「言ったでしょう?楽しませてもらうためよ!」
そう言って靴を脱いだかと思うと、俺のペニスを絶妙な力加減で踏みつけてきた。
「うああっ!や……やめろ、お前ぇっ!」
「お前呼ばわりはやめてくれない?失礼よ、あたしの名前はジュピター、様をつけるとベストね」
冗談めいた口調でそう話すと、今度は足でペニスを愛撫してきた。
親指と人差し指で、ペニスを挟みしごいてくる。
「あら?どんどん大きくなっていってるわよ?」
情けないことに、普段味わうことのない刺激によって、俺のペニスはガチガチに勃起していた。