「な、カスミ……」  
「んー?なぁに?」  
 
月明かりに照らされる白いベッド  
サトシの腕を枕代わりに目を閉じていたカスミが目を開く。  
 
「オレ、今度ホウエン地方を旅しようと思うんだ」  
「……ぇ?」  
 
一瞬何を言ったのか理解できない…  
 
ハナダジムに現れたサトシがジムの運営を手伝ってくれるようになって3年…  
おてんばは影を潜めて、少女から女になろうとするその過程  
 
まだまだ子供だからと一緒の部屋で暮らすようになって3年…  
──アタシにとっては、まだ3年……  
 
それなのに、アタシの元からいなくなっちゃう…  
 
「……う、ウソでしょ?」  
 
苦笑いを浮かべながら起き上がってサトシを見つめる  
そのカスミの頭を両手で包み抱きしめるサトシ。  
 
「…ごめんよ。でも、どうしても新しい土地に行ってみたいんだ…」  
 
厚いとはいいがたい胸板にほほを当てながらカスミが答える。  
 
「ゃ…なんで?それじゃ、アタシもつれてってよ」  
「カスミはダメだって。ジムリーダーなんだろ?おてんば人魚のカスミはいつでもポジティブシンキング…だろ?」  
 
──そんなのイヤ…サトシがアタシと離れ離れになるなんて…イヤ……  
 
自然に涙があふれてくる…なにか、サトシとつながりを持ちたい。  
だったら…アタシの…  
そこまで考えて、意を決したようにサトシの顔を見つめるカスミ  
 
「涙でぐちゃぐちゃだな…ゴメン……でも、オレ、ポケモンバカだから…っ!?んむっ?!」  
 
──突然のキス  
 
つーっと二人の唇から伸びる透明な橋  
 
「…んっ……おねがい…アタシのこと忘れないように…サトシのこと忘れないように…」  
 
もぞもぞと左手をサトシのおなかに滑らせ、パジャマのズボンに入れる…  
小さな肉茎を見つけると、やわやわと揉みしだく  
 
「カ、カスミ?!」  
 
驚いたサトシだが、その行為に興奮していることは確かだ。  
小さな肉茎に血液が流入し、ぐんぐん大きくなる  
 
ゆっくりと無言でもう一度キスをするカスミ  
そのまま唇を首筋、胸、おなか…おへそ……そして……  
 
ズボンをゆっくりとおろしながら、自己主張を続ける肉茎を見つめる  
 
「逃がさないんだから…」  
 
──ゴクッとのどを鳴らす音が聞こえる…  
 
舌を伸ばし、先っぽをペロッと舐める。  
ビクッと腰を浮かせるサトシ  
 
「カスミ…逃がさないってどういう…くっ……」  
「アタシから逃げないで…ホウエンに行ってもアタシのこと忘れないで…」  
 
両手でピクピクと動く肉茎をしっかりと持ちながらカスミが話す  
 
「終わったら教えてあげる…言葉の理由…」  
 
両手を上下に動かし始める…シュッ、シュッ…シュッシュッ……  
サトシは目を閉じて快楽に耐える  
 
先のほうに液体がたまってくる…容赦なくカスミの手を濡らしながら、その動きを良くしてゆく  
皮に包まれた肉茎の広がった部分が外気に触れ、また皮の中に戻っていく  
 
もう一度皮から開放されたところで、ウェットティッシュを手に取り、きれいにふき取っていく  
 
「っは……冷たっ……よ、汚れてた?は、恥ずかしいな…」  
「いいよ、今日はサトシにとって忘れられない日にしたいから…アタシがご奉仕するの…」  
 
きれいにふき取り、白い汚れがなくなる…  
ピクピクと動く肉茎を見つめながら、一度深呼吸をして一気に咥え込む  
 
──んっ…ぁむっ……んっふぅ……ふぅ……  
 
口の中にサトシの肉茎をほおばったカスミ  
舌をチロチロ動かしながら上目遣いにサトシを見つめる  
 
「あはひが、ごほーひふるの……わふれひゃへないんだはらぁ…」  
「わ、忘れないよ!絶対っ」  
 
目を閉じてカスミの言葉に答えるサトシ  
答えを聞いて満足そうに目を閉じると、ゆっくり唇をすぼめて動かし始める  
 
「んっ、ふっ、ふはっひゃっ、んっんぅー、んむっ……」  
 
透明の液体が漏れる先っぽを舌で刺激しつつ、唇で張り出したエラの部分も刺激する  
頭にそっと置かれるサトシの手  
もっと、もっと…と言っているようでカスミはうれしくなる  
 
──んふっ、ちゅ…ちゅ…ん…んぐ…ん…ん…ん…  
────れろ…れぉ…れぉれぉ…んっ…ちゅぱ…ちゅ…れぉ…れ…ぉ…ん…  
んふぅ…ふっ…ふっ…ふっ…ふっ…んぅぅぅぅ…  
 
だんだん激しくなる舌と唇の動きに耐え切れなくなるサトシ  
 
「カ、カスミっ……も、もぅっ!」  
「いぃーひょ?だひて…のんへあへる……ハトヒの…」  
 
ちゅぅ…ん…んぅ…んふっ…ぁ…ぁはぁ…  
ちゅ…ちゅ…はむ…んぅ…んっ…んっ…んっ…  
 
「カスミっ!カスミっ!」  
「んっ……んぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」  
 
──ドクッ…ドクッ!ドクッ…ドプッ、ドブッ!  
 
カスミの口の中で暴発するサトシの肉茎  
白濁とした液体を口の中いっぱいに注ぎこまれながら、うっとりと目を細めるカスミ  
 
「んっ…ンン……こふっ……」  
 
のどがコクコクと動いて飲み込むカスミ  
ハァハァと肩を揺らせながら見つめるサトシ  
 
「カ、カスミ…今度は……その……」  
「んっ…ふふっ…ここまで。続きはホウエンから帰ってきたときにね…♪」  
 
小悪魔のようににこっと笑ったカスミに一瞬びっくりしながら一気に抱きしめるサトシ  
 
「ぜ、ぜったい帰ってくる!今度はホウエンでもチャンピオンになって、すぐに帰ってくる!」  
「アタシも、もっと…うまくなっておくからね」  
 
目を白黒させるサトシに笑いながらカスミが答える。  
 
「ふふっ、ポケモンバトルの話よ?」  
 
真っ赤になったサトシの顔がかわいい  
アハハと笑うカスミとサトシ。二人が結ばれるのはまた先の話。  
 
 

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