今よりほんの少しだけ、昔々のお話です。  
高い高いお山の麓に、一人の山男が住んでいました。  
三十を過ぎた男盛りの年齢に関わらず所帯を持たず、一人気ままに山に登っては獲物を捕らえ、  
町でそれら売り捌くことで日々の糧を得ていました。  
本人がそう言うことに無関心であったかと言えばそうでは無く、寧ろそちらへの興味は並々ならぬ物ではございましたが、  
そう言ったことはおなごにも伝わるのでしょう、  
リングマの如きむくついた男が放つ欲求不満のオーラを娘達は恐れ、気味悪がり、一層離れていってしまうのでした。  
 
本日も心を寄せていた大人のお姉さんに鼻先であしらわれ、傷心状態の山男は、  
一人寂しく山に登っていました。  
とぼり、とぼり、足取りは重く、山男がこよなく愛す山でさえも今日は  
彼を拒絶し嘲笑っている様です。  
ふと足元を見るとイシツブテのツガイがそれは仲睦まじく寄添っており、  
つい苛々した山男はイシツブテの雄の方を思いっきり踏んでしまいました。  
(イシツブテさえ俺を馬鹿にしやがって…!)  
人はそれを八つ当たりや被害妄想と呼びますが、不幸のどん底にいる山男は  
そんなことには全く気づいていませんでした。  
ただ自分が可哀想で可哀想で仕方ありません。  
山男の目の前が、涙でぐにゃぐにゃと歪みました。  
丸く頬骨の高い頬を伝い、鬚へとぼろぼろ涙が滴り落ちます。  
一度で終わらせておけばまだよかったのでしょうが、二度、三度と憎らしい気持ちのまま踏み続けてしまったのでさあ大変。  
 
ごつんっ!  
 
四度目を行おうと、足を持ち上げたその時です。  
山男の後頭部に衝撃が走り、目の前にヒトデマンが散りました。  
悲鳴を上げ振り返った山男の前には、無数のイシツブテと、ゴローンの大群がいました。  
皆怒り心頭の様子です。  
「う、わあああ!」  
素っ頓狂な山男の悲鳴を切欠に、イシツブテとゴローンの群れはごろごろ転がりはじめます。  
押しつぶされては堪らぬと、山男必死で逃げる、逃げる、逃げる。  
短い足がもつれそうになり、時には腹部で山の斜面を滑り降り、それでも必死に逃げました。  
「待て、待て、待て。苛められた仲間の敵」  
とイシツブテ達。  
「待たん、待たん、待たん。俺が、悪かった。ごめんよう」  
山男は逃げながら、一生懸命謝ります。  
 
さて、どれ位の時間、どれ位の距離を走ったでしょうか。  
山男の顔はかっかとブースターの様熱く火照り、今にもその口から火吹き男の如く炎を噴出す程です。  
男の背後からはイシツブテ達が転がるぞっとする様な音も、独特の振動も響いては来ません。  
安心した山男の頬に、触れる冷たい何かがありました。  
かっかと熱い頬によって溶け、水として滴るそれは、  
「雪だ」  
山男は呟き、慌てて周囲を見渡しました。  
白く冷たい雪は素敵なものですが、山での雪は街中に比べるとうんと危険なものなのです。  
山の天気は変わりやすく、灰色のお空から降る雪を楽しむ間も無く、吹雪いて来るなんてことはザラにあるのでした。  
吹雪はコオリタイプのポケモンにとっては優しい恩恵ではありますが、  
山男にとってはそうではありません。  
特にイシツブテ達から逃げる際、荷物をそっくり落としてしまった山男にとっては有難く無いものでした。  
 
「ここでやり過ごそう」  
ようやくに洞穴を見つけた頃には、山男の汗は完全に引いて冷え切り、ぶるぶると小刻みに震えていました。  
枯れた小枝を拾って組み合わせ、落ちていた火打石で小さな焚き火を作ります。  
その間にもしんしんと雪は降り積もり、止む様子は全くありませんでした。  
「困ったなあ」  
山男は小さくぼやきました。  
大きな手のひらでごしごしと、何度も腕を摩ります。  
はぁ、と溜息の様に吐き出した吐息は、真っ白に凍えています。  
「イシツブテを苛めてしまった俺に、山の神様がバツを与えたのかもしれない」  
思い出すと申し訳ないのと、やはり侘しい気持ちが滲み出て山男の細い眼にじわじわ涙が滲みました。  
その気持ちは徐々に大きくなって、ついにわんわんと子供の様に突っ伏して泣いてしまいます。  
 
その時です。  
「うるさい」  
山男に、声を掛ける者がいました。  
泣いていた山男の体が、ビクリと強張ります。  
山男が非難していた洞穴は、リングマが冬眠用に掘った場所だったのかもしれません。  
寝起きのリングマは、非常に凶暴なことで知られています。  
更にリングマが腹ペコだったりすれば、山男は頭からバリバリと食べられてしまうかもしれません。  
そうで無くとも、大怪我は必須です。  
山神様はそれ程迄に自分を怒ってらっしゃるのだ、と思うと、  
山男は一層悲しくなっておうおうと泣きじゃくりました。  
「うるさい、ってば」  
一層煩わし気に、その声は呟きます。  
暫く山男の様子をみていた様でしたが、徐々にそれは近づいて来ました。  
 
「なんだってそんなにナいてるんだ」  
それが山男に問いかけます。  
「山の神様が俺にバツを与えて、そのバツが余りに恐ろしいものだから泣いているのです」  
山男は泣きながら答えました。  
 
「おヤマのかみさまがオコるほど、おまえはナニをしたんだよ」  
それの手がひょいと伸びて、山男の帽子を取り去ります。  
「イシツブテを苛めました」  
さては頭からばくばく行くつもりなのだな、と思い山男の眼からまた大粒の涙が零れます。  
 
「なんてこと!あのアシモトでコロがってるだけのツミのない、きのいいヤツラを。  
どうしてそんなことをしたんだい」  
思ったよりも小さな手が、山男の頭をぽんぽん撫でました。  
「仲良くしてる二匹が羨ましくって、妬ましかったのです。  
だって俺は、生まれてからずっと、ずうっと一人なもんだから」  
中身が入ってるか確認してるな、と山男は思いました。  
山男は自分の頭の中が然程詰まっていないことを知っていましたので、  
助かるかもしれないと思いました。  
山男がそおっと顔を上げると、目の前には暗い紫色の小さな足が見えました。  
 
「ふうん、オマエひとりなのか」  
真っ赤な眼と大きな口、丸い胴体に小さな手足。  
二つの角の真ん中へ、大きな山男の帽子を乗せているのは、  
山男が想像した様な大きなリングマでは無く、  
この山に住む神様の御使いこと、ゲンガーでした。  
 
「オレサマもずうっといっぴきボッチだ。いっぴきだけはツマラナイよな」  
 
山の吹雪もリングマも、イシツブテだってうんと危険なものですけれど、  
このゲンガーに比べたらまだまだ可愛いものです。  
ゲンガー他幽霊族は、死んだ後も面白おかしく過ごしているものですから、  
時にして生きた人間をその世界へと悪気無しに連れて行ってしまうのです。  
ですから、山男が住む村には、昔から山で出くわしたゲンガーと決して会話してはならないと言い伝えられています。  
そうで無いと、ゲンガーに彼の世へと連れて行かれる、と言うのです。  
しかし山男は、相手がゲンガーだなんて知らないものですから、たくさんお喋りをしてしまいました。  
 
「オマエ、オレサマがつれて行ってやる。オレサマとオマエでにひきになるぞ」  
 
 
山男の目の前が一瞬夜の様に真っ黒に染まり、ぶるぶると寒いのも合わせて手足が震えます。  
ゲンガーの小さな手が、山男の顔の前へと翳されました。  
「い、い、嫌だっ!!!」  
思わず山男が叫ぶと、その声に驚いたゲンガーは後ろにころりと倒れこみます。  
暫し小さな手足をジタバタさせてから、ようやく上体を起こし不思議そうに男を見上げました。  
男が何度も首を左右に振ってみせると、ゲンガーは首を傾げた後、満面の笑みを浮かべ顔をくしゅくしゅにさせました。  
「エンリョするな」  
この儘では本当に連れて行かれてしまいます。  
慌てた山男は差し出されたゲンガーの両手を掴み、その儘気をつけをさせる様胴体脇へと下ろさせました。  
まんまるのお腹が強調されて、妙に愛らしい格好です。  
山男はうんうんと唸りながら、一生懸命考えました。  
(このままでは俺は、童貞のまま死んでしまう…!)  
色々と心残りはあるのですが、何よりも一番それが気がかりでなりません。  
せめて死ぬにしても一発決めて死にたい。山男は必死でした。  
懸命に考えている山男を、ゲンガーは物珍し気に見上げています。  
そして何が可笑しいのかクスクス笑うので、その度ゲンガーの冷たい吐息が山男の首筋を擽りました。  
冷たくって、それに何だか妙にゾクゾクして来ます。  
そんなゲンガーを見ていると、イシツブテを苛めた時の様な気分が湧き上がりました。  
悪い心が、ざわざわと騒ぐ感じです。  
山男の心の中に住むデルビルがそっととある妙案を囁いて来ました。  
 
「実は三度の飯よりも、うんと好きな遊びがあるんですが、  
その遊びは死ぬときっと出来ないと思うのです。  
それを思うと残念ですが連れて行ってもらうわけにはいきません」  
山男がそう言うと、ゲンガーは一層笑みを深くしてみせました。  
「ナンだそんなこと。ユウレイになってデキることはふえても、  
デキないことがあるなんてことはない」  
真っ向から否定するゲンガーに、山男は思わず項垂れました。  
恐ろしくて、何より残念で、手がぶるぶる震えます。  
そんな山男をゲンガーはじっと見つめた後、徐に口を開きました。  
「けれど、オマエがコワがるキモチもわからなくは、ない。  
オマエがアンシンできるように、オレサマがそのアソビをオマエとしてアンシンさせてやる!」  
その言葉に山男は、にっこりと笑ってみせました。  
期待で胸と、股間がきゅんきゅんと高鳴りました。  
 
パチリ、炎が爆ぜる音がします。  
仰向けに寝かせたゲンガーの股座を、男は覗き込んでいました。  
その大きな手でゲンガーのぷにぷにとした腿裏を包み込んで擦り、付け根が引き攣る程左右に広げて見せます。  
親指で膨らみを擦ると、ゲンガーの腿がピクリと揺れます。  
独特の笑い声と一緒に、ぷくぷくのお腹が波打つ様に震えました。  
「くすぐったいぞー」  
ゲンガーが言いますが、山男は初めて見る自分以外の性器に夢中で聞いていません。  
一見何も無い股間でしたが、暗い紫色の下半身を凝視すると、ぷっくりとした幼女の様な盛り上がりと、  
その中央に走る淡い窪筋が見えました。  
ゲンガーのその場所に、山男は息を吹きかけたり、ざらざらとした指先を這わせ撫で擦ったりしました。  
窪みを指先でぐうと押し、僅かへこんだ箇所に指が埋まるだけで、山男のギャラドスは今にも破壊光線を放ってしまいそうな程  
硬く勃起し、ビクビクと脈動しています。  
「ナンでオマエさっきからダマってる?  
…そうか、これはシャベっちゃいけないアソビなんだな」  
ゲンガーは一匹納得して頷くと、小さな手を大きな口元に宛がいます。  
その様子が妙に可愛くて、山男は良心の呵責に苛まれるどころか興奮して股座にむしゃぶりついてしまいました。  
ゲンガーの下腹部は柔らかく、つるつるとして唇に気持ちのいい感触を与えてくれます。  
ぬろぉ、とベロリンガの様肉厚な舌を這わせ、スリットへと舌先を差し込むと、表面とは異なる、  
甘酸っぱい様な、何とも言えぬ生々しい味わいが山男の舌先を痺れさせました。  
「んん…ふっ」  
ゲンガーの下肢がピクリと揺れ、足の指の先がぎゅうと丸くなります。  
山男が舌を蠢かす都度呼吸はいやらしく乱れ、最後の方には堪えきれずゲンガーは山男の頭を何度も叩いて静止を求めました。  
しかし山男はやめません。ゲンガーの赤い瞳が、涙でうるうると濡れてきます。  
 
にゅる、と顔を覗かせたピンクの肉錘に、一層山男の息が荒くなりました。  
肉錘の下にはささやかな窄みがあり、きゅうと深い皺を刻んで窄んでいます。  
(これが…クリトリス…で、これがおまんこ…!)  
人間とは構造の異なるポケモンの性器に、山男はすっかり勘違いしてしまった様子です。  
柔らかな腿の感触を堪能しながら、山男は恐る恐る舌先を伸ばし、肉錘の根元へと触れてみました。  
「ひゃうっ!?」  
ピンクの可愛らしい肉錘がビクリと戦慄き、怯んだ様柔らかく撓って縮みます。  
ぬめぬめと柔らかく、それでいて奇妙な肉粒のざらつきが無数にある山男の舌におちんちんを舐められたので、  
ゲンガーは酷く驚いたのでした。  
 
萎えた肉錘を慰める様、ぐいと首を伸ばした山男はかさついた唇で肉錘の先を加え、ぶじゅるっ!と下品な音を立てて啜りました。  
スリット奥へと再び埋没しかけたペニスを吸い上げ、根元を唇で縊りながらさも美味しそうに口中で舐め回す度、  
充血したペニスが撓り、いやらしい先走りを山男の舌へと撒き散らすのでした。  
「ん、んっ…ぅ、あ、あっ、す、スう、なぁあっ!ひゃ、ぁああんっ」  
ゲンガーの尻が浮き、小さく短い尾がきゅんと持ち上がって揺れます。  
これ幸いとばかりに山男は片手を解き、隙間へと指を捻じ込んでゲンガーのお尻を揉みました。  
人差し指の先が微かな狭間へと潜り、乾いた表面を丹念に擦りはじめます。  
「や、や」  
下の口も、小さく開閉を繰り返し始めました。  
しかし上の口が涎で濡れているのに対し、下の口は一向に濡れることはありません。  
指先に微かな湿り気を感じるのですが、それすらも下の口がきゅうと窄むと無くなってしまうのです。  
山男はおちんちんの先を尖らせた舌先で擽りながら、どうしたものかと考えました。  
「んう…―――ッ!!」  
山男はおちんちんをしゃぶりながら、目を何度も瞬かせます。  
何故なら山男の口の中には、ある意味馴染み深い液体が放たれていたのでした。  
口を開くと、白くどろりとした液体が溢れ鬚へと絡みつきます。  
ゲンガーの小さな手足が、小刻みに震えているのに山男は気付きました。  
(もしかして、こいつ雄なのか)  
そしてようやく、真実にも気付きました。  
「ひゃ」  
 
しかし、そんなことはどうと言うことはありません。  
 
吐き出された精液を掌へと落とし、ゲンガーの尻穴へと塗りつけます。  
菊座の襞の合間へ塗りこむ様丁寧に、濡れた表面をゆっくりと圧迫することで入り口を解しました。  
山男の指はまるでアーボックの様にぐねぐねと蠢き、ゲンガーの内部まで入り込んで湿った腸内を犯します。  
山男の指が蠢く度、ゲンガーの開かれた尻穴はひどくいやらしい水音をたてるので、  
ゲンガーは妙に恥ずかしい気分になって思わず顔を両手で覆い隠すのでした。  
「貴方は俺との勝負に負けました。  
負けた相手は罰ゲームを受けなければいけません」  
言葉と言葉の合間に荒い息を吐きながら、ようやくに口を開いた山男はゲンガーに囁きます。  
「そのバツゲームはいたいのか?」  
ゲンガーはぷるぷると震えながら山男に問いかけました。  
すると山男はゆっくりと頭を左右に振ってみせました。  
「いいえ、痛くなんてありませんとも。  
おちんちんからミルクが出た時みたいな、うんといい気持ちになれます」  
山男がそう答えると、ゲンガーの体がほんの少しやわらぎました。  
山男の指を締め付けてくる肉輪の締め付けもほんの少し緩くなります。  
山男の太い指先が更にゲンガーの中へと潜り、ゴツゴツとふしだった指が  
柔らかく過敏な粘膜を擦る都度、ゲンガーが意識しない内に快楽を覚えた体がピクピクと腰を揺らして反応しました。  
「そういえば、」  
むち、と左右の人差し指を用いて山男がゲンガーの尻穴をくっぱり開かせます。  
ゲンガーの肉穴は引き攣ったままぱくぱくと開閉し、薄ピンクの充血した粘膜を覗かせました。  
そこに息を吹きかけてやると、ゲンガーはぎゅうと目を瞑ってうんうん唸ります。  
「ゆうれいポケモンは物を食べなくても平気だと聞きましたがそれは本当ですか」  
山男はゲンガーの股間へと顔を寄せ、おちんちんと尻穴の間を執拗に舐りました。  
唇で覆い強く吸い付いてやると、ゲンガーの三日月の形をした口から、  
「ひゃうん」と言う何とも可愛い声が聞こえます。  
ゲンガーは答えようと努力するのですが、山男がいやらしいことをして邪魔をするので、中々答えられません。  
懸命に首を上下に振り、どうにか肯定を示しました。  
 
それを見た山男の鼻息が、益々荒くなります。  
食事をしない、という事は当然ながら排泄をしない、と言うことです。  
排泄すら経験の無い清らかな穴にこれから己のディグダを嵌めるのだと言う思いが、  
山男を興奮させました。  
正真正銘の処女穴を、これから山男は開発するのです。  
尻穴を名残惜しく一舐めした後、山男はゆっくりとその巨体を起こしました。  
服を脱ぐ間ももどかしくズボンをずり下げ張り切っているペニスを引き摺り出します。  
黒くもっさりとした陰毛と、妙に余った包皮、そしてポケモンとは異なる形のペニスを、ゲンガーは不思議そうに見つめます。  
その瞳も快楽でとろりとして、いやらしいものですからペニスの先からはじゅくじゅくと我慢汁が滴り溢れます。  
もう我慢の限界でした。  
 
ゲンガーの精液と山男の唾液でベタベタになった尻穴に、終に山男のペニスが宛がわれます。  
亀頭を押し返す筋肉の弾力や、粘液のぬめつき、訳がわからないまま雄を受け入れるゲンガーの不安そうな表情、  
それら全てが山男のギャラドスを猛り狂わせました。  
亀頭の先が柔らかく震える窪へと押し込まれ、膨らんだ雁がむちむちと濡れた肉穴の淵を巻き込み、時に広げ襞を広げながら  
内部へと入り込みます。  
ぐう、と山男のペニスの先がゲンガーの気持ちいい場所を押し上げ、ずるずると減り込む様抉り滑って行くので、  
ゲンガーの腰と尻尾は痙攣を止めることも出来ずに震え、少しでも快楽を分散させようと反応していました。  
「…、い、っぱい」  
ゲンガーが不明瞭な声で呟きます。必死で初の挿入をしていた山男が顔を上げると、苦し気な顔のゲンガーと目が合いました。  
「…きもち、イーのと、あつい、の。くるし、の、で。オレサマのおなか、いっぱい」  
吐息と共に、ゲンガーの舌先が小さく覗きます。  
「…オレサマ…オマエの、で。コワレちゃ、う?」  
最後の疑問系は、途中悲鳴へと変わりました。  
ゲンガーの台詞と強い締め付けに堪らず。山男のペニスからは熟成モーモーミルクが溢れたからです。  
ちなみに半分も入ってません。  
唯一の救いは、それでも山男の肉楔が萎えず未だ硬く脈打ち続けてることでしょうか。  
ぐちゅり、ぬちゅ、ぶぷっ。  
ゲンガーの尻穴から、益々いやらしい音が聞こえます。  
冷たい筈のゲンガーの中が、徐々に茹り熱くなるのが山男には解りました。  
何とも言えないいい気持ちです。  
「んうっ!」  
む、ぢゅんっ!  
終に山男の腰とゲンガーのおしりがくっつきました。  
山男とゲンガーの粘膜同士が、隙間一つ無く触れ合います。  
互いが互いから感じる熱で、双方とも蕩けそうな心地を覚えました。  
山男の先端は既に蕩け、たっぷりと溜めた汚らしい雄汁をゲンガーの処女肉へと吐き出し、楔を前後させることで  
それを全体へと塗布して行きます。  
ぬりゅ、ぬち、ずりゅっ。  
腰を前後する都度内部の締め付けは徐々に柔らかく変化し、ぐねぐねと蠢く肉壺が山男のペニスを包み込み搾り取ります。  
「ん、ん、…は、あ、あ、あっ!ま、マテ、すこし、ま、ァっ!」  
山男はゲンガーの体に圧し掛かり、丸くぷにつるした腹部を己の体毛の生えた出腹を押し当てじょりじょりと擦りました。  
その擽ったさと圧し掛かる山男の重み、そして内部で暴れる熱にゲンガーの体がピンと撓ります。  
「も、おっ!待たん!俺は、もう待たんっ!苦節三十云年!夢にまで見た、この、行為!  
今迄生きていた分っそしてっ!」  
山男の小鼻が広がり、ケンタウロスの如き荒々しい吐息を吐きます。  
山の御使いであるゲンガー相手への敬語すら忘れる程夢中になっている様です。  
 
「これから」  
狭い腸内から、猛るペニスを抜き出します。雁で尻穴が広がり、描き出された精液が泡立ちながら伝い落ちました。  
「の、分までっ!全部、全部…」  
抜け落ちる寸前に一気に根元まで貫かれ、ゲンガーは短い悲鳴を上げます。  
きゅうと丸まった体が、小刻みに震えました。  
狭い結腸手前の粘膜を太った亀頭でグリグリと抉る山男の動きに、ゲンガーのおちんちんからも白くどろりとした粘液が  
滲み溢れています。  
「お前のっ…中、にっ」  
ゲンガーの射精に連動し、内部が窄んだ儘ビクビクと痙攣しペニスを締め付けます。  
きゅうと根元を縊られ、山男は堪らずゲンガーの中へと猶薄まらぬ精液を吐き出しました。  
洞窟内には、暫し互いの荒い吐息だけが響いていました。  
「う、ァ。オマエ…ま、たっ…!ァ、や、だァッ」  
それも数分と、持たなかったのですけれども。  
 
さて、それからと言うもの。  
やはり山の麓には、一人の山男が住んでいるそうです。  
正確には、一人の山男と一匹のゲンガーが住んでいるそうです。  
山男が言うことには、三度の飯よりも好きなゲームの罰ゲームとやらが、  
山男の寿命が来る迄毎夜毎晩続くと言うのだから仕方ありません。  
何せゲンガーは約束は必ず守るポケモンなのですから、  
見事終えて見せ山男を安心させねばいけないのです。  
この罰ゲームが終われば、晴れて二匹になれるのですけれど、  
最近益々健康に磨きを掛けた山男を見る限りは、当分一人と一匹の儘の様です。  
もし皆さんが山へと足を向けた際には、そんな一人と一匹を、  
或いは仲睦まじい二匹のゆうれいポケモンと出会えるかも知れません。  
 
はなしはそればっかりきのこ汁。  
 

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