『ビークインの呪い』その2  
 
琥珀の森の深部を抜け、ミツハニー達のテリトリーを離れると、  
ブイゼルはやっと一息ついた。  
正直、ビークインには殺されるかと思った。  
締め付けられながら見上げた、あの物凄いプレッシャーを放つ瞳が目に焼きついて離れなかった。  
しかし、ここまでくればもう安心だろう。  
少し開けた場所の切り株の根にもたれかかって体を休める。  
と…、体を動かさなくなった瞬間、  
またもやふわぁ…っと甘い蜜の香りがブイゼルの周囲に立ち込め始めた。  
原因はもう嗅いでみなくても分かる。  
オチンチンだ。  
全く何も付着していないはずの、いつもと変わらないそのツボミから、  
まるで甘い蜜が塗りこまれているような芳醇な香りが漂う。  
(ビークインの呪い…かぁ)  
 
そう。  
ほんの出来心…今になって思えばそう言うしかないのだが…。  
ものすっごく甘い蜜を作っているという話を聞いて向かった、ビークインの住処。  
単にそれを分けてもらおうと思っただけだったのに、なぜか異常なまでに強硬に抵抗され、襲いかかられた。  
成り行き上バトルで勝って、蜜をもらえることになったのはよかったけど…。  
実はビークインの作る特別な甘い蜜というのは、その、  
女の子の恥ずかしいところから分泌されるらしく、  
それを戸惑いながらも舐めてしまったブイゼルは、一気に興奮してしまって、  
蜜を散々吸いまくった挙句、あろうことか、  
本能の赴くままにビークインの体まで奪ってしまった。しかも初めてを。  
そして、ビークインの怒り…というか、恨みをかってしまったのだ。  
ビークインが怒るのも無理ない…と思う。  
むしろ当たり前だ。無理矢理だったし。  
 
で、怒り狂ったビークインは、ブイゼルを抱きしめたまま一族に伝わるという「呪い」をかけたのだ。  
そして、気を失ったブイゼルを何故かそのまま川に流して解放した。  
一思いに復讐するでなく、じわじわと苦しめるのを選んだ…ともとれる行動だが、  
その呪いの内容が不可解だった。  
今のところブイゼルの体で変化したことと言えば、自分の股間にある男の子のしるしから、  
濃厚な甘い蜜の香りが漂ってくるということだけなのだ。  
痛かったり、苦しかったりということは一切ない。  
もしかしてこれを目印にミツハニーが襲い掛かってくるんじゃあ…?と最初はかなり警戒したが、そういう様子もなかった。  
 
(これが呪い、ねぇ…。むしろ嬉しいんだけど)  
甘いものに目がないブイゼルにとって、甘い蜜の香りはたまらないものがある。  
ずっと嗅いでいたいくらいだ。  
少し疲れた体を丸めると、ブイゼルはくんくん…と自分のオチンチンの匂いを嗅いでみた。  
やっぱりすごく甘くて、いいにおいがする。  
さすがにビークインの蜜ほどじゃないけど、極上の甘い蜜の香りだ。  
「はわぁぁ〜〜。じゅるっ…」  
思わずヨダレが出てしまった。  
たまらない。  
 
目の前のその肉のツボミをちょんちょんと手でつついてみる。  
そこはいつもと同じ柔らかさで指を押し返してきた。  
と、さっきのビークインとの行為の時に、そこが大きく立ち上がって、  
皮を押し広げて中からピンク色のものが出てきたのを思い出した。  
(さっきみたいに…なるかな)  
恐る恐る両手で先端を持って、くいっと皮を押し下げると、  
意外なほどスムーズに皮がくりくりと根元へ引き寄せられ、中からにゅうぅ…っと粘膜が露出した。  
「わっ…!やっぱりムケた…!」  
意識して自分でこんなことをしたのは初めてだった。  
初めてビークインの秘所を見た時のような、イケナイことをしているドキドキ感がしてきて、  
ちょっとだけオチンチンが大きくなってきた。  
そして、皮を剥いたせいか、そこから漂う甘い蜜の香りが一層強くなったように感じられた。  
 
ヒクン…ヒクン…と律動しながら、徐々に硬く、大きくなっていくオチンチン。  
幼いわりに大きく成長しているそこは、皮も剥かれて立派な姿を晒していた。  
ぎゅうっと握ってみると、トクトクという心拍音を感じた。  
(いい匂いのオチンチン…。それにしても、さっきの…気持ちよかったなぁ…)  
徐々に興奮してきたブイゼルが思い出すのは、もちろんさっきのビークインとの性行為だ。  
初めて味わうメスの肉感。  
肉ヒダの締め付け。粘液のぬめり。  
全てがエロチックで、とてつもなく淫猥だった。  
そして、その蜜壷の中に、このオチンチンが出入りする光景…。  
知らぬ間にブイゼルの股間に添えられた手が、ゆっくりと上下しはじめていた。  
 
くいっ…ぐにっ、ぐにっ…  
「んっ…!あっ!すっごい…!これ…」  
小さな肉球のついた手のひらが、柔らかに粘膜の上を滑る。  
自然と反対側の手が伸びて、ぽってりと膨らんだ2つのふくらみを下から支え、もてあそんだ。  
初めて行う自らを慰める行為に徐々に興奮が高まっていき…  
とぷっ…とぷっ…!  
「んっ…!えっ!?何?コレ…」  
興奮が高まり始めたことを示す粘液が先端から溢れ始める。  
その液が――黄金色をしていた。  
それだけではない。  
さっきよりもずっと強い甘い蜜の香りが、そこから漂ってくる。  
(まさか…!)  
信じられない。だけど…。  
恐る恐る、その先端から分泌された液を手で撫で取ると、それはねっとりと糸を曳いた。  
そのまま舌先へと持ってくる。  
口腔内に広がったその味は、間違いない、甘い蜜の味だった…。  
 
確かにブイゼルはまだ幼く、性的知識も乏しい。  
しかし、甘い蜜が自分の体内から分泌されるということが、異常であることくらいは容易に分かった。  
そして、これもまたビークインの呪いとやらの効果であることも理解した。  
自分の体から…オチンチンから甘い蜜が…!  
驚愕すべき事態だ。  
戦慄が走る現実だ。  
でも、その時のブイゼルが感じていたのは――純粋な喜びだった。  
 
(これって、本当に…呪い…なんだよね?嬉しいことばっかりなんだけど)  
甘いものが大好きな自分の体から、甘い蜜が出るようになる。  
最高じゃないか!  
これって、実は天からの贈り物なんじゃないだろうか。  
(ある意味究極の自給自足じゃん)  
自分のオチンチンから出る液を舐める姿はちょっとヘンタイちっくかもしれないけど。  
ブイゼルは小躍りしたいほどの気分だった。  
――あとになってみれば、本当に気楽なもんだったと思うけど。  
 
「んっ、くっ、気持ちいい…!」  
とろっ、とろぉぉ〜。  
興奮を感じ始めた陰茎が、とめどなく液を…いや、蜜を分泌し続ける。  
通常のオスが興奮時に分泌腺から排出する液よりもずっと多い量の蜜が、  
溢れるようにしてその先端から出続けていた。  
(うわっ、垂れちゃいそう…)  
自分でそこを握りこみ、動かしながら感じる快感と、  
先端から漏れて溢れそうになる蜜を手ですくって舐め取った時の極上の味わいと、  
その両方がブイゼルを痺れさせる。  
(もう…直接、吸いたい…)  
堪え切れなくなったブイゼルは羞恥心をかなぐり捨てて、  
大きく足を広げて座り込むと、背中を丸めてそこへ直接口元を近づけていった。  
ツンと目の前に突きあげるようにせり出すピンク色の肉茎。  
先端にスリット状に開いた尿道口から、黄金色の甘い香りの液体が垂れ落ちていく。  
いつもおしっこをしているところだけど、汚いなんて全然思わなかった。  
ぺろっ…  
「っ!!」  
そっと舌先を伸ばして垂れていく蜜を舐め取ると、  
自分でも信じられないほどのゾクゾクっとする快感が背筋を走った。  
舌先でオチンチンを刺激するのが、こんなに気持ちいいなんて…!  
もう少しだけ背中をかがめると、先端をくわえ込む事もできそうだ。  
そうすると、どれだけ気持ちいいんだろう…。  
これまでは単なる排泄器官であり、自分がオスであることを示すものという認識でしかなかったオチンチン。  
しかし今ブイゼルの中で、目の前で大きく形を変化させてヒクついているそれが、  
今までとは全く意味の異なる、魅力に満ちた生殖器官であるという認識へと変貌を遂げていた。  
 
はむっ、ちゅうっ…ちゅっ、くちゅっ…  
「〜〜っ!んっ!」  
一舐め、一吸い、一擦りするごとに、新鮮な快感が走りぬけ、  
口の中には甘い蜜の味が広がる。  
食欲と性欲がマーブルチョコのように交じり合い、快楽の海で溶けていく。  
(も…もうダメ…!気持ちよすぎる…オチンチンおいしすぎ…!)  
自分自身の舌で撫でられ、口腔内で温められ、あっという間に絶頂へと運ばれようとする幼いツボミ。  
その下では肉球に支えられた柔らかな袋が、最後の甘い蜜を搾り出そうとヒクヒクと痙攣していた。  
もう少し、あと少しで快感が耐えられる限界を超える…  
じゅぷっ、じゅぷぅっ…  
肉茎をくわえ込む口が淫猥な音を立てながら前後する。  
その瞬間――声をかけられた。  
「お兄ちゃん、何してるの?」  
 
「っ!!」  
突然かけられた声にびっくりして顔をあげると、目の前にはヒメグマがいた。  
「ねえ、何してるの?なんでオチンチン舐めてるの?」  
こくっと首をかしげ、右手を口に持っていきながら、ヒメグマは無邪気な顔でそう聞いてくる。  
その目の前で、突然刺激を中断されたオチンチンがヒクン、ヒクンと物欲しげに前後していた。  
「うっ、うるさいな!どっか行けよ!」  
羞恥で真っ赤になりながら、ブイゼルが怒鳴る。  
しかしヒメグマは気にする様子もなく、ブイゼルに話しかけてきた。  
「あのね、ここから大好きな甘い蜜の匂いがするの…。わたしも欲しいの…」  
「っ!」  
ヒメグマが指差す先、ピンク色に輝くブイゼルの肉茎から、  
いくらでもどうぞとでも言いたげに、とぷっ、とぷっと蜜が垂れ、茎を伝っていた…。  
「だ、ダメだよ!これはボクの…!」  
ボクの、何だろう?  
エッチな液だからダメなのか、自分の体から出た自分のものだからダメなのか…?  
ちょっと言いよどんだその隙に、ヒメグマの手が伸び、先端から蜜を掬い上げていった。  
「あっ…!」  
「うっわぁぁ〜、ホントに蜜だぁ。お兄ちゃん、オチンチンから甘い蜜が出るんだね!すっごぉい!」  
ヒメグマは嬉しそうに自分の手をぺろぺろと舐め続けている。  
そうだ、ヒメグマというポケモンは甘い蜜が大好きで、  
蜜の香りが染み付いている手をいつも舐めているような奴らなんだった…。  
 
「いっただっきまぁ〜す」  
「うあっ!やっ…」  
甘い蜜と見ると、全く見境がない。  
それが染み出しているのがオスの生殖器だというのに、断りも躊躇いもなく握りこむと、  
身を寄せて一息にはむっとくわえ込んできた。  
そしてそのまま、赤ちゃんがおっぱいを吸うようにちゅうちゅうと音を立てながら吸い始める。  
「んっ!ヒメグマ、ちょっと…あっ…!」  
少し歯が当たって痛かったけど、舌と一体になってこくっ、こくっと律動する口蓋の蠕動運動が  
絶妙な感覚で肉茎の先端部を刺激し、元々限界まで高まっていた興奮を再び呼び起こした。  
よほど蜜がおいしいのか、ヒメグマは夢中になってオチンチンにむしゃぶりついている。  
(んっ…!き、気持ちいい…)  
いきなり見知らぬ相手にこんなことをされて、普通ならはねのけているはずなのに。  
ヒメグマの“ほしがる”の効果は知らぬ間にブイゼルの心に染み込み、抵抗感を奪っていたのだった。  
 
ちゅぷっ、ちゅぷっ…  
美味しそうにオチンチンを吸い続けるヒメグマ。  
冷静に見てみると、まだコドモのようだ。  
そっと頭を撫でてやると、オチンチンをくわえ込んだまま嬉しそうに目を見つめてきた。  
純真無垢な瞳をしながら淫猥に性器を頬張る姿を見ていると、  
異常なまでに背徳的な気分が沸きあがり、より一層汚してしまいたくなる。  
つい先ほどオスとメスの性行為を初体験したばかりのブイゼルの頭に、  
邪な感情が浮かんだのは無理もないことだった。  
「こっち向いてごらん」  
「ん…んくっ…」  
完全に横たわると、オチンチンに吸いついたままのヒメグマをゆっくり反転させ、お腹の上に持ってくる。  
体の上でツン…とお尻を突き上げる格好にさせると、お尻の穴から恥ずかしい所まで、完全に丸見えになった。  
まだ熟していないピンク色のスリットをゆっくりと上から指でなぞると、少しだけイヤそうにヒク…っと腰が動いた。  
しかし、それだけのことをされているというのに、  
ヒメグマは全くオチンチンを口から離そうとせず、一心にそこから出る蜜を欲しがり、舐めている。  
(意地汚い奴だな…。こんなことされてんのに。  
まだコドモのメスだけど、どこまで恥ずかしいことされたら、舐めるのやめるかな?)  
好奇心と悪戯心が性欲と混じり、歯止めを失っていた。  
 
くいっと両手の指でそこを左右に広げると、コドモでもちゃんと内部の構造はオトナと変わらないようで、  
ピンク色の粘膜の中央部には奥へとつながる小さな孔が開き、  
そのお腹がわにはくりっと小さなでっぱりがあった。  
くんっと鼻を近づけて匂いをかぐと、さすがにビークインのように蜜の香りがするはずもなく、  
まるで赤ちゃんのように、オシッコまじりの肉の香りが漂い、それが逆にブイゼルを興奮させた。  
「んっ、んっぐ、くむっ…」  
つぷ…っと指を浅く挿し入れてみると、やはりまだきつく孔が閉じられているのがわかった。  
しかし……。  
そこまでされてもまだヒメグマはしゃぶるのをやめようとしない。  
(なんだこいつ、恥ずかしくないのか?こんなにされて)  
反応の薄いヒメグマに、ブイゼルの行為はどんどんエスカレートしていく。  
ついにブイゼルはヒダをぐいっと大きく左右に捲り上げると、  
舌先を中央部へと突き入れるようにして刺激し始めた。  
じゅっ、じゅぷっ、じゅぷぅっ!  
くちゅっ、ちゅくっ…  
静かな森の中、ひたすら相手の陰部を舐め、刺激し合う音だけが響いていく。  
 
先に音をあげたのは、ヒメグマだった。  
「っはぁっ!お、お兄ちゃん、ダメぇ…、そんなとこ、舐めないでよぉ…」  
ついに耐えきれなくなったのか、一心に吸い続けていた肉茎から口を離すと、  
口の周りを蜜でベトベトにしながら振り返り、頬を綺麗に染め上げて訴える。  
その息は荒く、暖かい吐息が口から離されたばかりのオチンチンに吹きかかってきた。  
そう、ヒメグマはブイゼルの口撫で快感を感じていた。  
ツンツンと舌で陰核をつつかれると、まだコドモだというのに立派に粘液が分泌され、  
「ふぁぁ…ぁん」  
と艶っぽいあえぎ声をあげる。  
全身から放たれ始めたメスの香りに、ブイゼルの股間はより急峻な角度で持ち上がった。  
 
「ヒメグマ、蜜は美味しかった?」  
「う…うん…。すっごく甘かった」  
「蜜好きなの?」  
当たり前のことを聞くブイゼルに、ヒメグマは頬を染めたままこくんと頷いた。  
「うん。蜜、大好き…」  
「ふぅん。そんなに大好きならさ、直接体の中に入れてあげよっか」  
「えっ!?あぁっ!」  
返答も聞かず、ブイゼルは再びヒメグマの恥部を舐めまわす。  
執拗に舌で刺激を受け、唾液と愛液でぐっしょりと濡れそぼったそこは、  
興奮で血流が豊富になって、まるで成熟したメスのそこのように、濃いピンク色に充血し始めていた。  
「ほら、四つんばいになりなよ。ここも“ほしがる”使ってるみたいだよ…」  
「やぁっ、イヤ…、こんなの…」  
「うるさいなぁ。蜜が欲しいんだろ?」  
イヤと言う割には、ヒメグマの抵抗は緩慢だった。  
蜜のためとはいえオスの性器を舐め続け、自らも秘部を刺激されたことで  
身体が本能的にオスを求めているのかもしれない。  
ぐいっと首根っこを持って動かないように押さえつけると、  
ブイゼルはゆっくり、慎重に自分のカチカチになった肉茎を小さな孔めがけて進めていった。  
 
ぐいぃっ…ぐりっ…!  
「ひぃうっ!いっ、お兄ちゃん、きついよぉ…」  
ねっとりと染み込まされた唾液で緩められ、侵入物自身の先端からも大量の蜜が流れ出ているものの、  
体格差がある上に、ブイゼルのものはその幼さに似合わない大きさだ。  
まだ先端部がようやく入ったばかりというのに、  
早くもヒメグマのそこからは破瓜の血がうっすらと伝っていた。  
「はぁっ、ふぁぁっ…」  
ゆっくり、ゆっくりと肉茎が前後運動を繰り返しながら、次第に深くその身を沈めていく。  
先細りになったその形状は、周囲の肉壁を徐々に圧迫感に慣らしていき、  
かなりの時間をかけたものの、ついにはその全身をヒメグマの中へ埋め込んでしまった。  
 
「ねえ、ヒメグマ、お腹どう?いっぱいになってる?」  
「あ…あ…、す、すごいよぉ…。オチンチンが入っちゃった…」  
ヒメグマの腹壁ごしに、先端が内部で突き上げているのが分かる。  
それだけではない。延々流れ出続けている蜜が、内部で大量に溜まり込んで、  
膣だけでなく、まだ小さな子宮の中にまで流れ込み、いっぱいに膨らませていた。  
もう限界まで圧が高まっている証拠に、  
挿し入れられた肉茎がゆっくり前後するその瞬間に、  
ぶぴゅっ、ぶぴゅっという卑猥な音を立てながら、結合部の隙間から蜜が溢れかえっていた。  
そしてついに…  
「んっ!すっごい、キュウキュウになっちゃった…!ボク、もうイっちゃいそう…!」  
「んっ、ふぁぁぁん、もう、ヤだよぉ…、お腹が、はじけちゃうよぉ…」  
1日に2度の破瓜を経験した幼茎は、またもや欲望のおもむくままにメスの内部で興奮を弾けさせ、  
蜜でいっぱいになったその中に、一段と濃い粘液をドクドクと送り込んだ…。  
 
 
「ふぅ…、気持ち、良かったぁ〜」  
泣きべそをかいて、股間から蜜をぽたぽたと滴らせながら去っていったヒメグマを見送ると、  
ブイゼルは満足感に包まれながら横になった。  
またメスを犯してしまった。しかも今度はまだ幼いコドモを。  
いけないことをしてしまった背徳感はあるが、それよりも尚、オスとしての満足度が優っていた。  
 
ビークインの呪いを受けてからというもの、イイコトばかりだ。  
いつでもどこでも甘い蜜を舐めることができ、しかも気持ちいい。  
その上メスまで寄ってきて、体をほいほいと差し出してくれる。  
今まで生きてきてこんなにハッピーだと思ったことがないくらいの幸せっぷりだ。  
(ビークイン、あんた最高だよ…)  
心地よい疲れの中、ブイゼルは自然と目を閉じると、  
うと…うと…と眠りの中へといざなわれて行く。  
その瞬間…!  
ドンッ!バチバチィッ!という激しい音と共に、全身を雷に打たれたような激しい衝撃が貫いた。  
 
「ちょっとちょっと、やりすぎちゃったんじゃない?マイナンー」  
「いいんだよ。最初にガツンとやっちゃえばさ。ほら、ちょうど追加効果でマヒしちゃったみたいだし」  
「そーゆーのを結果オーライって言うんだよー」  
ほんの少しの間、気絶していたみたいだ。  
くわんくわんと警告音のように耳鳴りがしている。  
まだぼやける瞳に、2体の電気タイプのポケモンの姿が映った。  
「あ、気がついたみたいだよー」  
ほっぺにプラスのマークの入った赤い色のポケモンが顔を覗き込む。  
「へー、結構頑丈なんだね。おいらマイナン。よろしくね!短い付き合いだけどさ」  
それを押しのけて、今度はほっぺにマイナスのマークのついた青い色のポケモンが顔を出した。  
どうやらさっきの激しい衝撃はこの2体からの攻撃であったようだ。  
プラスルとマイナン。  
電池の両極の名をつけられたこの2体は、よく一緒に行動している。  
水タイプの自分としては最も警戒しなくてはならない相手なのだが…  
寝込みを襲われてはどうしようもなかった。  
意識はやっとはっきりしてきたものの、その分体がピリピリとマヒしている状態が伝わってくるだけで、  
これじゃあ逃げようにも腕一本動かせそうにない。  
「くぅぅっ!」  
こんな森の真ん中で油断して眠りこけてしまった自分が恨めしかった。  
 
「ねえねえ、キミさ、さっきからいい匂いさせてるよねー」  
「ボク達、ずーっと見てたよ?」  
のんびりしたプラスルの声と、意地悪そうなマイナンの声が交互に響く。  
まるで息の合った双子のようだ。  
「ひっどいなぁ、まだコドモのヒメグマを無理矢理犯しちゃうなんて。サイテーだよ」  
「そーだねー」  
ぺしぺしとブイゼルの体のあちこちを叩きながら、値踏みするように見つめる2体。  
どうやら、ブイゼルの体がどれだけマヒしているのか叩いて確認しているようだ。  
「あ…う…っ!」  
(助けもせずに見ておいて…サイテーもないもんだ)  
そう言い返そうと思ったけど、よほどのダメージを負っているのか  
舌までマヒしてしまっていて、ロクに言葉も出ない。  
それどころか、ちょっと体を動かそうとしただけで、ビリビリっと電気が走ったような刺激が響く。  
当然のことながら2体が体を叩いてくる度に痛みが走り、ブイゼルは苦しそうに顔をしかめる羽目になった。  
 
「ねー、マイナン。やっぱりだよ!こいつのオチンチンからすっごい甘い匂いがしてるー!」  
元々性格がサディスティックなのだろう。  
マヒを確かめるというより、痛そうにしている姿を見て悦に入っている様子でブイゼルを叩き続けていたマイナンだったが、  
プラスルにそう話しかけられると、やっと叩くのをやめて股間の方へと向かっていく。  
「ねっ、ほらほら、甘い蜜の香りがするよー!」  
「ほんとだ。コレは…本物だね。間違いないよ」  
「え?なになにー?マイナン何か知ってるのー?」  
語尾を伸ばし、ちょっととぼけた感じで尋ねるプラスルに、  
へへんっと鼻の下を得意げにこすると、マイナンはいかにも知ったかな様子で喋り出した。  
「これはきっと、ビークインに呪いをかけられちゃったんだよ。  
オレ、じーちゃんから聞いたことあるもん。  
森の奥に棲むビークインは決して怒らせてはならんぞ。呪いをかけられるぞってね」  
 
「呪いをかけられるとどうなるの?」  
「なんと、体の一部から甘い蜜が出てくるようになるんだって」  
「そっかぁー。それで、こいつのオチンチンから甘い蜜が出てくるんだねー。でも、それが何で呪いなの?嬉しくないの?」  
無邪気に尋ねるプラスル。  
そう。それはブイゼルも気になった。  
呪いっていうのは、もっとずっと苦しい思いが続いたりするものに対して使う言葉だ…と思う。  
こうなった自分が喜んでいるのに、それをなぜ呪いと表現されるのか。  
痺れる首をなんとかもたげて、マイナンの次の言葉を待つが…  
「うーん、よく分かんないんだよね。じーちゃんに聞いても。  
『片時も身の休まることなく耐え難き苦痛に晒され、自らの滅びを望むことになる』…とかなんとか」  
「ふーん」  
(自らの滅びを?)  
もっと詳しく聞きたい。  
そんなブイゼルの心の声をよそに、2体の興味はすぐに別な方へと移っていったようだった。  
 
くにっ…、くにっ…  
「んっ!あ…」  
プラスルの小さな手が、甘い匂いを漂わせるその源をゆっくりとまさぐる。  
しかしそこは、全く硬くなる様子を見せなかった。  
そして、当然のことながら、柔らかいままのそこからは甘い蜜が出てこない。  
「ねー、マイナン。これ、美味しそうな匂いはするけどさ、蜜は出てこないよー?」  
「馬鹿だなぁ。さっきの見てただろ?チンチン立たせないと出ないんだよ」  
「ふーん。じゃ、刺激しないとー」  
そう言いながら今度はさっきより強く肉茎を握りこみ、擦り始めるプラスル。  
それでもやはり、そこは簡単には硬くならず、手を離すとすぐてろん…と下向きに垂れてしまう。  
まあ、2回射精をした後に、全身電撃のダメージを負ってマヒした状態で  
強姦気味に性器を刺激されて、勃起しろと言う方がムチャってもんだろう。  
「ねー、やっぱりさっきの電撃やりすぎたんじゃない?全然おっきくならないよー?」  
「ははっ。でかいわりには役『立たず』ってやつだね。インポになっちゃったかな?」  
(オヤジかお前は…)  
可愛い顔して下品なセリフを吐くマイナンに呆れていると、  
プラスルがとんでもないことを言い始めた。  
「そーだ!“てだすけ”してあげるー」  
(え?何だ?)  
 
右手でブイゼルの柔らかなツボミを握りこんだまま、  
プラスルの左手がとんっと陰嚢の裏っかわ、少しだけくぼんだところにあてがわれる。  
くんっ、くんっとリズミカルにその手が押し込まれると、  
そこから暖かい奔流のようなものが体に流れ込んでくるのが感じられた。  
「えいっ、えいっ!」  
「んっ!ああっ…っ!」  
いや、体と言っても全身にではない。  
陰嚢と、そこからずぅんっと響くようにして、オチンチンの先端まで集中的に熱が伝導してくる。  
「ほーらぁ、気持ちよくなってきたでしょー?」  
「あははっ!もうおっきくなってきた!皮ムケてきたし!」  
可愛い顔をして笑う2体の目の前で、強制勃起させられたブイゼルのオチンチンがゆるゆると鎌首をもたげ、  
再び皮を剥きあげながら内部のピンク色の先端がにょっきりと顔を出しはじめていた…。  
 
「うっわぁぁ〜。あっまい匂いがするぅ〜!」  
「あ、出だした!蜜が出だしたよ!」  
皮がしっかり剥き上がり、より強い芳香を放ち始めたその肉茎の先端から、  
またしてもとぷっ、とぷっ…と黄金色の粘液が迸る。  
プラスルの“てだすけ”の影響か、さっきよりも勢いが増している。  
そしてその分、より強い快感がブイゼルを襲っていた。  
「んっ!あああっ!強すぎ…!やめっ!」  
さっきより少しは痺れがとれて喋れるようにはなってきたものの、  
体の痺れは全くと言っていいほどとれない。  
せっかく喋れるようになった口からは、強すぎる快感への喘ぎ声しか出てこなかった。  
「ふあぁー、この蜜、おいしいねぇ〜。すっごく、甘いやぁー」  
くぷっ、ちゅぶっ…ちゅるっ…  
もうとっくに最大の大きさまで勃起したというのに、  
その幼いわりに立派な肉茎は、プラスルの手で握りこめないほどに育っているというのに、  
プラスルは“てだすけ”をやめようとせず、だくだくと滴る蜜に吸いついている。  
“てだすけ”の熱がこもり、敏感になった先端部を舌先で責められるブイゼルはたまったものではない。  
「ふあっ!もう、やめろって…!んっ!きついよぉ…うぁっ!」  
快感が強すぎて、目の前がチカチカと明滅する。  
あっという間に絶頂を迎えそうになる。  
しかし、快感が一気に突き抜けそうになった瞬間、パチィっと軽い電撃で体を刺激され、それが阻害された。  
 
「『やめろ』?あんたさ、まだ立場が分かってないの?搾乳されるために飼われてるミルタンク以下の存在のくせに」  
「なっ!」  
プラスルに性器の刺激を任せたまま、マイナンはついにその嗜虐心を全開にしてきた。  
トンっと軽く脇腹を蹴られ、またそこからマヒした体にピリピリとした刺激が走る。  
そのまま顔の横までやってくると、マイナンは家畜でも見るような目でこっちを見降ろした。  
「言葉づかいがなってないんじゃないのぉ?しかも、何その目つき?」  
「くっ!このぉ…あっ!ふぁぁっ!」  
くむっ、くむっ…  
頭の中はこの生意気なマイナンをどうにかしてやりたくて沸騰しているというのに、  
股間から容赦なく伝わってくる異常に強い性感は、その怒りを津波のように呑み込もうとする。  
「ほら、もっとチンチン虐めてくださいって言ってみろよ」  
「あははっ、マイナンに電撃されてるのにこいつのチンチン興奮しまくってるよー」  
(サイテーだ、こいつら…!)  
理性では分かっている。  
オチンチンがこんなにビンビンになって、甘い蜜をドクドク垂れ流しているのはプラスルの技のせいだ。  
でも、実際にマイナンからひどい扱いを受けながらも性的興奮を持続させていると、  
次第に自分が何に興奮しているのか、体が分からなくなってくるのだ。  
電撃の痛みと“てだすけ”の熱と、性器から伝わる快感と…  
すべてが満遍なく混じり合い、打ち消し合い、逆に高め合う。  
 
「ふあ〜、もう、お腹いっぱい〜。1年分は飲んじゃったぁー」  
絶頂を迎えさせてもらえないままに甘い蜜だけを延々分泌し、  
プラスルのお腹がぷっくりと蜜で膨れ上がる頃には、ブイゼルの精神はすでに崩壊しかけていた。  
「あ…あ…、お願い、もう、許してよぉ…」  
「ダぁ〜メ。今度はボクの番だよ」  
涙ぐみ、口調も柔らかなものになったブイゼルを見るマイナンの顔には、とっておきの邪悪な表情が浮かんでいた…。  
 
「うっわぁ、ホントに美味しいねぇ。コレ」  
「でしょー」  
トクトクトク…  
絶頂を求め、手助けの熱がいっぱいにこもったそこからは、  
まるでチョコレートタワーから流れ落ちるチョコのように甘い蜜が流れている。  
手に取って舐め、口をつけて啜り、マイナンはそれを存分に味わっていく。  
「エロいチンチンだなぁ。恥ずかしくないの?」  
「くぅっ!」  
言い返したい。  
でも、言い返したらマイナンから何をされるか分からない。  
しかも…  
さっきから延々オチンチンに刺激を受け続けて、もう早く絶頂を迎えたくてしょうがなくなってきていた。  
相手が誰でもいいから、もうマイナンでもいいから、もうちょっとだけそこを刺激して  
オスの欲望が最高に高まった液体を出してしまいたい…。  
「ボクにも“てだすけ”して欲しいんでしょ?言ってみなよ、して欲しいですって」  
そう、その“てだすけ”だ…。  
プラスルが刺激をやめてしまって、陰嚢の裏っかわからさっきまでの昂りが消えてしまい、スースーしてる。  
マイナンがぺろぺろと蜜を舐めとる刺激は気持ちいいけど、  
もう、そんな普通の刺激だけじゃあ物足りない。  
「ねぇ、そんな目してるだけじゃ分かんないよ?ちゃんと言ってごらんよ」  
「うう…。お、お願いです。…“てだすけ”して、欲しいです…」  
言ってしまった。  
その瞬間無意識にオチンチンがヒクヒクっと動いたのが、まるで物欲しそうにしているみたいで恥ずかしかった。  
「こいつかーわいー」  
ついに快感に負け屈伏してしまったブイゼルを、2体がニヤニヤと笑みを浮かべながら見つめていた。  
 
「へへへ。ボクの“てだすけ”は一味違うよ」  
「ひゃうっ!な、何…?」  
既にぽってりとした袋の上にまで溜まりはじめていた蜜をすくい取ると、マイナンの手がすっと下へとのびる。  
そのまま、ぺちょっ、ぺちょっと音を立てながら、  
ブイゼルのまだ何も受け入れたことのないスボミに黄金色の液が塗りつけられ始めた。  
「え…?ま、まさか…!」  
そのまさかだった。  
「じゃ、やっちゃうね」  
ずぷっ!ぐいっ、ぐいぃっ!  
「ひぃっ…!はぁっ、はっ、ううぅっ!」  
侵入してくる。自分の体内に、オスの性器が。  
あらかじめそこにも蜜を塗りつけてあったようで、初めてだというのに意外なほどスムーズに入り込む。  
そして…  
「ほら、どう?中から直接“てだすけ”されると、響いちゃうでしょ?」  
「ああっ!ひぃぃっ!す、すごい…!」  
小さいながらも硬く尖がった先端が、こりこりとオチンチンを裏側から持ち上げ、  
同時に、さっきまでと同じように、暖かい奔流が先端まで突きぬけ始めた。  
「これっ…、これ、やばいよぉ…!」  
「ははっ、分かりやすいなぁ」  
幼茎を挿入しているマイナンの目の前に、ヒクヒクと痙攣しながら蜜を迸らせるオチンチンがある。  
その動きっぷりをみれば、ブイゼルの興奮が一目瞭然だ。  
「オスのくせにオシリ犯されて、しかも初めてなのにこんなにチンチンビンビンにして、サイテーだね」  
「ううっ…」  
「ねえ、ボクのチンチンが気持ちいいんでしょ?もっとして欲しいんでしょ?」  
サディスティックな言葉とともに、幼茎が遠慮なく内部を動き回る。  
ブイゼルは恥辱にまみれながらも、  
プラスルのオチンチンの先端から伝わる“てだすけ”のぬくもりがより深部で感じ取れるように  
自然と足を広げて、腰を浮かせていた…。  
 
「ふぁぁっ!もう、ダメっ、イク、イク、イっちゃうよぉ!」  
さっきから散々刺激を受け続け、もう限界だった。  
オシリにマイナンの幼茎を受け入れながら、ちゅうちゅうと先端を吸われ、あっという間に絶頂へと昇りつめていく。  
てっきりまたマイナンに電撃されるかと思ったけど、  
マイナンは挿入に夢中になっているのか、今度は全く邪魔をしてこない。  
「あああっ!あっ!あっ!」  
とぷぅっ!どくっ、どくっ!  
「んくっ…」  
今日はもう3回目だというのに、今までで一番濃いいんじゃないかっていうほどの甘い蜜が、ブイゼルのオチンチンを駆け抜けていく。  
豊潤な蜜の香りがマイナンの口の中で弾け、その甘さが瞳を潤ませた。  
(やっと…出せた…)  
これで終わった。この2匹も満足だろう。  
早く休ませてほしい。  
もう体もオチンチンもカラカラだ…。  
 
「すっごい…。イった時の蜜って、こんなに甘いんだ…」  
「えー!マイナンだけずるいよー!ボクも飲みたいー!」  
隣でプラスルが物欲しげに言う声がするが、それはもう無理だ。  
もう3回も出してるんだ。  
今度ばかりはもう“てだすけ”をされてもオチンチンが立つ気がしない。  
役目を果たしたオチンチンがてろんっと力をなくして垂れ下がっていくのを感じながら、  
黙って解放されるのを待っていると、  
まだしっかりと硬い幼茎を体にねじ込んだままに、マイナンがとんでもないことを言い始めた。  
 
「いいよ。ボクはこいつ犯してるからさ。次の液はプラスルが舐めなよ。その後は交替ね」  
「へへー。やったぁー」  
「えっ!?いやっ、もう、もう無理だって!」  
顔をひきつらせて訴えるブイゼルだったが、マイナンはそれを見てむしろ嬉しそうだ。  
「もー、若いくせに何言っちゃってんの。何回でもイかせてあげるよ。なんたってボクら、応援ポケモンだしね」  
嘘であってほしい。  
そう思いながら覗きこんだマイナンの目は、完全に快感でトんでしまっていた。  
「ほら、これでどう?」  
じゅぷっ、じゅぷっと蜜の音を響かせながらマイナンの抽送が再開される。  
そんなことされても、もう勃起なんてするはずがない。  
…そう、そんなはずない…のに…  
「うっわぁ、あっという間にまた立っちゃったぁー!もう蜜が出てきちゃってるよー」  
「ひぅっ!はぁぁっ、ちょっ…なに、これ、何で?うぁっ!」  
意味が分からない。  
興奮もしていないのに、オチンチンがカチカチになってる。  
意志とは無関係にとてつもない快感が襲ってくる。  
「どう?ボクの“アンコール”。効くでしょ?」  
得意げに、そして相変わらずのサディスティックな笑みのままに、マイナンが見下ろしていた。  
 
(こいつ…悪魔だ…!)  
効くなんてもんじゃなかった。  
さっきまでの“てだすけ”と違い、“アンコール”の効果は強制的だ。  
気持ちよさを高められて…ではなく、完全に技の威力によって精巣が刺激され、  
無理矢理に中の蜜が押し出され、大きく育った陰茎を伝って溢れようと暴れ出す。  
「いやぁぁぁっ!ああぁぁっ!あっ!ひぃっ!」  
イきたくないのにイってしまう。  
絶頂を迎えるまでの感覚がないのに突然射精感が高まり、オチンチンが絶頂を迎えて蜜を放出してしまう。  
「うっわぁー。ホントだ。すっごい甘いよぉ。カラメルみたいだー」  
もう、ちゅくちゅくと先端を舐めとるプラスルの舌の刺激すら分からない。  
2度、3度と“アンコール”されるままに、ブイゼルのオチンチンは従順に濃い蜜をドロドロと迸らせていた…。  
 
「じゃ、またねー」  
「あ、心配しなくても森のみんなにもあんたのこと言いふらしといてあげるから」  
「ゴンベとか喜びそうだよねー」  
散々蜜を舐めつくされ、更に体まで何度も犯されて…。  
やっと満足した2体が去っていったのは、もう夕方あたりのことだった。  
ビークインとHして、オナニーして、ヒメグマとHして、そしてプラスルマイナンに犯されて…。  
もう半日以上ずっと性行為ばかりしていることになる。  
しかも、その濃さが尋常ではない。  
とにかく今は体がきつかった。  
(なんとか体を休めないと…)  
体の中の水分が全部なくなっちゃうんじゃないかというくらいに蜜を出してしまい、喉がカラカラだ。  
こんな状態でまた別なポケモンに襲われたら…。  
股間から甘い蜜の香りを濃く漂わせている今の状態では、鼻のきく森のポケモン達から逃れるのは困難だ。  
プラスルが去り際に言っていたゴンベに吸いつかれ、貪欲に全てを頬張られる姿を想像してしまい、  
ブイゼルの背中にゾッと震えが走った。  
 
(そうだ、水の中だ。水中なら匂いもそんなに広がらないし、森のポケモンに見つからない)  
まだしつこく痺れの残る体を引きずって、さっき上がってきた川へと向かう。  
ずりっ、ずりっと足を引きずり、オシリから白濁液を垂れ流しながら。  
こんなにもゆっくりとしか進めない自分がもどかしい。  
今にも他のポケモンが蜜を求めて襲いかかってくるんじゃないかという恐怖が襲う。  
風でさざめく木々の葉ずれの音にも怯えながら、ゆっくりと歩を進め、  
ブイゼルはやっとのことで川へとたどり着いた。  
 
(とにかく…この森を離れないと。そして、安全な所へ…)  
安全な所。  
そんな場所、どこにあると言うのか。  
世界はポケモンでいっぱいだ。そして、甘い蜜の嫌いなポケモンなんか、いるんだろうか?  
『片時も身の休まることなく耐え難き苦痛に晒され、自らの滅びを望むことになる』  
それがビークインの呪い。  
その意味が、じわじわとブイゼルの心に染み込みはじめていた。  
 
 
 
続く  
 
 

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