「はっ!かっ……がはっ…」  
性器が押し広げられ、強烈な圧迫感が膣内を巡り  
マニューラは目を見開いて呻いた。  
ドラピオンの巨大なペニスは先端が彼女の膣内に入り込み  
更に奥へ入れ込もうと腰を前に動かすが  
その度にマニューラが背を逸らして呻き上げた。  
「ボス苦しそうだな…もうちっと慣らさないとダメみたいだな。ドラピオン」  
アーボックが舌をチロチロと揺らしながらドラピオンに指示し  
彼のペニスを彼女の中から引き抜かせた。  
下腹部の圧迫感が無くなり、マニューラははぁっと息を吐き  
力なくアーボックの下腹部に身体を委ねた。  
 
「マニューラ様の泣き顔、初めて見ましたぜ…結構可愛らしいじゃないですか」  
ドラピオンが身を伏せて彼女の顔を覗きこみ、嫌らしく笑いながら今のように言って  
彼女の唇に己の唇を重ねた。  
「!……」  
重ねさせるだけに留めようと、マニューラが固く口を閉ざしていると  
ドラピオンはその意図を読み取ったらしく、ベロリと分厚い舌で彼女の唇を舐め  
唇の間に舌先を入れ込み、閉ざす歯を列に沿って舐めた。  
その間、アーボックの尾の先端が彼女の秘所へと伸ばされ  
濡れたその場所を拭うように上下に擦り付けた。  
「んっ…!」  
しかし、拭おうとすればするほど彼女の秘所からは蜜が流れ  
それは雲の床の上に流れ落ちてその中に吸収されて行く。  
「ボスの汁で雨が降ったりしますかねぇ」  
アーボックは悠長な様子でそう言い、撫でる事に飽きたらしく尾の先端を彼女の性器の中へと挿入した。  
 
「ふっはぁ!」  
ビクリと身を跳ね上げ、マニューラはアーボックの尾の感触に悲鳴を上げた。  
口を開けてしまった事でドラピオンの舌の侵入を許してしまい  
彼の舌が、彼女の小さな舌に触れる事となった。  
「あっ…あぁっ……」  
アーボックの尾がマニューラの膣壁を撫で回し、ざらついた鱗の感触が彼女に与える刺激を増させ  
そしてドラピオンが彼女の口内と舌を弄り、急所を二箇所責め上げられた彼女は抵抗する力を失い  
ジワジワと競り上がってくる快感に、再び涙を落とした。  
「ボスの中…すっげぇ熱いですねぇ」  
変温の身体を持つアーボックにとって、  
恒温の身体のマニューラの体温はさぞかし熱いものに感じたのだろう。  
彼は彼女の膣内に酔いしれ、熱くなっている奥を目指し、尾を更に捻り込んだ。  
「ひはっ!あ、んっ!アーボッ…ク!止めっな、……ああぁ!」  
捻り込んだ事により、太い部分の尾も彼女の中へと入って来て  
ギチギチと彼女の性器は悲鳴を上げながら、尚も膣壁からは滑りの液を滲み出した。  
 
一直線のオスのペニスと違って、左右上下自由に動かすことの出来る尾で責められる。  
入り口に咥えられた尾は動かさず、膣内の強張りを解そうと  
そこを根として尾の先端で円を描くように回すと、マニューラの腹はその動きに合わせて  
尾の形に出っ張り、そしてへこむ事を繰り返す。  
「んっあああぁあ!止め……ッ!はっ…あぁぁ!」  
マニューラは両肘でアーボックの下腹部を殴り、固定されていない両脚で空を蹴りながら抵抗を続けるが  
それでも身体を拘束する力は弱められず、尾による陵辱は最終段階を迎えようとしていた。  
 
「はっ…はっ…あぁっ……ぁ…」  
身体を小刻みに震わせ始め、唾液が垂れる口元に己の鉤爪を添え、  
マニューラは競り上がるこの感覚に、無意識に体勢を取った。  
「あ…あ…あ……」  
目を見開き、ドラピオン越しに虚空を見つめながらも、脳内の奥底ではこの感覚に溺れていた。  
アーボックが尾の動きを早め、膣内の一部を先端で押し込みながら擦り付け  
マニューラに与える刺激を強めると、彼女は背を反らしながらさらに喘いだ。  
「はぁんッ!あっぁあっ!も…もぅ……あ、あ、あ」  
もう1回擦られれば──と、マニューラが思った時、  
ジュポッと、粘着性のある水音と共に尾が抜かれ、  
マニューラの秘所とアーボックの尾は、彼女の体液が糸となって繋がっていた。  
「は……ぁ…」  
絶頂を迎える直前に唐突に途切れた感覚に、マニューラは思考が定まらずに呆然としていた。  
「…何でイかせてくれないんだ…って顔してますねぇ、ボス」  
アーボックが上半身を上げてマニューラの顔を覗きこみ、長い舌で彼女の首筋を舐め上げながら言った。  
「んっ…だ、誰がっ…」  
「あんだけイイ声出していて、そりゃねぇですぜ」  
「くっ……お、お前たち!ワタシにこんな事をして…後で覚えておきな!」  
この行為が終れば、マニューラは拘束を解かれる事となるのは当然であり、  
彼女はその時に部下たちに制裁を与えるつもりである事を今の言葉で宣言する。  
だが、ドラピオンとアーボックは顔を見合わせて肩を揺らしながら笑い合った。  
「くくくっ。それはムリですぜぇボス」  
「オレたちに、"後"は存在しないんですよ」  
 
──まただ。…"今"しかない、と、"後"は存在しないって…──  
 
意味深きドラピオンとアーボックの言葉に、マニューラは再び疑問を持つ。  
「おい、もう大分緩んだと思うぜ」  
再び、アーボックはマニューラの右脚に尾を巻きつけて開かせながら  
ドラピオンに言うと、それを聞いた彼は未だに衰えていないペニスを再度、彼女の秘所にあてがった。  
「…! ドラピオン!止め……」  
「……ボス。ちょぉっと、黙っていてくれませんかねぇ」  
アーボックがそう言うと、彼女の口の中に彼の尾が捻じ込まれた。  
「んぶっ!」  
舌に尾の先端が擦り付けられてやや酸味のかかった味が広がり  
マニューラがそれが自分の液の味だと理解するのに、少々時間がかかった。  
「マニューラ様。行きますよ〜」  
「んっん!!」  
アーボックの尾を咥えたまま、マニューラは下目で己の股間を眺めようとしたその瞬間  
彼女は背を反らし上げ、大きく呻いた。  
「ふっ……うんんんんん!!!」  
ドラピオンのペニスが、マニューラの秘所を貫いて膣内へと侵入した。  
先ほどまでは先端を入れ込むだけが限界であったが、  
アーボックの尾で拡張された膣内は、すんなりとドラピオンの侵入を許した。  
拡張されたと言ってもドラピオンのペニスを受け入れるにはまだ狭く  
彼はその締め付けに軽く呻きの声を出した。  
 
「おっ……おぉぉ……すっげぇ…」  
異物の侵入に膣内は押し出すようにと伸縮を繰り返すが、それは仇となり  
ドラピオンはその感覚を更に味わうために腰を動かし始めた。  
「ふっくっ!んぅ!」  
下腹部から臍の下あたりまでの熱さが、それがドラピオンのペニスの熱さである事を  
嫌が応にもマニューラに知らせ、彼女は部下に犯される屈辱を受けながらも  
己が発している熱さも感じ取り、羞恥が心を逆撫でて行った。  
そしてアーボックの尾で火照った膣内は、先ほどの御預けをドラピオンのペニスで賄おうと  
彼女の意思とは無関係に、その締め付けを増していく。  
「うっお!マニューラ様、締め付け過ぎですぜ…」  
「んうう!うんッ!!」  
首を横に振り、否定するがそれがドラピオンに伝わるわけも無かった。  
そして、先ほどと同じ感覚がジワジワとマニューラの身体を駆け巡り  
彼女はまた、その感覚に備える為に身体を強張らせた。  
 
「うっん……ん、んんんんんーーー!!!」  
口に突っ込まれたアーボックの尾を掴み、マニューラは大きく身体を跳ね上げた。  
そして膣内と秘所がキュゥッと縮まり、ドラピオンのペニスをきつく締め上げて  
結合部からは膣内から溢れた液が音を立てて噴出していた。  
それと同時にアーボックは尾をマニューラの口から引き抜き、唇を形取るように撫でた。  
「はぁっ…はぁ…はぁー……」  
定まらぬ視点の瞳に涙を溜め、マニューラは絶頂の余韻を味わっていた。  
「くくくくっ…ボス、イったようですねぇ」  
彼女の愛液と唾液で濡れた尾で頬を撫で、アーボックが嫌らしく言うが  
今のマニューラに彼へ答える余裕は残っていなかった。  
惚けた眼で虚空を眺めていたマニューラだったが、直後に襲った感覚にまたもや嬌声を上げた。  
ドラピオンが、また彼女の膣内で動き始めたのだった。  
「ひゃぁッ!あ…ド…ドラピ…オンッ!」  
「すいませんねぇマニューラ様。オレまだイッてないんで」  
絶頂を迎えた事で敏感になった膣内に尚も刺激を与えられ、  
あまりにも強烈なその感覚はもはや苦痛に近く、  
マニューラは腕を伸ばしてドラピオンの腹部を押し込んで退けさせようとするが  
それは虚しいほどに焼け石に水にしかならなかった。  
「でも…そろそろ……うっ!」  
ドラピオンが大きく息を吐き、兜の歯を噛み合わせて背を震うと  
彼のペニスは一瞬膨らんでマニューラの膣内を圧迫し、  
そして先端から勢い良く白濁の液を彼女の膣内へと吐き出した。  
「はぁんっ!あぁっ…あ……」  
膣内よりも更に奥まで、ドラピオンの吐き出した熱を感じ取った事を  
マニューラは喘ぐ事により2匹へ知らせる。  
「あ…ん……ん…?ま、まだ……?」  
熱が注入される感触が衰えず、マニューラは無意識に呟く。  
ドラピオンの射精はまだ続いており、尚も注がれる精液が膣内を満たし  
結合部の僅かな隙間から溢れ零れるが、  
勢いはそれを勝って膣内だけでなくマニューラの子宮内までに注がれ、  
彼女の下腹部はドラピオンの精液により膨らみを帯びていた。  
「腹が……破裂しちまうよぉ……」  
引き裂かれそうな錯覚をドラピオンに訴えると、射精がようやく収まった彼は  
ペニスを彼女の膣内から引き抜いた。  
するとその流れに合わせてマニューラの花弁から子宮内と膣内に注がれた精液が逆流し、  
白濁液の水溜りが彼女の足元まで広がった。  
下腹部の圧迫感が無くなり、比較的楽になったマニューラは力なく息を吐いた。  
だが、彼女への陵辱はこれで終るはずも無かった。  
 
「マニューラ様…後始末、頼みますぜぇ」  
ズイ、と自分の精液と彼女の愛液で濡れたペニスをマニューラにドラピオンは差し出す。  
「…っざけんじゃないよ!」  
鉤爪でペニスの先端を押し退け、マニューラはドラピオンへと吼える。  
未だに気丈は失っていない己らの頭の態度を見て、部下の2匹はひょぅ、と喉を鳴らした。  
「さっすがボス。相変わらずお強いですねぇ」  
「本当。マニューラ様の気高さには脱帽モノですよ。でも…」  
退けられたペニスを、今度は彼女の左頬へとあてがいドラピオンは言葉を続けた。  
「コレ、で。イッたのは誰でしょうかねぇ〜?」  
「くっ…」  
ドラピオンの言葉が胸に突き刺さり、マニューラは顔をしかめた。  
「その前はオレさまの尾でも感じまくっていましたじゃねぇですか」  
「あの3匹…や、2匹ですかな?アイツらに犯されていた時だって  
何だかんだでしっかり感じまくりの喘ぎまくりのイキまくりだったじゃないですか」  
ドラピオンの今の意味は、ゼロの島での出来事他ならない。  
…またである。  
アーボックとドラピオンが気絶している間に起きた事を、  
彼らは知っていると、マニューラへ告げる。  
 
──分からない。アイツらにやられたのは言ったが…何故、詳細まで知って……──  
 
「何で知っているって、今、思いましたでしょう?」  
「…!!」  
ギクリと身体を強張らせ、マニューラは声を詰まらせたが  
考えを見透かされたのかとすぐさま理解し、あぁ、と答えた。  
「……お前たち。正直に答えろ。  
どうして…お前たちが知らないであろう情報を、お前たちは知っているんだい……?」  
「どうしてって」  
「そりゃぁ、なぁ?」  
ドラピオンとアーボックは視線を合わせ、軽く顎を揺らして考えを相通させる仕草を見せた。  
そしてアーボックがマニューラの顎を尾で持ち上げ、頭上の自分の顔と見合わせ、こう言った。  
 
「ボスの考える事は、全て"今"のオレさまらにはお見通し、なんですぜぇ…」  
 
あからさまに、わざと含んだ言い方をしていた。  
またもや"今"を強調している事に、マニューラは眉をひそめた。  
"今"、"後"、そして、彼女の考えは見通していると言う事。  
僅か3つではあるが、それが彼女の疑問を解く鍵になっているのは確かとマニューラは思い、  
さらに鍵を引き出そうと2匹へ質問をぶつけて行った。  
「へ…ぇ。そうかい……じゃぁ質問を変える。  
…なんでワタシを襲うんだ?おっと、頼んでも抱かせてくれないからと言うのはダメだからね」  
顎を押さえる尾に鉤爪を添え、マニューラはアーボックを見上げたまま言った。  
すると、アーボックとドラピオンはニヤリと笑い、彼女を囲うように見下ろし、答えた。  
「何故って。ボスが望んでいる事じゃぁないですか」  
「オレたちに、抱かれる事を、なぁー?」  
 
「……は、はぁっ!?そ、そんな事思うか!……馬鹿共が!!」  
そんな風に思われていたなど、何と言う屈辱だろうか。  
マニューラは部下に向って必死に否定の言葉を繰り返すが、  
アーボックとドラピオンは違うと彼女の言葉を打ち消していった。  
「正直になりましょうよマニューラ様」  
「そうそう、これはボスが望んだ事なんですぜぇ?  
言ったでしょう。"今"のオレさまたちは、ボスの考え……いや違うな。  
ボスの脳内全てを、お見通しなんですよ」  
アーボックはそう言うと、マニューラのうなじの羽根に舌を絡ませて梳くように舌を動かした。  
「んぅっ……!」  
くすぐったさに似た感覚に、マニューラは顎を掴まれたまま身体を震わせた。  
 
──…脳内?ワタシの頭の中が見えている……?──  
 
少しつづ、マニューラはこの不可思議な出来事の答えの糸口を手繰っていく。  
だが、それも次に取られた行動により、散漫になってしまった。  
「うっわ!?」  
唐突にアーボックがマニューラの腰に絡む尾を解いたと思ったら  
彼女の顎から尾の先端を離して今度はそれで彼女の腰を回し、仰向けからうつ伏せへと姿勢を返させた。  
─胸に、何かが押し当てられているとマニューラが気がついた時に、  
左足首を尾で掴まれて下へと少し落とされ、  
胸から首元へそれが擦られてやがてそれは彼女の目前へと姿を現した。  
「……っ…!」  
アーボックの腹板と尾下板の間から生えた─彼のヘミペニス(半陰茎)が一対、  
マニューラの鼻先に触れそうになっていた。  
蛇の性器が一対の存在である事は、マニューラは知っていたが  
いざ、こうして目前にして見ると些か強烈である。  
…しかも、蛇の性器は一対の存在だけではなく、その亀頭すら二股に分かれているのだ。  
その上、亀頭には複数の棘が生えているのだから、マニューラが受けたその衝撃は計り知れなかった。  
そしてアーボックのヘミペニスに気を取られ、自由になっていた腰にまたもや彼の尾が絡みつき  
マニューラの動きを再び封じる形を取らせてしまったのだ。  
「くっ…」  
アーボックがヘミペニスを見せ付けている理由を、マニューラは理解していたが  
出来るものかと無言の態度で表わし、ただ彼のヘミペニスを睨み付けていた。  
「マニューラ様ぁアーボックにも良い思いさせてやりましょーよぉ」  
「ふざけるんじゃないよドラピオン!」  
「うっひゃー、こえぇ」  
両鉤爪で、アーボックの腹を押し込むように上半身を反らし上げて  
マニューラはドラピオンへ牙を剥き出し吼える。  
だが、技も使えずに動きを封じられている彼女は、もはや無力そのもので  
威嚇すら彼らへの誘いになってしまうのだった。  
 
「あー、ボスがしてくれねーんなら、それでいいですよ」  
アーボックは呆れ気味にため息を吐き、マニューラの腰に絡んだ尾を上げて彼女を持ち上げた。  
「…!」  
巻かれた尾を鉤爪で掴み、マニューラはハッとした表情で下を見ると  
脚の間から、ドラピオンに放出された彼の精液が流れ落ちてそれがアーボックの腹部と  
雲の地に零れ落ちていくのが見え、それ以外にも──そそり立つアーボックのヘミペニスが見えた。  
「あ……」  
マニューラは彼の行動の意図を読み、ゾクリと身体を震わせた。  
そしてアーボックは持ち上げたマニューラを、自分の腹部に座らせる形で尾を下へと動かした。  
だが、マニューラは落とされまいと雲の地に両脚を着けて力を入れて踏ん張った。  
「こ……こんっなの……無理だ!」  
言葉で拒絶を表わし、尚も脚に入れる力を込める。  
「いやぁ、入りますよ。ドラピオンのよかはまだ楽ですぜ」  
「どこがだ!こ、こんな…棘…が…」  
「あぁ?あーちぃっと刺激が強いかもしれませんけどー。クセになるかもしれませんぜ?」  
「や、止めろ!止めッ!!」  
鉤爪でアーボックの尾を引っ掻き、解かせようとするが  
それも、もう無駄な抵抗にしかならないでいた。  
 
アーボックはニヤリと笑ってマニューラの腰に絡める尾を──落とした。  
 
「…………!!!」  
 
目を見開き、牙の生える口を開き、背と首を反らし───  
 
「…っああああぁぁあぁああぁ!!!!」  
 
マニューラは、膣内に侵入されたその強烈過ぎる感触に、悲鳴とも喘ぎともつかない叫びを上げた。  
 

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