「ねえ、−−を見かけなかった?」  
「いいえ、見てはいませんけど」  
「ああ、それならいいや。…全くどこに行ったんだか。記憶を  
無くしているみたいだから、そう遠くへ行ってないと思うけど…」  
「…もしかすると……記憶を取り戻しかけているのかもしれません。」  
「え!ということは」  
「−今まさに時限の塔に行っていて、再び  
闇の世界を創るためにまた何か仕掛けて……」  
「な、なんだってー!ちょ、  
ちょっと時限の塔行ってくる!」  
「お気を付けて」  
 
 
 
 
体色は、頭部が月のような黄色、体がほとんど青色、  
瞳と体についたヴェールのような部位が濃いめの桃色。  
何かしら神秘的な雰囲気を纏っているポケモンは、  
実に嬉しそうな表情を浮かべながら進んでいた。  
 
陽の光が届かない洞窟の奥へと。  
まるで闇がその奥に居着いたように暗い洞窟の奥へと。  
−−−あるポケモンが、闇の中に捕らえられている。  
頭部の色は白、胸元には巻き付くように朱色の牙のような物があり、  
身体は色が闇に完全に紛れていて、  
実際には四肢にしっかりと枷が嵌められており、ポケモンの動きを封じているが、  
銀色の鎖と枷が空間に浮いているようにしか見えない。  
そんな状況でポケモンはすやすやと寝息を立てている。  
そのポケモンを取り巻く空間がいきなり光で照らされた。  
急な刺激に一気に意識が覚醒、  
しかし光が強すぎて目が開けられない。  
何かを擦り合わせる音と熱。光が落ち着いたところで  
ゆっくりと目を開けると  
「お目覚めですか?」  
火のついた松明を念力で浮かせているどこか神秘的な  
ポケモンが目の前に浮かんでいた。  
「なっ…何だ、お前は!ここは何処だ!」  
「知らないんですか?」  
「一体何が目的でこんなことをやるんだ?  
…私を知っているのか?」  
「…やっぱり……貴方は…」  
言いながら身体のヴェールを動かし、脇腹辺りを擦った。  
 
「ひゃうっ!?」  
次の瞬間、電気ショックを受けたように身体が反応した。  
やたらとヴェールの感触を敏感に感じる。  
 
身体の奥底がやたらと熱くなっている。  
「目一杯薬を飲ませましたからね…気持ちいいでしょう?」  
 
「誰がっ…そんな……はぅぅ…」  
声に力が入らず、どうしても甘く、  
か弱い声を発してしまう。身体に力が入らず、少しも動かせない。  
ヴェールが腹を中心に身体を撫で、その刺激にぴくぴくと  
反応し、内股に熱い液体が垂れ始め、独特な香りが周りに溢れた。  
「随分感じちゃってるようですね。」  
「やめろ…そんなこと…言うなぁ……」  
「早速見せてもらいますか。」  
ヴェールを使って器用にスカートのようなひらひらした部分を  
捲くり上げると、既に粘液でいやらしく濡れている雌の秘部が液体を下に垂らしている。  
「やめろぉ…っ…みるな……っ!?」  
「こうすると私が何をするか分からないでしょう?」  
あくまで言葉で拒絶するポケモンの目を、厚手のスカーフで覆って塞ぐ。  
 
くちゅ……ちゅぷ………  
 
「ひっ…なに?」  
 
「色々持ってきたんですよ。楽しんでくださいね。」  
細めの棒が秘部に埋め込まれる。  
 
ぐち…ぐちゅ……  
 
「ひぃん…やめろぉ……」  
ゆっくりナカを掻き回される快感は、理性を少しずつ削ってゆく。  
呼吸が速まり、棒が動き回るたびに粘液がナカからトロトロと溢れ出る。  
 
そして身体がぶるりと震えて、  
「ひっ……くあぁぁっ!?」  
愛液が噴き出した、のではなく、秘部の頂点辺りから  
ずるりと雄の象徴が出て来た。身体の牙のような物と同じような色で、  
びくびくと先端から液体を出している。  
「−随分、変わった身体なんですね。」  
秘部の棒を動かしながら、独り言のように呟いた。  
 
「−−何にせよ、気持ち良くしてあげますけどね。」  
もう片方の身体の側面にあるヴェールで、  
いくつか球がついた紐のようなものを取り、  
それを秘部とは少し離れた孔−−  
普段は排泄等に使うそこに球を入れ始めた。  
 
「ひぐぅっ!?そこは、違うっ……やだぁ…」  
何をされるかわからない恐怖と、  
秘部とは違う部分に球が埋め込まれる感触。  
「ほら、もう全部入ってしまいましたよ。」  
「腹の中が…ゴロゴロしてぇ…こんなの…嫌だ…」  
「…そこまで言うなら…」  
そう言ったかと思うと紐の先端に付けられている輪っかに  
器用にヴェールを絡ませ、  
ズリュゥゥゥッ!  
それを、力を込めて引き抜いた。  
「きゃぅぅぅぅっ!?」  
中の球が粘膜の敏感な所を擦り上げ、  
奥に行くほど大きくなる球が一気に引き抜かれる快感に耐えられず、  
「ふぁぁぁぁっ!」  
愛液を秘部から、精液を雄棒から吹き出しながら、  
絶頂に達してしまった。  
「−−そんなに、お尻が気持ち良かったのですか?」  
「もう…やめてよぉ……誰か…助けて…」  
満足したような口調のポケモンはイッたポケモンの  
プライドを踏みにじるように話しかける。肝心のポケモンは息も絶え絶えで、  
身体を震わせながら絶頂の余韻に浸ってるようだ。  
愛液に塗れた秘部から細めの棒を抜き取ると、  
どこからか縄を取り出し、雄棒の根本を縛る。  
「えっ…痛っ…何で……こんなぁ…」  
「これから…貴方を『墜とす』ためです」  
そのヴェールにはおぞましい物が取られていた。  
雄棒を模した形だが、一般的な人型のポケモンのと比べてもずっと大きく、太く、  
至る所に突起が生やされている。それを秘部にあてがい、  
ぐじゅぅっ………  
力を込めて突き入れた。  
「ひぎゃぁぁぁっ!?」  
いきなり強すぎる快感、そのままそれをナカで存分に動かされる。  
ナカでそれが動くたびに突起がゴリゴリとナカを掻き回し、  
返しのように逆向きについた突起が  
引き抜かれるたび内部の粘膜を持って行くように刺激する。  
だが根本を縛られて達することが出来ず、  
もどかしさだけが延々と溜まっていく。  
 
「やぁぁっ…!お願いだからっ…やめっ…ひあぁぁぁっ!」  
「身体は正直ですよ?」  
最奥まで突き入れた後、  
一旦ヴェールの動きを止め、改めて枷に繋がれたポケモンを見る。  
目元に巻かれた布がじっとりと濡れて、  
口元は涎が溢れて、身体は小刻みに痙攣している。  
秘部はぐちゅぐちゅと粘液をとめどなく溢れさせている。  
「…そういえば、これって動くんですよ。」  
すると秘部に挿れられたそれが、沢山の突起を生やしているそれが、  
いきなり振動し始めた。  
「ひぃっ!やらぁぁぁっ!」  
ゴリゴリとナカで暴れ回り、その快感に嬌声をあげる。  
「…気分はどうですか?……もっと動きを強く出来ますけど…」  
「…ごめ……さ…い…」  
「え?」  
「ごめ…ん……な…さい…もう…許して…くださいぃ……、」  
かすれた声で振動による快感に  
耐えながら精一杯懇願した。しかし  
「…それは、出来ないんです。」  
そう言って、振動の強さを最大にした。  
「…ぁ……っ………っ!」  
声が出せないほどの快感。  
どうしても達することが出来ないもどかしさと、  
ナカに与えられる快感で頭の中が真っ白になる。  
「私はそろそろ戻ります。  
−−−次は『お友達』を沢山連れてきますからね。」  
そしてそのヴェールで、雄棒を縛っていた縄を切った。  
雄棒はたちまちびくびくと  
震えながら、白濁液を噴き出す。  
今までせき止められた分長い時間噴き出し続け、  
噴出が終わった頃には意識を失っていた。  
 
 
 
 
 
「お帰りなさい。随分かかりましたね。」  
 
「でも見つけられなかったよ。…ホントどこに行ったんだろう?」  
「…そういえば、昨日気付いたことなのですが…」  
「何?」「前に一緒に探検したことがあって  
……その景色にすごく感動していたみたいで…」  
「な、なんだってー!何処!何処なの?」  
「案内しますよ。…探検隊の皆さんと  
一緒に行ったら楽しいと思うのですが…」  
「そりゃ良いや!皆を呼んでくる!」  
「ええ…多ければ多いほど…楽しくなるはずです。」  
 

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