「私はどうなっても良いから、どうか子供だけは……」  
「ガルーラさんよ、おれは金さえ返してくれれば文句はねえんだよ」  
 くろいメガネをクイっとあげながらおれは詰問する。  
 進化していないゼニガメであるおれは舐められやすい。舐められたら高利貸しは勤まらねえ。  
 おれにとって、これは大事な商売道具なんだ。  
   
「ですから、来月には必ず……」   
「今月分はどうするんだゴルァ!」  
 ガルーラの話をさえぎって、すごむおれ。  
 必要最低限の家具と机しか並んでいない殺風景なおれの部屋に冷酷な声が響く。   
「どうか、どうかお時間を……」  
「待てない! 期日までにキッチリと取り立ててやる!」  
 ガルーラの懇願を無下に断る。ここで優しい顔を見せちゃいけない。  
 もっともっと、精神的に追い詰めるんだ。  
「でも、もう売るものなんて何も残ってません!」  
 逆ギレするガルーラ。メスのヒステリーは醜い。  
   
「よく考えてみろ。まだ売れるものは残ってるだろ?」  
「……売れるもの?」  
 ガルーラは無い頭を必死に使って、考えている。  
 ようやく本題に入れるな……  
 
「あんたの体だよ」  
「な!それは……勘弁してください! お願いします!」  
「もうひとつあんたが売れるものがある。スリーパーに高く売れるんだよな幼女っていうのは」  
「子供には手を出さないで!」  
 ガルーラは純粋な怒りを込めておれをキッと睨む。こういう目をみるとゾクゾクする。  
 
「あんたか子供、売春させる奴を一匹選べ!まさか、子供を売るわけないよなあ、お・か・あ・さ・ん」  
「くっ、ぅうううううう……」  
 愛嬌のある彼女の顔が苦悶に歪む。いいざまだ。  
 しばしの沈黙。  
 冷や汗を流しながら苦悩するガルーラ。  
 だが、どんなに考えても、この質問に対する答えは一つしかなかった。  
 
「……わたしが、やります」  
「良く言った! ガキは感謝してくれるぜきっと」  
「子供には言わないで!」  
「わかった、わかった」  
 計画通り!  
 おれはに笑いをかみ殺しながら話を続ける。  
 
「善は急げだ、今すぐヤってもらうぜ」  
唐突な展開にガルーラが慌てて質問する。  
「今すぐってわけにはいかないでしょ?場所とか相手とか色々決めないと」  
「それは既にセッティング済みだ。場所はここ、お客はおれだ」  
 彼女は一瞬、あっけにとられた表情を浮かべた。  
「冗談で言ってるの?」  
「本気だよ。一発おれとハメるだけで今月分チャラにしてやる。おいしい話だろ?」  
   
「私は構わないけど……あなたは若いというか、まだ子供だし」  
「おれじゃ物足りないっていうのか! こりゃお前のガキに頑張ってもらうしかねえよなあ!」  
「違うってば! あなたは歳相応の相手の方が良いんじゃないかって。ほら私結構年上だし……」  
「歳のことなんて気にすんなよ。お前は十分魅力的だ」  
 
 こいつは旦那が死んだ悲しみをスロットでまぎらわそうとして、借金をしこたまこさえやがった馬鹿だ。  
 しかし、体はまあまあイケてる。  
 ふくよかな体つきはムンとした大人の色気をかもし出している。  
 とにかく、おっぱいがでかいんだよおっぱいが! うんうんオスはおっぱい命だよな。  
 しかも、ただでかいだけじゃなく張りがあって触り心地が良さそうなんだこれが。  
 おっぱいだけじゃねえ。股もムッチリしてんだ。ただの贅肉じゃない、筋肉とブレンドされてて  
 しまりが良さそうなんだ。おれの自慢の息子を突っ込んだらあっというまにイっちまいそうだぜ。  
 
「どうする? 他に選択肢は無いぞ」   
「……わかった。 さあ好きにしなさい!」  
 覚悟を決めたガルーラは姿勢を正して仁王立ちした。  
 大きいアーモンド状の瞳は、おれれを真っ直ぐに見つめ、揺るがない。  
 その目からは、決して自分の不幸を嘆かない強い精神性が感じられた。  
    
 ふん、いつまで気丈に振舞えるかな?  
 めちゃくちゃに犯しまくって屈服させてやる。  
 さて、まずはおっぱいを……  
「どうしたの? 遠慮しないでさっさと…」  
「手が届かねえ。ダッコしろ」  
 体格差を忘れていた。俺としたことが情けない。  
「ぷっ、ふふふ…あはははは!」  
 彼女の顔に快活な笑顔が咲く。さっきまでのしょぼくれ顔が嘘のようだ。  
「笑うな! さっさとしろ!」  
「はいはい。…ぷぷぷっ」  
 ガルーラのふくよかな腕がおれの両脇にそえられた。  
 間もなく空中に浮かぶおれの体。  
 
「おっぱいを揉む。胸に抱き寄せろ」  
 ガルーラはおれの言うとおりにした。豊満な胸が目の前にせまる。  
「へへへ、エロい体してやがるぜ」  
 おれは舌なめずりしながらガルーラの胸のふくらみを柔らかく撫でる。  
 彼女のおっぱいは手を一杯に広げてもカバーしきれない程広大な面積を誇っていた。  
 これだよこれ! デッカイおっぱいは正義だよな。   
「……うんっ……くっ」  
「良い感じなのかい?」  
「ちがう……」  
「無理に抑えることないだろう? 仕事は楽しくやらないとな」  
 おれよりも数段デカいメスを喘がせるのは、支配欲が満たされて良い気分だ。  
   
 おれは胸を弄ぶペースを上げる。左手は全体を指先でさわさわと撫で、右手は意外とかわいらしい乳首をきゅっとつまんでやる。  
「くっ……ぁあああああ、こんなの……旦那様にしかさせたこと無かったのに」  
「もったいないなあ、こんなに良い体してんのに」  
 愛するたった一匹のオスに貞操を捧げてきた未亡人を犯すのは、なかなか……興奮する。  
   
「おら今度は口でもおっぱいを良くしてやるよ、もっと近づけろ」  
「はっ…はい」  
 彼女は俺の顔を胸に押し付けた。顔全体が柔らかい肉に埋もれる。  
 前も右も左もおっぱい、まったくおっぱい天国だな。  
 さて早速いただくか。おれは右の乳首にむしゃぶりついた。  
「くちゃ……くちゅ…ピチャ…ピチャ」  
「うっ…ふうー、はっ…はあ」  
 ガルーラはおれの舌技に酔っているようだ。興奮したメス独特の浅く、媚びるような、呼吸をハッハとしている。  
 本当は左の乳首も片手で相手してやりたいが、手が届かない。デカ過ぎるおっぱいも考え物だな。  
 
「ペロ……レロ……くちゅ…」  
「あ……だめ…吸っちゃあ」  
 だめと言われると逆にやりたくなる。  
「ちゅ…くちゅ……くちゅううううう…」  
「駄目ぇ……お乳が…でちゃう」  
 こいつ、母乳がでるのか!  
 予想外の幸運におれは口の端を吊り上げる。  
 母乳を搾り取る変態プレイで、ガルーラの精神を汚してやろう。  
 
「ぷっく…くちゃ、くちゃ…ぐちゅ……ちゅっちゅ」  
「駄目……だってばあ……」  
 唇を乳首の外縁部にきつく吸い付け、舌で先端を圧迫して栄養をねだる。  
 指で胸全体をゆったりと揉みしだいて、放出をうながすのも忘れない。  
「ふぅううう…ふぅうううう」  
 呼吸を必死に整えて耐えるガルーラをよそに、搾乳作業を黙々と続ける。  
   
 ……なんでだろう、体が勝手に動く。本能ってやつだろうか、どうすれば  
 母乳を得られるか手に取るようにわかる。  
 それに、これだけエロいことをしてるのに心は穏やかだ。  
 ふわふわと柔らかいおっぱいに包まれていると、自分が無敵の存在に守られているかのような安心感に満たされる。  
 
「ちぅう…ちゅうう……」  
「……はぁああ…、はあ…もうお乳でちゃうよぉおお」  
 欲しい……おっぱいが欲しい。  
 おれは最後の一押しと言わんばかりに、唇の力きゅっと強める。  
 ちょうだい、はやくちょうだい。  
「あっ……はぁああああああ!」  
 ガルーラは限界を迎え、口の中に温い液体がトクトクと注がれた。  
 おれは一滴も逃すまいと貪欲に飲み込む。その味は甘く、舌触りは優しい。  
 母乳を飲み下すたびに、何故か涙が溢れ出る。  
 自分ひとりでは抱えきれない程の幸福感がおれを襲い、冷え切った心を暖めていく。  
 不安や孤独感といったごつごつした感情が無限大の優しさに塗りつぶされる。  
 今まで体験したこと無い感情に戸惑いつつも、涙が止まらない。  
 
「ヒック…グス……」  
「おーよしよし……」  
 気がつけばガルーラが体ををゆっくりと揺らし、おれをあやしていた。  
「グズッ……おれをガキ扱いすんな!」  
「ごめん、泣いている子を見るとつい……。ガルーラって母性本能がやたら強いから」  
「もう良い、降ろせ!」  
 少し傷ついた表情を浮かべながらも、俺を降ろすガルーラ。  
 それにしても、涙が出た理由がわからない。  
 
「どうして…、勝手に涙が出たんだろう…?悲しいことなんてないのに…可哀想なのはお前のほうなのに」  
 彼女の顔を見上げながら、ストレートに疑問をぶつけてみる。  
「きっとお母さんのこと思い出して懐かしくなったのね」  
 ガルーラが意外なことを言い出す。だが……  
「それは絶対に無い!」  
 顔をしかめながらそう吐き捨てた。慣れ親しんだ不快感が帰ってくる。  
「おれの母はおれを産んですぐに知らない男と逃げた。だから奴のことなんてこれっぽっちも懐かしくない」  
 口がおれの弱みを勝手にペラペラと喋る。そんなことをすればおれの立場が危うくなるのに…  
 だが、このメスになら自分の弱さをみせても大丈夫だと、何故か思った。  
 
「どうしてだろう? お前がとても優しく思える。お前がまるで……まるで…」  
「お母さんみたい?」  
「いや、違うな。あり得ない。忘れてくれ」  
 おれは一人で生き抜いてきた。今更母親なんて必要ない。  
 
 そういえば、こいつの母乳を飲んでから涙が出始めたんだったな。  
「おい!ガルーラの母乳には催涙作用でも有るのか?」  
「え? そんなの聞いたこと……」  
 ガルーラは瞳を宙に泳がせ、思考に没頭する。   
「……あっ!…思い出した! ガルーラの母乳には刷り込み作用があったんだった!」  
「刷り込み?」  
 意外なキーワードにおれは面食らった。  
「そっ…そう! ガルーラの子供はね、…さっ…最初に母乳を飲ませてくれたメスを母親だと認識するの」  
「つまり、おれがおまえの母乳を飲んだから」  
「私が、お母さんみたいに思えちゃうのね」  
 
 なんてこった。今日のおれはミスばかりだな。  
「あなたの心は赤ちゃんの時代に戻ったけど、交尾は続けられるわ!」  
「おいおい、母ちゃんとヤるなんて趣味悪いぜ」  
 無意識のうちにガルーラを母ちゃんと呼んでしまう。我ながら重症だと思う。  
「そうかしら? 旦那様も私の母乳を飲んで可愛く甘えて来たものよ」  
「赤ちゃんプレイか? 恥ずかしい連中だ」  
「ガルーラにとっては珍しくないんだけどね。母乳を飲んで幼児化した状態で目一杯甘えるっていうプレイはみんなよくやってるのよ」  
「そう……なのか?」  
「もちろんよ! 私もあなたみたいな小さいポケモンに借金して犯されたなんて口が裂けても言えないから秘密は守られる」  
「本当だな? 本当に……誰にもしゃべらないな?」  
 ガルーラがこくこくとうなずく。そのしぐさは、怯えて硬くなっていたた先刻とは違って若々しくしなやかな印象を与える。  
 おれが変になったのは母乳のせい……、誰にもばれない……、だったら……  
 
「……頼む」   
 おれは彼女の提案を受け入れた。自分でもどうかしていると思う。  
 そんなおれを尻目にノリノリで話を進めるガルーラ。  
「雰囲気出すために呼び方決めるわね」  
「今のままで良いじゃないか」  
「だめだめ! 交尾はムードが肝心なんだから。私はあなたを"坊や"ってよぶわね」  
 強引に組み敷いてレイプしてやるつもりだったが、今やすっかり彼女のペースだ。  
   
「坊やは私のことなんて呼ぶ?」   
「おれは……」  
「遠慮しなくて良いよ」  
 ガルーラが屈んでおれの顔を覗き込む。くりくりとした二つの目におれが写りこむ。  
 おれはできるだけちいさな声でごにょごにょと伝えた。  
「え? なんだって?」  
 聞こえてるのわかってるくせに、わざと聞き返すガルーラ。  
 おれはやけになって叫んだ  
「ママだよ! マーマ! 何度言わせればわかる!」  
 顔がカァーと熱くなるのを感じる。これも母乳のせいだ。  
 
「はいはい怒らないで」  
「お前わかっててやっただろ」  
「お前じゃなくてママでしょ! じゃあ雰囲気作りその二!」  
「無視かよ!」  
 
 おれのツッコミを無視して、ガルーラがくろいメガネに手をかけた。  
 視界を覆っていた黒くて薄い膜が取り除かれる。  
「こんなのつけてたらかわいい顔が台無しだよ」  
「はあ? オスに対してかわいいは無いだろ」  
「ほらほら雰囲気を大事にして! 坊やのおめめはまん丸でかわいいねー」  
「そっ、そうか? かわいいか……えヘヘヘ」  
 
 これは母乳のせい、母乳のせい……  
「あっ、ありがとう……ママ」  
「良く言えました! 偉いぞー」  
 ガルーラは優しくおれの頭を撫でてくれた。  
「そっ、そうか?偉いのかおれ……えへへへへ」  
 他者に無条件で受け入れられる喜びを感じる。  
 母乳の効果は抜群だな。  
 
「坊や、まずは何がしたい?言ってみてよ」  
「えっと、じゃあ……こう…ぎゅーとしてくれ」  
 おれは腕を胸の前でバツの字に交差させながら言った。こんなガキっぽい動作、普段なら恥ずかしくて絶対にやらない。  
「それで良いの? もっとエッチなことして良いんだよ?」  
「これが良い…お願い……ママ」  
「うん、わかった……ほらギュー」  
   
 ガルーラは小さいおれのために屈みこんで、俺の体を優しく抱いてくれた。  
 温めたモーモーミルクみたいな甘くて良い匂いが鼻をくすぐる。  
 柔らかな肢体に包まれる安心感に惑わされ、丸裸のおれが顔を出した。  
 
「……ママぁ」  
「ん? どうしたのかな?」  
「ママはどこにも行かないよね? ね?」  
「大丈夫、ママはどこにも行かないわ」  
「本当に? うれしいなあ」  
 おれはガルーラの腕に顔をすり寄せた。  
 今まで必死に否定していた母への思慕も、彼女になら素直に吐露できた。  
 
「坊やは今のお仕事好き?」  
 優しい口調とは裏腹に恐ろしい質問を投げかけられる。  
 だが、どうせ誰も聞いちゃ居ない。  
「本当は嫌い。みんなに嫌われるのが怖いから」  
 貸した金を返してもらうだけなのに、やたらと憎まれる。  
 追い詰められた債務者に殺されそうになったことすらあった。  
 法外な金利で貸しているおれが悪いと言えばそれまでだが、あまり楽しい仕事じゃない。  
「そうか……じゃあママと一緒に行こうか? お仕事やめちゃお!」  
 何を言ってるんだ? 辞められるわけない。おれには金しかない。この生き方しか知らない。  
 でも、今は……  
「うん、ぼくお仕事辞めるね。ママを苦しめることはもうしないよ」  
 今は……嘘でも良い。こんな生活から抜け出しかった。  
「ありがとう坊や。他にやりたいこと無い?」  
 
 そうだな、そろそろエロいことしないと……。  
「いつも赤ちゃんを入れてる袋見せてよ」  
 部屋の奥のベッドを指差しながら言った。  
「ママ、いっぱいさわりたいから、そこに仰向けになって」  
 乱交パーティ用にキングサイズをオーダーしたので巨大なガルーラでも大丈夫だろう。  
「なんでこんな大きいベッドがあるの?」  
「それは秘密だよママ」  
 ベッドに横たわるガルーラ。  
 ギシィと音をたててベッドが歪む。  
 高かったんだぜそれ……壊すなよ。  
 
「じゃあ上に乗るね」  
 頭の位置が互い違いになるように乗っかる。  
 身長が同等ならシックスナインの格好となる。だが体格差がすさまじいので、口が性器まで届かない。  
 性器の代わりに、彼女の袋の入り口におれの頭を寄せた。  
 未知の部位に対する興味から指を柔らかな袋に滑り込ませる。  
 おれの尻の後ろから、ガルーラの甘やかな声が聞こえる。  
 
「んっはあ、坊やそこは……」  
 彼女の息が上がる。  
「こうされると気持ち良いのママ? 」  
 おれはガルーラの袋の中にいれた指をクイックイッと動かした。  
「あう!…ちょっと…待って……そこは大事なとこだから」  
 そこはもう彼女の体内だ。確かに傷つけたら大変だ。  
 
「指じゃなくて、舌なら良いよねママ!」  
「え?ちょっと…まって……あはぁ!…ああ……」  
 顔を突っ込んで袋の中をペロペロとなめ回す。  
 奇妙にしょっぱい味が舌に広がり、むわっとした臭気が鼻につくが気にしない。  
「だめっ!……坊やぁ……」  
 後ろから聞こえるガルーラの喘ぎ声がおれをはげましてくれる。  
 調子に乗ったおれはさらに舌の運動量を増やした。  
 届く範囲の全てをぐちゃぐちゃ音を立てながら愛撫していく。  
 おれの下でガルーラの腹が荒い呼吸によって激しく上下する。  
 明らかに感じているメスの反応を確かめながら、ガルーラを高みへ導いていった。  
 ……よし、このまま行けば!  
 
「ひん……やっ……はぁああああああん!」  
 一際大きな叫びがガルーラの絶頂を教えてくれた。  
 彼女の欲情に反応して、おれのモノがムクムクと成長していくのが分かる。  
 血液の集中による膨張が続く。  
 ゴクリンのごとくどんどん肥大化する。  
 血管を浮かび上がらせる先端はおれの頭より大きい。   
 
 おれは袋から頭を出し、向きをかえてガルーラと見詰め合う。  
「イッちゃたんだ? 息子に袋なめられてイッちゃうなんて変態なママだな」  
 ニヤニヤとしながら言葉攻めする。  
「え? イッってないよ! ほっ…本当だってば!」  
 慌てて否定するが、頬を赤らめ息を荒らしている状態では説得力が無い。  
 
「ぼくママがイクのを見て興奮しちゃった、ほらおちんちんがこんなに……」  
 おれは異常に大きく勃起したチンコを見せ付ける。  
 ゼニガメのチンコは体の割りにとてもデカい。  
 羨む奴も多いが、こんなの入るメスなんて限られてる。  
 同世代の少女には入らない。  
 受け入れる器を持ってる巨大なメスには年下と侮られ、セックスのパートナーとしてみてもらえない。  
 だから、ガルーラに借金を背負わせて事ここに至るってやつだ。  
 
「へえ……坊やのおちんちんってそんなに大きくなるのね」  
「え!? 驚かないのか?」  
「その位のモノなら、挿れたこと……うん大丈夫」  
 品定めされるような目で見られた気がする。  
 そういえばこいつ、旦那様以外のオスとしたことないって言ってたな。  
「ぼくと旦那様、どっちがおちんちん大きいか教えてよママ」  
「それは秘密だよ坊や」  
 秘密にするってことは旦那様のほうが大きかったんだろう。  
 旦那様恐るべし! だか黙って引き下がるわけには行かない!  
    
「旦那様より良くしてあげるねママ!」  
 おれはガルーラの上を這いずって、彼女の秘所に移動した。  
 彼女の大事なところは、その巨体にふさわしいビッグホールだった。  
 呼吸にあわせてうごめき、外縁部をヒクつかせながらおれの到着を待ちわびている。  
 その迫力に気おされそうになり、おれはつばをゴクリと飲み込んだ。  
 実際に見るのは初めてだったが、ぬめる液体によって膣全体が保護されてるのがわかった。  
 
「よしっ、挿れるよママ!」  
「がんばってね坊や!」  
 あっけらかんとした彼女の様子にため息が出る。  
 だがここで萎えるわけにはいかない。  
 俺は深呼吸して精神統一する。OK、我が息子よ共に戦おうではないか!  
 彼女の腹に両手をつき、ゆっくりとにオチンチンを彼女の中へ沈みこませる。  
 先端部がうごめく粘膜の洗礼を受けた。  
 
「くっうぅううう」  
 喘いだのはおれの方だ。歯を食いしばって必死におちんちんの暴発をおさえる。  
「大丈夫? 苦しかったらもう出しても良いよ」  
 頭上から心配したガルーラの声が聞こえてくる。  
「くぅん…大丈夫だよ……ママァ」  
 本当はすぐにでも出してしまいたかった。だけど、初めての経験がこんなにあっけなく終わるなんて嫌だ。  
 ただでさえ、あんな恥ずかしいプレイまでさせられたのに。  
 
「うぉお……うん……くぅ!」  
 おれは根性で耐えながら彼女の中を進む。  
 途中、いくつもの突起がおれの放出を誘った。  
 そのたびに、短い悲鳴をあげながらもなんとか耐え抜いて少しずつ、少しずつ進めていく。  
 気の遠くなるほどの長い旅に思えた。  
 
「あっ…はあ……やっと全部入った」  
 おれには不釣合いなほど大きいおちんちんの全てがガルーラの熱と欲に包まれる。  
 オナニーするときは手が小さくて、おちんちんの一部しか良くすることができなかった。  
 でも今は、その巨大なモノの感覚の全てが快楽を生産してくれている。  
 
「ママ!…あっく……大丈夫?…苦しくない?」  
「大丈夫! 全然平気ー!」  
 彼女ははっきりと答える。余裕が無いのはおれだけのようだ。  
 後でまた、袋を攻めてやらないとな……  
「ふぅ…ふぅ……動かすよぉ」  
 もう限界だった、彼女の中をめちゃくちゃに突き回す。  
 
「あん!……はぁん!ママごめん! もうわかんない!」  
「うん! ……いいよ…くぁっ!……私のことは気にしないで!」  
 ガルーラがどこを擦られると気持ち良いとか、苦しいとか全く考えられない。  
 ただ、自分の快楽を得るために腰をパコパコと動かす。  
 大きいだけで何も知らないおれのおちんちんは彼女の体内をわけもわからず暴れまわった。  
 デリケートな内壁を力加減もしないで突いて、嬲って、犯しまくる。  
 身勝手にふるまうおれのおちんちんは、がまん汁をびしゃびしゃと噴出して喜びを示す。  
 だが、彼女の顔を見上げると、快楽ではなく苦痛によって目をきつくつむってるのが分かった。  
 大事なパートナーを傷つけている自分に気付く。  
   
 ……おれって本当に自分のことしか考えてないんだなあ。  
 そういえばガルーラのことなんて何も考えてなかった。彼女のためになることって何だろう?  
 ……そうだ!  
「ママ! 一回抜くね! このままだと赤ちゃんできちゃうし」  
「それは駄目よ」  
 痛みを感じてるはずなのに、やけに冷静な声で返された。  
 それと同時に、膣内の空間がぎゅーと狭まる。  
 ガルーラが巨躯を支える豊富な筋肉で秘所を引き締めたのだ。  
 さらに、彼女は足でおれの尻をガッチリホールドして、腰を引こうとする動きを封じた。  
 
「きゃあああああ!……やめて…出ちゃう…赤ちゃん孕ませちゃうよぉ!」  
 いきなり増した圧力に悲鳴が出る。  
「くっ、良いよ…また一匹や二匹子供が増えても……ふぅん!」  
 ガルーラは自ら腰を浮かし、おれのおちんちんを膣に埋め込んでいく。  
 彼女が完全におちんちんを制御したおかげで、苦痛が産まれることはもう無い。  
 身勝手なおれと違い、ガルーラは快楽を独占することはせず、予測不能な刺激をおれに分け与える。  
 熟練したガルーラの腰使いにおちんちんの温度が急上昇する。  
「ひゃあああん!…もう……やめて…ママ…おちんちんが……溶けちゃうよー!」  
「やめない!……んあっ……坊や、私達家族になるのよ……ふん!……私の子供も新しいお兄ちゃんを気に入ってくれるわ」   
 快楽にかき乱されるおれに、意外な提案をぶつけるガルーラ。  
 だけど、今のおれじゃあ……  
 
「駄目ぇ! ママ!……ぼく汚いもん!…ひぃん! 悪いこといっぱいしちゃったから…家族なんて…」  
「はあん……坊やのきれいなものも……くぅう……汚いものも全部受け入れてあげから! だから全部ママに出してぇ!」  
 自分を完全肯定される喜びがおれを満たしていく。  
 親愛なのか、性愛なのかわからないが、ガルーラに対する愛しさが募る。  
 ……注ぎ込みたい!狂おしい程愛しているこのメスのなかに自分の全てを!  
   
「ママ!……ママァ! あん!あっひゃああああああああ!ママァアアアア!」  
 自己と精を受け入れられる歓喜に包まれて、おちんちんが爆発する。  
 ブシャーという濃く長い射精が、巨大なガルーラの膣を白一色に染め上げていく。  
 命が抜き出されると錯覚するほどの、強烈な放出感に恐怖する。  
「ひゃぁあああああん!ママ!ママ!ママァアアアアアア!」  
 大きなおちんちんから送られる絶頂快楽は、未成熟な体のおれには耐え切れぬ程だ。  
 よだれを垂らした無様なイキ顔をさらしながら体全体をピクピクと痙攣させることしかできない。  
 果てしない性感がおれの意識を刈り取る寸前まで、泣きながらママ、ママと叫び続けていたと後で聞いた。  
 
 すっかりしなびたおちんちんを彼女のからずるりと引き抜く。そこは白いドロドロであふれかえっていた。  
 抜いたあとの冷静な頭がさっきのプレイがいかに恥ずかしいものであるかを高らかに主張している。  
「中に出しちゃったな。子供ができたら養育費は出す。あと、お前の借金は全部チャラで良い」  
 おれは再びくろいメガネをカッチリとかけてお仕事モードに戻る。  
 まったくひどい目にあった。もうこいつには関わらない。  
 
「お前じゃなくて、ママでしょ? 坊や」  
「そのプレイは終わりだ、馬鹿め。母乳の効果はもう切れた」  
「え? まだ信じてたの? そんな物があったら誰も育児に苦労しないって」  
 彼女の残酷な言葉がゆっくりと脳に染み込む。  
「はあ!? え…は? でも……じゃあ!」  
「お乳を飲んで泣いているあなたがかわいくて……つい。普段は怖い借金取りだったからそのギャップで余計に……ごめんね!」  
 年甲斐も無く、舌をペロっと出して茶目っ気たっぷりにあやまるガルーラ。  
   
「お前殺す! いやお前は死ななくて良い。おれが死ぬから! よし死ぬ! おれは死ぬぞぉおおおお!」  
 あまりの恥ずかしさに耐え切れず、手足をばたつかせながらわめく。  
 精神を崩壊させる程の恥辱。今まで積み上げてきたものがガラガラと崩れる音がはっきりと聞こえた。  
 もう生きていけない。あんな恥ずかしいことしちゃったおれは……  
「そんなに恥ずかしがらなくても良いよ。君はまだ子供でしょ? お母さんに甘えたい年頃なんだから」  
「うるさい! おれはそこいらのガキとは違う!ビッグマネーを一瞬にして稼ぎ出す……」  
「こんな仕事嫌いなんでしょ?もう辞めようよ。くろいメガネも正直似合ってないし」  
 ガルーラがひょいとくろいメガネを取り上げて天に掲げる。  
 
「あっ、こら返せ!」  
 ぴょんぴょん跳ねて取り返そうとするが、圧倒的な身長差のせいで届かない。  
「フン!」  
 ガルーラが力を込めるとくろいメガネが握り潰されてバラバラになった。  
 ああ、おれの大事な商売道具が……  
「坊やは私と一緒に来るのよ。 良いお兄ちゃんになってね!」  
 太陽より光り輝く笑顔を向けて、ガルーラは宣言した。  
   
 ……完全敗北だ。  
 おれはうなだれながらぼそっと返事する。  
 
「……はい、ママ……」  
                                                      完  
 

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