イエローは人生最大の(といってもそれほど長く生きてきたわけではないが)危機に直面していた。  
薄いすりガラスを1枚隔てた隣から、服を脱ぎすてる、ばさっ、ふぁさっ、という音が聞こえてくる。  
イエローは思わず湯船の中で身をすくめた。  
隣の更衣室で服を脱いでいるのは、まずレッドに間違いないだろう。  
そして、もう、次の瞬間にも「なあイエロー、一緒にお風呂はいろうぜ?」と言いながら  
いつも通りのあの無邪気な笑みでここに入ってくることも間違いないのだ。  
(ダメ!レッドさん。入ってこないで!)  
のどまで出かかった拒絶の言葉が、なかなか言葉にならない。  
レッドさんと一緒に暮らすことになった時から、いつかこうなることは分かってたのに・・・。  
結局何も言えずにただ湯船で身を縮めていた、そのイエローの最後の望みを断ち切るかのように。  
「イエロー!入るぜ?一緒に背中でも流しっこしようぜ!」  
すりガラスのトビラをがらりと開けて、レッドが入ってきた。  
タオルを1枚手に持っているだけで、前を隠そうともしていない。  
「っ!!」  
レッドの体の真ん中で元気にふるえてる男の子のしるし。  
今までそんなものを見たこともなかったイエローは、それを目にするなり  
恥ずかしさで真っ赤になってうつむいてしまった。  
「なんだよ、どーしたんだ?イエ・・・・あれ?」  
ここにきて、さすがの鈍感レッドも何かおかしいのに気づいたようだった。  
「イエロー、お前・・・・」  
ポニーテールをほどいた長い髪。なぜか胸を押さえるその手。  
「も、もしかして・・・お、女の子だったのかっ!?」  
 
うつむいたままのイエローは、レッドの言葉に首をこくんと縦にふった。  
「わっ、た、あっ、ご、ゴメン!オレ、と、とにかく出るからっ!」  
意味不明な言葉を発しながらも、レッドはとりあえず自分の股間をタオルで隠し、  
風呂場からでようとした・・・が、  
「ま、待ってください!」  
なぜか今度はすんなりと言葉が出た。  
「えっ?」  
「待って・・・ください。レ・・・レッド・・・さん・・。」  
自分でもなんでそんな言葉が出たのか分からなかった。  
でも、今を逃してしまったら、もう一生言う機会がないような気もしていた。  
「レッドさんと一緒に・・・お風呂・・・入りたいです・・。」  
その言葉に、顔を真っ赤にして、必死で股間を押さえているレッド。  
イエローにはそんなレッドが無性に可愛く思えてきた。  
 
イエローはレッドと並んで湯船につかりながら、話し始めた。  
始めてレッドと会った時のこと・・・。男の子のふりをすることになったわけ・・・。  
そして・・・、初めて会ったときから、レッドさんのことが・・・。  
 
「イエロー、オレ、もう、がまんできないよ!」  
そこまで話したとき、突然レッドがざばっと湯船から立ちあがった。  
うつむきながら話していたイエローが顔をあげると、その目の前には、レッドの股間があった。  
うっすらと毛の生え始めたそこからは、人差し指ほどの長さの男のしるしが  
まっすぐ上を向いて立ちあがっていた。  
先っぽからは窮屈そうに、ピンク色をした先端部が顔を見せている。  
「レ・・レッド・・・さん?」  
男としての機能に目覚め始めたばかりのレッドにとって、まだ発展途上とは言え  
女の子と一緒にお風呂に入り、隣り合って告白までされるなんていう状況は、  
あまりに刺激的だったようだ。  
びっくりして湯船から立ちあがりかけたイエローの肩をぐっと抱き寄せると、  
レッドはむりやりその唇に自分の唇をかぶせた・・・。  
 
思ったとおりだ。イエローは何の抵抗もしてこない。  
ただ力なく、自分を支えるレッドの腕を握ってきただけだった。  
 
唇を開いて、ぐっと舌をつき入れる。小さなイエローの唇をこじ開け、口内を直接刺激する。  
「くぅっん。」犬が甘えるような息を鼻から漏らしながら、その感覚に耐えるイエロー。  
だが、自分から舌を入れてくる様子はない。  
初めてなのだ。  
真っ白になりそうな頭に、必死で本から学んだ知識を思い起こしながら、小さな口の中を愛撫していく。  
初めてのキスの後、ゆっくりと唇を離すと、ちいさなイエローのその口元から、ふぅっと吐息が漏れた。  
背筋にぞくぞくっという独特な感覚が走る。  
レッドはもう1度その唇をふさぐと、今度はイエローの右手をつかみ、そっと自分の股間へと導いた。  
今までにないくらい熱く、固くなっているそこに手が触れた瞬間、びくっと手を引こうとするイエロー。  
それをぐっと力をこめて引き戻すと、今度は半ばむりやり自分のそこを握らせた。  
 
暖かい・・・・。  
唇を塞がれ、レッドのそこに手を当てながら、イエローはそこから伝わってくる暖かさで  
手が痺れてくるような感覚を味わっていた。  
腕を握っていたレッドの手が、今度は自分の手を包みこむように握りこみ、  
そのまま前後にゆっくりと動かし始めた。  
固くて・・・熱い・・・レッドさんのあそこ・・・。  
くっと根元まで手をずらした瞬間、小指のあたりから何かくびれのような部分が出てきた感覚があった。  
同時に指がこすれる。  
「んっ!!」  
声にならないような呻き声をあげて、レッドが腰を引いた。同時に塞がれていた口も自由になった。  
 
「わっ、あっ、あ・・・」  
ただイエローに触られているというだけでも、外れてしまいそうだったレッドの理性のタガは、  
イエローの手で敏感な先端部を完全に露出され、刺激されたことで完全に外れてしまった。  
抑えようがない。  
ぴこんっと跳ねあがったレッドのおちんちんから、勢いよく白い液体が噴き出した。  
イエローのまだぺったんこの胸から腹にかけてを、とろりとした熱い液が伝う。  
それは次第に濡れた体を滑っていき、まだ毛も生えていない、生まれたままの形を保つイエローの  
股間の縦筋へと消えていった。  
 
初めて見る男の子の射精に、呆然とするイエロー。  
半ば無意識に、自分の割れ目へと消えていったその滴を指で掬っていた。  
と、同時に、自分のその部分から、何か不思議な感覚が伝わってくるのを感じていた。  
濡れて・・そう、濡れている・・・。体の芯が熱い・・・・。  
もっと、ここをレッドさんに触って欲しい・・・。  
「レッド・・・さん・・・。」  
その思いが通じたのかどうかは分からないが、レッドがイエローのその指に沿わせるように  
指を差し入れてきた。  
 
1回射精したくらいでは、収まりそうもなかった。  
出したばっかりのはずのおちんちんは、むしろさっき以上の勢いで上を向いている。  
右手をイエローの股間にまわしたままで、レッドは、本で見たとおりに  
左手と口でイエローのまだ平らな胸の先端部を愛撫し始めた。  
「あっ、あんっ!レ、レッドさん!ボク・・・」  
ぎこちない、擦るだけの愛撫だったが、イエローは感じてくれている・・・。  
右手から感じる、イエロー自身から出てくる液体も次第にその量を増しているようだった。  
早く、入れてみたい。もうこれだけ濡れてたら大丈夫だろ。早く・・・。  
「なぁ。イエロー・・・。入れても、いいか?」  
その意味をイエローが理解できたかは分からない。  
しかしイエローは、レッドの顔をうつろな目で見つめ返し、こくんと頷いた。  
 
レッドはイエローを浴槽のふちに座らせると、足を開かせた。  
さっきまで見えなかった、初めてみる女の子の、イエローの割れ目・・・。  
けど、どこに入れればいいんだ?  
でも、迷ってるヒマはない。さっき出したばっかりのおちんちんが、  
手を添えているだけでもう暴発してしまいそうだった。  
ぬるっとした割れ目に沿って、先端部を動かす。  
何度かそうしているうちに、少しだけ深く入る場所があるのに気がついた。  
ここに間違いない。  
レッドはイエローに身を寄せると、次第に深く自分をうずめていこうとした。  
「っ!い、いたっ!・・い!」  
そうだった。初めての女の子は痛いんだって書いてあった・・・。  
「ゴメンな。イエロー。もうすぐ終わるから。なっ。」  
「う・・・ん。レッド・・・さん。」  
 
そう言いながらも、レッドは急いで入れようと躍起になっていた。  
おちんちんからは、今まで感じたこともない感覚が伝わってくる。  
熱いイエローの体温。きゅうっと締めつけてくるイエローの圧力。  
そんなイエローの全てがレッドを包みこんで、理性を奪っていく。  
 
やっと根元までイエローの中に入ったとき、イエローはレッドにぎゅっと抱き付いた。  
「レッドさん・・・。ボクの中にレッドさんが・・・。レッドさんが入ってる・・・。」  
「ああっ、イエロー・・・。」  
もう限界だった。  
耐えに耐えたレッドの先端から、さっき以上の量の熱い液がイエローの中に放出された。  
どくっ、どくっ。どくんっ。  
そのすべてを体で受けとめながら、イエローは意識が遠くなるのを感じていた。  
 
「・・・ェロー!イエロー!」  
呼び声に目を覚ますと、隣でレッドが裸のまま肩をゆすっていた。  
「良かったぁ〜。なかなか目を覚まさないから、心配しちゃったぜ。」  
「レッドさん・・・。ボク・・・。」  
「さっきはゴメンなイエロー。無理やりあんなことしちゃって。  
でも、今度からはもっと優しくするから・・・。またしようなっ。」  
「・・・・はいっ。レッドさん」  
今度こそイエローは、力強く頷いた。  
 
〜終〜  
 
 

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